イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (952レス)
イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/
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384: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/03(土) 02:56:05.69 ID:1AKPHBq20 …鎮守府・裏手の丘… アンナ「まぁ、眺めのいい所ね…素敵じゃない!」…裏手の丘にある小さなあずまやからきらめく海を眺め、嬉しそうに声を上げるアンナ…ボディーガードらしい「こわもて」の二人はここまで付いて来ようとしたがアンナに怒られ、ふもとで待たされている… 提督「ここなら文句もないでしょう?」…松林に囲まれた白い石造りのあずまや…その周囲は誰もおらず、あずまやの中心にあるマリア像だけが二人を見ている… アンナ「ええ、納得してあげる…それじゃあ、あーん♪」石のベンチに腰掛けて紙の箱を開き、さっきのムースを取り出すと使い捨てフォークで小さく切り分け、それを提督に向けて差しだした… 提督「…え?」 アンナ「だから、私が「あーん」してあげるって言ってるの…っ!」 提督「わ、分かったわよ……あーん」 アンナ「はい、あーん♪ …ね、許嫁に「あーん」してもらえばずっと美味しいでしょ?」 提督「ええ、そうね…」(味なんて全然分からなかった…どうすればこの状態を切り抜けられるかしら……) アンナ「ところでフランカ、お昼は一緒に食べましょうよ♪」 提督「ごめんなさい、アンナ…それは出来ないわ」 アンナ「どうしてよ?」 提督「お昼は来賓の議員たちと試食会があって…軍用糧食と鎮守府の献立を、それぞれ軽く味見してもらうの」 アンナ「何よ…せっかくフランカとお昼を食べようと思ったのに」 提督「ごめんなさいね、アンナ」 アンナ「まぁいいわ…それじゃあ代わりに私がディナーにご招待するわ。ちなみに泊まっているのはタラントの「ホテル・レジーナ・マルゲリータ」よ♪」 提督「…それってタラントの最高級ホテルじゃない」 アンナ「あぁもう、フランカったら! …あれが最高級だなんて、海軍生活が長すぎたのね……やっぱり軍なんて辞めて、もう少し文化的な生活した方がいいわ」 提督「…あなたはそう言うけれど、ここだっていい所よ?」 アンナ「ええそうね、きっと「シャワーのお湯が出るから」とか言うんでしょう…海軍さんはお湯も満足に使わせてくれないそうだものね?」 提督「いいえ、それだけじゃなくて……」 アンナ「ねぇ…まさかとは思うけれど、あの「艦娘」とか言う女の子がたくさんいて、夜昼構わず食べ散らかしてるから……とかじゃないわよね?」 提督「…っ!?」(あながち間違いでもないあたり否定できないわ…) アンナ「フランカ、分かっているとは思うけど…うちの「ファミリア」(家族)も私とフランカの事をよく覚えていて「早く結婚の予定を決めなさい、さもないとフランカだって準備のしようがないじゃないか」ってせっつかれているのよ?」 提督「あー…それってアンナのお父さんも……」 アンナ「それはもう♪」 提督「……えーと、それじゃあその事についてはディナーの時に話しましょうか…」 アンナ「それじゃあ今夜は来てくれるの?」 提督「え、ええ…」 アンナ「ふふっ、嬉しいっ! それじゃあすぐ帰って支度しないと…待ってるわよ♪」 提督「そう、そうね……チャオ、アンナ」 アンナ「チャオ、フランカ…ちゅっ♪」 提督「……どうしよう///」 ……… … http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/384
385: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/04(日) 01:10:21.79 ID:1OXR5UVM0 …昼食時・食堂… 提督「それでは皆さま方には軍の携行糧食と、艦娘たちが作ったお昼を試食していただこうと思います…何かお聞きになりたいことがありましたら、私か皆様の向かいに座っている艦娘たちにお聞きください」提督が主人の位置に座り、あとは長いテーブルに向かい合う形で艦娘と議員が座っておしゃべりに興じている… フェルッキオ議員「いや、これは美味しそうだ…携行糧食の方じゃありませんぞ?」フェルッキオ議員が軽く冗談めかした ダンドレア議員「…屋台でいただいた軽食も美味しかったですし、期待できそうですね」 提督「そう思いますよ、議員……では、改めて自己紹介をさせていただきます。ここの司令官を務めております、フランチェスカ・カンピオーニ少将です…では、どうぞ冷めないうちにお召し上がりくださ……い…」提督の視線が三つほど離れた席にいる、一人の綺麗な議員に止まった……顔はどこかで見た記憶があるのだが思い出せず、もやもやした気分でワイングラスに手を付けた… ダンドレア議員「どうかしたの、司令官さん?」 提督「あぁ、いえ…少し考え事を。どうぞお食事をなさってください」 美人の議員「♪」…提督の視線に気づいたのか、こっそりウィンクを投げてきた……グレイのパンツスーツからはち切れそうな身体をしていて、少し媚びるような笑みを浮かべている… 提督「…すみません、ダンドレア議員…あちらの金髪の議員は……」そっと耳打ちする提督 ダンドレア議員「ああ、彼女は「プーリア愛と緑の党」にいるパンピネア・ルッピーニ議員よ…彼女がどうかしたの?」 提督「あぁ…いえ」 ダンドレア議員「…彼女がレズビアン向けのアダルト映画女優から転身して、上半身裸で立候補した時はずい分とセンセーショナルだったものね。あなたもその時のニュースで「チェチィーリア」って言う名前を見たんじゃないかしら?」(※チェチィーリア…イタリア語での「セシリア」) 提督「あぁ…そういえばそうでした。何かと話題になった方でしたね……」(まさか「少尉の頃、士官宿舎で集まって見た」とは言えないわね…///) ダンドレア議員「ええ、私みたいなおばさんからするとうらやましいわ。美人でスタイルが良くってね」 提督「まぁ、ふふっ」 フェルッキオ議員「…それにしても少将、軍の糧食って言うのはどうも…味が濃すぎるね」牛肉のステーキ風を噛みちぎろうと悪戦苦闘している… 提督「ええ。軍の携行糧食は塩分が汗と一緒に出て行ってしまう、運動量の多い時を前提にしていますから…どうしても味が濃いのです」 フェルッキオ議員「なるほどねぇ……でもこちらのパスタは絶品だ、誰が作ったんですかな?」 提督「これはうちの艦娘が作ったものです…ディアナ」 ディアナ「はい」 提督「議員が「美味しい」っておっしゃってくれたわ…♪」 ディアナ「恐縮でございます」 フェルッキオ議員「いや、ホントの事だよ…議員だからって、いつもウソをついているわけじゃない」 ディアナ「ふふっ、まぁまぁ…♪」 フェルッキオ議員「はは、良かった…私もまだまだ女の子を笑わせる事が出来るよう…だ?」 エウジェニオ「……なんですって?」 …ディアナの手料理のおかげか、それまで和やかに進んでいた試食会…と、提督たちはエウジェニオの声に鋭さが増しているのを聞きとがめた… 女性議員「ですからね、昨今の風潮には我慢ならないのです!」最初から鼻息荒く息巻いていた女性議員の一人…眼鏡と細い眉が、いかにも神経質そうな雰囲気をさせている… ダンドレア議員「……彼女は「イタリア南部保守党」のミーア・サイエッタ議員よ」提督に小声で教えてくれるダンドレア議員 提督「…どうも」 エウジェニオ「ふぅ…ん、それじゃあ議員はどうしたいの?」 サイエッタ議員「わたくしに言わせればLGBTだの何だの……そんなのは生物学的にもおかしいですし、神の摂理にも反しています…それに子供を産めないだなんて、イタリアの出生率はどうなるのです!?」 エウジェニオ「そう…まぁ意見は意見としてうかがっておくわ。でもね……」 提督「…エウジェニオ」 エウジェニオ「なに、提督から始めたい?」 提督「いいえ?」(…あんまりやり込めすぎないようにね) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/385
