【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (632レス)
【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/
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477: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/18(火) 22:58:58.52 ID:RoJNKq4u0 ソォォ〜・・(武器庫の入り口からアルトとアドニスたちの様子を見ているバーゲスト) スリスリスリ・・・(中でアドニスの背中を擦って励ますアルトの様子が見られる) バーゲスト「・・・・・・・・・・・・・・・」外から様子を見ていて・・ バーゲスト「(アルトを追いかけてここまで来たのだが、まさかアドニスがそこまでこの戦いの事を気にしていたとは・・・昔の私でならこんな事など気にする必要など無かったはずなのに・・・)」 バーゲスト「(純恋愛の宝石の力でアルトを通して流れてくるこの感じ・・・そうか、アルトもまた、この戦いの意味や先の事について考え、そしてそれに対して不安を持っていたのだな・・。)」 バーゲスト「(ハァ・・やはり今のアルトにあのような話を持ちかけたのは早すぎたと言っても過言はないな・・。)」 ―――――――――――――――――――――――――――――――― アドニス「――ありがとうお父さん。僕、お父さんが励ましてくれたおかげでまた頑張れる気がするよ。本当にありがとう!」 アルト「ああ、どういたしまして。」 アドニス「コーラル。コーラルが僕の側にずっといてくれるだけで、僕は今よりずっと頑張れる事が出来るし、もっと数多くの物を作れるからね!」 アドニス「それに僕はコーラルの夫としてもっと、コーラルの事を支えてあげたいし、コーラルのことを愛してあげたい。今でも、これから先も!」 アドニス「コーラルだって気持ちは同じなんだよね?例え僕の心が砕けてしまいそうでも、コーラルは僕の事をずっと支え、ずっと愛してあげたい・・・」 アドニス「それに純恋愛の宝石を通してわかるよ。僕が地雷のことで悩んでいることを心配していたり、それに対してコーラルも励ましてあげたいと言う事も・・」 アドニス「それらも含めて、僕とエッチな事をしたいっていう気持ちが漏れているって事もね・・・?」フフッ・・(笑みを見せる) コーラル「―――!!?そ、それは・・そのぉぉ〜〜・・・」ドキッ!カァァァ〜〜!(顔が赤くなる) ジワァ〜・・トロォォ〜ン・・・グイッ!(自身の股下に愛液が垂れていることを隠そうとするコーラル) コーラル「こ、これは別にその〜・・・・アドニス様がとても頑張って武器を作っている姿を見てて、私もアドニス様の為に何が出来ることがないかと思いまして・・」 コーラル「明日の戦いではとてもじゃないほど凄まじい戦闘になり、アドニス様がこのまま戦いで身体も心も傷つく事があったらと思って考えてましたら・・そのぉぉ・・・」モジモジモジ・・・ アルト「ついついアドニスとの『夫婦の営み』の事を考えちゃったんだな?わかるよそれ・・。どんなタイミングで発情するかも、どんなタイミングで欲求不満になる事も、人によってそれぞれだからね・・。」 アルト「だからって、このまま欲求不満を解消せずに溜まり続けると、アドニスよりも先にコーラルの心がバラバラに砕けてしまうかもしれないからな・・・?」 アドニス、コーラル「〜〜〜〜〜〜」カァァ〜〜・・(恥ずかしがる) アルト「別に恥ずかしがる事はないさ。俺とアドニスたちはもう、同じ人間の夫と妖精の妻を持つ家族なんだからな。まぁ普通は他人の『夫婦の営み』を見ることは絶対に無いのだが・・・――」 アルト「――ルージュが強化した透明化の魔術礼装の試しも含めて、俺もまた、アドニスたちの性事情に付き合ってやろうと思っているんだよねぇ〜・・」 アルト「まぁ付き合うって言っても、今日の事で俺も色々あったから、それへのフラストレーションが早く溜まってしまってねぇ・・。俺も一緒にまぜてもらおうかなぁ〜っと思っちゃって・・」カリカリカリ・・(頭をかきながら) コーラル「そ、そうなのですか・・・。まぁアルト様もまた、アドニス様と同じ人間の男ですし、アドニス様を含めた3人の子をバーゲスト様の子宮に孕ませるぐらいの絶倫だったと聞きますので・・。」 