安価とコンマで異世界転生!その11 (758レス)
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190: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/22(火)01:27 ID:Rk77Ka7I0(1/5) AAS
怪盗「ま、こっち来てくださいな。悪いようにはしないよ」

気弱少女「は……はい……」

お互いは歩み寄り、
教会内のベンチの辺りで顔を突き合わせる

狙撃少女「……随分、服がボロボロですね」

気弱少女「あ……そうですね……」
省1
191: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/22(火)02:02 ID:Rk77Ka7I0(2/5) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
192: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/22(火)18:58 ID:Rk77Ka7I0(3/5) AAS
中華「……それより、僕たちはここがどこなのかを知りたいんだ」

男がまた人の事情に入り込みそうになったので、
それは一旦後に回すべきだと中華は考えていた

気弱少女「見ての通り……教会です……」

氷魔「……ああ……そういうことではなく……私たちは……西にある図書館の街から来たのです……どの程度離れたのでしょうか……」

気弱少女「>>下1」
193: 2024/10/22(火)19:17 ID:fvhvMnDf0(1) AAS
図書館から、だいぶ離れてると思う。
ここは帝国領の帝都に当たる処だから、結構遠い、です
194: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/22(火)19:36 ID:Rk77Ka7I0(4/5) AAS
気弱少女「図書館から、だいぶ離れてると思う。」

やる気「そうなんすか?」

見事、地下空間の異常を利用したショートカットに成功したということになる

気弱少女「ここは帝国領の帝都に当たる処だから、結構遠い、です」

ぶりっ子「帝国っていうとぉ……まぁ、遠いんでしょうねぇ」
省1
195: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/22(火)19:39 ID:Rk77Ka7I0(5/5) AAS
炎魔「司書ってことですか?だったらそうだったこともありますけど」

気弱少女「……あっ、えっと……あの街に住んでいるんですか?」

怪盗「ああー……帝国ではあの街を『図書館』としか呼ばないんだ。そうでしょ?」

気弱少女「はい……」

狙撃少女「違いますよ。そこから来たのは確かですけれど」
省1
196: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/23(水)01:48 ID:5heUJyPb0(1/2) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
197: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/23(水)19:36 ID:5heUJyPb0(2/2) AAS
男「ま、あそこの首長は切れ者だからな」

気弱少女「人工知能が支配している、だなんて帝国は言いますけど……そんな訳ないですしね」

中華「………………」

彼は絶句した
それと同時に、
確かにそれは信じがたいことだと再認識した

気弱少女「な、なんですか……?本当に帝国だとそう言われているんですよ……バカバカしいですけど」
省3
198: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/24(木)02:02 ID:HWisN7JC0(1/3) AAS
ぶりっ子「あっ、このことは言わないでくださいねっ!私たち、追われちゃうかもしれないのでっ!」

気弱少女「……それは、もちろんです」

怪盗「随分信用してくれてるみたいですね」

気弱少女「そうかもしれません。……ここには滅多に人が来ませんから……帝国の兵士に見つかる可能性はありません」

炎魔「いいですね、事は荒立てたくありませんから」
199: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/24(木)02:18 ID:HWisN7JC0(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
200: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/24(木)18:17 ID:HWisN7JC0(3/3) AAS
狙撃少女「寂しいのですか?」

気弱少女「……どうでしょうか」

ステンドグラスを通したやわらかな光に照らされて、
その少女は儚げに見えた

男「……あっ、忘れてた」

気弱少女「は、はい?」
省2
201: 2024/10/24(木)19:11 ID:VC9ZOEiUo(1) AAS
ここでは神様が守って下さりますから
202: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/25(金)03:45 ID:IpwVCGgQ0(1/3) AAS
気弱少女「ここでは神様が守って下さりますから」

中華「へぇ……」

気弱少女「……ひどい嵐の日、ここへ呼ぶ声がしたのです」

氷魔「……ふむ……?」

気弱少女「私には帰る場所がありませんでしたから……吸い寄せられるように、ここへ来ました」
省1
203: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/25(金)03:48 ID:IpwVCGgQ0(2/3) AAS
気弱少女「私を追って、どうにかしてしまうと考える人たちもいました」

ぶりっ子「……あなた、やっぱりただの子供じゃないんですねぇ」

気弱少女「……彼らはみな、ここの前で雷に打たれて絶命しました。神様が、私を守ってくださったのです」

怪盗「随分パワフルな神ですね!」

気弱少女「はい……ここにいれば安全だということがよく分かりましたので、私はずっとここにいるのです」
省2
204: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/25(金)03:56 ID:IpwVCGgQ0(3/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
205: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/25(金)18:20 ID:dd8r4DFjO携(1) AAS
男「場合によっちゃ、さっき不用意に外歩いてたら雷に打たれてたかもしれんな」

しばしの休養を取り、
位置関係を把握することもできたので、
一行はまた地下へ戻ることにした

中華「じゃ、僕たちは行くよ。ここのハッチからはなにが出てくるか分かったもんじゃないから、注意しといてね」

気弱少女「あ、はい……」

そうして、またも暗い地下水道へと戻るのであった
206: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/26(土)00:03 ID:ZwArPgae0(1/3) AAS
氷魔「……これで……東に素早く進めることは分かりましたね……」

やる気「そっすね、結局歩きっすけど」

ぶりっ子「ですが、私たちには手ぶらでも速く移動する方法がありますよねぇ?」

彼女がそう言うと、男や中華、氷魔にやる気もなにかを察したが、他のメンバーはよく分かっていないようだった

怪盗「え、なんですか?普通に走ればいいんじゃないんです?」
省2
207: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/26(土)01:51 ID:ZwArPgae0(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
208: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/26(土)19:25 ID:ZwArPgae0(3/3) AAS
中華「違うね。でも炎魔はそれでもいいかも」

男「じゃ、頼むぞ氷魔」

氷魔「……極大……氷魔法……!」

彼女が十八番を放つと、
地下水道の中央を流れる水が瞬く間にして凍りつく
氷の帯がどこまでも延びていくのだ

やる気「おーっし、行くっすよ!」
省2
209: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/27(日)00:06 ID:kG5dAY0r0(1/5) AAS
ぶりっ子「久しぶりですねぇ、この感じ」

怪盗「ああ、そういう……」

狙撃少女「……私、アレできるんでしょうか?」

次々に滑り出す仲間を見て、彼女は不安を覚えた

炎魔「あ、でっかいライフルは私が持ちますよ」
省2
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