386: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/04(日) 01:39:01.26 ID:1OXR5UVM0 エウジェニオ「ふふ…まず、生物学だの何だのって言うけれど……」 サイエッタ議員「普通の動物に同性愛なんていません!」 エウジェニオ「…ゴリラはゲイのカップルを作るし、他のサルでもそういう事例はあるし…イルカは手がないから、同性どうしで集団になって、お互いに自慰の手伝いをするわよ?」 チェザーレ「…それに人間は獣ではない。子供を作るためだけに交わるのではなく、愛や恋のために交わるのだ……ただ子供を作るだけならロメオの相手はジュリエッタでなくても構わんだろう?」 アブルッツィ「議員は子供を作るためだけだからって、わざわざブタみたいな相手を選ぶ?」 フェルッキオ議員「……あのヒステリーが相手じゃ、相手のブタがかわいそうだ」 提督「くくっ…♪」 レジナルド・ジュリアーニ(大型潜リウッツィ級)「…それに、神の摂理と申しますが……聖書にも「人を裁くな、あなたが裁かれないために」とあります。あなたは神の代弁者でいらっしゃるのですか?」 …鎮守府の食堂では海軍のマナーとして、言い争いや上官反抗の理由になりやすい宗教や政治(…それにここでは好きな百合カップリング)の話題は基本的にしないが、ジュリアーニは艦名の由来が「第一次大戦やスペイン内乱に従軍した神父」だけあって、聖書にはめっぽう強い… カヴール「それに「汝の隣人を愛し、汝の敵のために祈れ」と申しますよ…同じ人間同士ではありませんか」 ドリア「全くです、それに人を断罪したいのなら「本当に罪のない者だけが石を投げろ」と言いますよね…?」 サイエッタ議員「ですが…っ!」 提督「それに今では「iPS細胞」と言うもので、同性の間でも子供が作れるそうですよ……イタリアの出生率もこれで安泰ですね、サイエッタ議員?」 サイエッタ議員「ぐぅ…っ!」 アッテンドーロ「それに「出生率」だの何だのって……フィアットやアンサルドの工場じゃあるまいし、数字だけで人の気持ちを測ろうって言うの?」 デュイリオ「それにその言い方ですと、イタリアに非常に貢献しておられる私たちの提督より、子供が五人でスリやかっぱらいをしている泥棒一家の方がイタリアのために貢献していることになってしまいますね?」 サイエッタ議員「そう言うことではありませんっ…!」 提督「まぁまぁ、食事時に言い争いはよくないわ…ディアナ、次の料理を持ってきてもらえる? …ただし、サイエッタ議員のは抜きでね♪」 サイエッタ議員「ど…どういうことですか!?」 提督「前に物の本で読んだことがあるのですが…世の中の動物の中で、食べ物を味付けしたり料理する生き物は人間しかいないそうですよ。生物学的には私たちの方がおかしいそうなので、生き物として「正しい生活」をされているサイエッタ議員におかれましては、ぜひ新鮮な水と生肉をご賞味いただこうかと……」 サイエッタ議員「いえ、ですがっ…!」 提督「…残念です、議員……前夜から仕込んだディアナの美味しいシチューを食べられないなんて♪」 フェルッキオ議員「ああ、残念だね」 ルッピーニ議員「全くね♪」 サイエッタ議員「いえ、その…っ!」 提督「動物たちは当然お酒を醸造したりもしませんから……サイエッタ議員のワインも飲んでいいわよ、ポーラ?」 ポーラ「はぁ〜い♪」 サイエッタ議員「その、あの…っ!」 提督「どうかなさいましたか?」 サイエッタ議員「えーと…その……謝罪しますから…」 提督「そうですか……ですが私にではなく、食事時に不快な思いをした議員の皆さんと艦娘たちにですよ?」 サイエッタ議員「は、はいっ…申し訳ありませんでした」 提督「どうですか、議員の先生方?」 フェルッキオ議員「まぁ良いだろう…それより特製のシチューはまだかな?」 ダンドレア議員「今は許してあげましょう……ただし食後のドルチェは抜きですよ♪」 フェルッキオ議員「ははっ。それはいい処罰ですなぁ、ダンドレア議員…うちのおふくろを思い出しますよ」 サイエッタ議員「うぅ…」 エウジェニオ「ふふ……せいせいしたわ♪」 提督「…お食事が済みましたら、また見学の方をどうぞ……フェルッキオ議員、申し訳ありませんが男性用のお手洗いは正門の方にある管理棟にしかありませんので…」 フェルッキオ議員「…やれやれ、どうもここは私のようなむさくるしい男はいちゃイカン場所のようですな……今後は女性議員を選ぶよう、事務局に言っておきますよ」 提督「お手数をおかけします」 フェルッキオ議員「いや、いいんですよ…それに君と艦娘の女の子たちがサイエッタ議員をやり込めてくれてスッキリした♪」 提督「ふふっ…♪」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/386
387: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/06(火) 11:06:34.26 ID:M7Nz+K8g0 …食後… 提督「ふぅ…私も化粧室に行っておこうかしら……」 ルッピーニ議員「…あら、司令官さん」 提督「あ、ルッピーニ議員…化粧室の場所は分かりましたか?」 ルッピーニ「ええ、案内の娘が丁寧に教えてくれたわ…ところで司令官さん、ルッピーニ議員なんて堅苦しいのはよして?」 提督「えぇと…でしたら何とお呼びしたら……」 ルッピーニ「チェチィーリアでいいわよ…選挙の時も本名の「パンピネア」より「チェチィーリア」の投票用紙の方が多かったくらいなの……危うく無効票になるところだったんだから♪」ぱっちりしたまつ毛のルッピーニ議員が、少し甘えるような上目使いで二、三回まばたきした… 提督「そうですか。それなら私の事もフランチェスカでいいですよ…では、午後の施設案内まではどうぞご自由にお過ごし……」 ルッピーニ「…ちょっと待って」 提督「…何でしょうか?」 ルッピーニ「フランチェスカ…あなたもしかして、私の「現役時代」の作品を見たことあるんじゃない?」 提督「えっ、いえ……それは…///」 ルッピーニ「やっぱり。最初に会った時から何となくそういう雰囲気がしたのよね…どれを見たのかしら「女子高生と未亡人マルガリータ・昼下がりの情事」とか「女子修道院の黒百合」とか……何にせよ、見てすぐにわかったわ♪」 提督「そ、そうですか…?」 ルッピーニ「ええ。何ていうのか…視線とか女の子に対する態度、メイクなんかがちょっと違うのよね」 提督「///」 ルッピーニ「いいのよ、恥ずかしがらなくても。