アドニス「うん、そうだね・・・・」カァァァ〜〜・・・(少し恥ずかしがっている) アルト「・・っと言っても、俺とアドニスたちで『夫婦の営み』をするのはみんなが完全に寝静まった後・・・ここのような誰もいない場所でやるのがベストだからね。」 アルト「だから今はみんなが揃っている大広間の所へ行こうか?アルトリアたちが夕食の支度が出来たと言ってたから、そろそろみんながいる所へ戻ろうか。」 アドニス、コーラル「うん(はい)!」頷く ――――――――――――――――――――――――――――――― バーゲスト「――!」フゥゥ〜・・(アルトたちが笑顔で話をしている様子を見て、安堵する) アルト「!。――――!」グッ!(バーゲストに向けてグットサインを見せる) バーゲスト「――!?〜〜〜〜」カァァ〜〜!(顔を赤くする) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/477
478: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/20(木) 22:11:55.75 ID:HMlZUBZk0 ―――――――――――――――――――――――――――― ボガードからアルトの事を妖精國ブリテンの『王』とする話を持ちかけられ、事の大きさに頭がパンクしたかのように疲弊し、その場から逃げ出してしまったアルト。 その事に対してアルトは、あの話の事で突き放してしまったボガードに対する反省する色を見せており、後にボガードに謝罪しようと決めていた矢先に、 ダ・ヴィンチの呼びかけで未だに武器庫内で地雷などの武器を作っているアドニスたちに夕食の支度が済んでいることを報告しに言ったところ・・・ 自身の力で大量殺戮が出来る物(地雷などの近代兵器)を作る事への不安に押しつぶされそうなアドニスの事を励ますように激励の言葉と共に寄り添っていき、 コーラルもまた、夫であるアドニスの事を愛し、共に支えていくことを話していき、アドニスはそれらを活力として元気を取り戻していくのであった。 そして今宵の夜にアドニス夫婦とアルト夫婦の間で『夫婦の営み』をしようと約束をし、アルトとアドニスとコーラルはみんなが待っている大広間へと向かって行くのであった。 その際、アルトはアルトとアドニスたちの会話の様子を武器庫入り口の所で隠れて聞いていたバーゲストを純恋愛の宝石を通して発見し、 アルトはアドニスたちと話していた事を聞いていたんだと気づいていたかのようにバーゲストに向けてグットサインを送り、 バーゲストはアルトのグットサインの意味を知るかのように顔を赤く染め上げるのであった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 武器庫内でアルトとアドニスが話し合っている同じ頃・・・ロンディニウム:正門付近では・・・・ カクカクシカジカ・・・・(アルト・オルラントを『真の王』とする話をアルトリアに伝えていくボガード) アルトリア「えっ!?『予言の子』である私とノクナレアを差し置いて、モルガンを倒した後の妖精國を、人間であるアルトさんを『真の王』にするだって!?」驚愕している アルトリア「その事をボガードがアルトに了承するために説得も含めて頼んだけど、アルトさんの頭がパンクして、そのまま逃げられちゃったって・・・」 ぺぺロン伯爵「そうなんだよねぇ〜・・。まぁ今日の所、アルト君にとって彼の頭の容量がキャパオーバーする話が多かったからねぇ〜・・それに彼がその事で考える時間も短かったこともあるしね。」 ボガード「グヌヌヌ〜〜〜・・・確かに先ほどのアルトの様子からして見ても、この話は私の高望みが多すぎたこともあるが、この話はアルトにもメリットがあるというのに・・」 ボガード「何故なんだアルト・・・・。たかが『大厄災』を討伐するまでの間の期間限定で、アルトは妖精國の王の玉座に座る事が出来るというのに・・」 ボガード「妖精たちの事はこの私が何とかアルトの家族に危険が及ばないように守ってあげるというのに・・・。いったい何がアルトにとって不満があるというのだ・・・。」 