イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (964レス)
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149: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/04/03(火)11:45 ID:ucdEiMAp0(1) AAS
…食後…

セッテンブリーニ「…うーん、このワインの紅の何と美しいこと……夕日かルビーか、はたまたアンタレスのきらめきか…♪」(※アンタレス…戦の神「アレスに対抗する者」さそり座の主星で火星(アレス)と同じく紅いことから)

提督「ふふ、さすが文学者。言うことがお洒落ね」

ポーラ「それでしたらポーラも……一杯ワインを傾ければぁ〜、それは暖かなぬくもり…ぃ♪」くぃ…っ♪

提督「…なら、二杯傾けたら?」

ポーラ「それはぁ、生きている喜び〜…えへへぇ♪」くーっ…♪

提督「ふむふむ…じゃあ三杯目は?」

ポーラ「それはぁ…幸せぇ〜…♪」きゅーっ…♪

提督「なるほど…四杯目は?」

ポーラ「それはぁ、ふわふわと夢心地〜♪」こくん…っ♪

提督「なかなか上手ね…それじゃあ……」

ザラ「提督、あんまり飲ませないで…ポーラがうまいことを言うたびに飲ませてたら酩酊待ったなしよ?」

ポーラ「えへへぇ…ばれちゃいましたかぁ〜♪」

提督「ふふ、いいから好きなだけ飲みなさいな♪…ポーラが自分の限度をわきまえているのは知っているもの」

ザラ「ちょっと、提督…っ!」

提督「ふふ、それと私も一杯もらおうかしら…♪」

ポーラ「はぁ〜い、どうぞ〜♪」

カヴール「ふふ、いっぱい食べたり飲んだりできる…何とも素晴らしい時代です」

提督「そうね……ところでみんな、少しだけいいかしら?」

カヴール「…あら」

ライモン「…なんでしょうか?」

提督「えーと……実はひと月以上も先の話なんだけれども、ここの基地祭があります……で、よかったら何か出し物や屋台のアイデアを考えて欲しいの♪」と、同時に全員が「わいわいがやがや」と一斉にしゃべり始める…

ヴァイス提督「…食事の席で意見を募るとはイタリアらしいな…私の所だったら一人づつ順番に直立不動で発表させるところだ」

ビスマルク「……全く。それに一斉にしゃべってやかましいことこの上ない…」

ダ・ヴィンチ「ふむふむ…基地祭なら、このレオナルド・ダ・ヴィンチが得意の発明で何か……」

グリエルモ・マルコーニ「よしなさいって…この間も全自動……なんだっけ?」

ダ・ヴィンチ「全自動パスタ茹で機ね…あれはちょっと失敗だったわ」

マルコーニ「ほら見なさい…まったくダ・ヴィンチったら……トン・ツー・トトト・トントン……」無線電信の生みの親だけあって、指で机を叩きはじめる…

ダ・ヴィンチ「む、この私に向かって「ヘボ発明家」とはおっしゃってくれるわね」

提督「はいはい、喧嘩はしない…それで、何か素敵なアイデアのある娘はいる?」メモ帳を机に置いてペンを手に取った…

チェザーレ「とりあえず艦隊の活動を簡潔な文章にすればよいのではないか?…チェザーレもかつてそうしたように」

提督「まるでガリア戦記ね…他に?」

ローマ「ローマ風ピッツァの屋台と言うのはいかがでしょう?」まだ眼鏡の度を直していないので目を細め、それがつんとした表情に見えるローマ…

提督「なるほど♪」

ドリア「でしたら私もお料理の屋台を開きましょう…美味しいものを作りますよ♪」

提督「ふふ、ここには料理上手が多いからお料理の屋台は多そうね……屋台以外で何かあるかしら?」

デルフィーノ「あの…オペラや歌劇なんてどうでしょうか?」

提督「なるほど…いいかもしれないわね♪」

フルット「でしたら歌祭りなどと言うのもよろしいのでは…?」

提督「了解、書き留めたわ…後で思いついた娘がいたら、私に教えてね……以上♪」

グレイ提督「…基地祭ですか……ジブラルタルでも何度か行いましたが、存外面白いものですよ?」

提督「そう聞いています…でも、見る側は経験がありますが実行するのは初めてなので……」

グレイ提督「…よろしければ私もお手伝いして差し上げますわ」
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