イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (953レス)
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374: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/10/27(土)01:02 ID:HbfP3ejY0(1/2) AAS
…夕食時…
提督「えー…それでは明日からの三日間、基地祭を無事に終わらせることができるよう頑張りましょう。乾杯」
一同「「乾杯」」
提督「…今日はさすがのディアナとエリトレアも献立を考える余裕がなかったみたいね?」
ディアナ「ええ、申し訳ありません…」
エリトレア「ごめんなさいですっ」…作り置きしておいたマリネやサラダを前菜にして、慌てて焼いたチキンや、基地祭で出す屋台料理の試作品が並べてある
提督「ううん、別に非難しているわけじゃないの…たまにはこういう夕食もいいんじゃない?」茶目っ気たっぷりにウィンクする提督
カヴール「むしろこの忙しい中、よくこれだけ作れたものですね?」
ディアナ「それがわたくしの務めですから…それに今夜も哨戒の娘たちは出撃しなければなりませんし」
アッテンドーロ「そうね…敵さんは基地祭に合わせて休んでくれたりはしないものね」
エリトレア「まったくですねぇ…まぁ、とりあえず一杯どうぞ」
アブルッツィ「そうそう、前祝いってところでね」
提督「なら断れないわ…乾杯」
チェザーレ「…乾杯。良いワインだ」
提督「ええ」
…夜…
提督「ふー…少し飲み過ぎたわね」
カヴール「何度か乾杯に付きあっておりましたものね…お水をどうぞ?」
提督「ありがと。とにかく、もうお風呂には入ったし…水を多めに飲んでおけば、明日はすっきり起きられるはずよ」
カヴール「ええ。とにかく今日は早めにお休みになって、明日に備えて下さいね」
提督「そうするわ…それじゃあお休み」
カヴール「お休みなさい」
提督「…とはいうものの寝るにはまだ早いし、あれこれ気になってなかなか眠れそうにないわ」
…基地祭の段取りが書いてある書類を幾度も見直したり、問い合わせのメールか何かが届いてはいないかとパソコンを立ち上げてみたりと落ち着かない…そうこうしているうちにようやく眠気が忍び寄ってきて、執務室の電気を切って寝室に行き、椅子の背にナイトガウンを引っかけると布団をまくった…
提督「ふぅ、いよいよ明日ね…まぁ、なにはともあれみんなが楽しめればそれでいいわ……」
マラキーテ(中型潜ペルラ級)「…ふふ、そうよねぇ」
提督「!?」
マラキーテ「布団を暖めておいたわ。それに…一人で寝るのは寂しいでしょう?」…ほとんど透明な黒いベビードール姿でベッドに寝そべっている「マラキーテ」(マラカイト)…そのしなやかな身体がナイトスタンドのオレンジ色に照らされて、妖しい陰影を作っている…
提督「…一体いつから潜りこんでいたの?」
マラキーテ「ふふ、夕食を終えてすぐ…と言ったところじゃないかしら…ぁ」青緑色をした瞳を揺らめかせ、ゆっくりと提督を手招きする…
提督「あの、悪いけれど明日は忙しいからよく休んでおかないといけないの…」
マラキーテ「そんなつれない事を言わないでよ……て・い・と・く?」指先で提督の頬をなぞり、腕を引っ張った…
提督「はぁ…少しだけよ?」
マラキーテ「ええ、そうさせてもらうわ…♪」
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