[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part4 (1002レス)
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149: シャドーマンの契約者 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)00:19 ID:TTBUcfBr0(1/12) AAS
あとちょっとで投下開始
150: 夢幻泡影 † 平和なひととき:後 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)00:24 ID:TTBUcfBr0(2/12) AAS
【前半:>>69-70】
「そういやお前、高校どうすんの?」
「えっと、一応中央高校志望だけど…」
「なんだお前もか。しっかしあれだな、点数マイナスの悪夢から逃れられると思うと心底ほっとするよな」
「れっ、裂兄ぃ、人の悪口は良くないってば」
「よお裂邪、神崎」
「お早う黄昏くん、神崎さん」
振り向くと、制服の(当然だわな)男女が2人、にこやかに挨拶してきた
クラスメイトの仲橋 光陽(ナカハシ コウヨウ)と、その幼馴染の松葉 美菜季(マツバ ミナキ)だ
「あ…仲橋くん、松葉さん、お早うございます」
省56
151: 夢幻泡影 † 平和なひととき:後 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)00:24 ID:TTBUcfBr0(3/12) AAS
「あ、神崎さん、今度僕と一緒n」
「すまん!間に合ってる!」
「あの、裂兄ぃ? 今のは僕への――――」
「良いんだよ!」
特に漢に対して……と思ってたんだがどうやらそうでもないらしい
うん、気の所為なら良いな、気の所為なら
とにかく、俺の学校生活はいつもこうやってドタバタしながら始まる
昼休みは酷いもんだ
漢と一緒に歩いているだけで背中に麻夜ちゃんの膝蹴りが突き刺さって保健室へ直行したり
かなり運が悪い時は、望ちゃんにパンかジュースを奢らされるか現金持ってかれたり
省47
152: 夢幻泡影 † 平和なひととき:後 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)00:25 ID:TTBUcfBr0(4/12) AAS
「えへへへ……や、やっぱり恥ずかしいですぅ///」
「今更これくらいどうって事ないだろう?
覚えてるか? 去年『フェアリーモート』でローゼちゃん達とケーキ食べてた時――――」
「きゃあああああああ!? ら、らめっ、その話はらめぇ!?///」
「あとはそうだなー、今年の初詣は着物姿のお前と人混みの中で……」
「ぐすっ……裂邪のいじわるぅ………」
「ご、ごめんごめん、俺が悪かったよ;」
泣いちゃった嫁の頭を撫でる
泣いてる彼女も好きだけど、やっぱり俺は笑ってて欲しい
それでもこうしてちょっと虐めたくなるのは、やっぱり俺にはSっ気があるからだろうか
省54
153: 夢幻泡影 † 平和なひととき:後 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)00:26 ID:TTBUcfBr0(5/12) AAS
「……これって…おもちゃ、ですかね?」
「うーん、にしては重厚感があるな…」
ピッタリな表現は、灰色がかった金属で出来た“蛇型のロボット”
大きさとしては、トミカくらいの大きさの奴が70〜80個くらい繋がってるような
キャタピラのついた箱状の物体が電車みたいに連なって、先頭車両にはドリルがついてる感じ
おもちゃにしては出来過ぎてるし、何よりこの“気配”
さっきから探ってるのだが、どうもゴチャゴチャしてて分かりにくい気配だ
こんな感覚は初めてだな……一体何なんだろう
あと気になったのが
「ん、これ、石が詰まってるな。壊れた部分に入り込んだのか」
省43
154: 夢幻泡影 † 平和なひととき:後 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)00:27 ID:TTBUcfBr0(6/12) AAS
《……理解不能,何故貴官ノ名ヲ明示スル,デアリマスカ?》
「面白い事訊くなぁ、気に入ったぞ、俺と契約しようぜ」
「ご主人様!?」
「冗談だよ; そりゃあビオあれだよ、もう俺達は友達だろ?」
《友達?》
「そ、お前は俺達に名前教えてくれたんだし、そのお返しに俺達も名前教えただろ?
互いに自分の事を教えあうってのは、相手を信じてるってことだろ?
