イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (965レス)
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765: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2021/05/14(金)01:51 ID:9Xa7PuwX0(1) AAS
アヴィエーレ「……それで、結局原因は何だったんだい?」

提督「聞くところによると燃料に不純物が混じっていたとかなんとか…あの時はまだまだマルタ辺りにも深海棲艦が出ていたから、あちこちの航空基地は突貫工事で増設していたし、そのせいだったみたい……とにかくその件でジュリアは「非常時に冷静かつ的確に行動した」ということで功労賞をもらったのよね」

アヴィエーレ「へぇ…それにしてもずいぶん細かい部分まで知っているんだね、提督?」

提督「えぇ、何しろジュリアがベッドの中で「ちょっと寝物語にお話ししようか…」って話してくれたから」

ドリア「まぁ、ふふふっ♪」

ガリバルディ「提督らしいわね……♪」わざと大仰にウィンクを投げるガリバルディ…

提督「あら、でも仲のいい士官同士でそういう話は結構するものよ……失敗しそうになった話とか、ちょっとしたおふざけの話とか…」

エウジェニオ「失敗談ねぇ……提督は何かある?」

提督「私? それはもう失敗だらけよ…もっとも、背筋が凍るほどのものはあまりないから、そういう面ではツイているのかもしれないけれど」

ライモン「提督は失敗だらけなんかじゃありませんよ。運がいいことは本当ですけれど」

提督「そうね、ライモンを始めみんなに出会えたんだもの…確かに運がいいわ♪」

ライモン「///」

カヴール「提督のお話は面白いですね、他にも合ったら拝聴したいですね。 …どのみちこのお天気では鎮守府の中で缶詰でしょうし」

提督「そうねぇ……」

カヴール「例えばトゥーロンのエクレール提督とはどのような…?」

提督「さてはカヴールったら……最初からその話が聞きたかったんでしょう」

カヴール「はて、何のことでしょうか…私には分かりかねます♪」

提督「もう……まぁいいわ、それじゃああの「パリジェンヌを気取ったプロヴァンスの田舎娘さん」の話をするとしましょうか♪」

………

…しばらくして…

提督「ふぅ……クロワッサンと揚げタマネギの話だけでこんなに盛り上がるとは思わなかったわ」

カヴール「面白いお話を拝聴させていただきました…♪」

提督「それなら良かったわ…ところで、誰かそろそろ変わってくれないかしら? 私はトークショーの司会者じゃないのよ?」

デュイリオ「そうですね、でしたらわたくしが一つ昔話をするといたしましょう。 神様は人間を救いたいと……」

オタリア「……大型潜水艦オタリア以下四隻、鎮守府近海の哨戒から帰投いたしました!」

提督「あぁ、お帰りなさい。みんなお疲れ様…って、びしょびしょじゃない……!」

カッペリーニ「まぁまぁ、潜水艦なんていつもこんなものですよ…それにひどいときは潜航していましたから」

提督「それにしたって……ほら、ほっぺただってこんなに冷たい…」

カッペリーニ「あ…っ///」

提督「いまは簡単な報告だけでいいから、とにかく暖まっていらっしゃい…それとお昼にはスープを作ってあげるわね♪」

トリチェリ「ありがとうございます…ではお風呂に行ってきます」

提督「ええ。お湯は好きなだけ使えるのだから、ゆっくりしてくるといいわ」

ガリレイ「なんとも素晴らしいことね…それでは、ガリレオ入浴してきます♪」

提督「ええ、行ってらっしゃい……それじゃあその間に作っておくとしましょう」

エリトレア「はいっ、今日は茸入りのクリームスープにでもしましょう♪」

提督「いいわね…♪」

………


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