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「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part4 (1002レス)
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420: 邪気殺し † Mayan profecy ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/11/04(金) 00:13:14.58 ID:Os8vcD8/0 「……俺、知ってる」 「せ、清太くん、何を……」 「知ってるんだよ、俺…人類滅亡を止める方法を!」 清太の言葉に真っ先に喰いついたのはローゼだった 肩を掴んで、食い入るように彼を問い質す 「っそ、それは一体何ですの!? 是非教えて頂けませんこと!?」 「ろ、ローゼさん、落ち着いて」 「……も、申し訳ありません、ワタクシとした事が……」 「い、いや、別に……そ、それより、「水晶髑髏」って知ってる?」 「名前そのまま、水晶で出来た頭蓋骨のオーパーツ、だよね」 「そうそう、それと契約した契約者とこの町で出会って、 2012年までに13個集めて世界滅亡を防ぐみたいなこと言ってたんだ! 確か………髑水 晶髏、だったかな?」 「……成程、確かにそれなら止められるかも知れん」 「でも、俺が出会った時はまだ1つしか持ってなかったような………」 「「水晶髑髏」は、下手をすれば世界中に散らばっている代物…そんなの、一人で13個全て集めるのは不可能… 清太さん、その契約者が何処にいらっしゃるか分かって?」 「そ、それが…出会ったのも1回きりだし、電話番号聞いてた訳でもないから… 多分、気配を探れば見つかるか、向こうからやってきてくれると思うけど」 「申し訳ないけど、今すぐ探してくれませんこと? 日天さん! ロビィちゃんに連絡して至急「水晶髑髏」の捜索依頼をお願いして! 念の為、蓮華ちゃんに各地の「水晶髑髏」所在予測ポイントの割り出しを!」 「あぁ、分かった!」 再び携帯電話に番号を打ち込み始める日天 急いで部屋を出ようとする清太を、漢が引き止めた 「ま、待って、何処にいるか、分かるかも知れない」 「え…ほ、ホントか!?」 「うん、ちょっと待ってて」 漢が右手の人差指で漢字を空書きし始めた直後だった ばたんっ!と勢い良く病室のドアが開かれる 青い髪の幼い少女を連れて入ってきたのは、豊かな胸を持つ白い髪の少女だった 「ローゼ! 敵が動き出したぞ! 外を見ろ!!」 「なっ……!?」 がらっ、と部屋の窓を開け、全員が覗き込んだ 人の形をしたジャガーの大群が、町の中を跋扈している 「あ、あれって………「太陽の暦石」の……!?」 「如何ニモ…我々トノ戦闘デモ、アレヲ出現サセテイタ」 「私は戦闘班と共に行くつもりだ、異論はあるか!?」 「……ありません、ですが……死ぬ事のありませんように」 「ふふ……無論だ」 「レクイエムお姉様……」 「ライサ、裂邪を頼んだぞ」 「…うん、分かった! お姉様も頑張ってね! お怪我は全部、私が癒してあげるから!」 青い髪の少女――ライサの頭をぽふっ、と撫で、 白い髪の少女――レクイエムはその場から忽然と消えた 「くそっ、俺も探さなきゃいけないのに……これじゃ遅くなっちまう……」 「皆、窓から離れろ!」 日天が叫ぶと、指示通りに全員が窓から距離を取った 「画竜、点睛!!」 スケッチブックに描かれた龍の睛を打ち、それを外に向けると、 絵から4枚の翼を持った図体の大きな龍が飛び出した 日天はその背に飛び乗ると、清太に手を差し伸べた 「え……」 「乗れ、空からなら、ジャガーも来られない筈だ」 「あ…ありがとう!」 「日天さん、お気をつけて」 「あぁ、後は頼む」 「清太くん、日天さん、その契約者は今、東区の何処かにいるみたい…!」 「分かったぜ漢兄ちゃん! じゃあ、行ってきます!」 龍は羽ばたき、夜空を舞う 清太と日天の2人は、「水晶髑髏」の契約者――髑水 晶髏を探しに、東区へと向かった ...see you NEXT http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1318689302/420
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