イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (956レス)
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460: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2019/01/22(火)02:45 ID:q30RPO+t0(2/2) AAS
…食堂…

カサルディ提督「あぁ、やっと来た。フランカ、早くエレオノーラのことをどうにかしてよ…!?」

提督「少し落ち着いて、ルクレツィア……一体どうしたの?」

カサルディ提督「…あれよ」

…指差した先にはシモネッタ提督が椅子に腰かけ、年の割には幼い見た目のせいで耳年増に見える駆逐艦の「カルロ・ミラベロ」「アウグスト・リボティ」と過剰なふれ合いに興じている姿が見える……そしてシモネッタ提督をからかっているミラベロとリボティは白いフリルブラウスと、コルセットを兼ねたような黒のフレアースカートとつま先の丸いエナメルの靴…と、いかにも「お嬢さま」スタイルの格好をしている…

シモネッタ提督「はぁぁぁっ、まさに「私に天使が舞い降りた!」わ…♪」

提督「あー…」

ライモン「…」

ミラベロ「ふふ、シモネッタ提督……ううん「エレオノーラお姉ちゃん」…♪」ミラベロは髪型もいかにもお嬢さんらしいツーサイドアップ(両側頭からのツインテール)で、髪の根元を可愛らしいデザインの黒リボンで留めている…

シモネッタ提督「んふっ…どうしたの、ミラベロ?」

ミラベロ「くすくすっ……呼んでみただけ♪」小首を傾げてぱちぱちとまばたきすると、ふわりとなびいた髪の束がシモネッタ提督の鼻先をくすぐった…

シモネッタ提督「ふわぁぁぁぁ…可愛い、しかもいい匂い…ぃ♪」

ミラベロ「ふふ、ありがと♪ …でも、エレオノーラお姉ちゃんがもっと褒めてくれたら……私もその分頑張ってあげちゃうけれど…ね?」

シモネッタ提督「まぁまぁ、可愛いミラベロは何を頑張ってくれるのかしらぁ♪ お姉ちゃんに教えてぇ?」

ミラベロ「ふふ、なにかしら?」

シモネッタ提督「えーとねぇ…むふふっ、んふっ♪」

ミラベロ「残念、時間切れ……♪」

シモネッタ提督「えー?」

ミラベロ「正解は……んしょ♪」ぽすっ…と膝の上に座り、顔を上向かせてシモネッタ提督を眺める…

シモネッタ提督「あっ、あっ、あっ……んふゅっ、むふっ♪」

ミラベロ「ふふっ…さ、なでなでして?」

シモネッタ提督「ええ、お姉ちゃんがいっぱいなでなでしてあげるわねぇ…むふふっ♪」

提督「…」

ライモン「…シモネッタ提督、ここに来てから一番の笑顔ですね……」

提督「そうね…」

シモネッタ提督「んふ…ミラベロのすべすべふとももをなでなでしたり、一緒にお風呂に入ったり……ほのかなふくらみを触ったりしたいわぁ♪」さわ…っ♪

ミラベロ「あんっ、お姉ちゃんってばぁ……えっち♪」そう言いつつも小さな手をシモネッタ提督の手に重ね、わざとふとももを撫でさせる…

シモネッタ提督「くふふっ…♪」

リボティ「……ねぇエレオノーラお姉ちゃん、私も相手してくれないとつまらないな」こちらはカチューシャを付けたセミロングの髪を肩に垂らしている…

シモネッタ提督「あぁん、ごめんなさいねぇ……じゃあリボティには、照れ隠しにお姉ちゃんを叱ってくれるかしら♪」

ジュセッペ・フィンチ(大型潜カルヴィ級)「おぉ…それはジァポーネで言うところの「ツンデレ」というやつだな……私も見るのは初めてだ!」遠巻きにして面白半分に観察していたが、「ガタッ…!」と椅子から身を乗り出した…

リボティ「それじゃあ……いい?」

シモネッタ提督「ええ、お願いするわね♪」

リボティ「こほん……い、いつもスパゲッティを食べてるからって、別にペンネが嫌いなわけじゃないんだからね…っ///」

シモネッタ提督「ふわぁぁぁ…可愛いっ、可愛いわぁぁぁ…もう今夜にでも……いえ、むしろ今すぐ頂きたいわねぇ…♪」

提督「ふー……ちょっとエレオノーラ、うちの娘に変なことを吹きこんだりしないでくれる?」(それにリボティのセリフ…それっぽくはあったけれど、ツンデレとはちょっと違うような……)

シモネッタ提督「あ、フランカ……もう、本当にフランカってば人が悪いんだから…♪」

提督「…どういうこと?」

シモネッタ提督「んふっ、とぼけちゃって……こーんな可愛い娘をいっぱい抱えて、大人な知識まで吹きこんでいるなんて…イケナイ提督さんだこと♪」

提督「あー、いえ…それは別に私が教えたわけでも何でも……」

シモネッタ提督「んふふっ、隠さなくたっていいのよ……さぁミラベロ、リボティ、お姉ちゃんが一万リラあげるから、好きな物を買ってね♪」

提督「…」
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