安価とコンマで異世界転生!その11 (422レス)
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372: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/02(月)00:29 ID:nYcM2Fih0(1/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
373: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/02(月)19:13 ID:nYcM2Fih0(2/3) AAS
ぶりっ子「そんなのと戦いたくないですよぉ」
炎魔「私も怖いです……」
怪盗「二人は炎系の攻撃効かないんだから前に立ってくれないと困るんですけど!?」
陣形としては、最外周にぶりっ子と炎魔を置き、
他のメンバーが寄り集まっている形だ
374: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/02(月)19:17 ID:nYcM2Fih0(3/3) AAS
狙撃少女「視認できる範囲には……なにも居なさそうです。村で遮蔽も多いので、気休めにもなりませんが」
油断せず着実に、村を探索していく
人の焼けた臭いだろうか、焦げ臭いほかにも、
生理的に厳しい悪臭が時折風に乗ってくる
男「っ!誰だ!」
近くの茂みががさりと動いた
もしかしたら野生動物かもしれないが、
なんであれ今は無視できない
沈黙がしばし場を包むと、茂みからそれは出てきた
>>下1……茂みの中にいた存在
375: 12/02(月)19:46 ID:JPjg/1Z50(1) AAS
アルビノに近い白い肌の中性的な少年(かなりボロボロ)
376: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/03(火)01:29 ID:zVKNuZL70(1/3) AAS
少年「………………」
現れたのは一人の少年だった
その肌は病的なまでに白く、色素が抜け落ち気味だ
ひどくぼろぼろで瞳孔も震えているが、
その眼光の鋭さは本物だった
中華「子供……?」
氷魔「……油断しないでください……まだ彼が安全と分かったわけではありません……」
377: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/03(火)01:32 ID:zVKNuZL70(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
378: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/03(火)19:48 ID:zVKNuZL70(3/3) AAS
彼はただじっと一行を見つめている
だが、次第にその眼すらブレはじめる
少年「…………っ」
そして、ついに彼は倒れた
よく分からないが、肉体または精神、
あるいはその両方が極限だったのだろう
やる気「あっ」
ぶりっ子「……えっ、どうしますこの子」
379: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/04(水)02:31 ID:9nmOOAQA0(1/4) AAS
怪盗「いくらなんでも捨て置くのは……」
狙撃少女「……そうですね、なんとしてでも……彼は保護したいです」
かつて身寄りのない子であった彼女には、
その少年の姿になにか使命を感じずにはいられなかった
男「……仕方ない、一旦連れていくか」
炎魔「なら、私にお任せっ!温かいし、もしこの子が炎を放つような存在だったとしても私には効きません!」
380: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/04(水)02:35 ID:9nmOOAQA0(2/4) AAS
一行は警戒しながら村を出た
結局、危惧していたような存在に直接遭遇することはなく、また街道へと出たのである
中華「……さて、怖いのはさらに向こうの村や街だね」
氷魔「……そうですね……放火した存在が……そちらに向かっている可能性は少なくありません……」
やる気「ま、もし逆側に向かってたとしても謎の種族の人達とか異次元の技術に鎮圧されそうっすね」
ぶりっ子「旅路を急いだほうがいいかもしれませんねぇ」
381: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/04(水)02:38 ID:9nmOOAQA0(3/4) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
382: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/04(水)19:27 ID:9nmOOAQA0(4/4) AAS
やや急ぎ足で街道を進む
少なくとも、そこから見える森や、
街道の脇に息づく緑が燃やされている様子はない
怪盗「そろそろ次の街ですね」
男「そうだな……燃えてるかい?次の街」
そう問えば、狙撃少女は遠くへと目線を飛ばし始める
狙撃少女「>>下1」
383: 12/04(水)19:40 ID:KDbNSXZL0(1) AAS
「見た感じ、騒いでる様子がない様ですが」
384: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/05(木)03:54 ID:O6TpL6hu0(1/3) AAS
狙撃少女「見た感じ、騒いでる様子がない様ですが」
中華「大丈夫そうだね、よかった」
氷魔「……火の用心だけは……しっかりとしましょう……」
やる気「先は急ぐし、あそこは寄らずにいくっすか?」
ぶりっ子「隣の村が燃えたことを伝えたい気持ちもありますがぁ……」
385: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/05(木)03:57 ID:O6TpL6hu0(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
386: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/05(木)18:36 ID:O6TpL6hu0(3/3) AAS
一行は先を急ぐことにした
明日には目的地に着けるはずである
怪盗「しかし、帝国といえばがちがちな感じを想像していましたが……あんまりディストピア感ありませんね」
炎魔「人が住めば人の国ですからね」
狙撃少女「すごい、格言みたいなこと言ってます」
387: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/06(金)01:49 ID:/Ud4hCib0(1/3) AAS
話しつつ歩いていると、道の様子が変わった
今まで歩いていた街道は土を均したものであったが、
それが石畳へと変わったのだ
男「首都に近づいてきたのかな」
中華「多分ね」
氷魔「……私たちが目指している街と首都は別ですが……そう遠くもありませんから」……」
388: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/06(金)01:53 ID:/Ud4hCib0(2/3) AAS
そして、この日もまた日が暮れてきた
やる気「距離的には……どんなもんなんすか?目的地まで」
ぶりっ子「ええっとぉ……明日の朝出発して、昼前には着く感じですねぇ」
怪盗「うーん……無理に進むのは憚られる絶妙な距離ですね」
炎魔「この子も背負っているんですから、あんまり無茶したくないです!」
省1
389: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/06(金)01:54 ID:/Ud4hCib0(3/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
390: ◆UEqqBEVZVY [saga] 12/06(金)19:09 ID:mYQPvXxKO携(1) AAS
狙撃少女「そうですね……」
二人が随分少年に入れ込んでいるのを見て、
男はやや危機感を覚えた
いざとなったとき、本当に頼れるのは恐らくぶりっ子であろうと彼は考えた
男「……さて、街が見えてきたな」
その日宿泊する予定のある街がその姿を鮮明にしていく
>>下1……どんな街か
省6
391: 12/06(金)19:27 ID:6Lt1fqjbo(1) AAS
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