イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (952レス)
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107: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/03/07(水)01:31 ID:Pw0TOCG/0(1/2) AAS
…しばらくして・執務室…

カルディナーレ「…それにしても、カンピオーニ少将」床にひざをつき、提督の膝の上にあごを乗せていたカルディナーレがおもむろに口を開いた…

提督「んー?」椅子に座ってカルディナーレの頬を優しく撫でながら小首をかしげる…

カルディナーレ「さっきの言葉ですが…正直私にそこまでの魅力があるようには思えません」

提督「そんなことないわ♪」

カルディナーレ「では到着してからのほんの数時間で、どんなところに魅力を感じたというのです?」

提督「そうねぇ…最初に質問をしてきたときかしら。指がとっても綺麗だし、手もすべすべで……愛撫されたいと思ったわ///」

カルディナーレ「///」

…一方・ドアの外…

ドリア「まぁ…提督ったら相変わらずお上手♪」

エウジェニオ「…ふふっ、いい口説き文句ね。今度私も使わせてもらおうかしら」

カルロ・ミラベロ(ミラベロ級駆逐艦)「そうね、あんなことを言われたら身体がうずいちゃう…♪」…駆逐艦の中でも特に小さい1000トン未満の船型から小学生にすら間違われそうな身体ながら、1916〜17年に就役した第一次大戦型の駆逐艦だけあってめっぽう耳年増なミラベロ級……ドリアたちと一緒にドアの隙間から漏れてくるやり取りに耳を傾けながらぞくぞくしたような表情を浮かべ、ふとももをこすり合せている…



提督「アンジェリカ…もう帰るの?」

カルディナーレ「ええ、査察は済みましたし…そろそろ戻らないとローマへの飛行機に乗り遅れてしまいますから」

提督「そう…残念ね……せめてお別れにキスだけさせてもらえないかしら」

カルディナーレ「…いえ、ですが///」

提督「一回でいいわ…貴女と出会えた思い出に、私の唇を捧げたいの///」

カルディナーレ「で、では…一回だけ……」顔を上に向けると、提督の方に近寄せる…

提督「ん…ちゅっ……ちゅ、ちゅぷっ…♪」

カルディナーレ「んふっ…あむっ……ちゅる…っ……んちゅ…っ♪」

提督「んんっ…んぅ……あふっ…んあぁ……ちゅ…ちゅぽっ…れろっ……ちゅぅ♪」



ドリア「まぁまぁ…提督ったらあの堅そうな憲兵さんをすっかりその気にさせてしまいましたね♪」

エウジェニオ「ふふ、百合の香りからは逃れられないのよ…♪」

ミラベロ「もう…あんなキスされたら腰が砕けちゃうわ……きっと♪」



提督「ぷは…ぁ……ふぅ、はぁ…とっても熱いキスだったわ、アンジェリカ♪」

カルディナーレ「あっ…いえ、つい夢中になって……はしたない真似を///」

提督「いいえ、いいのよ?…恋は理性でどうこうできるものでもないし、それに……禁断の愛であるほど甘い味がするものよ♪」ぱちりとウィンクを決めると、手を取って立ち上がらせた

カルディナーレ「///」

提督「…それでは、本日は監査のためにおいでいただき、まことにご苦労さまでした」

カルディナーレ「あぁ、はい……こちらの鎮守府には何も問題ありませんでした。上官にはそう報告する予定です」

提督「それはよかった…では、気を付けて帰ってくださいね♪」



ミラベロ「いけないっ、憲兵が出てくるわ…」

ドリア「ふふふ…っ♪」

エウジェニオ「…素敵なひと幕に感謝するわ、提督♪」そっとドアの前から立ち去る三人……

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