【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ  (632レス)
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195: [ saga] 2022/09/22(木)22:36 ID:ljbdXJmY0(1) AAS
ヒューン、スタッ!(華麗に着地するゼロワン)

ゼロワン「フゥ・・いっちょあがりっと!」シュッ!(ポーズを決める)

ウェールズの妖精たち「キィキィ!(たおした!たおした!たおした!ぼーてがん!ぼーてがん!ゼロワン!ゼロワン!)」喜んでいる

ウェールズの妖精たち「キィキィ!(ぼくたちをたすけてくれた!オベロンのつぎにたよれるよげんのこだ!)」喜んでいる

ルージュ「よし!どうにか倒せたね、スズカお姉ちゃん!」
省25
196: [ saga] 2022/09/23(金)09:50 ID:IdSida+b0(1/5) AAS
第31節:セツノの涙
――――――――――――――
ウェールズ:燃えさかる秋の森(アルトリアサイド)

ボォォォーー!ボォォォーー!バチバチバイバチィィ〜〜!!(森全体が燃え広がっている)

タタタタタァァーー!(アルトリアたちが駆けつける)

バーゲスト「!?。あやつらめ、なんてことを・・・・」あたりの死体のようなモノを見てて・・

【・・・!】
【(これは・・・・もう・・・・)】←
省24
197: [ saga] 2022/09/23(金)10:57 ID:IdSida+b0(2/5) AAS
―――涙(なみだ)。それは動物であるなら必ずしも眼から流す水のようなモノなのは、科学という説明では実証されている。

でも感情的に泣くのは科学的に解明されていない。感情を持って泣くことができるのは心を持っている人間であり、それはサーヴァントや妖精にも同じ事でもある。

涙を流す事には色んな種類があって、セツノの中では2つの涙があることを知っている。

身体が痛い時・悲しい時・辛い時に流す涙は【悲しみの涙】であり、嬉しい時・笑っている時・喜んでいる時に流す涙は【歓びの涙】。

セツノの『目的』は、その『悲しみの涙を流させない』という事であり、その『目的』を叶えたことは、セツノが力に目覚めた時から叶えられていないのだから・・。
省21
198: [ saga] 2022/09/23(金)13:33 ID:IdSida+b0(3/5) AAS
カルデア:医務室

ナイチンゲール「セツノちゃん自身の力の発現により、誤って誰かを傷つけてしまったと言えるでしょう・・。」

セツノ「せ、せ、セツノは・・・・セツノは・・・・」エグエグエグ・・(泣いている)

ナイチンゲール「・・・おそらくそれがトラウマとなり、セツノちゃんの心の発育に悪影響が出ると思われます。・・・残念ですが・・。」残念そうな顔をしている

メリュジーヌ「セツノ・・・。」悲しい顔をしている
省28
199: [ saga] 2022/09/23(金)17:12 ID:IdSida+b0(4/5) AAS
修行開始から数年後(妖精國ブリテンの時系列:女王暦2017年)・・・カルデアス島:慰霊碑近くの墓地(元・空き地周辺)

タッタッタッタッタッタッ・・・(旅に出したMiiたちが続々と帰還してくる)

旅人だったMii「僕の両親が殺されてしまったと聞いて急いでこの島に戻って来ました。両親がいなくなった以上、もう僕は旅に戻る気はありません・・」

旅人だったMii「ぐだ子のそっくりさん、どうか・・この島にもう一度住まわせてくれませんか・・?」悲しそうな目で言う

ぐだ子のMii「!?。もちろん大歓迎だよ!よっぽど辛いのなら、この島にずっと居ても良いんだよ!わたしのそっくりさんにはちゃんと言っておくよ。」
省30
200: [ saga] 2022/09/23(金)22:03 ID:IdSida+b0(5/5) AAS
遠くの島へと旅をするのを諦め、島に帰って移住してくるMiiたちの光景は、とてもじゃないほどに悲しみに包まれていた。

旅人を迎える空き地は島のMiiたちの霊園となり、元・旅人や島の住民たちが手を合せ、死んでしまった知人や親、子供たちの為に嘆き悲しんでいる。

セツノはこのような光景を見るたびに、セツノの心は悲しみに揉まれ、自分の無力さを思い知らせられる。

ブリテンに旅立つ1年前、あのMiiたちが悲しんでいる光景・・・・『悲しみの涙』を流させると同じ光景をさせない方法を、お母さんはセツノに教えてくれた。

修行の成果で完全に力のコントロールもでき、セツノ自身も強くなっていることも感じている。セツノのその強さにお母さんたちも喜んで絶賛している。
省23
201: 以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします 2022/09/24(土)02:44 ID:VsrGL3oh0(1) AAS
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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省24
202: [ saga] 2022/09/24(土)09:33 ID:soeJQuMi0(1/5) AAS
目の前に広がる業火の森と黒焦げになっている虫の形の妖精たち。そしてその前にはそれらを行なっていたと思われる女王軍の兵士たちがいる・・

