安価とコンマで異世界転生!その11 (414レス)
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291: 11/14(木)10:15 ID:yQk2vml00(1) AAS
やるなぁ。
292: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/14(木)19:34 ID:8s/9tHyA0(5/5) AAS
炎魔「それはそうですけど……」
ぶりっ子「ちゃんと箱としての機能があるならいいんですけどぉ……」
怪盗「がっつり生命体だったら内臓が飛び出ちゃうかもしれませんね!」
狙撃少女「私は……目を閉じておきます」
不安そうにしている者もいる中、
やる気は好奇心の赴くままにその箱を開ける
省2
293: 11/14(木)20:08 ID:l8BXfM2+0(1) AAS
箱の大きさを無視した黒い『闇』が広がっていた。
驚いて閉じたが炎魔が再度開けると食べ物(特に肉)が箱いっぱいに詰まれてた
294: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/15(金)04:57 ID:YFf3IYGa0(1/3) AAS
それを覗くやる気の瞳孔は真っ黒に染まった
無論彼の生得的な性質ではない
箱の中に広がっていた闇があまりにも広大で深いものだったからなのだ
男「お、おい……?」
やる気「ふんぬっ!!」
彼は思い出したかのように勢いよく箱を閉めた
それは驚くほどあっさりと閉じられ、
世界にはなんの残滓も残らなかった
295: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/15(金)05:27 ID:YFf3IYGa0(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
296: 11/15(金)07:44 ID:KCqeJaCq0(1) AAS
ゼインが出てきそうな予感がする。
297: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/15(金)19:47 ID:YFf3IYGa0(3/3) AAS
中華「な、なんだったの?」
氷魔「……なにか……ものすごい力を感じました……大きく……重い……」
やる気「なんつうんすかね?『闇』が入ってたっすよ」
ぶりっ子「闇ぃ?」
やる気の判断は正しかったが、あまりにも早すぎた
その場にいた者のほとんどが、その話に対しては懐疑的だった
298: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/16(土)04:03 ID:SHVl5BgA0(1/4) AAS
炎魔「ちょっと確認しますねー」
彼女は迷わずやる気から箱をひったくる
そして少しだけ箱を開けて中身を見た
怪盗「どうですか!?」
炎魔「うん……?」
炎魔は不思議そうに鼻を鳴らしている
299: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/16(土)04:17 ID:SHVl5BgA0(2/4) AAS
狙撃少女「闇じゃないんですか?」
炎魔「なんか美味しそうな匂いがします!」
彼女は開きかけていた蓋を勢い良く取り外す
そこに入っていたのは先ほどまでやる気が見ていた闇ではなく、大量の食べ物が密集したものだった
男「随分詰めたなー……」
中華「肉系のものが多いね」
300: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/16(土)19:40 ID:SHVl5BgA0(3/4) AAS
すみません寝落ちしました
氷魔「……あまり……開け閉めしないほうがいいのかも……?」
やる気「そっすね……」
中華「ああ待って閉じないで。食材だけ回収するから」
彼がいくつかの食材を回収した後、
再びそれは閉じられた
省1
301: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/16(土)20:39 ID:SHVl5BgA0(4/4) AAS
一行は謎の箱を手に入れ、
その後は特にアクシデントもなく峠を越えた
怪盗「夕方ですねー」
そろそろ太陽がオレンジになる頃合いで、
どこか泊まれる場所を見つけたいところだった
炎魔「どうですか狙撃少女さん!街見えますか!?」
狙撃少女「はい、>>下1が」
省6
302: 11/16(土)20:44 ID:cc/iBLJs0(1) AAS
6.亜人や半人半魔、明らかに機械化してる人間が共存してる『街』
303: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/17(日)04:15 ID:QWW4FDSB0(1/3) AAS
狙撃少女「『街』ですね……なんか妙な雰囲気ですけど」
男「安全そうか?」
狙撃少女「うーん……まぁ……そうですね……」
歯切れの悪い狙撃少女だったが、
強くは否定されなかったので一行は向かうことにした
中華「た、確かに……変わってるね」
省1
304: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/17(日)04:24 ID:QWW4FDSB0(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
305: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/17(日)19:39 ID:QWW4FDSB0(3/3) AAS
魔界のようと形容できるおどろおどろしい尖塔があったり、
高度な科学技術を感じさせる工場があったり、
あるいはオリエンタルな木造の建物があったりする
氷魔「……警戒はしましょう……」
一行が街に入れば、そこは活気に満ちていた
人々の多くは楽しそうで、
あるべき街の風景が繰り広げられている
ただし、それはものの見た目に頓着しない者に限っての認識だ
306: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/18(月)01:39 ID:cV8ZCPlN0(1/4) AAS
やる気「ど、どうなってるんすか、ここ?」
メインストリートを歩くは、
明らかな亜人、悪魔の要素が混じったような人間、
それどころではなく無機質な機械的パーツで人体を構成する人間までもが闊歩しているのだ
ぶりっ子「入って大丈夫なんですかねぇ、ここ?」
炎魔「いいんじゃないですか?むしろ居心地がよさそうです!」
炎魔は無邪気にはしゃいで街へと入っていく
307: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/18(月)02:58 ID:cV8ZCPlN0(2/4) AAS
男「んー……まぁ多様性ってやつか」
と言って男までもが入っていくので、
結局みな足踏みはできなかった
怪盗「半魔とか亜人って、まだちょっと慣れないんですよね」
狙撃少女「私はサイボーグの方が怖いですが……」
中華「機械化されてる人って、味覚あるのかな?」
308: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/18(月)03:00 ID:cV8ZCPlN0(3/4) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
309: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/18(月)19:46 ID:cV8ZCPlN0(4/4) AAS
一行はしばらく街を歩き、宿らしき建物を発見した
そして早速そこへ入っていった
氷魔「……すみませーん……」
女将「はーい、旅の方ですか?」
やる気「そっすよ、宿開いてるっすか?」
女将「はい、まだあります」
省2
310: 11/18(月)20:10 ID:P++uO9kDO携(1) AAS
彼らはそれぞれの種族が文明の中心となった複数の平行世界から突然この世界に飛ばされたみたいなの
元々ここは普通の街だったけど、それぞれの元の世界に帰還するまで互いに協力するために今みたいな街になっていったのよ
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