私はみんなに見てもらって、きれいな身体を称賛されるのが好きだもの…じゃなきゃ選挙戦の時にあんなことしないわよ♪」 提督「えぇ…と」 ルッピーニ「それにね、フランチェスカは何となく「私好み」って言うのかしら……もっと近くで見てみたいわ」提督を壁に押し付けて、両肩を優しく押さえつける… 提督「あのっ…その、議員……///」ルッピーニは提督より二回り近く年上……もう四十歳を超えているはずだが、顔のしわもほとんどなく肌もきめ細かい…それに香水だけではない、甘い良い匂いがする… ルッピーニ「……チェチィーリア」 提督「チェチィーリア、こんなところでは見られてしまいますから…///」提督が顔をわずかにそむけて頬を赤くする…かといって振りほどくわけでもない… ルッピーニ「確かに…何もスキャンダルのタネを撒くことはないものね♪」 提督「え、えぇと……とりあえず、人の来ない所に行きましょう…」 ルッピーニ「ええ。ぜひともそうしてちょうだい、司令官さん?」 …倉庫… 提督「とりあえず、ここなら人は来ませんので…///」 ルッピーニ「ふぅん…とはいえ、あんまりほめられた場所じゃないわね……もっとムードのある場所が良かったわ?」 提督「そ、そう言われましても……」 ルッピーニ「…でもこれはこれで、女学生同士でいちゃついているような感じがしてわくわくするかも…ね♪」 提督「んぅ……んむぅ、はむ…っ…ちゅぷっ……///」 ルッピーニ「ぷは…思った通りね。フランチェスカの口の中、甘くてとろけそう…そうそう、私は虫歯もなければ病気もないから安心してね?」 提督「もう、チェチィーリア…///」 ルッピーニ「ふふ…貴女って相手に合わせて攻守どっちもイケるタイプでしょう……そんなトロけた顔をされたら、もっと甘い表情を見たくなっちゃうじゃない♪」 提督「はひっ、あふっ…だめ、制服がよごれちゃいますからっ……んむっ、ちゅぅ…ぅっ…♪」白いダブルの上着を脱ぎ、ぴっちりしたタイトスカートをどうにかたくし上げた… ルッピーニ「そうね、私もスーツを汚さないようにしないと…♪」ちゅる…くちゅっ、にちゅ…っ♪ …ルッピーニがぴったりフィットしたスラックスを脱ぐと、ハイヒールできゅっと引き締まっているふくらはぎと形のいいヒップ、そしてそれを包む桃色のランジェリーがのぞいた……提督を片脚を挟み込むように、とろりと濡れた秘所を押し付ける…… 提督「あっ、あっ…あふっ、あっあぁぁぁっ…♪」 ルッピーニ「んんっ、んっ…く……はぁぁ、んあぁぁ♪」 ……… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/387
388: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/06(火) 11:50:51.73 ID:M7Nz+K8g0 …その頃・廊下… サイエッタ議員「…あなたの所の司令官には本当にあきれました!」 エウジェニオ「まぁ、奇遇ね…私も貴女にはあきれ返って物も言えないでいるところなの」…純白の肌に整った美しい顔、うっすらと施したメイク…ギリシャ風に結い上げた髪もばっちり決まっているエウジェニオが、あきれたように肩をすくめた… サイエッタ議員「あのね…あなたたちがいくらイタリアの防衛に尽くしているからって、州議員に対して少し失礼じゃありません?」 エウジェニオ「かもしれないわ。でも私は普段から、礼を尽くす相手にはきちんとした態度を取っているのよ?」 サイエッタ議員「なら私が「礼を尽くしていない」って言うつもりですか?」 エウジェニオ「いいえ。私はあくまでも、相手に合わせてそれ相応の態度を取るだけ……ってこと♪」 サイエッタ議員「そういう冷やかしが無礼だと言っているのです…仮にもプーリア州の議員として納税者の代表を務めている……」 エウジェニオ「興味ないわ。私は命令を受けて作戦に出て、無事に戻れるように戦うだけ…陸(おか)にいるときは「あの時」楽しめなかった分も楽しんで…他の面倒なことは全部、あなたたち陸の人間に任せておくわ」 サイエッタ議員「あなたねぇ…!」 エウジェニオ「…それに、さっきの言い草は気に入らないわね。誰が誰を好きになるかなんてアモーレ(愛の女神)だけが決めることで、あとは個人の自由でいいじゃない?」 サイエッタ議員「ですから、そういう身勝手な考えの人が増えるから国民の一体感や……」 エウジェニオ「知った事じゃないわ。やれ国旗だの標語だの…そんなので戦争に勝てるなら、ムッソリーニは世界大統領にでもなってたわ」 サイエッタ議員「あなたってば本当に…!」 エウジェニオ「エウジェニオ・ディ・サヴォイア…人の何倍も人生経験のある私に向かって「あなた」だなんて失礼じゃない?」 サイエッタ議員「そうだとしてもあなたの態度は少し軽薄すぎま…っ!?」 エウジェニオ「…なら、これで少しは静かに出来るかしら?」むちゅっ、ちゅぅ…じゅるっ、ちゅぅぅ……っ♪ サイエッタ議員「!?」 エウジェニオ「ぷはぁ……口うるさい女性議員を黙らせるならこの手に限るわね。それに舌も柔らかくて、結構よかったわよ?」 サイエッタ議員「あ、あなた一体なにをして…っ!?」 エウジェニオ「あら…議員さんったらこんな挨拶で驚くような小娘だったの?」 サイエッタ議員「し、信じられませんっ…こんな、こんな事……っ///」顔を真っ赤にして、がくがくとひざを震わせているサイエッタ… エウジェニオ「ふぅん……貴女ってがみがみと小うるさいけれど、ちゃんと可愛い顔も出来るじゃない…♪」 サイエッタ議員「可愛いですって…!?」 エウジェニオ「ええ。意外と好みかもしれないわよ…ミーア♪」 サイエッタ議員「…っ///」 エウジェニオ「さ、化粧室に行くんでしょう……歩ける?」 サイエッタ議員「あ、当たり前です…っ!」 エウジェニオ「その調子じゃあだめそうね…それじゃあ失礼して♪」艦娘だけあって、エウジェニオは軽々とサイエッタを「お姫様抱っこ」した… サイエッタ議員「何をするのっ! …お、降ろしなさい…っ!」 エウジェニオ「ふふっ、あんまりわがまま言わないの…ちゅっ♪」 サイエッタ議員「///」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/388
389: ◆b0M46H9tf98h [saga] 2018/11/07(水) 01:40:26.11 ID:9pbLcjGn0 …化粧室… エウジェニオ「貴女って、表向きはああやって人に強くあたる性格みたいだけど…そんなに無理しなくてもいいんじゃない?」 …恥ずかしいのを隠すように鏡に向かい、一生懸命メイク直しを行っているサイエッタに、壁にもたれかかっているエウジェニオがつぶやくように言った… サイエッタ議員「でも、私は…っ!」振り返って、きっ…とにらみつける エウジェニオ「何をそんなにいきり立っているのよ? 貴女一人でイタリアを変えようなんて、ガリバルディにでもなるつもりなの?」 サイエッタ議員「…っ」 エウジェニオ「いいじゃない、時には弱い所を見せたって。少なくとも今ここでなら……そう、こうして二人きりの時だけは…ね?」 サイエッタ議員「あっ、あ…///」(…色、白い……まつ毛も長くて…っ///) エウジェニオ「んむ…っ、ちゅぅぅ……ぴちゅっ、ちゅぅぅ…っ♪」 サイエッタ議員「あふっ…んふっ、くっ…///」 エウジェニオ「んちゅ……ちゅる、れろっ…ん、じゅるぅぅっ……♪」 サイエッタ「んぅぅぅっ…んっ、ふぅぅ……っ!?」(な、何なの…っ!? …舌が入り込んできて…絡みついて……まるで別の生き物みたいに…っ!) エウジェニオ「んむっ…んちゅっ♪」しゅる…っ、くちゅっ、ぬちゅ…っ……洗面台にサイエッタを押し付け舌を絡ませたまま、スラックスをずり下ろす…そのまま下着のへりから手を差し入れると、秘所にほっそりと形のいい指を滑り込ませた…… サイエッタ「んいぃぃっ…ふぅぅっ……んふぁあぁ…っ!?」 エウジェニオ「ちゅぽ…っ……ふふ、意外と濡れているじゃない。女同士は嫌じゃなかったの?」 