安価とコンマで異世界転生!その11 (346レス)
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326: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/22(金)20:18 ID:Wj24zuGKO携(1/2) AAS
すみません遅れました

それから夕食の時間になった
女将さんが一部屋ずつ回って夕食を届けていくシステムである

女将「うちのご飯は旅人さんに評判がいいのよ」

そう言って彼女は大量の料理を持ってくる
そのいずれも見たことがない料理であった

中華「す……すごい!これは一体……!?」
327: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/22(金)20:36 ID:Wj24zuGKO携(2/2) AAS
女将「異邦人の方々に教えてもらった料理よ、見たことないでしょう?」

ところどころ異様なカラーリングになっている盛り付けもある

氷魔「……えぇ……とんでもないですね……」

女将「まぁ、そのまま作るととてもこっちの人間向きじゃない味のものもあるから……アレンジはしたけどね」
328: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/23(土)03:23 ID:K7OLSc/V0(1/2) AAS
中華「……とても興味があります、レシピが知りたいですね」

女将「一応商売道具だから、教えられないわ。ごめんね」

中華「ですよね……」

料理の雰囲気としては、
和洋中の様々な料理にそれぞれ見えうる
しかし、あくまで女将によるローカライズの末にこうなっているものなので、果たして本当に味付けが一致しているのかは分からない

やる気「ま、とにかく食ってみるっすよ!」
省1
329: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/23(土)04:04 ID:K7OLSc/V0(2/2) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
330: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/23(土)18:14 ID:jhnDaKMdO携(1/2) AAS
実際夕食の時間なのでみな大人しく席につく

ぶりっ子「……といっても、結構勇気がいりますねぇ」

とりあえず、無難なものから一行は食べ始めた
味は悪くなく、女将の再解釈はかなりうまくいっていることが分かる

狙撃少女「……さて、これですが……」
331: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/23(土)18:16 ID:jhnDaKMdO携(2/2) AAS
御櫃のようなものに入った、
サイケデリックなお粥のようなものがそこにはあった

男「凄まじいカラーリングだ」

中華「では、いただこうかなっ」

彼は怯むことなくそれを手元の器に盛り、
啜るようにそれを食べた

氷魔「……お味は……いかがでしょうか……?」
省1
332: 11/23(土)18:34 ID:FyxReA1Ro(1) AAS
甘っ!!!
333: 11/23(土)18:35 ID:aqPNr1Lbo(1) AAS
なんと言うかカラフルな味?
334: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/24(日)01:59 ID:VYZFSe/C0(1/7) AAS
中華「甘っ!!!」

彼は思わずそう叫んだ
口内に広がるどぎついスイーツのような甘味に、
さすがに狼狽えざるを得なかったようだ

やる気「甘いんすか!?」

中華「す……すっごく甘い。甘いと思って食べればまぁ美味しいかも」

ぶりっ子「そりゃいいですね、私甘いもの大好きなんですよぉ!」
335: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/24(日)02:02 ID:VYZFSe/C0(2/7) AAS
一方のぶりっ子はそれを聞いて、
がつがつとそのお粥のような物体を食べ始めた

怪盗「私も甘いもの好きなんですよねー……あっま!!なんですかこれっ!!」

狙撃少女「そ、そんなにですか……っ!えふっ……こ、これは……!」

が、しかし二人連続で撃沈した
あまりにも強烈すぎる甘さに身を強張らせる

ぶりっ子「……どうしたんてすかぁ?」
省2
336: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/24(日)02:54 ID:VYZFSe/C0(3/7) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
337: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/24(日)19:46 ID:VYZFSe/C0(4/7) AAS
それからも一行は珍妙きわまりない料理たちを食べ、
騒がしく夕食を終えた

中華「得られるものは多かった……」

炎魔「いろんなもの食べられて、大満足です!」

まだ寝るまでには時間がある

>>下1……なにをする?
1.中華と話す
2.氷魔と話す
3.やる気と話す
4.ぶりっ子と話す
省4
338: 11/24(日)19:59 ID:X6ATjvAy0(1) AAS
8,拾って来た青銅の箱を観察して見る
339: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/24(日)23:21 ID:VYZFSe/C0(5/7) AAS
夕食を食べて気持ちを切り替えると、
ふと彼の脳裏にあるものが思い浮かんだ
バッグを漁り、それを取り出す

男「……うぅむ」

青銅の箱であった
相変わらずその触感からは生命の息吹が伝わってくる

やる気「……開けるんすか?」

男「んー?うーん……」
340: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/24(日)23:26 ID:VYZFSe/C0(6/7) AAS
やる気「やめといた方がいいっすよ?」

男「まぁ……なんかろくでもないもん見たんだよな?」

やる気「闇っすね」

男「……だが、もう一度開けたとき、それらは食物に入れ替わっていた」

少なくとも、
男たちがじっくりと見たのはそちらだった
省2
341: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/24(日)23:55 ID:VYZFSe/C0(7/7) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
342: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/25(月)19:00 ID:Rf8IAOBj0(1) AAS
怪盗「大丈夫じゃない?」

好奇心の高い三人が集ってしまった

男「そうか?」

怪盗「やる気さんに箱押さえててもらって、ヤバいのが出たらまた閉じればいいんです!」

男「……まぁ、実際それでいけてたからな。じゃあ頼む」
省4
343: 11/25(月)19:15 ID:HveKJeyj0(1) AAS
男が開けたら空っぽ
怪盗が開けたら酒がぎっちりあった
344: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/26(火)01:06 ID:DhSselsw0(1/3) AAS
男「うん……?」

それを開いた男は、
ただただ呆気に取られたような顔をしている
それもそうだろう、なにも入っていないのだ

怪盗「なにも、入ってない?」

やる気「っすね、どういうことなんすかね?」

男「……まさか……いや……」
345: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/26(火)01:39 ID:DhSselsw0(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
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