イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (952レス)
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga] 2018/05/07(月)11:13
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224: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/05/07(月) 11:13:22.60 ID:lpYrGx040 提督「それはそうと…フロートのないピアッジォP.7の着水ってどうするの?」 アヴィエーレ「それは自分で見て確かめてくれればいいさ…きっと度肝を抜かれるよ」 提督「せっかく珍しい機体なんだから壊れないといいけど……まずはウォーラスとアラドね」 アヴィエーレ「ああ…まさかお客様の燃料を無駄遣いさせるのもどうかと思ってね……さすがクィーン・エリザベスだね、降下角も速度もばっちりだ……」 エリザベス「お褒めいただき光栄でございます」 アヴィエーレ「うわ!」 エリザベス「さて……それでは着水いたします♪」片手の手のひらをエレベーターガールのように上に向けた…… アヴィエーレ「おぉ…見事だね」グォォ…ォンと接近するにつれてエンジン音が耐え難いくらい大きくなったと瞬間、ふっとウォーラスが着水した… 提督「本当にエリザベスは上手ね♪」 エリザベス「恐縮でございます…さぁ、ティルピッツもどうぞ見事な着水を見せて下さいませ♪」 ティルピッツ「ぐっ…」(…私はフィヨルドに閉じこもっていたから水偵の離着水は苦手なのに……えぇい、ままよ!) アヴィエーレ「うーん…まぁなかなかじゃないかな?」 提督「なかなか上手なのじゃないかしら…それにいつもの場所と勝手が違うものね?」 ティルピッツ「いや、お世辞はいい……あんまりうまく降ろせなかったから」 提督「そう言うこともあるわ…ね♪」 ティルピッツ「うー…」 アヴィエーレ「さてと…二人が水偵の航跡で波を打ち消してくれたから、着水するなら今だね……♪」マッキM.33が上空で優雅に旋回しつつ待機している間に、真っ赤な矢のようなピアッジォが高速で降下をかけてくる… 提督「ち、ちょっと降下が早い気がするのは気のせい?」 アヴィエーレ「いや、気のせいじゃないよ……さぁ、タイトロープ(綱渡り)の始まりさ!」早い速度のまま低空まで降りてくると、水面すれすれで失速速度ぎりぎりまで持ち込みプロペラへの動力をカット…着水した瞬間にスクリューへ動力をつなぐ…… 提督「はぁぁ…まるで曲芸ね……」 アヴィエーレ「……ふぅー」額に浮いた汗を拭う… エリザベス「お見事ですわ」 ティルピッツ「ええ、称賛に値します」 アヴィエーレ「ふっ、飛んでいるものはいつか降りるものさ……でも、ありがとう♪」サングラスを外してウィンクをする… 提督「アヴィエーレ、とっても上手だったわ…♪」抱きついて頬にキスをする提督… アヴィエーレ「あ、あぁ…なんでもないさ。さ、今度はマッキを着水させるからね……名残惜しいけど離れてくれ///」 提督「はいはい…♪」ヴォォ…ンッ……とエンジン音を轟かせ、真っ赤なイタリアンレッドも陽光に鮮やかなマッキM.33が滑らかに海面へ滑り込んでくる……明るい太陽に黄色いレンガ敷きの波止場、きらめく海面…南イタリアの晩夏ならではの美しい風景に古き良き「飛行艇時代」の機体が映える…… アヴィエーレ「よし、決まった…それじゃあ私は機体の整備に取りかかるから、チャオ♪」 提督「チャオ、アヴィエーレ…食事の時間には戻って来てね♪」ちゅっ♪ アヴィエーレ「了解した…///」 ティルピッツ「……どうしてマカロニの連中はこうも簡単にキス出来るのか……うぅ、顔が火照ってきた///」 提督「ふふ…これが愛のなせるわざよ♪」 エリザベス「相変わらずカンピオーニ提督は口がお上手でございます」 提督「かもね…うふふっ♪」ぱちっとウィンクをして手をひらひら振ると、エリザベスたちを残して庭の方へと歩いて行った…… ……… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/224
提督それはそうとフロートのないピアッジォ7の着水ってどうするの? アヴィエーレそれは自分で見て確かめてくれればいいさきっと度肝を抜かれるよ 提督せっかく珍しい機体なんだから壊れないといいけどまずはウォーラスとアラドね アヴィエーレああまさかお客様の燃料を無駄遣いさせるのもどうかと思ってねさすがクィーンエリザベスだね降下角も速度もばっちりだ エリザベスお褒めいただき光栄でございます アヴィエーレうわ! エリザベスさてそれでは着水いたします片手の手のひらをエレベーターガールのように上に向けた アヴィエーレおぉ見事だねグォォォンと接近するにつれてエンジン音が耐え難いくらい大きくなったと瞬間ふっとウォーラスが着水した 提督本当にエリザベスは上手ね エリザベス恐縮でございますさぁティルピッツもどうぞ見事な着水を見せて下さいませ ティルピッツぐっ私はフィヨルドに閉じこもっていたから水偵の離着水は苦手なのにえぇいままよ! アヴィエーレうーんまぁなかなかじゃないかな? 提督なかなか上手なのじゃないかしらそれにいつもの場所と勝手が違うものね? ティルピッツいやお世辞はいいあんまりうまく降ろせなかったから 提督そう言うこともあるわね ティルピッツうー アヴィエーレさてと二人が水偵の航跡で波を打ち消してくれたから着水するなら今だねマッキ33が上空で優雅に旋回しつつ待機している間に真っ赤な矢のようなピアッジォが高速で降下をかけてくる 提督ちちょっと降下が早い気がするのは気のせい? アヴィエーレいや気のせいじゃないよさぁタイトロープ綱渡りの始まりさ!早い速度のまま低空まで降りてくると水面すれすれで失速速度ぎりぎりまで持ち込みプロペラへの動力をカット着水した瞬間にスクリューへ動力をつなぐ 提督はぁぁまるで曲芸ね アヴィエーレふぅー額に浮いた汗を拭う エリザベスお見事ですわ ティルピッツええ称賛に値します アヴィエーレふっ飛んでいるものはいつか降りるものさでもありがとうサングラスを外してウィンクをする 提督アヴィエーレとっても上手だったわ抱きついて頬にキスをする提督 アヴィエーレああぁなんでもないささ今度はマッキを着水させるからね名残惜しいけど離れてくれ 提督はいはいヴォォンッとエンジン音を轟かせ真っ赤なイタリアンレッドも陽光に鮮やかなマッキ33が滑らかに海面へ滑り込んでくる明るい太陽に黄色いレンガ敷きの波止場きらめく海面南イタリアの晩夏ならではの美しい風景に古き良き飛行艇時代の機体が映える アヴィエーレよし決まったそれじゃあ私は機体の整備に取りかかるからチャオ 提督チャオアヴィエーレ食事の時間には戻って来てねちゅっ アヴィエーレ了解した ティルピッツどうしてマカロニの連中はこうも簡単にキス出来るのかうぅ顔が火照ってきた 提督ふふこれが愛のなせるわざよ エリザベス相変わらずカンピオーニ提督は口がお上手でございます 提督かもねうふふっぱちっとウィンクをして手をひらひら振るとエリザベスたちを残して庭の方へと歩いて行った
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