サイエッタ「……んっ、だって…あなたがこんな事……無理やり…///」(こんなの…おかしいはずなのに、どうして……っ///) エウジェニオ「そう…なら止すわ。嫌がる女性を無理に手籠めにするのは趣味じゃないの……化粧を直して、また基地祭を回るといいわ」あっさりと両手を放し、出口の方に片手を向けてみせるエウジェニオ… サイエッタ「ええ、そうさせてもらいます…っ///」スラックスをはき、怒ったようにパウダーをはたきマスカラをやり直すと出て行こうとする…が、出口の所で立ち止まった… エウジェニオ「…どうしたの?」 サイエッタ「……わ、分かっているくせに…っ///」 エウジェニオ「ふふっ、かもね……さ、来て♪」 サイエッタ「///」メイク道具のポーチが床に落ち、コンパクトやアイペンシルが散らばった… …しばらくして… エウジェニオ「だから言ったのよ……女のいいところは女が一番よく知っている、って♪」ブラウスをはだけさせると片手で小ぶりな胸をこね回し、反対の手で秘部を優しくかき回す… サイエッタ「あぁぁ…ふぁ、あぁっ……い゛っ、んふぁぁっ……♪」とろとろ…っ、ぶしゃぁぁ……っ♪ エウジェニオ「あーあ、私ったら真面目な議員さんをたぶらかして……こんなによがらせちゃうなん…て♪」ぐちゅぐちゅっ、じゅく…っ♪ サイエッタ「はぁぁっ…あひぃ、ふぁあぁぁ…♪」さっきまではぴりぴりと神経質そうだった表情はだらしなくとろけきり、きゅっと真一文字に結ばれていた薄い唇は半開きになってよだれを垂らしている… エウジェニオ「あのね、今の貴女ってとっても可愛いわよ……ミーア♪」耳元に息を吹きかけるようにささやく… サイエッタ「はひぃぃっ、あへっ、ひぅぅぅ…っ♪」もはや自力では立てないほどひざを震わせ、ふとももを伝ってとろとろと垂れる愛蜜がストッキングからパンプスまでぐしょぐしょに濡らしている… エウジェニオ「好きよ…貴女の事をペットとして飼いたいくらい……♪」 サイエッタ「そ、そんな事…///」ぐちゅ、ずぷ…っ……とぷ…っ♪ エウジェニオ「可愛い女の子に嘘はつかない主義なの…誰よりも貴女を可愛がってあげる♪」 サイエッタ「はひっ…はひゅ…ぅ……♪」 エウジェニオ「…ふふ、こんなとろっとろに濡らしちゃって……♪」洗面台の上にサイエッタのお尻を乗せると脚を押し開き、しゃがみ込んで秘部に顔をうずめた… サイエッタ「あひぃぃっ、ひうぅ……あっあっあぁぁ……っ♪」 エウジェニオ「んっ、じゅるっ…じゅるぅぅっ……れろっ、じゅぼっ…♪」 サイエッタ「ひあぁ……っ、ふあぁぁ…んくぅ……♪」頭をのけぞらせてひくひくとけいれんするサイエッタ……しばらくしてエウジェニオが顔を上げると、だらしなく喘ぎ、鏡に背中を付けてぐったりと脱力していた… エウジェニオ「ふふ、今度こそ化粧直しが必要ね♪」 サイエッタ「あへぇ…こんあの……もう、もろれない…ぃ…///」 エウジェニオ「戻らなくたっていいじゃない…ふふ、新世界にようこそ♪」ちゅ…っ♪ ……… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/389
390: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage] 2018/11/07(水) 16:15:43.65 ID:HfvpQ09io さすが女たらし http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/390
391: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/08(木) 02:16:31.82 ID:TulCDFQH0 >>390 何しろ艦隊一のタラシですので……提督は別としてですが(笑) …次の投下は明日以降の予定で、提督×(自称「許嫁」の)アンナでいちゃつく予定です……そのうちに二人の馴れ初めも書きますので、お待ちください http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/391
392: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/09(金) 12:05:26.03 ID:kmbMgSjw0 …午後… 提督「ねぇ、エウジェニオ」 エウジェニオ「なぁに?」 提督「……一体、サイエッタ議員に何をしたの?」 エウジェニオ「ふふっ、聞きたいの?」 提督「あー…いえ、止めておくわ」 エウジェニオ「そうね、その方がいいわ…ところで、提督もルッピーニ議員と二人きりでどこに行ってたの?」 提督「えーと…まぁ、その……///」 エウジェニオ「ね、お互いに聞かない方がいい事もあるでしょ…♪」 提督「確かにそうね……でもサイエッタ議員が、さっきとはうって変わって大人しくなったものだから…」(すっかりトロけた表情になっていたし…) エウジェニオ「ふふふっ……さぁてと、午前中は議員の案内でほとんど見て回れなかったから、午後は楽しませてもらうわね」 提督「ええ、行ってらっしゃい」 エウジェニオ「私は提督みたいに許嫁が来てくれるわけじゃないから、現地調達で可愛い娘を探すとしましょうか♪」 提督「だから、本当にアンナは許嫁じゃないの…!」 エウジェニオ「そう? …まぁいいわ、チャオ♪」 提督「むぅ…とりあえず私もあちこち巡ってみるとしましょうか。ライモン」 ライモン「はい」 提督「議員さんたちには広報部の士官が付いてくれることになったから身体が空いたわ…よかったら一緒に回らない?」 ライモン「え、いいんですか?」 提督「もちろん♪」 ライモン「それじゃあ…ご一緒させてください///」 提督「ええ」 …鎮守府・庭… ヴィットリオ・ヴェネト「…ヴィットリオの「ヴェネト風パスタ」はいかが? 美味しいですよ!」 ローマ「ラツィオの味、チーズと茸のピッツァはいかがですか、焼き立てですよ?」 ルイージ・トレーリ(大型潜マルコーニ級)「この暑い日差しは参ってしまいますよね…ジァポーネ風のシャーベット「かき氷」はいかがですか?」 アスカーリ(駆逐艦ソルダティ級)「アラビア風の牛の串焼きだ…香辛料が効いてるでな、美味ぇだぞ!」 提督「……なかなかにぎわっているわね?」 ライモン「そうですね…近くの町からも数キロはありますし、もっと人出が少ないものと思っていました」 提督「そうね…それに観光客みたいな人もいくらかいるみたいね」 ライモン「ええ」 提督「…後はあちこちの若手士官ね……こういうとき、司令部の偉い人が優しいと「私の代わりに視察に行ってこい」とか言って羽を伸ばす機会をくれるのよね♪」 ライモン「なるほど…」 提督「他には協賛企業の人たち、と……ライモン、ちょっとだけ挨拶回りに付き合ってくれる?」 ライモン「もちろんです」 …鎮守府の正門そばには海軍と縁のある「OTOメララ」「ブレダ」「フィアット」「アエルマッキ」「ピエトロ・ベレッタ」「ルイージ・フランキ」といった企業の人たちが来ていて、お客さんにパンフレットやメーカーロゴの入ったしおりなどを配っている… 提督「ふぅ……挨拶はこれでよし、と」 ライモン「それじゃあ…」 提督「ええ、後は好きなように回れるわ…どこに行きたい?」 ライモン「……提督とならどこでもいいです///」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/392