アルトリア「――それはアルトさんにだって、嫌がることがあったら嫌と言いますし、アルトさんにはアルトさんなりの考え方もあって、あのような事を言ったと思っていますし・・・」 アルトリア「それにまだモルガンを倒してもいないというのにモルガンを倒した後の妄想話を、色々話を聞いて疲れているアルトさんに話した所で、」 アルトリア「先ほどのようにアルトさんの頭がパンクして、それら全てが考えたくなくなって、ボガードさんの前から逃げ出す事は当然の事だと・・・。」 アルトリア「ハァ〜・・ホント、人の気持ちの事も考えなしに自分が期待したい事を押しつけてお願いするなんて・・・・。ボガードさんもまた、頭■■■■なのかな?」 ボガード「〜〜〜〜〜〜」グサッ!(図星を付かれる) アルトリア「それに境界なき勇士団は、妖精騎士アグラヴェインとイレギュラーズを打倒し、モルガンの支配から妖精たちを解放させ、妖精たちに生きる事への選択権を与えるだけであって・・」 アルトリア「『大厄災』を討伐するだけの為に、アルトさんを『真の王』として君臨させる事は境界なき勇士団のモットーや道理に反する事だと。」 アルトリア「それとあまり口にしたくはないのですが・・・。藤丸くんと同じ異世界から人間であるアルトさんを『真の王』に仕立てたところで、アルトさんのことを良く思っていない妖精もいますし、」 アルトリア「前にハベトロットさんから聞いた妖精暦の話によると、その時代の新たな王様になるはずだった人間は、その時代の妖精たちの氏族長たちによって倒れ、妖精暦のロンディニウムは滅びました。」 アルトリア「ボガードさん。本当にアルトさんの事を思ってこのような話をしたのでしたら、今一度あなたの胸に聞いて見たらどうなのですか?例えそのような計画を実行したとしても・・・」 アルトリア「あなたは妖精暦で起きたロンディニウムの悲劇をアルトさんにもさせるというのですか?あなたの行いでシェフィールドのような悲劇を再び繰り返すつもりなのですか?」 ボガード「―――――!?」ビクッ!(苦い顔をする) アルトリア「・・・・・・・・」ジィ〜〜!(真剣な表情でボガードを見つめる) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/478
479: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/22(土) 00:11:25.13 ID:adgUuE5O0 ぺぺロン伯爵「確かにアルトリアちゃんの言っている事は正しいかもしれないわね?アルト君の今の心境を考えてみたとしても、今のアルト君に妖精國の王になるという意識は無いのは確かなことよね。」 ぺぺロン伯爵「3年前のアルトくんは・・このブリテンの女王であるモルガンを倒し、妖精國の妖精たちを救って世界を変える事を考えて行動をしていたと聞いていたのだけど・・」 ぺぺロン伯爵「今のアルトくんには“妖精國ブリテン”を変える事よりも、彼と彼が愛する妻と子供たちと共に、モルガンたちから奪われた妻のヴァージェを取り返していき・・・」 ぺぺロン伯爵「アルトくんとヴァージェ、そしてバーゲストたちとジョルニくんたちの家族で静かにどっかの場所で暮らすことを彼の1番の『目的』としており、」 ぺぺロン伯爵「『境界なき勇士団』のモットーとやり方は、それらを遂行させる戦力を集める為の手段であって、アルトが妖精たちをどうするかしないかは、彼の考え方によって変わっていくからねぇ〜・・・」 アルトリア、ボガード、メリュジーヌ「・・・・・・・・・・」 ぺぺロン伯爵「それに『大厄災』を討伐するだけであるならば、カルデアのマスターである藤丸くんたちと協力すれば、戦力の方では問題なく『大厄災』を討伐する事が可能と見て間違いないと思うよねぇ〜・・」 ぺぺロン伯爵「なんたって藤丸くんって、カルデアでの召喚式を通して契約をしているサーヴァントの数が多いから・・例え、無理に妖精たちを結託させていかなくても、」 ぺぺロン伯爵「アドニスくんの力でストーム・ボーダーを直し、数多くのサーヴァント達をアルトと藤丸くんの2人でやっていけば、数多くのサーヴァントで『大厄災』に太刀打ちする事が可能になるからねぇ〜・・?」 ぺぺロン伯爵(笑い顔)「んでっ、最終的に『大厄災』を倒し、ただ自由となった妖精國の妖精たちの事はもう全て自由にさせるだけに好きにほったらかしにして、」 ぺぺロン伯爵(笑い顔)「『歪みの岬』を通して他の世界から来た戦士(ヒーロー)たちを元の世界に戻した後に、アルトたちは家族揃って、他の世界へと旅立っていく・・・」 ぺぺロン伯爵(笑い顔)「妖精たちの今後の事については、藤丸くんたちカルデアの好きにさせておいて、アルトたちについては何も咎も無しに他の世界で静かな暮らしを歩んでそれでおしまい!