イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (966レス)
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga] 2021/04/04(日)02:33
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755: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2021/04/04(日) 02:33:01.59 ID:IPjqRLqW0 提督「そうね。それじゃあ……始めっ!」 チェザーレ「では、ジュリオ・チェザーレ…参るぞ!」グラディウスを抜き放ち、振りかぶった… バンデ・ネーレ「フィレンツェのジョヴァンニ・ディ・メディチ……主の名にかけて、正々堂々とお相手します!」 …バンデ・ネーレが左肩からかけているマントは、果たし合いの多かった中世において衣服として…そしてとっさの時の盾代わりとして有効活用されてきた……左腕でマントをぐるぐると回しながら、ずっしりしたウールの生地でチェザーレの剣を巻きとめようとする… チェザーレ「…ふんっ!」 バンデ・ネーレ「…っ!」マントで剣身を受けたが、そのまま勢いで押し切られて防具を着けた腕に「ばしっ!」と一撃を浴びた… 提督「判定っ!」さっとチェザーレ側の旗を上げ、また旗を降ろして「始め!」をかける提督…… チェザーレ「どうしたというのだ、バンデ・ネーレ……臆せずにかかってくるがよかろう!」 バンデ・ネーレ「くぅっ…さすがチェザーレ、重いし早い……けれどね!」 チェザーレ「むっ…!」 …フランス系の剣術をベースに様式化されたフェンシングと違い、より実戦的な円形のコートでお互いに回りながら隙を見計らっている二人……と、バンデ・ネーレが飛び出して一気に突いた… 提督「判定っ!」 チェザーレ「ふむ、さすが「最後のコンドッティエーリ」であるな……しかし、実戦ではそうはいかぬぞ…!」真紅のマントをはためかせて間合いに詰め寄ると、剣を叩き落としつつ鳩尾に蹴りを入れ、よろめいたところで首筋に剣を突きつけた… 提督「判定!」 デルフィーノ「チェザーレさんはさすがです」 チェザーレ「…バンデ・ネーレ、平気か?」 バンデ・ネーレ「ボクは平気だよ……さすがにチェザーレは違うね♪」 エットーレ・フィエラモスカ(大型潜・単艦)「実力者同士の試合はわくわくしますね…私も騎士の血がうずいてきてしまいそうです♪」 アルベルト・ディ・ジュッサーノ(軽巡ジュッサーノ級)「確かに。私も久しぶりにやってみようかしら……バルトロメオ?」 …神聖ローマ帝国の皇帝として名高いかの「バルバロッサ(赤ひげ)」ことフリードリッヒ一世の侵略に対し、チャリオットとそれを援護する「死の中隊」を編成して戦い、ついにミラノを守り切り撃退したロンバルディアの伝説的英雄、アルベルト・ディ・ジュッサーノ… バルトロメオ・コレオーニ(ジュッサーノ級)「ああ、いいよ……私も姉さんと剣の練習をするのは久しぶりだ」 …こちらは中世ヴェネツィアの「ドゥーチェ(統領)」で、当時のライバルであったミラノの女公「ビアンカ・マリア・ヴィスコンティ」を暗殺させたという人物… ジュッサーノ「お互い軍艦としてみれば姉妹。とは言えヴィスコンティ家にあんなことをした以上、容赦はできないわよ…?」お互い権謀術数が渦巻き、戦争も相次いでいた中世イタリアの都市国家…その歴史もあってか、地域が絡むと一気にやり取りが熱を帯びてくる…… コレオーニ「そういうのはお互い様さ、姉さん…行くよ!」 アッチアイーオ「さ、せっかくだから提督もやったらどう?」 提督「いえ、どちらかというと剣術はあんまり……それにあのすごい立ち回りを見た後だと、なおのこと…ね」 アッチアイーオ「…私だって剣は得意じゃないもの。お互い様よ」 提督「そうね、アッチアイーオがそこまでいうなら……それじゃあまず防具を着けないと…」手足や胴体、それに頭と顔を守る「面」を付けて、剣を提げた… デルフィーノ「提督、アッチアイーオ、準備はいいですかぁ?」 アッチアイーオ「いいわよ……ま、もし提督が勝ったら舌を入れてキスしてあげたっていいわ」 提督「舌を入れるキス……デルフィーノ、今のちゃんと聞いたわね?」 デルフィーノ「はい…アッチアイーオ、そんなことを言って大丈夫ですか?」 アッチアイーオ「自信がなかったらそんなこと言わないわよ……さぁ、審判をお願い!」 提督「デルフィーノ、いつも気を回してくれるのは嬉しいけれど、こと審判に関しては私が提督だからってえこひいきしちゃ駄目よ…もちろん、アッチアイーオにもね?」 デルフィーノ「はい、大丈夫です……始めっ♪」 アッチアイーオ「…」長剣をだらりとさせ、下から切り上げる体勢を作る… 提督「…」一方、長身の提督は懐に飛び込まれないよう間合いを広くし、剣を両手で握って肩で担ぐように構える「乙女の構え(posta di donna la soprana)」を取った… ライモン「提督とアッチアイーオ…どっちにも頑張って欲しいですね」 グレカーレ「うーん……動きの速さはアッチアイーオ、間合いでは提督が有利ですね」 提督「…」 アッチアイーオ「…」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/755