393: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/10(土) 11:41:46.10 ID:WhPKYcxh0 …特設ステージ… アオスタ「では、大型潜水艦「グラウコ」と、妹「オタリア」のギター演奏で……「サンバ・アストロナウタ(宇宙飛行士のサンバ)」をどうぞ!」 (※サンバ・アストロナウタ…ブラジルが誇った超絶技巧のギタリスト、バーデン・パウエルの名曲。ポルトガル海軍の注文流れだった二人には関係がないこともない…?) グラウコ「…いい?」 オタリア「はい…っ♪」椅子に腰かけ、ギターを爪弾く二人…アンプのつかないシンプルなクラシックギターなので、マイクをそばに置いて音を大きくしていて、柔らかな和音が耳に心地よい… 提督「…二人ともずいぶん練習していたけれど、そのかいがあったわね」 ライモン「そうですね。まるで吸い込まれるような音……」 提督「手…つなぎましょうか」 ライモン「はい」 …しばらくして… 提督「……みんなとっても上手だったわね」 ライモン「ええ、そうですね」 提督「それじゃあ何か食べに行きましょうか…かき氷でいいかしら?」 ライモン「いいですよ」 提督「……あら、フィンチもここのお手伝い?」 ジュセッペ・フィンチ(大型潜カルヴィ級)「ああ。何しろジァポーネに関しては私もひとかどの「通」だ…トレーリほどではないにせよ、な」 提督「そうね…ところで何味があるの?」 フィンチ「ふむ、良い質問だ…あるのは紅、白、緑、黄、青で、それぞれグレナデン・シロップ、練乳、チンザノ、リモンチェーロ、ブルー・キュラソーとなっているのだ…さぁ、何味にする?」(※グレナデン・シロップ…綺麗なルビー色をしたザクロのシロップ) 提督「ライモン、先に選んでいいわよ?」 ライモン「じゃあ…わたしは青にします」 提督「なら私は紅で…お代はここに置くわね?」 フィンチ「提督からお代を取るのも複雑な気分だが…毎度あり」 提督「気にしないで……どう、ライモン? おいしい?」 ライモン「はい。ブルー・キュラソーなのでさっぱりします」(※ブルー・キュラソー…オレンジリキュールを青色に着色したもの) 提督「そう、良かった。私の方はグレナデン・シロップだから甘酸っぱくて美味しいわ……はい」スプーンを差しだす提督 ライモン「え?」 提督「よかったら味見してみない?」 ライモン「いえ、その…じゃあ一口だけ……」 提督「ふふっ♪」頬を赤くしながら差しだされた一口を食べるライモンを見て、思わず笑みを浮かべる提督… ライモン「…な、ならわたしのも……どうぞ///」 提督「ありがと。あーん♪」 ライモン「ど、どうですか?」 提督「うん、爽やかですっきりするわね…ところで」 ライモン「はい」 提督「唇に付いているわ…」ライモンの唇に付いている青い色を指ですくい取り、そのまま舐めとる提督 ライモン「///」 提督「ふふっ……さぁ、次は何を食べたい?」 ライモン「…とく」 提督「ん?」 ライモン「…提督を……食べたいです…///」 提督「まぁ…ふふっ♪」 ……… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/393
394: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/11(日) 01:31:58.71 ID:jsucYQfP0 …その日の夜・食堂… 提督「…まずは基地祭の初日、お疲れ様。視察に来た司令部の人や議員さんたちも良い印象を持ってくれたようだったわ……みんなのおかげね♪」 エウジェニオ「…まぁね♪」 アルピーノ・バニョリーニ(大型潜リウッツィ級)「ふふ、タイトスカートの若手将校って言うのはいいものだね…何とも言えない可愛さだったよ♪」 提督「あー……それでは、残り二日間も事故なく…そしてみんなで楽しめるように頑張りましょう。乾杯」 一同「「乾杯」」 提督「……ところでグレイ提督、ヴァイス提督」 グレイ提督「はい、何でしょうか」 ヴァイス提督「ヤー」 提督「お二人にも改めてお礼を…色々と協力してもらって助かりました」 グレイ提督「ふふ、どうかお気になさらず。こういう場合はお互いに「持ちつ持たれつ」と言うことですから」 ヴァイス提督「確かにそれもそうですが、これだけ素晴らしいもてなしをしていただいているのですから…協力は当然です」 提督「ダンケシェーン…シャルロッテ♪」 ヴァイス提督「ビッテ…///」 ポーラ「…提督ぅ、もう一杯いかがですかぁ〜?」 提督「うーん、いただきたいのはやまやまだけれど…今夜は車で出かけるから、みんなで飲んで?」 ポーラ「りょうか〜い♪」 ライモン「お帰りはいつごろですか?」 提督「そうねぇ…たぶん明日の朝、0700時ころになると思うわ……どのみち飲まないで済ませられそうにはないし…」 カヴール「分かりました。それではお気を付けて」 提督「ええ…何しろライオンの口に飛び込むようなものだから……」 カヴール「まぁまぁ……散弾銃と防弾チョッキでもお持ちになりますか?」 提督「…本当に持って行こうかしら」 カヴール「ふふっ、提督ったら…口ではそう言いつつも、わたくしの目には大変うきうきしているように見えますよ?」 提督「きっとカヴールの見間違いね……それじゃあ行ってくるから、何かあったら携帯電話にかけて? …留守は任せたわ」 カヴール「はい」 ライモン「行ってらっしゃい」 提督「ええ、行ってきます…♪」ちゅっ…と軽くキスをして、玄関に回しておいた車に乗り込んだ… 提督「♪…ふーん、ふふーん……」 …タラント市内までは海沿いを走る交通量の少ない道路で、帰宅時間には遅く、夕食後のお出かけには早すぎる中途半端な時間だったせいもあって、快調に飛ばすことが出来た…夕日が沈んでいく海を後ろにして快走する濃青色の「ランチア・フラミニア」が、次第に深まる夜の色に紛れていく……提督はヘッドライトを点けて、カーブの続く道を滑らかにクリアしていく… 提督「…きっとアンナの事だから、私が到着するなり海軍のお役所仕事ぶりに向かってあれこれ文句を言うに決まっているわね……ふふ♪」 ……… … http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/394
395: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/11(日) 02:36:04.88 ID:jsucYQfP0 …しばらくして・タラント市内… 提督「ふー、時間が時間だけに道路は空いていたけれど……結構かかったわね」腕時計をのぞき、それからこわばった肩を回した… 提督「ホテル・レジーナ・マルゲリータ……改めて立派なホテルね…」 …入り口の車止めで駐車係がキーを受け取り、裏手の駐車場に車を停める…見える範囲に停まっている車はだいたいがフェラーリかマセラッティ、メルツェデス・ベンツと言ったところで、相場を考えた提督は「仕方ない」とあきらめた様子で、駐車係に結構な額のチップを渡した… …フロント… 受付係「…いらっしゃいませ、何かご用でしょうか?」 提督「ええ…600号室のカスティリオーネさんに招かれていて……」 受付係「左様でございますか…失礼ですが、お名前と身分証をお願いできますか?」 …一流ホテルだけにあたりのご婦人たちは贅沢なカクテルドレスやミンクのコート、ダイアモンドや金のネックレスがきらめかせている…その中で一人、なかなかお洒落には見えるが、お金がうなっているようには見えない提督…受付のホテルマンも少し場違いな提督に疑問を持ったのか、丁寧だが堅苦しい様子で声をかけてきた… 提督「ええ…これでいいかしら」 受付係「はい、結構でございます…それでは、担当の者がご案内いたします♪」アンナから聞いていたのか、急に笑みを浮かべるホテルマン… …最上階・ロイヤルスイート… 案内係「こちらでございます……失礼いたします」 アンナ「はぁい、どなた?」 