って事なのよ!」 ぺぺロン伯爵(笑い顔)「アハハハハハ、ホント、アルト君ってとっても面白い異世界からの男だよねぇ〜!本来、世界を破壊する2つの『厄災』はずだったバーゲストやメリュジーヌたちを救い、」 ぺぺロン伯爵(笑い顔)「モルガンの娘であったヴァージェさえも更正させて、尚且つヴァージェたち3人の妖精を妻に迎え、3人の間に子供まで産ませちゃって、家族の事が彼の1番に守る価値となったとしても・・」 ぺぺロン伯爵(渡井顔)「アルト君は、自身の事を彼らの気持ち一つで裏切る妖精たちの事など見捨てずに、ただモルガンの支配から解放させ、後の事はその妖精たちの好きにさせる事でその妖精たちを事実上に救っていく・・」 ぺぺロン伯爵(笑い顔)「もう正にこのような人でなしの私と、お人好しが良すぎる藤丸くんたちと同じぐらいに凄いと言うしか無いわよねぇ〜〜!!アハハハハハ〜〜!!」笑い顔 アルトリア、メリュジーヌ「〜〜〜〜・・・・・」呆れている ボガード、パーシヴァル、オベロン「・・・・・・・・」ドン引きしている アルトリア「・・そうですか。ではボガードさん、最後にもう一つ質問させてもらっても宜しいでしょうか?」 アルトリア「ボガードさんは3年前までは過去にウッドワスとでは氏族長を決める戦いで敗北し、統治していたノリッジの街もでさえもスプリガンの政争に負けて奪われたと聞いています。」 アルトリア「その二つの敗北があり、ボガードさんは彼と同じような境遇を持つ妖精たちと共にシェフィールドを拠点とするために復興させ、そして数多くの反逆派の妖精たちを集めていき、」 アルトリア「3年前の『白雪姫作戦』の実行、それらの失敗で軍備を剥奪されても尚、3年もの刻でソレよりも早く過去最大の反逆派の妖精たちを集めたと聞いています。」 アルトリア「それらの理由としては、3年前までのボガードさんはキャメロットの玉座をその手にする為に、ボガードさんは多くの反逆者の妖精たちを集めていました。」 アルトリア「シェフィールドの領主であったボガードさんは、その妖精たちから「力」を重視する価値観が強くも、とても善政とした妖精だと聞いていました。」 アルトリア「ですが何故・・・あなたのような力あり、その力と武力でモルガンの命やキャメロットの玉座を狙っていたはずのボガードさんは、シェフィールドの領主の権利を捨てて、」 アルトリア「その領主の権限をアルトさんに譲り、アルトさんを元・シェフィールドの住民たちをまとめ上げる者として、アルトさんを今は無きシェフィールドの領主として仕立て上げたのですか!?」 アルトリア「そもそもボガードさんが言った“自由国家の成立”をさせ、妖精國全体の妖精たちをまとめ上げる為になんで、アルトさんを『真の王』として仕立て上げる必要があるのですか!?」 アルトリア「ボガードさんは何故、自分自身が王とならずにアルトさんをブリテンの王にする事にこだわるというのですか!?」キツく言う ボガード「・・・・・・・・・」黙っている http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/479
480: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/22(土) 10:02:35.45 ID:adgUuE5O0 タッタッタッタッタッ・・・・・・(夕日の元へ行くように歩くボガード) ボガード「・・・悟ったのだ。この俺のような妖精なんかにはどうも誰かの上に立つことは向いていないと言う事を・・・」 ボガード「アルトリア、それにパーシヴァル。確かにシェフィールドは俺の元へ亡命してきたスプリガンの奴と奴に加担したグズリーの暴走により、」 ボガード「カルデアの仲間であるマシュが使っていたというブラックバレルとか言う鉄の筒を使われ、シェフィールドの守りと共に焼き払われた。」 ボガード「だが、そのブラックバレルを使ったのがグズリーではなかったのであれば、いったい誰があの恐るべき鉄の筒を見境無く使う奴がいるのか・・・」 ボガード「・・・・この俺、ボガードだ。」 