この地獄のような光景は、シータさんがいたカルデアの世界で教わった・・カルデアス島を襲った悲劇とそっくりだった。

幼い頃のセツノたちを殺そうとした妖精騎士モードレッド。ルージュとジョルニお兄ちゃんからヴァージェお母さんを攫った妖精騎士アグラヴェイン。

アイツらの襲撃のせいでカルデアス島の多くのMiiが死んだ。モルガンがアイツらを派遣したせいで、島の多くの人たちが嘆き悲しむようになった。

セツノはその悲劇を止められなかった。セツノたちが来るのが遅かったせいで、ウェールズは『悲しみの涙』と絶望の炎で押しつぶされてしまった。
省28
203: [ saga] 2022/09/24(土)14:16 ID:soeJQuMi0(2/5) AAS
アルトリア「・・・・・・セツノちゃん・・・。」泣いているセツノを見て・・

【ごめん、アルトリア。】
【まさかこんなことになるなんて・・・】←

アルトリア「・・・いいえ、セツノちゃんが悪いわけではありません。わたしが・・わたしの目が真っ赤になってしまい、あのような事をしたばっかりに・・」反省している

【いいんだよ、それは・・・】
【それよりも今は生き残りを探した方が・・・】←

アルトリア「・・・はい。以前彼らが逃げていた木の上なら、もしかして、」木の上の方を見上げる
省31
204: [ saga] 2022/09/24(土)16:37 ID:soeJQuMi0(3/5) AAS
アルト「――――!」タタタタッ!(セツノの元へ向かう)

バーゲスト「さぁセツノ、こっちに!」ノシィィ〜・・(セツノを抱きかかえる)

セツノ「・・・・・・・・」虚ろな目をしている

タタタタタァァーー!(戦線から一時離脱するアルトとバーゲストとセツノ)

アルトリアとセツノの暴走を止めるためにアルトとカルデアのマスターは彼女たちに平手打ちをし、アルトリアは正気を取り戻したのだが、
省28
205: [ saga] 2022/09/24(土)20:52 ID:soeJQuMi0(4/5) AAS
ポロロォォ〜ン♪ギュイギュィィ〜ン!!(二代目妖精騎士ガウェインに糸が貼りめぐる)

トリスタン「捕らえた!!」ポロロォォ〜ン♪(弦を奏でる)

二代目妖精騎士ガウェイン「ヌワァァァ!?」ガシュガシュッ、ギュィィ〜ン、バシィィン!!(妖糸に拘束される)

ギュィィ〜ン!ギギギィィ〜〜!!(二代目妖精騎士ガウェインを締め上げる)

ガタガタンッ!(磁力が止まり、武器が地面に落ちる)
省30
206: [ saga] 2022/09/24(土)23:32 ID:soeJQuMi0(5/5) AAS
燃えさかるウェールズの森:二代目妖精騎士ガウェインとの戦いから少し離れた場所

ノシィィ・・・(木を背に休ませている)

バーゲスト「セツノ、しっかりするんだ、セツノ!」呼びかける

セツノ「ゥゥゥ・・・お母さん・・お父さん・・・?」落ち着いている

アルト「すまないセツノ・・・君があのまま我を忘れて戦っていたら、いずれ女王軍に殺されるんじゃないかと思って、つい・・・」謝罪する
省28
207: [ saga] 2022/09/25(日)11:07 ID:xzjAzbzG0(1/4) AAS
タタタタタァァーー!(村正が通りかかる)

千子村正「っとぉ・・アルト!?あんた、こんなところで何をしている!アルトリアや藤丸たちはどうしたってんだ!」

アルト「村正か!実はセツノのことでトラブルがあって、村正の方はどうしてここに?」

千子村正「なに、虫の知らせってヤツだ!どうもアルトリアのことが放っておけなくてな。急いでアイツらの元へ行こうとしてたんだが・・・」

バリバリィィ〜〜!!ドカドカドカァァァァ〜〜〜!!(雷鳴と爆発音が鳴り響く)
省28
208: [ saga] 2022/09/25(日)14:10 ID:xzjAzbzG0(2/4) AAS
千子村正「ツリャァァァ〜〜!!」ヒュンッ、ジャキィィーン!(上から奇襲をかける)

二代目妖精騎士ガウェイン「なにっ!?」ビリリィィ、ガキィィン!!(宙に浮く妖精剣2本でガードする)

アルト「(ザ・ワールド・・時よ、止まれ!!)」ギュウゥゥン!!

