【オリジナル】どっとハレルヤ【一次創作】 (134レス)
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1: ◆dudxOFJ8aA [saga] 02/24(土)18:28 ID:wxY66U+LO携(1/7) AAS
「パンパカパーン! なんとたった今、無意味に命を落としたお前に特別大チャーンス!」
気がつくと真っ白な空間にいた。
目が眩んであらためて、これまで自分が暮らしてきた世界がいかに暗く、昏く、冥くて澱んでいたのか思い知らされた。
「なーにを打ちひしがれてるんですかぁ? そんなセンチメンタルに気に病む権利なんてお前のような下等生物にはないんですよー?」
なんだこいつは。いきなり罵倒してきた。
後光からこの空間を満たす真っ白な輝きは恐らくこいつから放たれているのだと察することは出来る。絶世の美貌。完璧なスタイル。
こいつが女神と言われたら信じる見た目だ。
「ほーん。このあたしを肉眼で直視して劣情を催さない程度には高潔な精神を持ち合わせていることを証明したのは褒めてあげるわ。でも、お前ごときがこのあたしを観察するような眼差しを向けていること自体が不敬よ」
省3
115: 03/12(火)22:11 ID:kPp76dCV0(1) AAS
18歳未満がプレイすることを禁じられているエロゲを16歳と明言させたキャラに平然とやらせるような展開とか
そこからどんな持論や主張述べようが「うるせーよ最低限のルールやマナーも知らない池沼」ってなるだけだと理解しろよ負け組
116: 03/12(火)23:00 ID:/Pr+S+jNO携(1) AAS
ルール以前に社会の常識ないからな
今までどんな世界で生きてきたのか心配になるレベル
117: ◆dudxOFJ8aA [saga] 03/13(水)21:08 ID:hsvBzJkXO携(1/4) AAS
「たらいま〜」
「うっす」
夜遅く、日を跨いでから2人が帰ってきた。
酔っ払ってへべれけのご主人様を半ば担ぐようにして帰宅した眷属。彼のご主人様はお酒が大好きだけど、決して、酔うことはない。
酔っ払ったふりをして、甘えているだけだ。
「靴、脱がせて〜」
「うっす……さて、今日はどんな具合かな」
「ふふん。今日の足の匂いはどう?」
「正直、メスガキより強烈っすね」
「あはっはぁ! 負けてらんないもんね〜!」
省12
118: ◆dudxOFJ8aA [saga] 03/13(水)21:09 ID:hsvBzJkXO携(2/4) AAS
「というわけで運命の女神の一人勝ちだよ」
「そうとも言い切れないんじゃないの? なにせ、あの人があれだけご満悦なわけだから、きっとこちらにも利があった筈よ。あんたの影響で正義の使徒はだいぶ様変わりしてるみたいだし、それに"あの子"の件も間違いなく運命の女神の思惑通りではないでしょうし」
「あー……"あの子"は今日、どうしてた?」
「今はもう眠ってる。子供のお世話なんて、最初はどうなることかと思ったけど、もう慣れたもんよ。あんたと遊びたがってるわよ」
「うーむ……それにしても今更、あんなに歳の離れた弟が出来るなんて思わなかったよ」
この数年で、別れと新たな出会いがあった。
もう何度聞いたかわからないその嘆きの原因は白いのにある。同居人であった彼女は眷属くんの父親と関係を持ち、妊娠した。そして子供を産んですぐに消滅した。眷属くんのご両親を道連れに。もうあの白いのはいない。
その代わりに小さな同居人が誕生したのだ。
「スマ子が面倒を見てくれて、助かってる」
「ふん。別にいいわよ。嫌じゃないし……」
省3
119: ◆dudxOFJ8aA [saga] 03/13(水)21:10 ID:hsvBzJkXO携(3/4) AAS
「それにしてもまだ愛情が残っていたとは、最後までよくわからない両親だったよ……」
「夫婦って、そんなものなんじゃないの?」
「そう言われると納得するしかないけどさ」
眷属くんのご両親は、すっかり冷めていたように見えてそうでもなかった。今回は父親が浮気相手を孕ませたことによって、母親が激怒して、破滅した。しかし恐らく、もしも立場が逆であったとしても、父親が激怒して破滅したと思う。最後の一線だったのだろう。
お互いの命を奪い合って一緒に死ぬくらい、そこだけは超えていけない一線だったのだ。
「頼みもしないのに遺産だけはあんなに遺すんだもんな。生まれてこのかた、あの親たちからはお詫びの金しか受け取っていないよ」
