安価とコンマで異世界転生!その11 (759レス)
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226: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/30(水)19:36 ID:gXA7Dg+h0(5/6) AAS
狙撃少女「へぇ……」
ドリアード「それで、来てくれるの?」
男「どうしようか……」
中華「ま、行ってもいいんじゃない?」
氷魔「……他の魔王と知り合えるというのは……またとないチャンスかもしれませんしね……」
省3
227: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/30(水)21:29 ID:gXA7Dg+h0(6/6) AAS
彼女について行けば、
だんだんと遠くに建物が見えてきた
それは確かに城であったが、
魔王の居城というには些か絢爛すぎた
やる気「な、なんじゃありゃあ……」
ドリアード「我が主の趣味です」
花畑をずっと歩き、ついにその前までやってくる
護衛の兵士たちもその肉体が花に置き換わっていた
228: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/31(木)03:30 ID:gRa/zmBJ0(1/4) AAS
彼らはドリアードの姿を見ると門を開けた
いかにも中世風の門が低い音を立てる
ぶりっ子「はぁ、いつかはこういう城に住みたいもんですねぇ」
怪盗「分かる〜」
狙撃少女「私は持て余しそうですね……」
ドリアード「こっちよ」
省2
229: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/31(木)03:44 ID:gRa/zmBJ0(2/4) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
230: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/31(木)19:26 ID:gRa/zmBJ0(3/4) AAS
真っ白な壁面と赤黒いそれのコントラストはエレガントだった
ドリアード「私が居られるのもここまで。あなたたちだけで中に入るの」
男「分かった」
去っていくドリアードを見送り、
一行は扉をゆっくりと開いた
そこはまさしく女王の部屋と言うべき内装が広がっており、中央に置かれたテーブルの上にはティータイムの用意がされていた
中華「っ!」
省2
231: 2024/10/31(木)19:32 ID:fCO7D7fX0(1) AAS
ショートヘアーが意外と似合っている、花柄のドレス越しでも分かるほどのマッチョなオネエ系男子(オカマじゃない)。
232: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/10/31(木)21:07 ID:gRa/zmBJ0(4/4) AAS
オネエ魔王「ようこそ、どうぞおかけになって」
氷魔「……え……えぇ……」
やる気「失礼するっす」
そこに待っていたのは、花柄のドレスを着た______少なくとも肉体的には______男性の魔王だった
ぶりっ子「すっごい……」
省1
233: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/11/01(金)03:12 ID:a4Esx5MF0(1/2) AAS
風貌と服装のミスマッチではない、
本人が持つその風格は充分な重圧を放っていた
オネエ魔王「そう緊張しないで」
短く、しかしどこか女性的に切り揃えられた髪をいじり、物憂げに告げる
怪盗「すみません、気を遣わせちゃって」
狙撃少女「『本物』のオーラを感じます……」
234: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/11/01(金)03:14 ID:a4Esx5MF0(2/2) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
235: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/11/01(金)18:38 ID:nigeASpUO携(1) AAS
それから、一行は勧められるままに紅茶を飲んだ
香り高く、当然茶葉にもこだわっているようだった
炎魔「おいしいですね!」
オネエ魔王「ありがとう」
男「……本日はご招待いただき、ありがとうございます。不躾ですが……一体なぜ、我々を呼んだのですか?」
オネエ魔王「>>下1」
236: 2024/11/01(金)19:17 ID:ZkM+OF3U0(1) AAS
貴方に依頼を受けてこの茶会を開いたのよ。 依頼の成功・失敗は問わないから、報酬は心配しないでちょうだい
237: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/11/02(土)05:08 ID:m9/VbQvn0(1/4) AAS
オネエ魔王「貴方に依頼を受けてこの茶会を開いたのよ。」
中華「ははぁ……」
オネエ魔王「依頼の成功・失敗は問わないから、報酬は心配しないでちょうだい」
魔王から依頼とは、と緊張が走った
だが、彼はすかさず付け加えてそれを緩和させようとしている
氷魔「……ご寛大なのですね……」
省1
238: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/11/02(土)05:08 ID:m9/VbQvn0(2/4) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
239: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/11/02(土)19:08 ID:m9/VbQvn0(3/4) AAS
やる気「それで、なにして欲しいんすか?」
オネエ魔王「随分せっかちね」
ぶりっ子「ま、色々立て込んでもいますからねぇ」
オネエ魔王「ふぅん、なにかあったの?」
怪盗「子供たちを預かっていまして……極東までどうにか帰さなきゃいけないんですよね」
省1
240: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/11/02(土)21:05 ID:m9/VbQvn0(4/4) AAS
狙撃少女「……それは、仕事が終わってからにしましょうか」
彼がそんな人物であるとは思っていなかったが、
万が一のことを考えると見ず知らずの人物______加えて言えば、魔王などという肩書きを持っている存在______に子供をいきなり預けるつもりにはなれなかった
オネエ魔王「そうね……巻き込むのも悪いし」
男「……俺たちはいつでも動けます。もう夜ですが……なにをして欲しいんですか?」
オネエ魔王「>>下1」
241: 2024/11/02(土)21:44 ID:2lDoRVCUo(1) AAS
とある場所にこの花を届けて欲しいの
242: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/11/03(日)03:45 ID:d+rUouMm0(1/2) AAS
オネエ魔王「とある場所にこの花を届けて欲しいの」
そう言って、一輪の花を差し出した
それは水色に輝くバラであった
炎魔「わぁ、綺麗!」
中華「なるほど……して、どこに届ければよいのですか?」
問えば、彼は地図を渡してきた
それがどこかの街の地図ならよかったものを、まさかの世界地図であった
243: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/11/03(日)04:12 ID:d+rUouMm0(2/2) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
244: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/11/03(日)18:56 ID:jRZ8BdHiO携(1/2) AAS
オネエ魔王「ここ」
だが、目的地に印はつけてあった
場所としては、先ほど通過した帝国の領内であった
氷魔「……ふむ……帝国ですか……」
オネエ魔王「なにかおあり?」
やる気「いや、特にないっす」
省2
245: ◆UEqqBEVZVY [saga] 2024/11/03(日)20:30 ID:jRZ8BdHiO携(2/2) AAS
怪盗「では、向かいますか?」
オネエ魔王「もう夜だから、ここで休んでいきなさい」
実際、地下水道をひたすら滑走したために疲れている
休んだほうがいいだろう
狙撃少女「……では、お言葉に甘えて」
オネエ魔王「夜はちゃんと寝ないと、美しさを損なうからね。身も心も」
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