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「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part4 (1002レス)
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757
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夢幻泡影 † 粛清の炎、裁きの光、断罪の剣:前
◆7aVqGFchwM
[sage saga] 2011/12/04(日)20:46
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757: 夢幻泡影 † 粛清の炎、裁きの光、断罪の剣:前 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/12/04(日) 20:46:18.29 ID:xB7vZ9lh0 「くぅっ、これじゃ2対1と大差がないじゃありませんの……!」 「ヒハハハハハ! そもそもタイマン自体僕の趣味じゃないのでね 戦いは数が多ければ多い程、こちらが勝利を掴む確率があがる」 剣を撥ね退け、その隙に赤い翼を畳んで地上に降り、 裂邪に接近戦を挑もうとするが、黄金の刃がそれを阻んだ 「…質より量だと、そう仰るの?」 「そうじゃない。質の良い物を手に入れたとしても一つだけでは物足りないからね どうせなら、良質の物をより多く持っていれば……効率が良いだろう?」 「一体どうしてしまったの!? 今までの貴方は、そんな言い方はしなかった… シェイドさんやミナワちゃん達を、“物”扱いするような方じゃ無かった!!」 「どうしてだろうね、「ティルヴィング」を持つと身体の芯から湧き上がってくるようだ 傲慢、嫉妬、殺意…邪心と呼ばれ、人に忌み嫌われる存在が沸々とねぇ!!」 宙に待機させていた「ティルヴィング」を手にし、 その切っ先を、「レイヴァテイン」を抑えているローゼに向けた ぎらり、と剣が光を放ったのを、ローゼは見逃さなかった 「ッ!! 『フォトン・ヴェール』!」 「『トータラージーク』!!」 咄嗟に展開した光のカーテンが、「エルクレスの塔」の能力による紫の光条を遮った ふぅ、と彼女は尚も「レイヴァテイン」と刃を交えながら、間一髪の出来事に溜息をついた (これはフォトンを反射したものじゃない… きっと、「ヴァルプルギスの夜」で出現させた周りの炎が発するもの…… この暗闇の中で、いつでも「エルクレスの塔」が発動できるようにする為、といったところかしら) 不意に、彼女は小さく笑った 今は敵として自分の前に立ちはだかっている裂邪を、一人の戦士として評価したのだ 「…流石ですわね、裂邪さん!」 「だが君はどうだね?」 え、と声を漏らす前に、彼女の腹部に激痛が走った 背中から貫通した白銀の剣が、ローゼの血に濡れて真っ紅になった刃を腹から露出させている いつの間にか背後に回っていた裂邪は、「ティルヴィング」を容赦なく彼女の身体から引き抜き、 浮遊する「レイヴァテイン」を片手で受け取りつつ、剣を染めた鮮血を舌で舐めとった そして、腹部と口から赤黒い血を吐きながら、ローゼは力無く膝から崩れ落ちた 「かはっ………!?」 「君は…本気で戦っていないだろう?」 ...To be Continued http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1318689302/757
くぅっこれじゃ2対1と大差がないじゃありませんの! ヒハハハハハ! そもそもタイマン自体僕の趣味じゃないのでね 戦いは数が多ければ多い程こちらが勝利を掴む確率があがる 剣をね退けその隙に赤い翼を畳んで地上に降り 裂邪に接近戦を挑もうとするが黄金の刃がそれを阻んだ 質より量だとそう仰るの? そうじゃない質の良い物を手に入れたとしても一つだけでは物足りないからね どうせなら良質の物をより多く持っていれば効率が良いだろう? 一体どうしてしまったの!? 今までの貴方はそんな言い方はしなかった シェイドさんやミナワちゃん達を物扱いするような方じゃ無かった!! どうしてだろうねティルヴィングを持つと身体の芯から湧き上がってくるようだ 慢嫉妬殺意邪心と呼ばれ人に忌み嫌われる存在が沸とねぇ!! 宙に待機させていたティルヴィングを手にし その切っ先をレイヴァテインを抑えているローゼに向けた ぎらりと剣が光を放ったのをローゼは見逃さなかった ッ!! フォトンヴェール! トータラージーク!! に展開した光のカーテンがエルクレスの塔の能力による紫の光条を遮った ふぅと彼女は尚もレイヴァテインと刃を交えながら間一髪の出来事に溜息をついた これはフォトンを反射したものじゃない きっとヴァルプルギスの夜で出現させた周りの炎が発するもの この暗闇の中でいつでもエルクレスの塔が発動できるようにする為といったところかしら 不意に彼女は小さく笑った 今は敵として自分の前に立ちはだかっている裂邪を一人の戦士として評価したのだ 流石ですわね裂邪さん! だが君はどうだね? えと声を漏らす前に彼女の腹部に激痛が走った 背中から貫通した白銀の剣がローゼの血に濡れて真っ紅になった刃を腹から露出させている いつの間にか背後に回っていた裂邪はティルヴィングを容赦なく彼女の身体から引き抜き 浮遊するレイヴァテインを片手で受け取りつつ剣を染めた鮮血を舌でめとった そして腹部と口から赤黒い血を吐きながらローゼは力無く膝から崩れ落ちた かはっ!? 君は本気で戦っていないだろう?
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