眷属くんは心中した両親の葬儀の際にも淡々としていた。莫大な遺産を喜ぶわけでもなく相続したあとも変わらず生活している。だけどあたしは知っている。眷属くんなりに思うところはあったのだろう。でなければ、物欲のない彼が、あんなやたらと低い、真っ白なスポーツカーなんてわざわざ買うわけない。
良い機会だからそれについて訊いてみよう。
120: ◆dudxOFJ8aA [saga] 03/13(水)21:11 ID:hsvBzJkXO携(4/4) AAS
「あの車には、どんな思い入れがあるの?」
「昔、父親が乗ってたんだよ。まあ、浮気相手を乗せるために買ったんだろうけどさ。それでも、今になっても、良い車だと思うよ」
眷属くんはまるで冗談みたいにそう語っているけど、あたしは悲しくなった。車の色が白い理由に関しては聞かなくともわかる。哀しかったのであたしは眷属くんを抱きしめた。
「あ。いま抱かれて気づいたんだけど……」
「ん? なによ突然、どうしたの?」
「正義の使徒、お前よりも胸がデカかった」
「はあっ!? それ、いま言うこと!?」
この男。ひとの胸の中で他の女の胸と比べやがった。やはり血は争えない。浮気性の両親の性癖を受け継いでいる。こんなやつに子育てなんて無理だ。そうでなくとも"あの子"は白いのと同じく可愛らしい。もう男の子か女の子かわかんないくらい可憐で、かわいい。
「あんたもあの子の父親役としての自覚を持ちなさい! 懐かれてんだから! あの子に悪影響を与えたらあたしが許さないからね!?」
省5
121: ◆dudxOFJ8aA [saga] 03/14(木)21:03 ID:nvUlkyHhO携(1/3) AAS
「さあ、立って。早く逃げるんだ」
僕の家庭環境は変わっている。パパは実は僕のお兄ちゃんで、ママは実は僕の叔母さんみたいなもので、そしてパパには何故かご主人様がいて、僕は男子なのに女装をして小学校に通っている。そのせいなのかは定かではないけれど、何事にも動じない精神力が身についたらしく、どうにも小学校低学年のノリにはついていけなかった。騒がしい同級生を冷めた目で観察していると、自分の背後がやたら静かなことに気づいて振り返る。するとそこには澄んだ瞳でこちらを見つめる美人さんが座っていて、挨拶がてら声をかけてみるも無反応だった。ただ興味深そうにこちらを見つめるだけで、何も言わない。その青い瞳を見るからに外国人のようなので、もしかしたら言葉が通じないのかも知れないと思い、無視されたわけではないと自己完結した。簡単すぎて退屈な授業を聞き流しているうちに放課後となり、校門付近でパパの迎えを待っていると、後ろの席のあの子が僕の前を通り過ぎて、こちらに向けて微笑みながらひらひらと片手を振っていた。僕も手を振って応じると次の瞬間、路肩に停車した真っ黒なバンの扉が開いてその子が攫われかけた。いきなり腕を引かれて転んでしまった彼女をなんとか車に乗せようとする誘拐犯を観察していると目が合い、用意していた札束を出してみせるとターゲットは無事、僕へと移った。膝が擦りむけて赤くなっている後ろの席の女の子に逃げるように告げてから、僕は真っ黒いバンに自分から乗り込んだ。以上、回想終わり。
122: ◆dudxOFJ8aA [saga] 03/14(木)21:04 ID:nvUlkyHhO携(2/3) AAS
「チッ。全然、進まねえ……何してやがる」
僕が普段から持ち歩いている大金を受け取っても誘拐を続行したということは人身売買が目的なのだろう。中央大陸では未だに奴隷制度が残っている国が存在している。車もしばらくは国境に向かって走っていたのだけど、スクランブル交差点付近で渋滞にはまってしまった。一向に進まない苛つきから、誘拐犯が懐からタバコを取り出して火をつけた。そうしていると、少しずつ進み始めた。どうやら前に並ぶ車がUターンして引き返しているらしい。かなり前に進んで原因が判明した。
「ああん? エンストか? なんつーところで停まってやがる。ふざけんな! 早くどけろ!」
男が悪態を吐きながらクラクションを鳴らすも車道を塞ぐ車は動かない。ドアが開き、見覚えのあるその白いスポーツカーから降りてきた優男は、紛れもなく僕のパパであり、誘拐犯が丁度タバコを吸い終わるタイミングだったので全てを察した僕は後部座席でシートベルトを閉めて、衝撃に備えることにした。
