[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part4 (1002レス)
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772: SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) 2011/12/08(木)20:17 ID:ify0r/hAO携(1/2) AAS
【とある携帯の通話記録(黒服の通信)】
「さて…」
暗い路地裏で携帯を弄りながら少女は呟いた。
「これは……ピンチって奴かな?」
少女の視線の先には一人の黒服と男性。
「堪忍してなぁ、嬢ちゃん?……これも上からの指令なんよ」
「神崎さん…情は消してください、私達は命を刈り取る側なのですから」
冷たい声と体格から女性と思わしき黒服が光線銃を構える。
「あぁ、せやな…いくでワンコ、ニャンコ」
気の向かなそうな男の声に答え巨大な犬と二足歩行する猫が現れた。
「やっぱり戦闘は避けられない、か…相方不在の身としては辛いなぁ」
少女が頭をポリポリと掻きながら苦笑いを浮かべる。
「先手必勝ニャッ!」
某モンスターをハンターするゲームを彷彿させる姿だかゲームとは違い突撃する猫が持つ刃は本物だ。
「わ〜猫ちゃん!…でも戦うのだからゴメンね、威力はレアにしとくから許してよ?」
一瞬顔を綻ばせたが直ぐ様に少女の目は戦う目となっていた。
「ニャンのことニャ…?…フニャぁ!?」
少女が困惑をみせる猫に向かって携帯を投げつける…次の瞬間携帯がボフンと爆ぜた。
「ニャン公っ!?」
男が慌てて煙の上がる地点に駆け寄る…そこには
「ケフ…マスター気を付けるニャ…最近の携帯は……爆発するみたい…だニャ」ガクッ
「嘘だろ…そんな…ニャン公ぉぉっ!」
アフロヘアーになった猫が気絶していただけであった。
「そんな携帯はありません…分かったのならばさっさと指示を出してください…」
ちょっとしたコントは黒服の冷たい目線と声により終了させられる。
「すんまへん…じゃあ黒井さんとワン公で一斉攻撃を頼みますわ」
少しショボくれた男がだったが即座に指示を伝える
「ワフッ!」
「了解です…」
それに応えクー・シーは滑るようにして少女へ突撃し、黒服は銃の引き金を引いた。
「えっと…たしかこの番号で…よしっ」
それに対し少女は冷静に番号を打ち込んだ携帯を突きだしていた。
そして光線は携帯に直撃しそのまま少女は貫かれる…かに見えた。
「キャインっ!?」
しかし実際に貫かれたのは犬の方であった。
「残念でした…この番号は自分の声が帰ってくる番号…そして契約により通話中は敵の遠距離攻撃を跳ね返せる番号なのよ!」
自信満々に宣言した少女であったが…
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