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「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part4 (1002レス)
「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part4 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1318689302/
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935: 単発ネタ [sage] 2011/12/21(水) 00:52:23.54 ID:9MAWJBCSO 「暇だわ」 本当に退屈そうに黒服の女がそんな事を言った。 組織の光線銃と、契約者の能力と怒号が飛び交う建物での話である。 組織の敵となる契約者の集まりを、組織が襲撃した。そんな場面のようだ。 奇妙な風景だった。 腕の吹き飛んだ黒服が、腹に穴の開いた黒服が、口の裂けた黒服が、まるで傷など無いかのように歩く。 足を擦りむいただけの契約者が、頬に小さな切り傷のできた契約者が、手を火傷した契約者が、まるで重傷のように痛みに泣き叫び、呻き、うずくまっていた。 黒服達は契約者の攻撃を全く恐れずに突っ込んでいく。 「彼らは、命がいらないのですか?」 黒服の女の隣で、同じく黒服の男が呟く。 「命?」 男の言葉に、女は意味が分からないという顔をする。 「彼らは人形よ?大量生産できる感情の無いお人形」 「そう、ですか……」 この場にいる黒服は、この二人以外、感情の無い黒服らしい。 そんな無表情な黒服が一人、真っ黒に火傷した右半身を引きずりながら近づいてきて、黒服の男に耳打ちをする。その動作に、火傷の痛みを気にしている様子は無い。 「見つけたらしいですよ」 「そう、それじゃあ行きましょうか」 「え?直々に会いに行くんですか?」 「えぇ、少しは、退屈を紛らわしてくれるかもしれないわ」 黒服からの報告を受け、二人は建物の奥へと進む。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1318689302/935
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