安価とコンマで異世界転生!その11 (758レス)
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569: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/14(火)22:04 ID:KXuDnj490(6/6) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
570: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/15(水)19:16 ID:hG6dOunmO携(1/2) AAS
重騎士「へへぇ、はぐれ仲間ですね!」
がっしりしたその鎧には似つかわしくない喋りで、
一行に対する敵意は少なくともなさそうだ
そこで二人は小声で作戦会議を始めた
炎魔「……まさかってこと、あります?」
やる気「とりあえず、リスクは排除しておくっすよ……」
571: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/15(水)19:19 ID:hG6dOunmO携(2/2) AAS
重騎士「どうかしたんですか?」
炎魔「ああいえ!こっちの話ですよ!」
やる気「そうっす、それより聞きたいことがあるんすけど……」
どうにか話題を変える
彼女が何者か分からない以上、
なるべく怪しまれたくはないのだ
重騎士「はい?」
省2
572: 01/15(水)19:53 ID:lsJlMKsD0(1) AAS
AIさんって言う目付きが鋭い『人』だよ
573: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/16(木)01:13 ID:+O6gjiym0(1/4) AAS
重騎士「AIさんって言う目付きが鋭い『人』だよ」
炎魔「そうですか、人ですか……」
重騎士「よくはぐれちゃうんですけどね、その度にめちゃくちゃ怒られるんですよ」
恐らく、妹のほうであろう
彼らのよく知るほうのAIは、
目付きが極端に鋭いわけでもなければ、
なにかに怒っているのも見たことがない
やる気「それなら、街の入り口のほうで見たっすよ」
574: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/16(木)01:56 ID:+O6gjiym0(2/4) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
575: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/16(木)19:54 ID:+O6gjiym0(3/4) AAS
重騎士「そうなんですか!?ありがとうございます!」
彼女はそう言うと、
重装備をがちゃがちゃ言わせながら走り出した
炎魔「ちょ、ちょっと!?逆だよ逆!」
しかし、その方向は街の入り口の反対であった
そう、彼女は極度の方向音痴なのだ
576: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/16(木)21:11 ID:+O6gjiym0(4/4) AAS
重騎士「ほえっ!?す、すみません!」
彼女はぐるりと振り向いて、
本来行くべき方向へと走り出す
やる気「あ、そうだ」
重騎士「なんでしょう?」
やる気「男さん見てないすか?」
省1
577: 01/16(木)21:22 ID:lhNryqrR0(1) AAS
男さんって一緒に居た方ですか? その人は見てないですか三人組の男が水を出してる箱を持って行ったのは見ました
578: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/17(金)05:21 ID:2JChLDGF0(1/3) AAS
重騎士「男さんって一緒に居た方ですか? その人は見てないですか三人組の男が水を出してる箱を持って行ったのは見ました」
炎魔「水を出してる……?」
やる気「箱……?」
重騎士「はい、変なもの見たなぁと思ったのでよく覚えてますよ」
それは二人にもよく分からない事象だった
箱の中が男なら、
どのような理由で水を出すのか考えたが、
それはついぞ分からなかったのだ
省2
579: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/17(金)05:24 ID:2JChLDGF0(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
580: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/17(金)19:23 ID:2JChLDGF0(3/3) AAS
彼女はそう言ってどこかへ去った
二人が周囲を観察すると、
確かに水の溢れた跡がどこかへと続いているのが見える
やる気「……どうするっすかね」
炎魔「流石に関係ないんじゃ?」
やる気「でも、こんな夜中……人っ子一人いないような夜中に、三人がかりで箱を運搬するなんてきな臭いっすよ」
炎魔「他に手がかりもないし……」
581: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/18(土)03:08 ID:buwhdjCT0(1/2) AAS
この場に中華がいれば、
それが塩水であることを確かめたが、
実際ここに彼はいない
やる気「ま、行くしかないっすね」
炎魔「男さんを見つけるのが一番大きな目標ですけど、街の外への抜け道についても調べなきゃいけませんからね」
やる気「これを追っていって入り口に出られればそれでよし、そうでなければそこを探索っすね!」
それでも、二人は行くことを決めた
特にやる気は貪欲な性質であるのだ
582: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/18(土)19:08 ID:buwhdjCT0(2/2) AAS
すみません寝落ちしました
ひたすらに水の跡を追う二人
乾いてしまわないかと心配になっている
炎魔「これで普通にお酒とか運んでるだけだったらどうします?」
やる気「笑えるっすね、状況は最悪っすけど」
正確に、かつ素早く滲むそれを追いかけ、
二人は最終的に>>下1にたどり着いた
583: 01/18(土)19:19 ID:4StGEMiZ0(1) AAS
かなり豪華な洋館
584: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/19(日)04:29 ID:LOONGZoV0(1/3) AAS
そこにあったのは洋館だった
しかも、そのサイズは大きく、
豪邸であると言って差し支えないものであった
炎魔「お酒説、どうですか」
やる気「ちょっとアルコール濃度が上がったっすね」
炎魔「……行きます?」
やる気「ぶっちゃけ怪しくないすか?宗教絡みのなにかがあってもまるっと隠せそうっすよ」
585: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/19(日)04:32 ID:LOONGZoV0(2/3) AAS
小さめのものであれば、
中に礼拝堂などがあっても分からないだろう
どこかへの抜け道が隠されている可能性もあった
炎魔「どこから入ります?」
やる気「玄関しかないっすよ、あんたと違って俺っちは煙突から入ったら焼け死ぬんす」
炎魔「それもそうですね」
しかし、玄関の戸に触れ、
少し動かしてみれば分かるだろう
当たり前だが施錠されているのだ
586: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/19(日)04:34 ID:LOONGZoV0(3/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
587: ◆UEqqBEVZVY [saga] 01/20(月)19:49 ID:gZvTbc220(1/4) AAS
なぜか昨日はここにアクセスできませんでした
すみません
やる気「面倒っすね……」
彼はドアノブ型生命体を玄関に取り付け、
そこを開いた
炎魔「いかにもなお屋敷ですね……」
ぶりっ子の持っている、
一行のギルドハウスに勝るとも劣らない内装であった
588: ◆UEqqBEVZVY 01/20(月)20:26 ID:gZvTbc220(2/4) AAS
やる気「さて、水の跡はどこに続いてるんすかね」
足元を見れば、入って右手にそれは続いていた
しかし、いかにも高級そうなそのカーペットの吸水性は高く、かなり薄くなってしまっている
炎魔「急がないと!」
やる気「そっすね!」
右手にある廊下へ飛び込み、
その突き当たりにある樫の大きな扉を開く
省1
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