「なんだ、あの野郎……ぶっ飛ばしてやる」
省3
123: ◆dudxOFJ8aA [saga] 03/14(木)21:06 ID:nvUlkyHhO携(3/3) AAS
「さあ、そろそろ帰ろうか」
「うん。待ちくたびれたよ」
割れたガラスで怪我をしないように気をつけながら脱出して、エンストなんかしてなかったパパの車に乗って僕は帰路についた。車内でパパは学校でのことについて訊いてきた。
「学校、どうだった?」
「退屈だったけど、帰り道は楽しかったよ」
「いやー誘拐されたってママに知らされてからあのスクランブル交差点でエンストしたふりをして待ってたんだけどさ、どいつもこいつも助けようともしないんだよね。仕舞いには怒りだす始末だし。Uターンした奴らは許してやるけど、スマホいじったり鬼クラクションを鳴らしてきやがった連中は良い気味だね。そもそもマンホールに可燃性ガスを検知する仕組みが備わっていないことが大問題なわけで、改善する機会を作ってやったことを感謝して欲しいくらいだよ。まったくもう」
文句を言ってるように見えて、パパはまったく怒っていない。僕はパパが怒っているところを見たことない。ママやご主人様はしょっちゅう怒っているけど、パパはあらゆる出来事を受け入れた上で笑い飛ばす。そうして、この暗い、昏い、冥い世界を謳歌している。
「ねえ、パパ」
「ん? どした? てかパパじゃないし。パパって呼ばれるとパパ活みたいで嫌なんだけど」
「助けに来てくれてありがとう。すっごくかっこよかったよ。僕、お兄ちゃんが大好き」
省4
124: [sage saga] 03/14(木)21:48 ID:8TnisFm80(1) AAS
目下の相手を聞き手に回して30秒以上喋り続ける池沼とか
想像するだけで痛々しいしゾッとする
スカトロマンが普段他人と会話していないことがホンマ良く分かるわ
125(1): 03/14(木)22:25 ID:2EVrubRL0(1) AAS
>>28あたりを読んでみなよ
万引き犯見つけては口止めに金もらってるとか、両親の不倫の口止めに両親から金もらってるとか
それを札束にしてポケットに入れて持ち歩いてるとか
強盗をやりそうな人を見つけてはその金をあげているとかさぁ…
おっさんらしいけど、まともな社会人じゃないよコイツ
たぶん隔離施設みたいなところでエロゲーばっかやって暮らしてる特殊な人
126: 03/15(金)04:36 ID:vn4pDGcp0(1) AAS
こういうこじらせた中年の童貞にありがちな
女は簡単に落ちるチョロい生き物みたいな歪んだ価値観も実に痛々しい
127(1): 03/15(金)13:08 ID:/JPFUE/AO携(1/2) AAS
>>129
やってる内容が犯罪まみれで正義マンそのものなのに
直後に身内がそれをスルーして正義マンについて語り出す池沼ムーブ凄いわ
自分が正しいと思い込んでる三流の小悪党を作り出す能力だけはあるのかもな
128: 03/15(金)13:12 ID:/JPFUE/AO携(2/2) AAS
>>127
安価ミス。>>129は>>125の間違い
129(2): ◆dudxOFJ8aA [saga] 03/15(金)21:19 ID:+H5Yy4WcO携(1/4) AAS
「もうどうしたらいいかわからなくて……」
「お気持ちお察し致します。どうぞご安心してお任せください。全て上手くいきますよ」
闇の眷属の朝は早い。とはいえ、眷属になってからほとんど寝ていないのだけど。おもむろに台所に立ったご主人様であるヴァンパイアが昨晩作り置きしてくれたエビチリとトマトのサラダを小さなお弁当に詰める。余ったぶんは朝食にするために皿に盛り付けた。準備が出来たらノックもせずに同居人であるスマ子の部屋に入って、布団を剥ぎ取る。すると小さな児童を抱き枕にして半裸で寝ているスマ子が飛び起きた。自分の寝相の悪さを棚に上げてギャーギャー喚くスマ子を無視しつつ、抱き枕にされた児童に朝ごはんを食べさせて、食べている間に白と黒のツートンの髪の毛をとかし、おさげにしてあげる。ヘアメイクを終えて「今日もかわいい」と眷属が言うと、モノクロな児童は嬉しそうと微笑みを返した。その後、顔を洗わせ歯を磨かせたらスマ子がお洒落な子供服を着せて、小学校へと車で送り届ける。眷属はそのまま今日の仕事場である閑静な住宅街に佇むとある一軒家へと赴き、疲れた顔をしたその家の夫人から話を聞いて、仕事に取り掛かる。保健所から業務委託の要請を受けた眷属は『正義マン』の駆除に勤しみ今日も社会貢献をしていた。
