イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (952レス)
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga] 2018/11/03(土)02:56
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384: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/03(土) 02:56:05.69 ID:1AKPHBq20 …鎮守府・裏手の丘… アンナ「まぁ、眺めのいい所ね…素敵じゃない!」…裏手の丘にある小さなあずまやからきらめく海を眺め、嬉しそうに声を上げるアンナ…ボディーガードらしい「こわもて」の二人はここまで付いて来ようとしたがアンナに怒られ、ふもとで待たされている… 提督「ここなら文句もないでしょう?」…松林に囲まれた白い石造りのあずまや…その周囲は誰もおらず、あずまやの中心にあるマリア像だけが二人を見ている… アンナ「ええ、納得してあげる…それじゃあ、あーん♪」石のベンチに腰掛けて紙の箱を開き、さっきのムースを取り出すと使い捨てフォークで小さく切り分け、それを提督に向けて差しだした… 提督「…え?」 アンナ「だから、私が「あーん」してあげるって言ってるの…っ!」 提督「わ、分かったわよ……あーん」 アンナ「はい、あーん♪ …ね、許嫁に「あーん」してもらえばずっと美味しいでしょ?」 提督「ええ、そうね…」(味なんて全然分からなかった…どうすればこの状態を切り抜けられるかしら……) アンナ「ところでフランカ、お昼は一緒に食べましょうよ♪」 提督「ごめんなさい、アンナ…それは出来ないわ」 アンナ「どうしてよ?」 提督「お昼は来賓の議員たちと試食会があって…軍用糧食と鎮守府の献立を、それぞれ軽く味見してもらうの」 アンナ「何よ…せっかくフランカとお昼を食べようと思ったのに」 提督「ごめんなさいね、アンナ」 アンナ「まぁいいわ…それじゃあ代わりに私がディナーにご招待するわ。ちなみに泊まっているのはタラントの「ホテル・レジーナ・マルゲリータ」よ♪」 提督「…それってタラントの最高級ホテルじゃない」 アンナ「あぁもう、フランカったら! …あれが最高級だなんて、海軍生活が長すぎたのね……やっぱり軍なんて辞めて、もう少し文化的な生活した方がいいわ」 提督「…あなたはそう言うけれど、ここだっていい所よ?」 アンナ「ええそうね、きっと「シャワーのお湯が出るから」とか言うんでしょう…海軍さんはお湯も満足に使わせてくれないそうだものね?」 提督「いいえ、それだけじゃなくて……」 アンナ「ねぇ…まさかとは思うけれど、あの「艦娘」とか言う女の子がたくさんいて、夜昼構わず食べ散らかしてるから……とかじゃないわよね?」 提督「…っ!?」(あながち間違いでもないあたり否定できないわ…) アンナ「フランカ、分かっているとは思うけど…うちの「ファミリア」(家族)も私とフランカの事をよく覚えていて「早く結婚の予定を決めなさい、さもないとフランカだって準備のしようがないじゃないか」ってせっつかれているのよ?」 提督「あー…それってアンナのお父さんも……」 アンナ「それはもう♪」 提督「……えーと、それじゃあその事についてはディナーの時に話しましょうか…」 アンナ「それじゃあ今夜は来てくれるの?」 提督「え、ええ…」 アンナ「ふふっ、嬉しいっ! それじゃあすぐ帰って支度しないと…待ってるわよ♪」 提督「そう、そうね……チャオ、アンナ」 アンナ「チャオ、フランカ…ちゅっ♪」 提督「……どうしよう///」 ……… … http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/384
鎮守府裏手の丘 アンナまぁ眺めのいい所ね素敵じゃない!裏手の丘にある小さなあずまやからきらめく海を眺め嬉しそうに声を上げるアンナボディーガードらしいこわもての二人はここまで付いて来ようとしたがアンナに怒られふもとで待たされている 提督ここなら文句もないでしょう?松林に囲まれた白い石造りのあずまやその周囲は誰もおらずあずまやの中心にあるマリア像だけが二人を見ている アンナええ納得してあげるそれじゃああーん石のベンチに腰掛けて紙の箱を開きさっきのムースを取り出すと使い捨てフォークで小さく切り分けそれを提督に向けて差しだした 提督え? アンナだから私があーんしてあげるって言ってるのっ! 提督わ分かったわよあーん アンナはいあーん ね許嫁にあーんしてもらえばずっと美味しいでしょ? 提督ええそうね味なんて全然分からなかったどうすればこの状態を切り抜けられるかしら アンナところでフランカお昼は一緒に食べましょうよ 提督ごめんなさいアンナそれは出来ないわ アンナどうしてよ? 提督お昼は来賓の議員たちと試食会があって軍用糧食と鎮守府の献立をそれぞれ軽く味見してもらうの アンナ何よせっかくフランカとお昼を食べようと思ったのに 提督ごめんなさいねアンナ アンナまぁいいわそれじゃあ代わりに私がディナーにご招待するわちなみに泊まっているのはタラントのホテルレジーナマルゲリータよ 提督それってタラントの最高級ホテルじゃない アンナあぁもうフランカったら! あれが最高級だなんて海軍生活が長すぎたのねやっぱり軍なんて辞めてもう少し文化的な生活した方がいいわ 提督あなたはそう言うけれどここだっていい所よ? アンナええそうねきっとシャワーのお湯が出るからとか言うんでしょう海軍さんはお湯も満足に使わせてくれないそうだものね? 提督いいえそれだけじゃなくて アンナねぇまさかとは思うけれどあの艦娘とか言う女の子がたくさんいて夜昼構わず食べ散らかしてるからとかじゃないわよね? 提督っ!?あながち間違いでもないあたり否定できないわ アンナフランカ分かっているとは思うけどうちのファミリア家族も私とフランカの事をよく覚えていて早く結婚の予定を決めなさいさもないとフランカだって準備のしようがないじゃないかってせっつかれているのよ? 提督あーそれってアンナのお父さんも アンナそれはもう 提督えーとそれじゃあその事についてはディナーの時に話しましょうか アンナそれじゃあ今夜は来てくれるの? 提督えええ アンナふふっ嬉しいっ! それじゃあすぐ帰って支度しないと待ってるわよ 提督そうそうねチャオアンナ アンナチャオフランカちゅっ 提督どうしよう
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