お前は俺の事を信じてくれたから、俺達もお前を信じてる
なら、俺達はもう友達じゃん」
(何だか強引な気もしますけど;)
省52
155: シャドーマンの契約者 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)00:31 ID:TTBUcfBr0(7/12) AAS
『夢幻泡影』最後の(?)ほのぼの回終了っと
鳥居を探すの人には土下座してもしきれないレベルで謝りたいorz
予定より早く裂邪をβ10に接触させてみる
ようやくビオの名前が出せた、これで問題なく雑談で名前を言える
161: シャドーマンの契約者 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)17:07 ID:TTBUcfBr0(8/12) AAS
鳥居を探すの人乙です〜
おぉう、これは不穏な空気
幻ちゃんかぁ、ボクっ子いいなボクっ子
苗字を聞いて実際に『新宮』に住んでるからドキッとしたのは秘密(ぁ
そして戦闘のヨカーン
>>157
> なにこれ裂邪もげろまじで
(裂邪>物語の70%が“もげろ”で出来てる『夢幻泡影』を宜しくね!
> なにこれ漢ちゃん可愛いマジ可愛いちょっとうちでも借りたいかもええもちろんスライディング土下座させていただきますよ
時間軸さえ教えて頂ければいつでもOKですよ〜(←キャラレンタルの過程が当スレ中一番面倒臭い奴
166(1): シャドーマンの契約者 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)23:25 ID:TTBUcfBr0(9/12) AAS
三面鏡の人乙です〜
助かったみたいで何よりだけど、メイたん殴った奴を屈辱的に殺したい
許可下りたらハイテンションで殺したい……時間的に多分無理かもorz
しかしこの「こっくりさん」なかなか面白いな
あと秘湯の子が可愛い(
167(1): 花鳥風月 † 風は薫る:前 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)23:33 ID:TTBUcfBr0(10/12) AAS
「……ふふふ、まぁいい、今日も退散させて貰うとしよう」
「おっさん!また逃げる気なの!?」
「そのおっさんと呼ぶのは止めて頂こうか。私の名はケセド…覚えておきたまえ」
「覚える気なんてないわよ!」
「喰らいやがれ!!」
光と炎が同時に放たれた時、
その標的となった、黒いマントを羽織った初老間近の男性―――ケセドは、
対峙していた「ロータス・ワンド」の契約者である百花達の目の前から姿を消した
否、厳密に言えば、彼は一瞬にして我々の住むものとは違う世界、所謂“異世界”へと移動したのだ
ケセドが今立っているのは、ただ闇が広がる真っ黒な空間
省44
168(1): 花鳥風月 † 風は薫る:前 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)23:33 ID:TTBUcfBr0(11/12) AAS
「ふーん、じゃあ都市伝説は、強くなったり長生きしたりしたいから、人間と契約するの?」
「うん、凡そそんな考えで大丈夫かな」
「何よそれ、あたしが子供っぽいみたいじゃない
誰が幼女体型よ!?」
「ま、まだ何も言ってないし思ってもいないから;」
「…そ、そう? なら良いけど」
キノ爺との戦闘があった日の翌日、紅坂家の百花の部屋にて
百花は、自分よりも都市伝説に詳しそうだった白鷺 玄鳥に、都市伝説や契約についてのレクチャーを受けていた
実はこの2人、自宅がかなり近い、どころではなく隣同士なので、会うのはそれ程苦にならない
幼い頃は互いの部屋の窓を開けて話したりもしていたのだが、高校生にもなってそんな事出来る筈もなく
省50
169(1): 花鳥風月 † 風は薫る:前 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)23:34 ID:TTBUcfBr0(12/12) AAS
「ぜぇ、ぜぇ………で? 用って何よ?」
「そうそう、家の倉庫を掃除してたら、変なもの見つけたんだぞ」
「変なもの?」
「それ、僕も見て良いかな?」
「勿論、ちょっと待って」
突然、風音はぐいっ、とTシャツの裾をたくし上げた
ぽとり、何かが床の上に落ちる
アニメでよく見るような、巻物だった
「これこれ、これなんだぞ………って、白鷺?」
彼女の視線の先、玄鳥は必死に両手で目を覆っていた
省40
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