イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (964レス)
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga] 2019/10/21(月)02:27
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589: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2019/10/21(月) 02:27:43.65 ID:SzJ6ROYr0 ……… サヴォイア・マルケッティSM79「スパルヴィエロ」(ハイタカ) 言わずと知れたイタリア王国空軍で一番有名な三発の爆・雷撃機。形式番号のアルファベットは「サヴォイア・マルケッティ」の略で、資料によっては「S.79」としている物も。 元は旅客機レース用の高速旅客機と言うことで開発されたがレースそのものには間に合わず、1934年に初飛行…軍用型は「アルファロメオ126・RC34」(750馬力)エンジンを搭載し速度は430キロ前後、航続距離は1900キロで爆弾などの搭載量は1250キロと、戦前の設計にしてはなかなか。 1935年頃、ドゥーエ将軍の唱えていた「空中艦隊構想」(「近未来小説」の形で発表された論文で、いわゆる戦略爆撃を唱え、世界の空軍関係者やムッソリーニにまで感銘を与えたが、ムッソリーニは『戦闘機よりも爆撃機が重要』と戦闘機の開発や調達を二の次とし、兵力のアンバランスや戦闘機の近代化に遅れをとってしまった……また「空中艦隊」は工業生産力に乏しいイタリアには実現できず、反対に米英に実現されてしまった…)にふさわしい近代的な高速爆撃機が見つからないでいた空軍から打診されて、爆撃機として改造。 12.7ミリのブレダ・SAFAT機銃をコクピット上部のふくらみに(前方固定と後部手動旋回)各一挺、左右胴体に7.7ミリブレダ機銃を各一挺、後部胴体下面の爆撃手用ゴンドラに12.7ミリブレダ旋回機銃を一挺装備しているが、専任の銃手はおらず、操縦士を除く全員が銃手を兼任しなければならない(米軍を除くたいていの国も同じ…)ので「一度に全ての機銃が火を噴く」と言うわけにはいかなかった。 実戦デビューのスペイン内乱では共和国側のポリカルポフ戦闘機を全て振り切り「戦闘機による被撃墜ゼロ」と、頑丈で運動性がよく高速なSM79の高性能ぶりを内外にアピールしたが、第二次大戦ではハリケーンやスピットファイアなどが相手で分が悪く、輸送船団相手の対艦攻撃にシフト。腹部のゴンドラを取り払って魚雷二本を胴体に吊るした雷撃仕様の「SM79bis」となって多くの船団に猛攻を加え、かなりの損害を与えている。 機体をすっきりとリファインさせ、エンジンを1000馬力級の「ピアッジォP10・RC40」に換装した後継機「SM84」も1940年から少しづつ生産されたが、思っていたほど性能が伸びず、むしろ運動性が悪くなり、大戦中盤からはより高性能なカントZ1007「アルシオーネ」の方が多用された……それでもSM84は英戦艦「ネルソン」に雷撃を敢行するなど奮闘、一部の生き残った機体は戦後も輸送機などとして活躍した。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/589
サヴォイアマルケッティ79スパルヴィエロハイタカ 言わずと知れたイタリア王国空軍で一番有名な三発の爆雷撃機形式番号のアルファベットはサヴォイアマルケッティの略で資料によっては79としている物も 元は旅客機レース用の高速旅客機と言うことで開発されたがレースそのものには間に合わず1934年に初飛行軍用型はアルファロメオ12634750馬力エンジンを搭載し速度は430キロ前後航続距離は1900キロで爆弾などの搭載量は1250キロと戦前の設計にしてはなかなか 1935年頃ドゥーエ将軍の唱えていた空中艦隊構想近未来小説の形で発表された論文でいわゆる戦略爆撃を唱え世界の空軍関係者やムッソリーニにまで感銘を与えたがムッソリーニは戦闘機よりも爆撃機が重要と戦闘機の開発や調達を二の次とし兵力のアンバランスや戦闘機の近代化に遅れをとってしまったまた空中艦隊は工業生産力に乏しいイタリアには実現できず反対に米英に実現されてしまったにふさわしい近代的な高速爆撃機が見つからないでいた空軍から打診されて爆撃機として改造 127ミリのブレダ機銃をコクピット上部のふくらみに前方固定と後部手動旋回各一挺左右胴体に77ミリブレダ機銃を各一挺後部胴体下面の爆撃手用ゴンドラに127ミリブレダ旋回機銃を一挺装備しているが専任の銃手はおらず操縦士を除く全員が銃手を兼任しなければならない米軍を除くたいていの国も同じので一度に全ての機銃が火を噴くと言うわけにはいかなかった 実戦デビューのスペイン内乱では共和国側のポリカルポフ戦闘機を全て振り切り戦闘機による被撃墜ゼロと頑丈で運動性がよく高速な79の高性能ぶりを内外にアピールしたが第二次大戦ではハリケーンやスピットファイアなどが相手で分が悪く輸送船団相手の対艦攻撃にシフト腹部のゴンドラを取り払って魚雷二本を胴体に吊るした雷撃仕様の79となって多くの船団に猛攻を加えかなりの損害を与えている 機体をすっきりとリファインさせエンジンを1000馬力級のピアッジォ1040に換装した後継機84も1940年から少しづつ生産されたが思っていたほど性能が伸びずむしろ運動性が悪くなり大戦中盤からはより高性能なカント1007アルシオーネの方が多用されたそれでも84は英戦艦ネルソンに雷撃を敢行するなど奮闘一部の生き残った機体は戦後も輸送機などとして活躍した
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