[過去ログ] まどか「これには流石に」篝「篝ちゃんもびっくりです」 (133レス)
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29: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/03(金)00:00 ID:J9IrbT0g0(1/2) AAS
朱音「……はぁ、わかった、わかったわよ。わたしも行けばいいのでしょう……」

観念した朱音が、深いため息と共に許諾の言葉を呟いた。

瑚太郎「さすが会長!多数決などの決定には異議を申し立てづらい!!」

朱音「うるさいわよ天王寺。今回だけだからね?」

瑚太郎「わかってます、わかってますって!」
省1
30: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/03(金)00:01 ID:J9IrbT0g0(2/2) AAS
というわけで導入回でした
これだけ見ると完全にRewriteのSSだな……
次からはしっかりとまどマギ勢も出て来ます
では
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/03(金)00:03 ID:cL2oGaqfo(1) AAS
乙!
自分もちょっと考えてたクロスだから期待してます!

ほむ×小鳥や、さやか×朱音とか考えるとワクワクしてきた。
あとアカリちゃんが出る事にも期待・・・期待・・・
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/08/04(土)07:43 ID:l2KfgxbG0(1) AAS
期待してます。
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga] 2012/08/13(月)13:36 ID:mvZKNHx20(1/45) AAS


そして、週末。

咲夜「ちはやさん。車の準備、完了しました」

ちはや「ありがとうございます咲夜。さあ皆さん、乗ってください」

瑚太郎「お、おう……」
省4
34: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:38 ID:mvZKNHx20(2/45) AAS
朱音「咲夜。念のため聞いておくけれど、この車は……?」

咲夜「ご心配には及びませんよ朱音さん。これは、私の方のツテで用意したものですから」

朱音「そう、ならいいわ。さ、みんな。行きましょう」

朱音を筆頭にして、瑚太郎を除く全員が乗り込む。

咲夜「瑚太郎くんは乗らないんですか?」
省8
35: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:39 ID:mvZKNHx20(3/45) AAS
小鳥「ねぇねぇちーちゃん、見滝原って、どんな所なの?」

ちはや「とってもいい街ですよ!」

瑚太郎「ンな答えを求めてるんじゃないんだよ。もっとこう、具体的な話をだな」

ちはや「えーっと……ですね……」

朱音「ちはやに聞いて、まともな答えが返ってくるとでも思っているの?お前たちは」
省5
36: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:40 ID:mvZKNHx20(4/45) AAS
瑚太郎「で、咲夜。見滝原って、どんな所なんだ?」

咲夜「そうですね。風祭とは違い、科学が発展した街ですよ」

小鳥「か、かがく……」

朱音「でも、都心のようなビルが立ち並ぶというようなわけでもない。自然も大事にされていて、風祭とは違った和やかな街ね」

ルチア「ほう……興味深いな」
省4
37: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:42 ID:mvZKNHx20(5/45) AAS
ルチア「ああ。あまりこちらの情報を洩らすようなことは出来ないんだがな」

朱音「わたし達も信用が無いのね」

ルチア「い、いや、すまない。そういう意味で言ったわけではないんだが……」

朱音「冗談よ。まぁ、ガーディアンの手が薄いという事については、ちはやが以前に住んでいたと言うところから察してちょうだい」

瑚太郎「……あぁ、なるほどなぁ」
省4
38: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:43 ID:mvZKNHx20(6/45) AAS
朱音「ところで天王寺。見滝原へ行くのはいいけれど、具体的に何を調査するかは決まっているの?」

瑚太郎「ええ、もちろんです!」

朱音の言葉に返事をすると、瑚太郎は全員に説明を始める。

とりあえずは、メンバーを三つに分けるということ。

瑚太郎と小鳥。
ルチアと朱音。
静流とちはや。
省3
39: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:44 ID:mvZKNHx20(7/45) AAS
ルチア「すごく、その、何と言うか……漠然としていないか?」

