イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (954レス)
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329: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/08(水)03:12 ID:/vzUU3Eq0(1) AAS
…しばらくして・ドイツ艦の客室…

提督「よいしょ……と…」まだ身体が火照っているティルピッツに肩を貸し、ピンと張った清潔なシーツも涼しげなベッドへと座らせる…

ビスマルク「済まなかったな、アトミラール・カンピオーニ」

提督「いいえ…私も気配りが足りなかったわ」

ティルピッツ「姉上…カンピオーニ提督……二人には迷惑をかけて…」

ビスマルク「いいから貴様は黙って休んでいろ。司令には私から何とか言いつくろっておいてやる……ではカンピオーニ提督、迷惑ついでにしばらく様子を見ていてもらえるか」

提督「ええ、もちろんいいわ…何なら私からもヴァイス提督に一言添えてあげましょうか?」

ビスマルク「いや。そうしたら「適切な水分補給もせずにはしゃぎまわり、あげくに他国の提督に迷惑をかけるとは…」と、より叱責を受けるだろう……被害は最小限に止めねばな」

提督「分かったわ。それじゃあ私がティルピッツを見ていてあげるから」

ビスマルク「ダンケシェーン…ティルピッツ、大人しくしていろよ?」

ティルピッツ「ヤー…」

提督「……ビスマルクはああ言っていたけれど…ドイツに比べたら南イタリアなんて熱帯みたいなものだもの、仕方ないわ」

ティルピッツ「ええ…とはいえ迷惑をかけたのは事実ですから……」

提督「いいのよ…それより座っているのはつらくないかしら?」

ティルピッツ「いえ、大丈夫です。あちこちに氷袋をあてていますし……」

提督「でも頭がくらくらするでしょう…?」

ティルピッツ「それも船のローリング(横揺れ)のようなものだと思えば…どうにか……」

提督「もう、せっかくここまで運んできたのだから今さらになってやせ我慢はなしよ…さ、横になって?」

ティルピッツ「ですが…」

提督「ふぅ…命令しなくちゃダメかしら?」

ティルピッツ「いえ……」

提督「じゃあ横になりなさいな?」

ティルピッツ「ならばお言葉に甘え……いえ、やっぱり止めておきます」

提督「どうして?」

ティルピッツ「その…///」

提督「なぁに?」

ティルピッツ「カンピオーニ提督のふとももに頭を乗せるなど……失礼極まりないことですから…///」

提督「構わないわ」

ティルピッツ「しかし…姉上が戻ってきたら何といわれ……っく!」ズキリと脈を打った頭痛に顔をしかめる…

提督「ほら、やっぱり横になった方がいいわ……ね?」

ティルピッツ「ヤー、分かりました……では…」恐るおそる身体を横たえていき、そっと提督のふとももに頭を乗せるティルピッツ…

提督「どう?」

ティルピッツ「ダンケ……少し楽になりました…」

提督「それはよかったわ…♪」左手でゆっくりと風を送りながら、右手で優しく額を撫でる提督……

ティルピッツ「すぅ……すぅ…」むっちりと弾力のある提督のふとももを枕にして寝入ってしまったティルピッツ…

提督「ふふ…この純粋な寝顔を見たら誰だって可愛がってあげたくもなるわよ…ね……?」

ティルピッツ「うぅ…ん……すぅ…」フィヨルドの雪氷のような白い下着と、火照りで淡い桜色になっている白い肌……寝息を立てるたびにひきしまった胸が上下する…

提督「…っ、がまんがまん///」柔らかい銀灰色の髪を撫でる手が無自覚でイケナイ方向へ伸びそうになるたびに自制を取り戻しては、ピクリと手を引き戻す…

ティルピッツ「ん……」

提督「あん…っ♪」寝返りを打って提督のふとももの間に顔をうずめてしまうティルピッツ…汗ばんでしっとりと濡れたふとももや割れ目に、ティルピッツの静かな吐息が吹きかけられる……

ティルピッツ「むふ…ぅ……すぅ……」

提督「もう…んふふっ♪」
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