[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part4 (1002レス)
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653: ◆diJd5qb.8. 2011/11/16(水)00:18 ID:DnzobbuH0(5/5) AAS
「そういうものなのかねぇ」
「・・・判っていると思うが余り見習える事ではないからね」

余り詮索しない辺り常識に乏しい、彼女の様子を見て思わず注意した

「兎に角、玄関の奥に有る倉庫にでも置いておいてくれ給え」
「肥やしにならなきゃ良いけどね・・・」

玄関から階段を上りリビングモドキへ、何処かで見たことが有る銀髪の女性、咲くらい幼くはあるが彼女とは逆の大人っぽい人物
ゆったりとした物腰で、眠くなるような挨拶を済ませ客用のソファを右手へ

「こんにちはです」
「どうも、こんにちは」

そのまた奥に鉄製の如何わしい扉があり、中が倉庫になっている
中身は暗がりに有る倉庫らしい倉庫といった所で、様々なガラクタが整頓されたまま埃を被っている

「・・・ん?」

荷物を置き終えたとたんに何かを思い出すように、来た道を駆け抜け創真の元へと駆け寄り
慌てた様子で小声で創真と会話を始めた

「ちょ…あれ誰さ、何時から居たのさ!?」
「君の帰ってくる少し前だね、知り合いかい?」
「いや、何時の間に居るもんだから吃驚したよ、しかも珍しく断らずに」
「これから断る所だったのだ」

帰ってくるタイミングが良かったと心の中で安堵する

「・・・ここで少し待ってなさいな、折角の仕事だってのに全く」
「君だけには任せていられないなぁ」
「それはこっちの台詞、悔しいがな反論はできないけど・・・」

そそくさとリビングモドキのソファへと向かい、何だかんだで付き添ってきた創真と
向かい合うように座り、目の前の人物は眠そうな声で用件を語る

「それでぇ、此処は探偵さんの事務所で合ってますよねぇ?」
「えぇ、こんな場所に有るけれどそんな感じね、それで用件とは?」
「うん、判りました」

何が判ったのか不明だが咲を見ながら

「それで用件は、私を此処に匿って欲しいの」
「は?」

余りにも唐突な出来事に、思わずだらしなく口をあんぐりと開けてしまった咲だった

忙しくて頭が回らない此処最近、この先投下ペースが遅れるかもしれん・・・ちくせう
次投下するのは絵か文か
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