[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part5 (1002レス)
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215: DKGとファントムさん ◆m0.bp8Dx9r/H [saga sage] 2011/12/31(土)22:54 ID:3aCUre490(4/6) AAS
          ◇

 蝙蝠を撃破した後、
「何で爆発するんですかおバカァ!! それにボス戦前にそんなに消耗しちゃってどうするんですかおバカおバカおバカァ!!」
「そんなにバカバカ言うな。関西人だったら切れられてるぞ」
「反省の色なしなうえにディープな都市伝説知識をA・RI・GA・TOU!!」
 薫は正座で雄介のお説教を聞かされていた。
「私達なんかさっきの光で頭クラクラしてるんだけど!! 堪忍袋の緒が切れました!!」
 百花まで説教に加わり、この上ない屈辱である。
「何で屈辱なのよ!?」
「……メタは、ダメ」
「菊、さっきのメイス砕けたから、また強度を増して作ってみた」
「……ん、ありがとう」
「説教の途中ですよ!?」
 ギャーギャーと騒いでいると、玄鳥と水城が雄介に話しかけてきた。
「……ジャガー人間は消されて敵の居場所はわからない。ここから先どうする?」
「……さっきの爆発だ。きっと『マヤの予言』の方も新たに強い敵をしかけてくるかもしれない。どうする?」
 雄介は、スカルマスクを被った瞬間、白い武装に黒いコートが体に装着される。
「……方向はわかっている。それに、ここからでも既に『マヤの予言』が感じ取れる域にいる。帰ろうとしても、返してはくれないだろうな」
「じゃあ……」
「突き進む。それに、助っ人がいるみたいだぞ?」
 ファントムが上を指を刺す。
 先程の爆発でここら一帯は禿げてしまい、上には木の枝すらない。
 見えるのは、登り始めた月ぐらいだ。その月を背に何かが落ちてきた。
「トァ!!」
 スタッ、と見事一行の前に着地した。
 それは、赤青黄色に身を包んだ忍者の様だった。
 一部の人間が目を輝かせるが、それ以外は各々の武器などを構え警戒を忘れない。
「人も知らず、世も知らず、影となりて悪を打つ―――」
 バサッ!!と三色の装束を脱ぎ、金色の鎧に身を包んでいる。

「――――ゆーのるぁぶうぉーりあーにてトレジャーハンター!!本条総司!!あっ参〜上!!」

 ドカーン!!と、三色の煙を背に、バカがまた現れた。
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