イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (953レス)
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212: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/05/02(水)01:51 ID:s8RH1uUg0(2/3) AAS
提督「あーあ…二人ともローマのパンティストッキングをびりびりに破いちゃって……まるで発情期のけだものね♪」

ライモン「…うぅ、もう聞かせてくれなくていいですから///」

提督「あー、綺麗で清らかなライモンにはちょっと厳しいわよね…それじゃあ行きましょうか」

ライモン「もう、みんなどうしちゃったんですか……何か媚薬でもまかれたとか?」

提督「ふふっ…そんなものがこの世の中にあったら、世間の「お姉さま方」は可愛いお嬢さんを口説くのに、花を買ってあげたり贈り物をしたりなんてしないでしょうよ♪」

ライモン「それはそうですけれど……に、してもですよ」

提督「ふぅ、それじゃあ鎮守府一の発明家にして「世界一の大天才」に聞いてみましょうか」

…大型潜水艦「マルコーニ」級の部屋…

提督「今度は大丈夫よね……失礼、ちょっといいかしら?」ドアの隙から室内をのぞいて、大丈夫と確かめてからノックをした

マルコーニ「はい、どうぞ?」

提督「こんばんは、マルコーニ…作業中にお邪魔してごめんなさい」

マルコーニ「いえ、別に大丈夫ですよ……ちょうど作業も終わりましたから」六人それぞれの居室が奥に並び、入り口側に共同スペースとして「談話室」が出来ているマルコーニ級の部屋……提督を出迎えたマルコーニは無線電信の発明で有名な「グリエルモ・マルコーニ」だけに、はんだごてと基盤で何かを作っていた…

提督「そう。ところでそれはなぁに?よかったら教えて?」

マルコーニ「これはハム(アマチュア無線)の通信機ですね。この小さい風車を窓の外に付けて発電して、それであちこちと通信できるようにしようと……そうすれば通信費はただになりますから♪」

提督「なるほど…ところでダ・ヴィンチはいる?」

マルコーニ「ダ・ヴィンチですか……今は「錬金術士の集まり」だったと思いますよ?」

提督「それじゃあアルキメーデ級の所ね?」

マルコーニ「ええ、そうです」

ライモン「……錬金術士の集まり?…あぁ」

提督「それじゃあ失礼するわ……お休み、可愛いマルコーニ♪」ちゅっ♪

マルコーニ「///」トトン・ツー・トト・ツー・トン……顔を赤らめて何も言わないが、提督が廊下に出る直前に指で机を叩いてモールスを送った…

提督「えーと…今のモールス信号は「おやすみなさい、私の大事な提督さん」ね……まぁ、うふふっ♪」

ライモン「…いいから行きますよ」

提督「はいはい……ライモンったら妬いちゃって♪」

ライモン「別に妬いてなんかいませんっ…///」

提督「大丈夫、私の「ここでの初めて」を持って行ったのはライモン……貴女だもの♪」

ライモン「もう…っ///」

提督「ふふっ…♪」
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