[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part5 (1002レス)
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172: SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga] 2011/12/29(木)00:01 ID:92L+oYnp0(3/8) AAS
「貴方のデータは収集済みよ?」
「だろうな、これでもバレないようにやってるつもりなんだが……」
「犯行が、じゃなくて犯人が、ね」
「ああ、知名度システムは重要だからな」
隠れているメルによる援護射撃が三原の傷ついた右足に纏めて叩き込まれる。
さすがの三原も足元がふらついた。
「村正の傷は治りが遅い、喰らった己を呪うんだな!」
上田が右手を掲げるとそれに合わせて大量の鼠が三原に向かう。
尽きぬ灰色の洪水。
それを止める為の赤電も終わらない。
「俺は鼠達を操るのに箸を持ち上げるほどの力も使わない」
鳴り止まぬ小さな命の悲鳴。
「対してお前はどうだ?」
鼠だけではない、適当な小動物すら操って攻撃を続ける。
ただただ防御行動を続けさせるためだけの進軍。
そしてしばらく電撃でしびれていた鼠も時間が経てば復活。
電撃で止めるというアイディアは即効性はあった。
しかしそれも量が多すぎればどうのしようもない。
純粋な物量だけで言えば既に超一流の域にある攻撃だった。
「その攻撃はお前自身の力を使っている」
上田は高笑いする。
「力が尽きるのはお前が先だ!」
「く……このままだと、不味いか」
「さーて……あいつが止めに来ないってことは殺して良いってことだよな」
ゆっくりとナイフを指で振り回しながら近づく上田。
「いっただっきま〜っ」
と、そこで顔面蒼白になる上田。
物も言わずに全力で走りだす。
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