提督そうねそれじゃあ始めっ! チェザーレではジュリオチェザーレ参るぞ!グラディウスを抜き放ち振りかぶった バンデネーレフィレンツェのジョヴァンニディメディチ主の名にかけて正堂とお相手します! バンデネーレが左肩からかけているマントは果たし合いの多かった中世において衣服としてそしてとっさの時の盾代わりとして有効活用されてきた左腕でマントをぐるぐると回しながらずっしりしたウールの生地でチェザーレの剣を巻きとめようとする チェザーレふんっ! バンデネーレっ!マントで剣身を受けたがそのまま勢いで押し切られて防具を着けた腕にばしっ!と一撃を浴びた 提督判定っ!さっとチェザーレ側の旗を上げまた旗を降ろして始め!をかける提督 チェザーレどうしたというのだバンデネーレ臆せずにかかってくるがよかろう! バンデネーレくぅっさすがチェザーレ重いし早いけれどね! チェザーレむっ! フランス系の剣術をベースに様式化されたフェンシングと違いより実戦的な円形のコートでお互いに回りながら隙を見計らっている二人とバンデネーレが飛び出して一気に突いた 提督判定っ! チェザーレふむさすが最後のコンドッティエーリであるなしかし実戦ではそうはいかぬぞ!真紅のマントをはためかせて間合いに詰め寄ると剣を叩き落としつつ鳩尾に蹴りを入れよろめいたところで首筋に剣を突きつけた 提督判定! デルフィーノチェザーレさんはさすがです チェザーレバンデネーレ平気か? バンデネーレボクは平気だよさすがにチェザーレは違うね エットーレフィエラモスカ大型潜単艦実力者同士の試合はわくわくしますね私も騎士の血がうずいてきてしまいそうです アルベルトディジュッサーノ軽巡ジュッサーノ級確かに私も久しぶりにやってみようかしらバルトロメオ? 神聖ローマ帝国の皇帝として名高いかのバルバロッサ赤ひげことフリードリッヒ一世の侵略に対しチャリオットとそれを援護する死の中隊を編成して戦いついにミラノを守り切り撃退したロンバルディアの伝説的英雄アルベルトディジュッサーノ バルトロメオコレオーニジュッサーノ級ああいいよ私も姉さんと剣の練習をするのは久しぶりだ こちらは中世ヴェネツィアのドゥーチェ統領で当時のライバルであったミラノの女公ビアンカマリアヴィスコンティを暗殺させたという人物 ジュッサーノお互い軍艦としてみれば姉妹とは言えヴィスコンティ家にあんなことをした以上容赦はできないわよ?お互い権謀術数が渦巻き戦争も相次いでいた中世イタリアの都市国家その歴史もあってか地域が絡むと一気にやり取りが熱を帯びてくる コレオーニそういうのはお互い様さ姉さん行くよ! アッチアイーオさせっかくだから提督もやったらどう? 提督いえどちらかというと剣術はあんまりそれにあのすごい立ち回りを見た後だとなおのことね アッチアイーオ私だって剣は得意じゃないものお互い様よ 提督そうねアッチアイーオがそこまでいうならそれじゃあまず防具を着けないと手足や胴体それに頭と顔を守る面を付けて剣を提げた デルフィーノ提督アッチアイーオ準備はいいですかぁ? アッチアイーオいいわよまもし提督が勝ったら舌を入れてキスしてあげたっていいわ 提督舌を入れるキスデルフィーノ今のちゃんと聞いたわね? デルフィーノはいアッチアイーオそんなことを言って大丈夫ですか? アッチアイーオ自信がなかったらそんなこと言わないわよさぁ審判をお願い! 提督デルフィーノいつも気を回してくれるのは嬉しいけれどこと審判に関しては私が提督だからってえこひいきしちゃ駄目よもちろんアッチアイーオにもね? デルフィーノはい大丈夫です始めっ アッチアイーオ長剣をだらりとさせ下から切り上げる体勢を作る 提督一方長身の提督は懐に飛び込まれないよう間合いを広くし剣を両手で握って肩で担ぐように構える乙女の構え を取った ライモン提督とアッチアイーオどっちにも頑張って欲しいですね グレカーレうーん動きの速さはアッチアイーオ間合いでは提督が有利ですね 提督 アッチアイーオ
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