アルトリア、パーシヴァル、ぺぺロン伯爵「―――――!?」驚く メリュジーヌ「・・・・・・・・」黙っている オベロン「・・・・・・・・・」黙り込んでいる ボガード「正確には、アルトが持つヒール(改良)の力で改心する前に俺・・・3年前までの大言家で勝つ事にこだわる事しか頭に無かった頃のボガードのことだ。」 ボガード「いま思うとなると、あの時の俺であるならば、あのシェフィールドの戦いの中・・城壁や城内、城下の混乱もあり、妖精たちがうおさおとしていき・・」 ボガード「予言の子と呼ばれてたマシュを差し出せとか、上記の混乱を黙らせ!とか、妖精たちが俺にせがんで何度もしつこく言うものと言うからには・・」 ボガード「それらに激昂された俺はあのブラックバレルを俺の手で使い、ただ混乱の最中にある戦況を打破する切っ掛けとなればと、そんな淡い期待で引き鉄に手をかけていき、」 ボガード「そして自軍や敵軍の兵も、城壁の守りも巻き込んで焼き払ったその一撃に魅入られ、自身の身体が削られていくことも見境無くブラックバレルを使っていき、」 ボガード「最後には自身の身が知らずしてグズリーのように砂塵となるか、妖精騎士の誰かに打ち倒される結果となっていたのか・・。今となってはもう比べる余地も無い・・」 メリュジーヌ「・・・・・・・・・」 ボガード「アルトによって改心した俺もまた、あの時の戦いの中で親友のアルトとシェフィールドの民か、ブラックバレルによる敵軍の殲滅かの選択を迫られ、俺はアルトの方を選んだ。」 ボガード「その結果、スプリガンとグズリーの暴走や重鎮であった妖精達の裏切りを止められず、シェフィールドは糸も簡単に陥落してしまった・・」 パーシヴァル「ボガードさん・・・」 ボガード「今となっては俺が統治していたシェフィールドは俺のミスで滅び去り、ノリッジの解放や『厄災』の討伐もまた、アルトたちの力なくしては成し遂げることが出来なかった。」 ボガード「誰かの事も見境無く、危険な力に魅入られていく3年前までの俺(ボガード)に、アルトたちを守ると決めるもシェフィールドの陥落を止められなかった今の俺(ボガード)。」 ボガード「このような過ちを招き、自身らが築き上げてきたモノを自身の手で無駄にしてきた・・俺のような妖精などに、2度とキャメロットの玉座に座らせてはいけないんだ。」 ボガード「アルト・オルラントはそんな俺を自身の意思で改心させ、彼の持つ知恵や決断力、優しさ、勇敢さ、理解力で自身の家族と境界なき勇士団をまとめ上げてきた。」 ボガード「アルト・オルラントは多くの個性溢れる家族の大黒柱だけでなく、この妖精國全体の大黒柱と成り得る『王』の器でもあるのだ。」 ボガード「だが、先ほども言ったようにアルトは不器用なところがある他に、自身の家族の事を心配しすぎているところも見受けられる為に、彼を補佐する存在が必要となる。」 ボガード「その補佐の役割を担う者こそが・・この俺って言うことだな。」ニッ!(笑顔で答える) アルトリア「・・・・・・・・・」黙っている ―――――――――――――――――――――――――――― アルトが武器庫内でアドニスたちと話し合っている同じ頃、ロンディニウムの正門側でアルトリアに“アルトを『真の王』として仕立て上げる話”をしていき、 アルトリアはその話に反論するかのように、ボガードに2週間前のシェフィールドの陥落や妖精暦のロンディニウムの悲劇を繰り返すのか否かの話をしていき、 ボガードもまた、彼自身が王になる事を辞めた事やアルトには『王』と成り得る器の持ち主であると話していき、パーシヴァルとぺぺロン伯爵は驚きつつも、 事の理解をしていたオベロンやメリュジーヌ、そしてボガードの話を聞いていたアルトリアはただその事に対して沈黙をするしかなかったのであった・・ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/480
