[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part5 (1002レス)
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556: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga] 2012/01/17(火)22:20 ID:Vig5HR/i0(2/6) AAS
【陛下と僕と獣の数字 第零話「彼女が生まれる前の話」】

「黒い服……あんた組織の人間か!?待ってくれ、殺さないでくれ!彼女は……彼女はただ!」

「偶然にも獣の数字を持つ少女の母体となった、それだけだ。君にも、君の恋人にも罪はない
 そして私ならば彼女を救える、私が君たちを救うことを確約しよう」

「じゃあ……」

「ああ、私に任せて死ね」

 漆黒のコートを纏った男は懐から短刀を取り出して青年に投げつける。
 青年はギリギリの所で短刀を都市伝説の能力で弾き飛ばし、男の方を凝視する。
 
「騙した……ガァ!?」

 騙したな、と言おうとしたその次の瞬間、男の膝が青年の顔面にめり込む。
 男は青年の首に深々ともう一本の短刀を突き刺して思い切り引っ張る。
 見事に物別れした首と胴体。
 男は青年の胴体を蹴り飛ばして懐から火炎放射器を取り出し、一気に焼き払った。

「私が何時嘘偽りを言った?若き吸血鬼よ。私は嘘をついてはいないではないか」

 男は火炎放射器を自らの能力で収納してからニヤリと笑う。
 
「私は貴様ら二人を救ってやろうといったのだ」

 男はドアを開けるとそこにはぐっすりと眠る美しい女性が居た。
 彼は自らの能力で巨大な斧を取り出して振り下ろす。
 大きな音がして女性は胴体から真っ二つになった。
 溢れ出る臓物の中にはまだ数ヶ月の胎児が紛れていた。
 男は迷うこと無くそれを踏みつぶす。
 そして焼き払う。

「せめて痛みを知ること無く……とは思ったのだがな」

 不快そうにつぶやきながら男はそのまま部屋を出る。
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