イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (952レス)
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga] 2018/03/11(日)02:35
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116: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/03/11(日) 02:35:52.67 ID:yDcvkucQ0 …しばらくして・提督寝室… 提督「はぁぁ…いい気持ちだったわ……」 …お風呂上がりの提督はパイル地のバスローブ一枚で椅子に腰掛け、脚をもう一脚の椅子に載せてくたっとしている。手元には小さい冷蔵庫に入っているミネラルウォーターのペットボトルがあり、思い出したようにそれをあおる……提督の足元にはやはりほかほかと湯気を残し、肌もほのかに桜色になったカヴールがいて、爪ヤスリで提督の爪を磨いている… カヴール「…うふふっ♪」 提督「なぁに、その含み笑いは?」 カヴール「ふふ……これからもっと気持ちいい事をするのにそんなにだらけていられては、張り合いがありませんね♪」 提督「んー…私もさすがに疲れたし、今日はしないわよ?」 カヴール「これはまたご冗談を。提督がひと晩でも誰かの添い寝なしで寝られるとは思えません♪」 提督「失礼ね♪……まるで私をさかりのついた猫みたいに言って」そう言いながらカヴールに爪を磨いてもらっていると、ギャング映画のドンが床屋ときれいなブロンド女性に身だしなみの手入れをしてもらっている光景に似ていないこともない……と、そこに内線電話が「リリリン…ッ」と鳴った 提督「何かしら……はい、執務室」 ディアナ「もしもし、提督…申し訳ありませんが至急食堂までおいで願えますか……少々厄介な問題が起きておりまして」 提督「厄介な問題…?」 ディアナ「ええ…火元はドイツ、イギリスの艦娘たちなのですが、放っておくと「黒歴史」になりそうな勢いで……こればかりは提督のどなたかでないと収まらないかと」 提督「分かった、すぐ行くわ」 カヴール「…どうやらベッドに入るのはもう少し後になりそうですね。私も一緒に行きましょうか?」 提督「いいえ、大丈夫よ…もし眠くなったらベッドに入っていても構わないわ」 カヴール「はい…それでは提督のベッドを暖めておきます♪」 提督「はいはい♪」 …食堂… 提督「ディアナ、どうしたの?」厨房寄りのドアからさりげなく食堂に入って、心配顔のディアナに話を聞いた… ディアナ「いえ、それが……わたくしにもどうにも止められそうにないのです…」 ビスマルク「……ほぅ、この「鉄血宰相」にかなうと思うのか…「フッド」の二の舞にしてくれん!」 エリザベス「このエリザベス、いささか荒事の心得もございます…遠慮はございません。どうか撃沈させるつもりでおいでくださいませ」 提督「あー…まるでノルウェー沖の海戦みたいね」 ディアナ「はい、しばらく前までは大人しく飲んでおられたようなのですが……」 …数十分前… ビスマルク「重巡「ポーラ」……だったか、貴様はいい奴だな…そんな貴様のために一曲かけよう!」ビールとキルシュヴァッサーと白ワインですっかり出来上がったビスマルクがポーラの肩を抱き、酒臭い息で声を張りあげる… ポーラ「わ、わぁ〜い…ポーラ、嬉しいです〜……」 ビスマルク「なに、イタリア海軍がやる気に欠けるからとて卑屈になることはない…よし、「ヴィールファーレン・ゲーゲン・エングランド」を頼む!」(※ヴィールファーレン・ゲーゲン・エングランド…軍歌「いざ英国に進撃せん!」) フィウメ「いえ、その曲のレコードはさすがにここには……」 ビスマルク「ないのか…仕方ないな、なら伴奏なしでも歌うぞ……ティルピッツ、一緒に歌え!」 ティルピッツ「ヤヴォール!」 エリザベス「……何とも無粋な歌でございますね。不屈のジョンブル魂はドイツ軍の空襲でも…まして軍歌ごときでは揺るぎもしないことを証明いたしましょう」ちびちびとブランデーを傾けていたが、わずかに眉をひそめた… エメラルド「では「ハート・オヴ・オーク」を?」 エリザベス「無論でございます…さぁ、エメラルドもご一緒に♪」 ……… 提督「で、今に至る…と」 ディアナ「はい…グレイ提督は先に部屋へお戻りになられ、ヴァイス提督もお部屋で今日の報告書を書き上げてから戻ると……」 提督「あー…ディアナ、一応二人の提督に再度連絡をお願い……その間にどうにか止めてみるから」 ディアナ「承知いたしました」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/116