481: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/22(土) 22:16:10.37 ID:adgUuE5O0 幕間:決戦前の静けさ〜決戦前夜〜 ―――――――――――――――――― それから数分後・・・ロンディニウム:大広間では・・・ ガヤガヤガヤガヤガヤ!(夕食の配膳をしていく人々たち) モグモグモグモグ・・・・(夕食の肉じゃが定食を食べていくアルトリアたち) 【旨い!!】 【とっても美味しいよ、アルトリア!】← アルトリア「ホント?やったぁ〜!実はこのジャガイモという野菜、なんといっても私が綺麗に実も大きく、皮もなく皮むきしたんですよ?」 アルトリア「それとニンジンもタマネギだって、この私が全部美味しくなるように皮を剥いてあげたのですからね!」ニコッ! 千子村正「オイオイ・・・アルトリア、皮を剥いただけで料理をした気になっていないか?料理というのはな、その皮を剥いた野菜と肉を切ったり、味付けとかをする事も含まれていてなぁ。」 千子村正「アルトリアは皮むきの他に野菜や肉を切ったり、肉じゃがの味付けとかの作業とかもしていたのか?」 イズ「いいえ。アルトリアさんは自身の魔術で肉じゃがの材料や調味料を操作し、それらをぎゅうぎゅうに鍋に詰め込んでいく様子が、私の中でのシュミレーションで検証され、」 イズ「その結果、その肉じゃがには膨大な魔力が注ぎ込まれ、材料は融合し、それが世界を滅ぼそうとする『厄災』並の生物兵器が作られる結果が見受けられたこともあり。」 イズ「アルトリアさんには一切、料理に手をかけずにただ、魔術を使用せずとも出来る野菜の皮むきをひたすらにアルトリアさんにやらせて貰いました。」 アルトリア「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」カァァァ〜〜!!(恥ずかしい顔になる) 【悲しいけど仕方がないね・・・・・】← 【凄いよイズさん!】 アルトリア「べ、べべ別に野菜の皮むきだって立派なお料理の手伝いだし、私だって、好きで補欠になったわけじゃないから!」 アルトリア「あ〜〜も〜〜!今日のところは補欠だと言われようとも、明日の戦いでは私は補欠ではないという事を証明してやるから!」 アルトリア「明日はちゃんと『予言の子』としての本気をみんなに見せつけてやるんだからね!!」 【うん。その息だよ、アルトリア!】 【なんたってアルトリアは予言の子だからね!】← アルトリア「はい!ありがとう、藤丸くん!」ニコッ!(笑顔を見せる) 円卓軍の兵士たち「さすがは我らの『予言の子』!補欠と言われようが諸共せず、ウッドワスの哨戒部隊を追い払い、難民たちを助け出した!」 円卓軍の兵士たち「まさに常勝の王、戦場の救世主!円卓軍とヒーローたちの縁の下の力持ち!皮むきの天才、戦場の皮むき包丁!」 円卓軍の兵士たち「肉じゃがのおかわり持ってこい!『予言の子』が剥いてくれた野菜をもっと食べよう!食べてもっと『予言の子』の祝福を貰おう!」 円卓軍の兵士たち「『予言の子』、バンザーイ!アルトリア様、バンザーイ!」ワーワーワーワーーー!!(歓声をあげている) アルトリア「アハハハハハ、ありがとう・・。(皮むきは余計だけど・・・)」 千子村正「・・・・・・フッ・・。」笑顔を見せる 【いま笑ったよね村正?】 千子村正「!?。バカか、そんなんじゃねぇよ!全く・・・・」照れ隠し 武蔵「―――フフフッ。」ニコッ!(笑顔を見せる) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/481
482: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/23(日) 00:00:49.77 ID:SCDOZpw90 飛電或人、介人、ジュラン、ガオーン、海東大樹、トリスタン「――――――――」モグモグモグ!(揃って食事を楽しんでいる) 立花響、月読調、フリント、ハベトロット、セツノ、スズカ、ルージュ、ダ・ヴィンチちゃん「――――――――」ペラペラペラ!(会話しながら食事を楽しんでいる) カイニス、ガイル、ジョルニ、セフィー「―――――――――」モグモグモグ!(食事をしている) ウェールズの妖精たち、オベロン「――――――――」モグモグモグ!(妖精たちがふかしたニンジンとジャガイモを食べ、それをオベロンが見ている) コーラル、アドニス「―――――♡♡」ア〜ン♡モグモグモグ!(仲良く食事をしている) アルト「―――――。・・・・・」シュンッ・・・(ボガードに“アルトを『真の王』として仕立て上げる話”の事で謝っていく) ボガード「――――――。・・・・・」ペコリッ!