イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (966レス)
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345: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/27(月)02:02 ID:iVEceFNv0(1/2) AAS
…食堂…
提督「さぁ、入って?」
アルジェント「…では失礼して」
一同「「わー!!」」
アッチアイーオ「うわっ、なに…なんなの!?」
…食堂に集まっていた艦娘たちは一斉に立ち上がって拍手をしながら、アッチアイーオたちに花輪をかけ、それぞれ一人づつ手を取ってエスコートしながら席に座らせる……大きく開け放った窓からはきらめくイオニア海の海風が入って来て、熱気のこもった工作室にいささか閉口していた提督は、ほっと息をついて席についた…
提督「どう、おいしい?」…歓迎パーティではないので手短なあいさつにとどめて、ゆっくり食事にかかる提督……両隣にはネームシップの「アッチアイーオ」と、まるで光を反射しているかのように眩しい「プラティノ」が座っている…
アッチアイーオ「ええ、美味しいけど?」
提督「それは良かったわ…好きなだけ食べてね」ワイングラス片手に顔を近づけ、いたずらっぽく微笑んだ…
アッチアイーオ「そうさせてもらうわよ…///」顔を赤らめ「ぷい…っ」とそっぽを向いた
提督「どうしたの……もうワインが回っちゃったのかしら♪」椅子をそっと寄せて、アッチアイーオの滑らかなふとももに自分の太ももをそっと押し付ける提督…恥ずかしそうにうつむく初々しい様子にいたずら心がくすぐられ、そっと手を伸ばした……
アッチアイーオ「や、止めてよ…!」そっと置かれた提督の手を振り払った…
提督「あら、工作室ではあんなに「大好き」って言ってくれたのに……ちょっと性急すぎたかしら?」申し訳なさそうに肩をすくめ、大人しく距離を戻す提督…
アッチアイーオ「分かったならいいわよ……いくら司令だからって、あんまりベタベタしないでよね!」
提督「ごめんなさい…ここの娘たちに慣れきったせいで、ちょっと感覚が鈍くなっているのかもしれないわ……なので、黙って食べることにします」
ライモン「もう、提督…」
…前菜にスープ(パスタ)が済み、ワイン数杯がほど良く入ったところでメインの料理に手を伸ばす提督……ニンニクと唐辛子、クミンやターメリックをよく揉みこんで下味をつけた鶏の手羽元や腿肉をあぶり、こんがりと焼き目を付けた「タンドーリ風チキン」は最初こそ香ばしいが、次第に口の中が辛くなってきて、身体が火照り汗も滴ってきた…鶏の骨をお皿に重ねつつも、工作室では「ベタ惚れ」状態だったのに、急にはねつけるような態度をとったアッチアイーオが気になって、横目でちらちら視線を送っている……
アッチアイーオ「な、なによ…///」
提督「ワインをもう一杯いかが…って聞こうと思ったのだけれど?」
アッチアイーオ「それならそうと言ってくれればいいじゃない……もう一杯だけちょうだい」
提督「このくらいでいいかしら?」
アッチアイーオ「ええ……ふぅ、辛い料理のおかげで暑くなってきちゃったわ///」さっきとは反対に自分からふとももをすり寄せ、スラックスの上から提督のふとももを撫でるアッチアイーオ…
提督「…あら」
ライモン「…」
プラティノ「…ライモンドさん、私にも一杯ついで下さいな♪」
ライモン「あぁ、はい…どうぞ」
プラティノ「ふふ、ありがとう♪」
ライモン「う…笑顔が眩しい……」
アッチアイーオ「さっきはごめんなさい、提督……私、本当に提督の事が大好きなの…信じてね?」
提督「いいのよ…それにしても、さっきからどこを撫でているのかしら♪」
アッチアイーオ「…だって、提督のふともも……とっても…触り心地がいいんだもの///」
提督「うふふっ…♪」
ライモン「…提督はドルチェ(デザート)を召し上がらないそうですから、どうぞプラティノが食べて下さい」
プラティノ「そうですか、それでは♪」
提督「ライモン、そんなに怒らないで?……ほら、「あーん」してあげるから」
ライモン「でも、来たばかりの娘たちを前に…ですか///」
提督「いいじゃない。はい、あーん♪」
アッチアイーオ「ねぇ提督…私も「あーん」して欲しい♪」
提督「ふふっ、それじゃあちょっと待ってね?」
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