二代目妖精騎士ガウェイン、千子村正「」ピタッ!(時が止まっている)

アルトリア、武蔵「」ピタッ!(時が止まっている)
省24
209: [ saga] 2022/09/25(日)15:26 ID:xzjAzbzG0(3/4) AAS
真名判明

二代目妖精騎士ガウェイン→真名:ボクデン星人ビスケス(IFの世界)

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【元ネタ】特捜戦隊デカレンジャー、俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ

【CLASS】セイバー
省37
210: [ saga] 2022/09/25(日)21:41 ID:xzjAzbzG0(4/4) AAS
第32節:暴かれる真の名前
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数分前・・・・ウェールズ:燃えさかる秋の森(パーシヴァルサイド)

ガシュンッ!ジャキン!バシュゥゥ〜〜!!(女王軍・騎士たちを倒していくパーシヴァルとメリュジーヌ)

パーシヴァル「森に火を放ち、無抵抗の者を惨殺する・・・!これが女王の制圧か!おまえたちに、騎士を名乗る資格はない!」キリキリィ〜!(怒りを露わにしている)

千子村正「二旗を一刺しとは恐れ入る!“人域の限界者”の異名、伊達じゃあねえなパーシヴァル!」二カッ!

メリュジーヌ「村正、君がそういうのは勝手だけど、私はこのアロンダイト一振りで女王軍の騎士5騎の頭をはねている。私はパーシヴァルの更に上を行ってるぞ?」
省27
211: [ saga] 2022/09/26(月)08:19 ID:1rAPpF260(1/4) AAS
カイニス「・・・ったくもう・・。同じ戦線で共闘する同志じゃなかったら、俺の槍でひと突きだというのに・・・。」ムカムカァァ〜・・(ムカついている)

パーシヴァル「おちついてくださいカイニスさん・・。今は響さんの言う通り、早く生き延びている妖精たちを探さないと・・。」カイニスを落ち着かせながら・・

タタタタァァァ〜・・(ゼンカイザーとセフィーが駆けつける)

セフィー「母さん、パーシヴァル殿。こっちには誰もいなかった。先ほどと同じ女王軍も、生き残りの森の妖精も・・・」

ゼンカイザー「ああ。一生懸命探したけど、周りが火事火災全開で、見つけた妖精たちも・・・」グググッ・・(悔しそうな表情を見せる)
省23
212: [ saga] 2022/09/26(月)15:12 ID:1rAPpF260(2/4) AAS
カサカサカサァァ〜〜・・・(何者かが隠れて見ている)

騎士ポーチュン(鏡面迷彩中)「成る程・・・あの者がモルガン陛下が仰ってた、同じ『鏡の氏族』の妖精とは思えない、獣の如きの狂気の怪物・・。」

騎士ポーチュン「鏡面迷彩としているとは言え、あの者が私の側に近づいたと思うと・・考えるだけで我が妖精肌がゾッとする・・・。」

騎士ポーチュン「しかしあの者がパーシヴァル共とこのまま対峙されれば、この暗殺騎士ポーチュンの出番が無いと言っても過言はない・・。」

騎士ポーチュン「だがそれはそれで充分だ。奴らの実力がどうであれ、妖精騎士に勝てる者など、1人も折らぬからなぁ〜!」ゲラゲラゲラァァ〜!(笑っている)
省27
213: [ saga] 2022/09/26(月)21:26 ID:1rAPpF260(3/4) AAS
ガシャッ、ムクゥゥ〜〜・・・(平然と起き上がる)

二代目妖精騎士ランスロット「ガルゥゥ・・・プゥッ!!」ペッ!(血染めのつばを吐く)

メリュジーヌ「あれ。今ので内臓が破裂してないんだ。獣の如き暴れようの他に、耐久力には自身はあるみたいね。」

メリュジーヌ「・・・でもそれじゃあ追いつけない。はじめからお前は私に追いつけない。基礎構造も、技量も、魔力量も、時間も、全て違う。そろそろ諦めてくれないかな?」

二代目妖精騎士ランスロット「グゥゥ〜〜・・・アァァァァァ〜〜〜〜!!」うなり声をあげる
省23
214: [ saga] 2022/09/26(月)22:45 ID:1rAPpF260(4/4) AAS
メリュジーヌ「ハァ・・ハァ・・異端の亜鈴の力やランスロットの着名(ギフト)もあって、わたしと同等の魔力量を持つようになっているとはね・・。」息切れをしながら・・

二代目妖精騎士ランスロット「ガゥゥゥゥ〜〜〜〜〜〜!!」ノシッ、ノシッ!(少しずつ進んで行く)

バキッ、ベキッ、ビキビキビキビキィィ〜〜〜!!(二代目妖精騎士ランスロットのアルメットにヒビが入っていき・・・)

メリュジーヌ「!?。二代目ランスロットのアルメットが・・・・!」壊れていく二代目妖精騎士ランスロットのアルメットを見てて・・

パーシヴァルたち「!?」壊れていく二代目妖精騎士ランスロットのアルメットに注目する
省32
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