ちはや「不自然な事象もはっきりしていなければ、調査する内容もはっきりしていませんねぇ」

朱音「……それだけの大規模な調査を、電車を使ってまで遠出して、やる意義はあったのかしら?」

瑚太郎「意義ならありますよっ!!」

小鳥「はっきりと言い切りおったっ……!」
省7
40: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:46 ID:mvZKNHx20(8/45) AAS
オカ研一同を乗せた車は、見滝原の街へ到着した。

咲夜「それではちはやさん。私は街の外れにて待機していますので」

ちはや「御苦労さまです、咲夜」

咲夜「何かありましたら、お呼び出しを」

それだけ言い残すと、咲夜は車を運転してこの場を去って行った。
省11
41: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:47 ID:mvZKNHx20(9/45) AAS
町外れ―――

ちはや「この辺りは、やっぱり人もいないですねぇ」

静流「コタローの話では、理由のはっきりしない自殺などをする人もいるとの事だった。挙動の怪しい人がいたら、声を掛けてみた方がいいかもしれない」

ちはや「この街でそんな物騒な事、あったんですねぇ……」

町外れの工場跡や、廃棄された建物。
それらの建物の間を縫って、二人は歩いて行く。
省3
42: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:48 ID:mvZKNHx20(10/45) AAS
工場跡を歩いている、一人の少女の元へ駆けよる。

ちはや「こんにちはですー!」

「っ?な、なんだお前ら?」

静流「初めまして。わたしの名前は中津静流と言う」

ちはや「あ、えーっと、わたしは鳳ちはやです」
省6
43: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:49 ID:mvZKNHx20(11/45) AAS
静流「この辺りは物騒だ。用も無く歩いているとは思えない」

「……いや、個人的な用があっただけさ」

静流「その個人的な用、出来るなら教えて欲しい」

「………何もんだ、あんたら?……同業者じゃ、無いよな?」

ちはや「はい?同業者、です?」
省6
44: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:50 ID:mvZKNHx20(12/45) AAS
杏子「あたしは忙しいんだ。んじゃな、お二人さん!」

静流「待て、まだ話は……っ?」

ちはや「あ、あれ?どこ行っちゃったんですか?」

杏子は、二人の目の前から姿を消す。

静流「……怪しさ満点だ」
省5
45: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:51 ID:mvZKNHx20(13/45) AAS
―――住宅街

朱音「あー……暑いわね……」

ルチア「会長、もう少しやる気を出してくれてもいいのでは……?」

朱音「何もかもが漠然とした物にやる気を出せと言う方が無理な相談じゃないの……」

ルチア「まぁ、否定は出来ないがな」
省5
46: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:52 ID:mvZKNHx20(14/45) AAS
朱音「はぁ……で?天王寺の話は、どのようなものだったかしら?」

ルチア「住宅街で調査すべき事は、理由のはっきりしない事故の類だったな」

朱音「そう都合良く事故が起こってくれるといいけれどね」

ルチア「それは都合がいいと思うべきなのか、都合が悪いと思うべきなのか……っ!」

朱音との会話を中断したルチアが、ガーディアンの体躯を使って突然駈け出した。
省4
47: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:54 ID:mvZKNHx20(15/45) AAS
ルチア「ああ、悪い会長。この子が、事故に合いそうになっていたのでな」

そう言って、手の中に抱かれているモノを朱音に見せる。
そこには、小さな黒猫が身を縮こまらせていた。

朱音「猫……?」

ルチア「交差点の中心にいたら危ないんだぞ?」

喉元をくすぐりながら、ルチアは黒猫に話しかける。
くすぐったそうに喉をゴロゴロと鳴らしていた黒猫が、ルチアの手の中から脱出する。
省4
48: ◆/ZP6hGuc9o [saga] 2012/08/13(月)13:54 ID:mvZKNHx20(16/45) AAS
「エイミー!大丈夫だったの!?」

ふと、黒猫が歩き去った方から声が聞こえて来た。
そちらの方へ、二人は視線を移した。

「いやぁ、間一髪って所だったねぇ」

「よかったぁ……」

ルチア「その猫、あなた達の飼い猫か何かか?」
省4
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