[過去ログ]
「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part5 (1002レス)
上
下
前
次
1-
新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
661
:
笛@エロは気にするな!
◆2PnxfuTa8.
[saga ] 2012/01/22(日)21:17
ID:4mTGWzNH0(3/9)
AA×
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
JPG
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
661: 笛@エロは気にするな!◆2PnxfuTa8. [saga ] 2012/01/22(日) 21:17:45.08 ID:4mTGWzNH0 「ん?」 「えっと、あなた達の表現では都市伝説といえば良いのでしょうか」 「ああー、都市伝説ね、都市伝説。その中でも特に強力なものは昔は神だのなんだの呼ばれてたって話ですよね」 「……ずいぶん平然としてますね」 「うん、親父が情報屋だったからね」 「情報屋?」 「うん、世間一般の裏事情とかそういうのを調べては売るお仕事 元々父さんの方の爺ちゃんが戦後に始めた商売だったんだけど何故か大当たりしちゃったらしくって お父さんも後を継いで働いていたんだけど母さんに出会ってからは引退したんだとさ 今のラーメン屋は元々母さんのお父さんの店で、お父さんは母さんも、母さんの方の爺ちゃんが死んでからも一人で店を続けてるんだ」 「へぇ……」 「“組織”に追われてたってことはあんたは悪い神様?」 「ち、違います!」 「だろうね。“組織”は確かに一般市民を守ることが多いがそればかりじゃないらしいし」 「私は実験台として追われていて……」 「ふうん、まあ神様さえ恐れない奴らばっかりだし不自然ではないか」 「あの……九郎君はどうしてそんなに詳しいんですか?」 「ネットで調べたり、噂で耳にしたり」 「へえ……」 「世界は情報で満ちている、それを聞くか聞かないかは自分次第」 「情報屋さんになる気なんですか?」 「爺ちゃんの孫で、父さんの息子だからな、二人の心意気くらいは大事にしたい “何も知らずに何もできない”ってのは嫌だからな それが俺の心意気」 九郎はため息を吐く。 ニュースを眺めていた。 「ところでトトちゃん」 「なんでしょう」 「俺の記憶が正しければ……“組織”の黒服に俺は撃たれた気がするんだけどさ なんで俺は生きているの?」 「…………それは、その」 「トト、というからにはあれか 確か古代エジプトの魔術を操る神様だった筈だ 俺が死んだのを無理矢理蘇生させたってところか」 事実はもっとひどい。 彼女は“組織”の追撃によって魔力を大幅に消耗していた。 そんな状態で彼女は九郎に自分の眷属である“八咫烏”の契約書を埋め込んだ。 無論、名前と姿が同じというだけで本物には及ばぬ力しか持ってないのだがそれでもその能力は本来死体である彼を擬似的に蘇生させる程度の力は有ったのだ。 今のところは八咫烏の契約も九郎の自前の心の力で機能しているが、この八咫烏との契約はトトを介して行われたもので九郎の心の器を本来以上に圧迫している。 このままでは九郎の精神や肉体を何時崩壊させるか分からないのだ。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1324651745/661
ん? えっとあなた達の表現では都市伝説といえば良いのでしょうか ああー都市伝説ね都市伝説その中でも特に強力なものは昔は神だのなんだの呼ばれてたって話ですよね ずいぶん平然としてますね うん親父が情報屋だったからね 情報屋? うん世間一般の裏事情とかそういうのを調べては売るお仕事 元父さんの方の爺ちゃんが戦後に始めた商売だったんだけど何故か大当たりしちゃったらしくって お父さんも後を継いで働いていたんだけど母さんに出会ってからは引退したんだとさ 今のラーメン屋は元母さんのお父さんの店でお父さんは母さんも母さんの方の爺ちゃんが死んでからも一人で店を続けてるんだ へぇ 組織に追われてたってことはあんたは悪い神様? ち違います! だろうね組織は確かに一般市民を守ることが多いがそればかりじゃないらしいし 私は実験台として追われていて ふうんまあ神様さえ恐れない奴らばっかりだし不自然ではないか あの九郎君はどうしてそんなに詳しいんですか? ネットで調べたり噂で耳にしたり へえ 世界は情報で満ちているそれを聞くか聞かないかは自分次第 情報屋さんになる気なんですか? 爺ちゃんの孫で父さんの息子だからな二人の心意気くらいは大事にしたい 何も知らずに何もできないってのは嫌だからな それが俺の心意気 九郎はため息を吐く ニュースを眺めていた ところでトトちゃん なんでしょう 俺の記憶が正しければ組織の黒服に俺は撃たれた気がするんだけどさ なんで俺は生きているの? それはその トトというからにはあれか 確か古代エジプトの魔術を操る神様だった筈だ 俺が死んだのを無理矢理蘇生させたってところか 事実はもっとひどい 彼女は組織の追撃によって魔力を大幅に消耗していた そんな状態で彼女は九郎に自分の属である八烏の契約書を埋め込んだ 無論名前と姿が同じというだけで本物には及ばぬ力しか持ってないのだがそれでもその能力は本来死体である彼を擬似的に蘇生させる程度の力は有ったのだ 今のところは八烏の契約も九郎の自前の心の力で機能しているがこの八烏との契約はトトを介して行われたもので九郎の心の器を本来以上に圧迫している このままでは九郎の精神や肉体を何時崩壊させるか分からないのだ
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 341 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
ぬこの手
ぬこTOP
0.704s*