案内係「ホテルの者でございます。カンピオーニ様がいらっしゃいました」 アンナ「そう、なら入ってもらって?」 案内係「承知いたしました…どうぞお入りくださいませ」…両開きのドアを開けると控えの間になっていて、テーブルには昼もアンナに付いていたボディーガードの「こわもて」二人が座っていた…片方がボーイの顔を確かめると、多めのリラ札を渡した… 提督「ええ、ありがとう」 案内係「とんでもございません。それでは……」 …メインベッドルーム… 提督「…アンナ、いる?」軽くノックしてドアを開けた アンナ「フランカ…待ってたわ!」提督に抱き着くと、頬に「ちゅっ…♪」と音高くキスをした…身体が透けて見える極薄の黒いカクテルドレスに、大豆くらいはありそうな大きなルビーの首飾り。ふっと動くと香る甘い香水に、濃いチェリーレッドの口紅…黒褐色の艶やかな髪はシャンデリアの灯りを反射して「天使の輪」を作っている… 提督「アンナ、待たせてごめんなさい…お客さんが帰ってからもあれこれと長引いたものだから……」 アンナ「分かってるわ……どうせくだらない打ち合わせとかでしょ。 さ、座って?」…テーブルには頼んでおいたらしいディナーと、銀のアイスバケットに入っているシャンパンが見える… 提督「まぁね。それにしてもすごい部屋……ぜいたく過ぎて、むしろ居心地が悪いくらい」 アンナ「またそんなことを言って…何か飲むでしょ、シャンパンでいい?」 提督「ええ、いいわよ」 アンナ「ふぅ…何はさておき、これでようやく二人きりになれたわね。はい♪」ポン…ッと栓を開けると、金色に泡立つシャンパンを注いだ… 提督「ありがと」 アンナ「ええ。それじゃあ…乾杯♪」 提督「乾杯……んくっ…」 アンナ「どう?」 提督「ええ、とっても美味しい…♪」 アンナ「そう、良かった。 …それにしてもずいぶん遅いから、何かあったのかと思ったじゃない」 提督「ふふ、何もないわよ…うちの鎮守府には狙われるような重要施設なんてないもの」 アンナ「何言ってるのよ、フランカ…あなたがいるじゃない!」 提督「ふふっ、なにそれ…♪」 アンナ「笑いごとじゃないわ…あなたに何かあったらどうしようと思って、心配だったんだからねっ!?」 提督「…ごめんなさい、アンナ……せめて電話くらいすれば良かったわ」 アンナ「ホントよ、まったく…ま、この埋め合わせはちゃんとしてもらうわ♪」さっきまでの心配そうな怒り方は提督もよく知っているアンナの演技で、提督が少し謝ると、けろりとした様子で笑いかけた… 提督「…」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/395
396: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/11(日) 16:14:17.75 ID:jsucYQfP0 護衛「……他にご用はありますか、シニョリーナ・カスティリオーネ?」 アンナ「ないわ…後は私がやるから部屋に戻ってちょうだい」 護衛「分かりました」 アンナ「ふぅ……そういえばフランカ、夕食はまだなんでしょう?」 提督「そうねぇ、鎮守府でいくらか食べては来たけれど……せっかく用意してくれたのだから、いただくわ」 アンナ「殊勝な心がけね…じゃあ取ってあげる♪」 提督「ありがと」 …オードブルはキャビアやスモークサーモン、オリーヴやフォアグラのパテが載った小さいクラッカーにチーズの盛り合わせ…スープは上手にアクをとってあるおかげで琥珀色に透き通っている、玉ねぎのコンソメスープ…メインディッシュにはジャガイモとニンジンを添えた半身のローストチキン、そしてデザートには濃いチョコレートムースが控えている… アンナ「さぁどうぞ…遠慮しないでいっぱい食べなさいよ?」チキンを切り分け、大きい方を提督の皿に載せるアンナ… 提督「ええ、そうさせてもらうわ」 アンナ「ところでフランカ、最近はどうしてた?」…そう言いながら提督のグラスにシャンパンを注いだ 提督「んー、春ごろまではローマのスーペルマリーナにいたから忙しくて、それから色々と「訳あり」でタラント第六…今いるところね…に転属になって……って具合だから、どうにか司令官の務めに慣れてきたところよ」 アンナ「ふぅん…それじゃあ転属だなんだで、なかなか大変だったんじゃない?」 提督「まぁ、そう言ってもいいわね。アンナは?」 アンナ「相変わらずよ…「国際弁護士」なんて聞こえはいいけれど、重箱の隅をつつくようなケースばっかり。嫌になるわ」 提督「お互い何かと大変ね…乾杯♪」 アンナ「乾杯……そうよ、私なんて結婚の話も宙に浮いたきりだし…ねぇフランカ、返事はどうなの?」シャンパンを注ぎながら、じっと提督を見る… 提督「あー…だから何度も言っているけれど、あれは子供だったからよく知らないまま言った「おままごと」みたいなもので……」 アンナ「あのね、そんな事聞いているんじゃないわ! …イェスなの?スィなの?」 提督「ちょっと…ノーの選択肢はないの?」 アンナ「あるわけないわ。私だってファミリアに話をしちゃってるし、お父さんも乗り気よ。それに私だって……フランカが欲しいの♪」 提督「…っ///」顔を赤くしてうつむいた提督… アンナ「はぁ、まぁいいわ…せっついても自分で動こうとしない限り、フランカを動かせないのはよく知ってるもの……シャンパン、もう少ないから飲んじゃって?」 提督「え、ええ…///」 アンナ「はい、おしまい…他に飲みたいものとかある?」 提督「いいえ、もう十分よ……正直、身体がふわふわして…」 アンナ「空腹だったから効いちゃった?」 提督「ええ、そんな感じよ…」 アンナ「もう、仕方ないわね……それじゃあベッドで休んだら?」 提督「そうね、ありがと…♪」シャンパンが軽く回ってぽーっと全身が暖かく、ふわふわといい気持ちになっている提督…アンナにエスコートされて、柔らかいキングサイズのベッドに腰掛けた… アンナ「それじゃあ、お休みなさい……とでもいうと思った?」提督の腰に手を回して抱き寄せると、向かい合うようにしてふとももの上にまたがった… 提督「…やっぱりそのつもりだったの?」口ではそう言いながら、甘えるような表情で物欲しげにしている提督… アンナ「当然でしょ、一体どれだけフランカの事がおあずけだったと思ってるの? …あむっ、ちゅうぅっ…んちゅぅぅっ、ちゅぅぅっ…♪」 提督「んんぅ、ちゅぅぅっ…れろっ、んちゅっ…///」 アンナ「ぷはぁっ…相変わらずキスが上手ね♪」 提督「その割にはサクランボの茎も結べないけれど…ね♪」ちゅぅぅ…っ♪ アンナ「んふっ、んんぅ…もう、不意打ちだなんて……このっ♪」んちゅぅっ♪ 提督「んふふっ…アンナの唇、甘くて美味しい……っ♪」 アンナ「もう、フランカってば…今夜は寝かせてあげないから!」 提督「ふふ、期待してるわ…♪」もじもじと内ももをこすり合わせ、とろりととろけたような表情を浮かべた… ……… … http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/396
