イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (956レス)
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452: ◆b0M46H9tf98h [saga] 2019/01/10(木)03:02 ID:gOa6u5zQ0(2/2) AAS
提督「で、次が…」

アンナ「さっきがキスだったから、今度はストリップでも見せてくれるつもり?」

提督「あ、あれは姉妹愛が行き過ぎているだけよ…ほらね、ここはなんていうことないでしょう?」

…やはり空き部屋になっている別の部屋は駆逐艦「フレッチア」級の四人がダーツの的当てをやっている……的に向かっているのは可愛らしい女の子から、一見すると中学生くらいに見えるフレッチアたちを相手に自信ありげなお姉さんやあんちゃん、果ては子供につき合っているおばさんまでいる…

フレッチア(フレッチア級「矢・フレシェット」)「提督、来てくれたのね…うれしいわ♪」軽く背伸びをして頬にキスをするフレッチア…

提督「ええ、フレッチア。それとみんなに会いたくて♪」ぱちりとウィンクする提督…

ダルド(フレッチア級「矢・ダーツ」)「ふふっ、提督ってばお上手なんだから♪」

サエッタ(フレッチア級「閃光・雷」)「ところで提督、それにアンナさんも……どう、一つやっていかない?」

ストラーレ(フレッチア級「雷光・雷電」)「私たちに勝ったらいいことあるかもね♪」

アンナ「そうね、なら勝負させてもらうわ……もちろんフランカもやるのよ?」

提督「分かった、分かったから…それじゃあダルド、矢を貸して?」

ダルド「はい、どうぞ…十本だから慎重にね♪」

提督「ありがと、頑張るわ」

アンナ「さて…と。それで、誰が私と勝負する?」

提督「ずいぶんやる気ね、アンナ?」

アンナ「こういう勝負って結構好きなのよ…負けるのは嫌いだけど」賭け事や勝負にはめっぽう強いアンナだけあって、すっかりやる気になっている

フレッチア「…それじゃあ私がお相手しますね」

ストラーレ「頑張ってよ、お姉ちゃん?」

フレッチア「もちろん、妹たちの前で恥はかけないわ……とにかくルールは簡単。より得点の多い方が勝ち」…的には「深海棲艦」として遭遇する大戦時のイギリス艦がシルエットとして描いてあり、それぞれのクリティカル・パートには高得点が書かれている…

アンナ「シンプルでいいわ…それじゃあ、まずはそっちからどうぞ?」

フレッチア「了解……それ!」ヒュッ…トスッ!

アンナ「へぇ…上手ね。それじゃあ今度は私が…♪」ヒュ……バスッ!

フレッチア「ん、お上手!」

提督「えい…っ!」ヒュン…パスッ!

ダルド「ふふ、結構上手ね……でも、ごめんなさい♪」ヒュゥッ…トスッ!

提督「むぅ……でも私だって…!」

ダルド「さすが提督…それじゃあこれはどう?」

提督「っ!?」

ダルド「ふふ、このくらいは出来ないと…名前負けしちゃうから♪」…ダルドの投げたダーツは提督の投げたダーツと同じ場所に刺さって、双子のように震えている…

提督「ふぅ……ダルドったら本当に上手ね、結局負けちゃったわ」

ダルド「無理もないわ、私たちは初日から相当やってるもの」

提督「それにしてもね…ところでフレッチアとアンナの勝負は……」

ストラーレ「それが互角なの…すごい勝負になってきたわ♪」

フレッチア「…これで最後の一本ね」お互いの投げたダーツが「10点」の部分に林立していて、「ハント」級駆逐艦を描いた的はハリネズミになっている…

アンナ「さ、投げてちょうだい」

フレッチア「……やっ!」ヒュンッ…プツッ!

アンナ「なるほど、なかなか上手よ……でもね!」ヒュッ…バシッ!

フレッチア「あっ!」…アンナの投げたダーツが突き刺さっていたはずのフレッチアのダーツをはじき落とし、的の中心に突き立っている…

アンナ「…ふふん♪」

提督「さすがアンナね……おめでとう」

フレッチア「こんないい勝負できるとは思ってなかったわ。それでは賞品をどうぞ…はい♪」…屋台のケーキ引き換え券を渡す

アンナ「どうもね。さぁフランカ、次に行きましょう?」

提督「はいはい…もう、アンナったら本当にせっかちなんだから♪」
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