(アルトに“アルトを『真の王』として仕立て上げる話”の事で謝っていく) メリュジーヌ、バーゲスト、ぺぺロン伯爵「・・・・・・・・・」謝罪していくアルトとボガードの様子を見ていく ガヤガヤガヤガヤ!!(大広間の周りが賑わっている) ――――――――――――――――――――――――――――――――― 日が落ちていき、ロンディニウムの大広間では、アルトたちとアルトリアたちを含めた多くの住民たちにアルトリアとフリントたちが作った肉じゃが定食が振る舞われ、 明日の夜にはウッドワス軍との決戦が迫る中でロンディニウムの住民たちは、振る舞われた肉じゃが定食を食べていき、みんな揃って楽しい一時を楽しんでいた。 アルト達やアルトリアたちもまた、食事をしていく中でおしゃべりをして楽しみ、それぞれのコミュニケーションをとって楽しんでいったのであった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― その夜・・・ロンディニウム:ダ・ヴィンチちゃんたちの寝床にて・・・ ホホゥ・・ホホゥ・・ホホゥ・・ホホゥ・・・・(フクロウの妖精が鳴いている) 介人たち、ジョルニたち「・・・・・・・・・」グガァァ〜〜‥グガァァ〜〜・・・(一部いびきをかいて寝ている) ルージュたち、響たち「・・・・・・・・・」スゥ・・スゥ・・スゥ・・・(静かに寝ている) ガバッ、タッタッタッタッタッ・・・(眠れずに起きるカルデアのマスター) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウム:深夜の大広間 ギィィ〜、パタパタパタパタァァ〜〜・・(ストーム・ボーダーへと飛んでいくティフォーネ君) ダ・ヴィンチちゃん「ボーダーへの連絡はこれでよし、と・・・・。・・う〜ん、なんだろうねぇ・・なんか最近、ティフォーネ君の帰りが遅くなっているような気がするのだが・・・」疑問を抱いていく ダ・ヴィンチちゃん「・・・おや、こんな時間にどうしたんだい、藤丸くん。見回りの兵士以外、みんな眠っている時間だ。私もこれで休むところだったけど・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「眠れないのなら、ちょっと話してでもしていくかい?気になる事、一つや二つはあるんだろ?」 【夕方の、ぺぺロン伯爵がアルトリアを呼び出した話で・・・】 【ぺぺロン伯爵が言ってた、人間は無理って話で・・・】 【お昼にダ・ヴィンチちゃんが言いかけた話の事で・・・】← ダ・ヴィンチちゃん「ああ、それかぁ・・・・。あの時は目の前の難民たちの救助と哨戒部隊の追い払いで話が途切れちゃったからね・・私も少し気になった所があったのだが・・・」 タッタッタッタッタッ・・・(アルトリアがダ・ヴィンチちゃんたちの前にやって来る) アルトリア「その話、私にも聞かせてくれませんでしょうか?私もまた、アルトさんたちのことで少し気になる事がありましてねぇ・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「アララ・・アルトリアもかい?まぁアルトリアは日中の半分、一昨日の睡眠不足でお昼寝をしていたからね・・夜に眠れなくなるのは当然さ。」 アルトリア「ウッ・・・。まあ確かに私、お昼のほとんどは馬車の中でほとんど寝て過ごしていましたからね・・・なかなか眠くなれないのは当然ですよねぇ〜・・」グサッ・・(図星を付かれる) アルトリア「・・あ、でもそれとは別にわたし・・アルトさんの事で少し疑問を感じるところがありまして、その事でアルトさんやダ・ヴィンチちゃんにも話をしたいなぁ〜っと思っていたのですが・・」 アルトリア「生憎のところ、アルトさんとアルトさんの妻2人はアドニスくんとコーラルさんの2人と一緒に何処かへ出かけられたみたいで、どうも話を聞きそびれてしまったというか・・・」 【!。確かに俺たちの寝床にもいなかった・・・・】 【(アルトさん、いったい何処へ行ったんだろう・・・?)】← http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/482