しばらくして提督寝室 提督はぁぁいい気持ちだったわ お風呂上がりの提督はパイル地のバスローブ一枚で椅子に腰掛け脚をもう一脚の椅子に載せてくたっとしている手元には小さい冷蔵庫に入っているミネラルウォーターのペットボトルがあり思い出したようにそれをあおる提督の足元にはやはりほかほかと湯気を残し肌もほのかに桜色になったカヴールがいて爪ヤスリで提督の爪を磨いている カヴールうふふっ 提督なぁにその含み笑いは? カヴールふふこれからもっと気持ちいい事をするのにそんなにだらけていられては張り合いがありませんね 提督んー私もさすがに疲れたし今日はしないわよ? カヴールこれはまたご冗談を提督がひと晩でも誰かの添い寝なしで寝られるとは思えません 提督失礼ねまるで私をさかりのついた猫みたいに言ってそう言いながらカヴールに爪を磨いてもらっているとギャング映画のドンが床屋ときれいなブロンド女性に身だしなみの手入れをしてもらっている光景に似ていないこともないとそこに内線電話がリリリンッと鳴った 提督何かしらはい執務室 ディアナもしもし提督申し訳ありませんが至急食堂までおいで願えますか少厄介な問題が起きておりまして 提督厄介な問題? ディアナええ火元はドイツイギリスの艦娘たちなのですが放っておくと黒歴史になりそうな勢いでこればかりは提督のどなたかでないと収まらないかと 提督分かったすぐ行くわ カヴールどうやらベッドに入るのはもう少し後になりそうですね私も一緒に行きましょうか? 提督いいえ大丈夫よもし眠くなったらベッドに入っていても構わないわ カヴールはいそれでは提督のベッドを暖めておきます 提督はいはい 食堂 提督ディアナどうしたの?厨房寄りのドアからさりげなく食堂に入って心配顔のディアナに話を聞いた ディアナいえそれがわたくしにもどうにも止められそうにないのです ビスマルクほぅこの鉄血宰相にかなうと思うのかフッドの二の舞にしてくれん! エリザベスこのエリザベスいささか荒事の心得もございます遠慮はございませんどうか撃沈させるつもりでおいでくださいませ 提督あーまるでノルウェー沖の海戦みたいね ディアナはいしばらく前までは大人しく飲んでおられたようなのですが 数十分前 ビスマルク重巡ポーラだったか貴様はいい奴だなそんな貴様のために一曲かけよう!ビールとキルシュヴァッサーと白ワインですっかり出来上がったビスマルクがポーラの肩を抱き酒臭い息で声を張りあげる ポーラわわぁいポーラ嬉しいです ビスマルクなにイタリア海軍がやる気に欠けるからとて卑屈になることはないよしヴィールファーレンゲーゲンエングランドを頼む!ヴィールファーレンゲーゲンエングランド軍歌いざ英国に進撃せん! フィウメいえその曲のレコードはさすがにここには ビスマルクないのか仕方ないななら伴奏なしでも歌うぞティルピッツ一緒に歌え! ティルピッツヤヴォール! エリザベス何とも無粋な歌でございますね不屈のジョンブル魂はドイツ軍の空襲でもまして軍歌ごときでは揺るぎもしないことを証明いたしましょうちびちびとブランデーを傾けていたがわずかに眉をひそめた エメラルドではハートオヴオークを? エリザベス無論でございますさぁエメラルドもご一緒に 提督で今に至ると ディアナはいグレイ提督は先に部屋へお戻りになられヴァイス提督もお部屋で今日の報告書を書き上げてから戻ると 提督あーディアナ一応二人の提督に再度連絡をお願いその間にどうにか止めてみるから ディアナ承知いたしました
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