397: ◆b0M46H9tf98h [saga] 2018/11/12(月) 00:30:59.16 ID:DwrAqFBL0 アンナ「ん…むちゅぅ……れろっ、ちゅぽっ…♪」 提督「んふぅ…んむぅぅ、ぷはぁ…んちゅ……ちゅぷ…♪」 アンナ「ふふ、昼間はあんなに迷惑そうにしていたくせに…なによ、こんなに悦んでいるじゃない?」ルージュをひいた唇を舐め、あお向けに寝転がった提督を妖しげな表情で見おろした……提督はすでに服を脱がされていて、黒いレースのブラがたわわな胸を包み込んでいる… 提督「だって…ぇ♪」 アンナ「ふふ、さすがは可愛い私の許嫁……相変わらず乳房は大きいし、柔らかくて……最高のおっぱいね♪」もにゅ…っ♪ 提督「あふっ、んっ…そういうアンナだって大きいわ♪」むにっ、もみっ…♪ アンナ「ふぁ、んぅぅ♪」柔らかで張りがあり、丸っこくたわわな提督の乳房を持ち上げるように揉みしだく… 提督「んぁっ、はぁぁ…んっ♪」つんとロケットの先端のように尖っていて、大きいが引き締まっているアンナの胸を薄いドレスの生地越しに優しくつかむ… アンナ「んっ、んんぅぅっ…フランカ、遠慮してないでもっとあちこち触りなさいよ♪」 提督「それじゃあ…お言葉に甘えて♪」カクテルドレスのスリットから手を入れ、形のいいヒップを撫で回す… アンナ「…もう、くすぐったいわね♪」 提督「んふふっ、アンナのお尻ったら柔らかい…♪」 アンナ「どうしても運動する機会が少ないものね…そういうフランカだってむちむちじゃない」 提督「あっ、ふぁぁっ…私の場合は鎮守府の食事が美味しすぎるせいね……あぁんっ♪」 アンナ「おかげで抱き心地は最高だわ……ほら、動くわよ?」 提督「…ええ///」 アンナ「んくっ…あっ、んっ、ふぅっ……♪」提督にまたがったままカクテルドレスの裾をめくりあげ、秘所を重ね合わせる… 提督「んぁぁ♪ あふっ、んはぁぁ…はぁっ、んっ♪」ぬるま湯に浸かった身体が温まっていくように、下半身からじんわりと甘い感覚が伝わってくる…同時に、身体の芯が「きゅん」とうずいて、甘い喘ぎ声が口から漏れる…… アンナ「はぁ、はぁ、はぁっ…あぁもう、こんな気どった服なんて着ていられないわ…!」アンナは馬にまたがるように提督の下半身を挟み込んで動いていたが、額の汗を拭うと引きちぎるようにドレスを脱ぎ捨てた…ドレスとネックレスを床に放り出すとぷるんと形のいい乳房が揺れ、提督より一回り白い肌がてらてらと明かりを反射した… 提督「アンナって…肌、綺麗よね///」 アンナ「なによ、フランカだって綺麗じゃない。少し焼けてクリーム色っぽい感じもそそるわ…♪」そう言って「ちゅぅぅ…っ♪」と乳房に吸いつくようなキスをした… 提督「あっ、あ……もう、跡が残っちゃう…///」 アンナ「ええ、そのつもりよ…フランカは私の所有物なんだから、他の娘に見せられないようにしてあげる♪」 提督「もう……アンナがそういうことを言うなら、私だって…♪」んちゅぅぅ…っ♪ アンナ「ちょ…首筋はダメよ、依頼人に会う時困るじゃない!」 提督「ふふっ、そんなの知らないわ…♪」 アンナ「このっ……ひゃぁっ!?」 提督「アンナ、可愛い…もっと……ぉ♪」背中に手を回してアンナをぐっと引き倒し、上下を入れ替える提督… アンナ「フランカ…!?」 提督「ふふっ…アンナならうちの娘たちと違ってお互い対等な立場だし、あれこれ遠慮しなくて済むわ……はぁぁぁ♪」ぐちゅぐちゅっ…ずりゅっ、にちゅっ…♪ アンナ「あっ、ひぅっ…いぃっ、はひぃっ♪」大柄な提督が動くたびにがくがくと身体が揺れ動き、途切れ途切れの喘ぎ声が響く… 提督「んふふっ、気持ちいい…とろとろで暖かくて……んむっ♪」にちゅっ…と、濡れたあそこを重ねながら胸の谷間に顔をうずめて、甘い匂いを吸い込む提督… アンナ「んぅ、このっ…意外に力があるわね……っ!?」 提督「ぷはぁ…普段から艦娘の娘と一緒に生活しているからじゃないかしら……んっ、んぅぅ…♪」 アンナ「あふっ、はひっ…いいっ、いいのっ……フランカぁ…っ♪」とろっ、ぷしゃぁぁ…っ♪ 提督「私も……あぁぁ、んぅぅっ…はあっ、あぁぁぁ…っ♪」とぽっ…とろとろっ…♪ ……… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/397
398: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/12(月) 11:37:27.53 ID:DwrAqFBL0 アンナ「はぁ、はぁ、ふぅぅ…っ///」 提督「ふふっ……れろっ、ちゅぅぅ…♪」乳首を甘噛みし、それからお腹へと舌を這わせていく… アンナ「あぁ…んぁぁ……っ♪」 提督「アンナ、いい匂いがする…柔らかいし……んむっ、じゅる…ちゅぷ…にちゅっ……♪」ふとももの間に顔をうずめると、とろりと蜜を滴らせているアンナの秘部を舌でまさぐった… アンナ「あ、あっ…そこ、いぃっ…♪」 提督「きもひいい…?」 アンナ「気持ちいいっ……もっと…んぁぁっ、あっ、ああぁっ♪」提督の後頭部を両手で押さえつけ、濡れた花芯に押し付ける… 提督「んんぅ、ぷはぁぁ…もう♪」 アンナ「フランカ、なかなか良かったわよ……ふぅ…っ///」大きく息を吐いた… 提督「ふふっ…ありがと♪」 アンナ「……ところでフランカ」 提督「んー?」 アンナ「私もこういうことをしようと思ってたから、色々準備してきたの…使わないでおしまいにするのはもったいないでしょ♪」ベッドの脇にある小机の上に何やら袋が置いてある…それを取ると、中身をベッドの上にぶちまけた… 提督「…うわ///」思わず上半身を起こした提督… アンナ「何よ? これだけ二人でやらしい事しておいて、今さら玩具の一つや二つで赤くなるわけ?」 提督「いえ、だって普段はこういうの使わないもの…///」 アンナ「ふぅん……そうやってわざわざ「普段は」って言い添えるところを見ると、いっつもあの艦娘の娘たちとやることやってるわけね?」 提督「あっ…いえ、そのっ///」 アンナ「そう…私があなたを想って娼婦で我慢したり、一人寂しく冷たいベッドに入っていた時に、フランカはぬくぬくと暖かいベッドで指揮下の娘たちに手を出していたわけ……なるほど、結構な許嫁だわ♪」そう言いながら一番大きそうなディルドにワセリンをたっぷりと塗りつける… 提督「いえ、だって…みんな任務で頑張っているから断るのもかわいそうだし……抵抗したくても力が違うから、かなわないの///」 アンナ「ふーん…」 提督「ね、ねぇ……アンナ?」 アンナ「ふぅぅ…さ、覚悟はいい?」じりっ… 提督「えっ、いえ…ちょっと!?」 アンナ「無駄な抵抗はよしなさい…っ!」ずぶっ、ずちゅぅ…っ♪ 提督「あっ、ふぁあぁぁぁっ…♪」 アンナ「このっ……フランカったらすぐ女の子に手を出して…っ!」四つんばいになった提督のアナルにディルドをねじ込み、ついでにむっちりしたヒップへ平手うちをあびせた… 提督「あぁん…っ♪」 アンナ「女たらしっ!」ぱちぃ…ん! 提督「んぅ…っ♪」口を半開きにしてとろけたような表情を浮かべ、とろりと蜜を垂らし悦んでいる… アンナ「色魔っ!」ぱちぃんっ! 提督「はひっ、あんっ……きもひいぃ…っ♪」 アンナ「でも大好きよ…私のフランカ♪」 提督「んむぅ…はひぃ、あふぅぅ♪」 アンナ「…さぁ、まだ夜は長いわ…フランカも全部試してみたいわよね♪」 提督「///」 ……… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/398
