【たぬき】高垣楓「迷子のクロと歌わないカナリヤのビート」 (328レス)
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◆DAC.3Z2hLk
[sage saga] 2019/06/14(金)01:07
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20: ◆DAC.3Z2hLk [sage saga] 2019/06/14(金) 01:07:10.82 ID:DTY4fa360 〇 入ったのは、路地裏にある小さな居酒屋。 大将が一人でカウンターに立っているような、古式ゆかしいもつ焼きの店だった。 チョイスの渋さに内心驚かされたが、出てきた串物はどれも絶品でまた驚いた。 それらに輪をかけて驚きなのは、彼女がグラスを空けるペースだ。 どうも行きつけの店のようでボトルキープがあったのだが、一升あったはずの中身が気付けば半分減っている。 目に見えてガバガバ飲むわけでもないのに、気が付けばぺろりと枡ごと干してしまう感じだ。 なんだか化かされているような気がした。 胃の腑に酒を落とすと、なんだかんだで体が温まってくる。 ずぶ濡れの男に店主は嫌な顔ひとつせず、何があったか聞こうともせず職人の仕事を進めていた。 「へいお待ち」 「ああ、これこれ♪ これが食べたかったんですよ」 「串……ですよね。何の肉ですかこれ? ……鶏?」 「ご存知ありませんか? ズンドコベロンチョです」 ご存知ないです。なんだそれ。 口にしてみればびっくりするほどうまかった。肉か魚かもわからない。むしろ豆腐かもしれないが、芋と言われても信じる気がする。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1560440032/20
入ったのは路地裏にある小さな居酒屋 大将が一人でカウンターに立っているような古式ゆかしいもつ焼きの店だった チョイスの渋さに内心驚かされたが出てきた串物はどれも絶品でまた驚いた それらに輪をかけて驚きなのは彼女がグラスを空けるペースだ どうも行きつけの店のようでボトルキープがあったのだが一升あったはずの中身が気付けば半分減っている 目に見えてガバガバ飲むわけでもないのに気が付けばぺろりとごと干してしまう感じだ なんだか化かされているような気がした 胃のに酒を落とすとなんだかんだで体が温まってくる ずぶ濡れの男に店主は嫌な顔ひとつせず何があったか聞こうともせず職人の仕事を進めていた へいお待ち ああこれこれ これが食べたかったんですよ 串ですよね何の肉ですかこれ? 鶏? ご存知ありませんか? ズンドコベロンチョです ご存知ないですなんだそれ 口にしてみればびっくりするほどうまかった肉か魚かもわからないむしろ豆腐かもしれないが芋と言われても信じる気がする
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