【ドラクエV】主人公「天空の花嫁達」 (159レス)
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23: ◆e5e3RAr7lA [saga] 2020/10/09(金)16:10 ID:Sl7Z/rwd0(13/23) AAS
じごくのもんばん「オラァッ! ガキがよ! 言われる前に動けよ! .............テメェの存在価値はコレしかねぇんだからよぉ。あとで生きかえらしてやるから早くいつものやれ」

ひとつめピエロ「で、でもあれ、すごく怖くて..........」

じごくのもんばん「早くしろや!」

バキィッ!

ひとつめピエロ「っ......!」

僕「.........!」

ピエール「ひ、ひどい.........」

じごくのもんばんがひとつめピエロを殴った。
どうやらあのひとつめピエロはじごくのもんばんの言いなりらしく、ガタガタと震えながらも杖を構えた。

ひとつめピエロ「め、メガザ........」

その瞬間、僕とピエールは弾かれたように飛び出した。
次の瞬間には僕はひとつめピエロの口をおさえ、抱き抱えてゴロゴロと受け身をとっており、ピエールの剣はじごくのもんばんの心臓を貫いていた。

じごくのもんばん「ガ、ガフッ............!」

ひとつめピエロ「んぅっ...........!?」

ゴボゴボと口から血を吐きながら、じごくのもんばんはギロリとひとつめピエロを睨んだ。

じごくのもんばん「...........がふっ.........! この、ガキ.........地獄に来たら、覚えてろよ............?」

ドサリ、とじごくのもんばんが落ちて息絶えたが、ガタガタと僕の腕の中のひとつめピエロは震えていた。

僕「大丈夫だ、大丈夫。あいつの言うことなんて聞かなくて良い」

ひとつめピエロ「あ、あっ...........! ............はぁっ...........はぁっ..............」

ひとつめピエロの息が少しずつ落ち着いていった。
ぎゅ、とすがるように僕の腕を掴んだまま、ひとつめピエロは気絶してしまった。
ぽよんぽよんとピエールが剣の血を払いながら僕に話して来た。

ピエール「ふぅ..............こんなに小さい子にメガザルを唱えさせようとするだなんて..........しかも聞いたところ今までに実行した事があるらしいな.........とんだクソ野郎だったな」

僕「そうだな.............」

ピエール「ご主人、そのひとつめピエロどうするんだ? 逃すか?」

僕「いや.............せっかくだ、仲間に入れよう」

ピエール「え?」

僕はひとつめピエロのとんがり帽子をとった。
さらり、としたショートヘアーが流れて顔が露わになった。

ピエール「.............お、女の子............!?」

僕「らしい」

すやすやと眠るその大きな瞼のある顔はとても幼く、可愛らしかった。
..............チンコが反応する顔だ。

ピエール「...............ご主人、まさかとは思うが............」

僕「ん?」
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