399: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/14(水) 01:16:14.79 ID:P9qdEI+Z0 …翌朝… 提督「ん、んんーっ…」 …鎮守府でのまぁまぁ規則正しい生活がしみ込んでいるおかげか、きっちり目が覚めた提督……窓から朝日が射しこむのを見ると、つい癖で窓を開け、風の具合を確かめた… アンナ「…んぅ、おはよう……何してるの?」 提督「あ、ごめんなさい。起こす気はなかったのだけれど……ちょっと風の具合を確かめようと思って……」 アンナ「そう…で、お好みの風だった?」 提督「うーん…弱い南風だから弾着に影響はなし。だけど煙突の煙が吹き流されないから、敵に発見されやすいかもしれないわ」 アンナ「ふぅん……でも基地祭の最中なら関係ないでしょ?」 提督「いえ、哨戒だけは毎日あるから…」 アンナ「そうなの? それじゃ、あなたの所の「艦娘」とやらも大変ね」 提督「ええ…だからつい色々と甘くなっちゃって」 アンナ「無理もないわ……いいけど少し寒いわ、そろそろ閉めてくれない?」 提督「あぁ、はいはい」 アンナ「…ふぅ」 提督「コーヒーでも淹れましょうか?」たゆんっ…♪ アンナ「いいわね…うん、実にいいわ」…昨夜ぐちょぐちょに濡れてしまったランジェリーは履かずに、全裸にバスローブだけ引っかけている提督…アンナはベッドの上で上半身だけ起こして、提督の身体を舐めまわすように見ながらうなずいている…… 提督「…なにを見て言ってるの?」 アンナ「私の許嫁♪」 提督「もう…///」 アンナ「ふふ……で、フランカはいつごろまでに戻るつもり?」 提督「えーと、今朝の打ちあわせが0800時にはあるから…鎮守府まで一時間としても、0630時にはここを出たいわね」 アンナ「そう、ならあと一時間はあるってことよね?」 提督「え…?」 アンナ「何よ?」 提督「あぁ、いえ…でも、さすがに今朝は時間がないし……」 アンナ「冗談よ…「シャワーでも浴びてさっぱりしてきたら?」って言おうとしたの」 提督「あ、あぁ…そうに決まっているわよね///」 アンナ「フランカ……あなた、所属先では一体どんな扱いを受けてるのよ?」 提督「あー…///」 アンナ「はぁ、あきれた…とにかくさっぱりしてきなさいよ」 提督「ええ、そうさせてもらうわ…」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/399
400: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/14(水) 02:03:08.88 ID:P9qdEI+Z0 …浴室… 提督「…ふぅぅ」 …大理石張りの壁に手を突き、シャワーヘッドから流れ出るお湯に身を任せる…水を含んだ髪がずっしりと重さを増して波打つ感覚が心地よい… アンナ「フランカ、入るわよ?」 提督「ちょっと、アンナ…っ?」 アンナ「何よ、今さら裸を見られて恥ずかしがるような間柄じゃないでしょうが?」紺色のTバックスタイルをしたパンティに同色のブラをつけたまま、浴室に入って来た… 提督「あー…いえ、そのぉ…///」 アンナ「いいから、ちょっと代わりなさいってば♪」 提督「……アンナ」 アンナ「何よ?」 提督「さっき「あと一時間はある」って言ったわよね……?」 アンナ「ええ、それが?」 提督「あと…一時間しかないのよね……」ぎゅっ…♪ アンナ「はぁ!?」 提督「だって……アンナがそんな格好で入って来るから…///」 アンナ「私のせいだっていうの!?」 提督「ええ、アンナのせいよ…♪」 アンナ「はぁ…フランカは昔っから少しズレてるとは思っていたけど、とうとうおかしくなったわね」 提督「だって…ぇ///」 アンナ「だってもヘチマもあるもんですか、この……ばか///」…ちゅっ♪ 提督「///」 …しばらくして… 提督「ふぅ…って、もうあまり時間がないわね……下着もぐしょぐしょだし…」 アンナ「そう、誰かさんのせいでね…下着なら貸してあげるわよ」 提督「だって…さっきのはアンナが……って、これ…///」普段からシックな大人のランジェリーにこそ慣れている提督だが、目のやり場に困るようなアンナの下着を広げてみて、さすがに顔を赤くした… アンナ「そう、海軍さんって言うのは困ったら人のせいにするわけ…結構ね」 提督「いえ、でも……」豊満な身体には少しきつい下着をどうにか着ようとヒップをくねらせる提督…しばらく格闘してどうにか着られたものの、ヒップに下着が食い込み、かなりいやらしい様子になっている…… アンナ「いいから、とっとと戻る準備をしたらどうなの?」 提督「そ、そうね…」 アンナ「…はぁ、なんで私がこんなことを言わなきゃいけないのよ」 提督「ごめんなさい、アンナ」 アンナ「まぁいいわ……結婚の話もうちのファミリアには「カッコ付きで中に「仮」の字が付く」とでも言っておくから」 提督「ありがとう、アンナ…私のわがままに付き合ってくれて///」 アンナ「ええ、感謝しなさいよ……その代わりに一度は私の実家に来て、ちゃんとうちの家族を納得させること…いいわね?」 提督「ええ」 アンナ「よろしい、なら気を付けて行ってらっしゃい…さっきホテルのフロントに連絡しておいたから、車は玄関に回してあるはずよ」 提督「重ね重ねありがとう…アンナ」 アンナ「いいのよ……あなたに惚れ込んだ私がマヌケだったんだから♪」 提督「…ごめんなさい」 アンナ「そんな神妙な顔をしなくたっていいわよ……私も明日までは休みだから、また今日の午後にでもお邪魔するわね♪」 提督「ええ、待っているわ」 アンナ「それじゃあね…チャオ♪」…ちゅっ♪ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/400
401: ◆b0M46H9tf98h [saga] 2018/11/14(水) 02:18:30.10 ID:P9qdEI+Z0 …ずいぶん長くなってしまいましたが、これで「基地祭一日目〜翌朝」が終わり、次回から「基地祭二日目」を投下していこうと思います……そこで提督の幼少期(小学生の頃)から士官学校時代を振り返るようなエピソードを入れていきます…また、自称「許嫁」ことアンナとの出会いも書く予定です… …そう言えばノルウェー海軍のフリゲート「ヘルゲ・イングスタド」は大変なことになってしまいましたね…せっかく演習を無事に終えたのに、責任を取ることになる艦長さんはやり切れないでしょう… …ちなみにノルウェーの「フリチョフ・ナンセン」級はみんな探検家の名前だそうですが、一クラス全部に付けられるほど探検家がいるなんて、さすがヴァイキングの頃から航海をしてきたノルウェーらしいですね……個人的には「コン・ティキ号漂流記」で知られるトール・ハイエルダールが好きですが、「コン・ティキ号」の無線手だったトルシュタイン・ラービは戦中、フィヨルドに潜んでいたティルピッツの居場所をイギリスに通信していたレジスタンスだったそうなので、海軍とも縁があると言えなくもないですね… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/401
402: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage] 2018/11/14(水) 15:15:01.39 ID:ECFPwZNOo 意外と良い仲なのね http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/402
403: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/16(金) 01:07:28.02 ID:IDBAeL/Q0 >>402 まずはコメントありがとうございます……アンナですが、何だかんだで幼馴染みだった提督の事を探しだして「許嫁」を自称するくらいには、提督の事が好きという設定でいます…また、そうなった理由が分かるエピソードは今後投下していきます http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/403
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