安価とコンマで異世界転生!その11 (414レス)
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248: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/04(月)19:34 ID:4//qjggh0(3/3) AAS
巨大な寝室で一行は寛いだ
フローラルな香りが安心感を出している
男「今日も慌ただしかったな」
中華「……大丈夫かな、帝国に行って」
氷魔「……私たちのことは……知られていないはずです……安心しましょう……」
と、明日のことについて散発的に話している
出かけるには遅い時間なのは言うまでもなく、
しかし寝るにもまだ少し早かった
男は誰かと話して時間を潰そうと考えるのだった
省9
249: 11/04(月)19:35 ID:4a2FcoXqo(1) AAS
7
250: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/05(火)02:43 ID:QL4WT7hO0(1/5) AAS
疲労を匂わせる彼らの中にも、
そういった気配をまるで感じさせない者がいた
それが炎魔である
男は、彼女に話を聞いてみることにした
男「炎魔、疲れてないのか?」
炎魔「結構疲れてますよ」
男「そうか?全然そんな感じがしないな」
炎魔「今ならぐっすり寝られますよ!」
251: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/05(火)03:02 ID:QL4WT7hO0(2/5) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
252: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/05(火)18:56 ID:QL4WT7hO0(3/5) AAS
男「……寝相ヤバいよな、炎魔」
一昨日の朝、華麗な軌道で空を回転していた彼女を思い出す
炎魔「私は夢の中でも飛び回ってますからね!」
男「そんな気がするわ……」
いつでも楽しそうな炎魔からは、
誰でも元気をもらうことができるだろう
省1
253: 11/05(火)20:10 ID:bgm32N6Oo(1) AAS
もし不死鳥と戦闘になってたら勝算はあった?
254: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/05(火)20:52 ID:QL4WT7hO0(4/5) AAS
炎魔「もし不死鳥と戦闘になってたら勝算はあった?」
その質問に、男は一瞬驚いたような顔をした
だが、すぐに自信満々に答える
男「あるわけないっ!」
炎魔「ええっ!?」
男「最初はどうにかなるかもなーって思ってたが、実際目の前にするとダメだな、ありゃ」
255: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/05(火)20:59 ID:QL4WT7hO0(5/5) AAS
炎魔「男さんがどうにかしてくれるって思ってたのに……」
男「そりゃむしろこっちの考えだ」
炎魔「え?」
男「火力勝負してやるって意気込んでただろ?だから色々と炎魔に任せるつもりだった」
炎魔「え、えぇ……」
省4
256: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/06(水)02:37 ID:RGakUHtt0(1/3) AAS
男「そんなにか……?」
ずいぶんポジティブに捉えているのだな、
と男は思った
炎魔「色々と世話になっていた期間の方が長いですから、少しでも恩返しがしたいのです!」
男「そうか、不死身だからと言って頼りすぎるのも悪いと思っていたんだが……」
炎魔「なんでも任せてください!」
257: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/06(水)02:39 ID:RGakUHtt0(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
258: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/06(水)19:20 ID:RGakUHtt0(3/3) AAS
今度からは炎魔をもっと頼るようにしよう、
と男は思うのだった
〜翌日・陽週木曜日〜
昨晩はボロボロだったので入れなかった風呂に軽く入ってから、一行は朝食の時間を迎えた
中華「昨日ので体も慣れたし、あの頃のように滑れそうだよ」
氷魔「……あの頃に比べれば……身体能力も上がっています……私はもっと綺麗に……滑りたいですね……」
259: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/07(木)01:32 ID:MbNbzDBw0(1/3) AAS
やる気「じゃ、行ってくるっすねー!」
荘厳な城と、そこからこちらを見守る魔王にしばしの別れを告げ、花畑を歩く
ちゃんと先日見つけたハッチの元まで戻ることができた
ぶりっ子「まずは、あの教会を目指しましょうかぁ」
怪盗「どうします?雷なんて落とされたら……」
男「ふむ……その時は炎魔、頼んだぞ」
省1
260: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/07(木)01:36 ID:MbNbzDBw0(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
261: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/07(木)18:16 ID:Ok2j2F9BO携(1) AAS
昨日来た道を戻り、あの教会の下まで来た
まだ塞がれていなかったそのハッチを開き、
埃っぽい教会へと再びやってきたのだ
気弱少女「………………」
そういえばあの少女はどこにいるのか、
と誰もが思った
見れば、教会の中心で静かに祈っていた
狙撃少女(お取り込み中ですね……)
262: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/07(木)20:48 ID:MbNbzDBw0(3/3) AAS
一行は彼女を刺激しないように、
静かに教会を出ることにした
男「………………」
なるべく静かに入り口の大きなドアを開く
少しだけ、木材の軋む音はするだろう
炎魔「すぅ……」
軽く息を吸って、彼女は一歩教会の外へと歩み出た
省1
263: 11/07(木)20:49 ID:UEzu0L12o(1) AAS
何かの加護から外れた感覚がある
264: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/08(金)01:03 ID:A5UqdB5u0(1/4) AAS
目に見えて異常な変化が確認されなかったので、
炎魔に続いて一行も外に出た
中華「うん……?」
炎魔「あ、やっぱり変な感じしますよね?」
誰もが違和感を感じている
炎魔はそれを言語化することはできなかったが、
氷魔にはなんとなく分かっていた
氷魔「……これは……加護が失われた状態……でしょうね……」
265: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/08(金)01:05 ID:A5UqdB5u0(2/4) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
266: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/08(金)19:25 ID:A5UqdB5u0(3/4) AAS
やる気「ああ、この教会の神が守ってくれてたんすね」
ぶりっ子「あの女の子がここから出たがらないのも納得ですねぇ」
帝国領内に入ることは成功したものの、
現在位置は正確には不明のままである
怪盗「ともかく、この森を抜けましょう」
267: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/08(金)19:29 ID:A5UqdB5u0(4/4) AAS
一行は静かな森をひたすらに進む
ずっと地下を移動していた彼らにとって、
森の清廉な空気は非常に心地よいものだった
狙撃少女「森の向こうに……ありますね、街が」
男「相変わらずだが……よく見えるな」
狙撃少女「空気が澄んでいるので、いつもよりちょっと遠くまで見えます」
中華「それで、どんな街が見えるんだい?」
省7
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