130: ◆dudxOFJ8aA [saga] 03/15(金)21:20 ID:+H5Yy4WcO携(2/4) AAS
「危険ですから、商店街の入り口にある喫茶店でお待ちください。すぐ終わりますから」
「はい……どうか、よろしくお願いします」
『正義マン』は基本的に引きこもりが多い。
自立せずに大人になった大きな子供ばかり。
自分で勝手に作り上げた価値観を他人に押し付ける精神疾患を抱えているため、社会に適合出来ないのだ。この暗い、昏い、冥い世界の汚さやルールを理解出来ない彼らは、ヒキニートになって自分の親にまで迷惑をかけて生きている。試算によると、『正義マン』1匹あたりの経済的損失額は最低1億円。大学まで通わせた『正義マン』の損失額はさらに大きなものになる。つまり、『正義マン』を100匹駆除するだけで100億以上の経済効果が得られるのである。それが判明してから、各地方自治体はこぞって駆除に乗り出した。
131: ◆dudxOFJ8aA [saga] 03/15(金)21:22 ID:+H5Yy4WcO携(3/4) AAS
「さて、まずはブレーカーを落としてっと」
眷属は素人ではない。玄人であり、正義マンを駆除する名人である。プロフェッショナルの彼はまず、家のブレーカーを落とした。すると2階から豚のような鳴き声と、床をドンドン叩く音がし始める。それらに一切反応せずに放置していると、肥えた大きな子供が転がるように階段を降りてきて、ブレーカーを探し始める。もちろんヒキニートは自分の家のブレーカーの位置なんて知らないので、時間がかかる。その間に正義マンの部屋を家宅捜索して、スマホやタブレットを押収し、重量のあるデスクトップPCなどにはあらかじめコップに汲んでおいたお水をたっぷりとかけておく。そのまま待機して、正義マンがブレーカーを発見したら窓から脱出して、発見出来ずに諦めるようなクズの場合は、仕方なくブレーカーを上げてやる。電気が戻ってすぐに正義マンはスマホがないことに気づき、パソコンの電源を入れる。水浸しのPCは火花を散らしてショートして、豚の断末魔が閑静な住宅街へと響き渡り、眷属は哄笑した。
「はぁーははっはっ! あっははっははっ!」
こうして、また1匹正義マンを駆除した。仕事の完了を喫茶店に待つ夫人に伝えると、泣いて喜ばれた。夫人の辛さを汲み取り、しばらく落ち着くのを待ってから店を出て、押収したスマホとタブレットを鑑識へと回して余罪がないか調べる。だいたいの正義マンは叩くと埃だらけなので犯罪者として裁かれる。
裁かれて初めて、自分の正義の嘘に気づく。
潔白は幻想。自らの罪深さに懺悔するのだ。
132: ◆dudxOFJ8aA [saga] 03/15(金)21:22 ID:+H5Yy4WcO携(4/4) AAS
「ただいまー」
「お帰りなさい。今日もお疲れ様」
「うっす」
そうして本日の社会貢献を終えた眷属は帰り道にモノクロの小学生の迎えに行き、棲家である摩天楼の最上階へと帰還する。心地よい疲労と満足感に浸りながら、再び夜通し正義マンを煽り、新たなターゲットを探す日々。
まるで刈っても刈っても増える雑草を毟っているようだが、この世界は基本的に無意味なことで占められているので徒労感は少ない。
「スマ子」
「ん? なに?」
「疲れた夫人ってなんで色っぽいのかな?」
「知るか、そんなこと!」
たまに連絡先を渡してくる欲求不満な夫人もいらっしゃるので、そんな時は飢えた性獣どもを掲示板で募ってカップリングさせる。適材適所で性犯罪も減る。この暗くて、昏い、冥すぎる世界で眷属は社会に貢献している。
省2
133: [sage saga] 03/15(金)22:09 ID:k8LDyVrvO携(1) AAS
1円にもならないうんこを量産している奴がなーに言ってだ(笑)
134: 03/15(金)22:23 ID:AHXqT2gn0(1) AAS
たぶんこのバカはもう自分は出来上がってると思ってるんだよね
だから作品の質を改善しようとか工夫しようとか考えていない
ただこの怪文書を投下したって事実だけがプライドなんだよ
かと言って1年も2年も投下を毎日続けるような根気もないんだよな
そういう意味ではキチガイとしても中途半端
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