483: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/23(日) 23:59:49.90 ID:SCDOZpw90 同じ頃・・・ロンディニウム:誰もいない倉庫(透明化&防音対策あり)にて・・・ ズプッ♡ズプッ♡ズプッ♡ズプッ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡ メリュジーヌ「ヌァァァ♡ハァ♡ハァ♡ハァ♡ハァ♡ハァ♡ハァ♡ハァァァ〜〜♡」ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡ズプッ♡ズプッ♡ズプッ♡ズプッ♡ メリュジーヌ「アァァァ♡アァァン♡アルトの・・とっても熱いのぉぉ♡アルトの熱いのが・・わたしの中で、オマンコいっぱいに突いてくるのぉぉ〜♡♡」ズプッ♡ズプッ♡ズプッ♡ズプッ♡ アルト「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ!メリュジーヌもまた、いつ入れてもキツキツで、2人も子供を産んだ経産婦とは見えないよなぁ〜・・」ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡ アルト「それにアドニスだって俺に負けないぐらいにとても固く太いのを持ってて、それをアドニスの妻がしっかりと受け入れちゃっているからっ・・ね!」パチュ♡パチュ♡パチュ♡ メリュジーヌ「ハウゥゥン♡アァァァ♡アッ♡アッ♡アッ♡アッ♡アァン♡」ドチュ♡ドチュ♡ドチュ♡ドチュ♡ ジュブ♡ジュブ♡ジュブ♡ジュブ♡ズプッ♡ズプッ♡ズプッ♡ コーラル「アゥゥン♡アァァン♡ンンッ♡ウゥゥン♡ンンンゥゥゥ〜♡」パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡ アドニス「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ!コーラル・・イイ・・・コーラルのオマンコ、気持ちいいよ・・」パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡ コーラル「ハァァン♡アァァァ♡アドニスさまのもイイ・・♡アドニス様のオチンチンが・・わたしの中いっぱいに・・アァァァ♡アァァァン♡」ドチュ♡ドチュ♡ドチュ♡ドチュ♡ アドニス「コーラル〜、コーラルゥゥ〜〜!ウッ!ウゥゥゥ〜〜!!」ドチュ♡ドチュ♡ドチュ♡――ズブブブッ! アルト「ハァッ、ハァ、ハァッ!こっちも行くぞ・・・・ウッ!!」ドチュ♡ドチュ♡ドチュ♡――ズブブブッ! ドクンッ♡ドクッ♡ドクッ♡ビュゥゥ〜〜♡ビュクッ♡ビュルルゥゥ〜〜♡(2人同時に射精) メリュジーヌ「アァァッ♡アァァァァァ〜〜〜♡♡♡」ビュルルッ♡ドクドクドクゥゥゥ〜〜♡♡ コーラル「ンンンッ♡クゥゥゥゥ〜〜♡♡」ドピュドピュッ♡ビュルルゥゥ〜〜♡♡ ――――――――――――――――――――――――――――― ドピュッ、ビュルルゥゥゥ〜〜・・・♡ジュププゥゥ〜〜、ジュポンッ♡ メリュジーヌ「ハァ・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・・♡♡」クタァァ〜・・ゴポポォ〜・・♡ コーラル「ハァ・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・・♡♡」クタァァ〜・・トロォォ〜・・♡ アルト「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・・。フゥゥ〜・・・」一息を付ける アドニス「フゥ・・フゥ・・フゥ・・・・」一息を付ける バーゲスト「ハァ・・ハァ・・ハァ・・♡アルトォォォ〜〜・・♡」ノシィィ〜・・・(裸でアルトの横にくっつく) アルト「・・・・。チュゥ・・ンチュッ♡チュゥゥ〜♡」チュッ、チュウ♡ バーゲスト「ンンンッ・・ンンッ♡レロッ、チュゥゥ♡」チュゥ、チュッ♡ コーラル「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・。・・・・・」アルトとバーゲストのキスを見ていて・・ ノシッ、ノシッ・・・・・(身体の少し動かしていくバーゲスト) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/483
484: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/24(月) 22:39:40.69 ID:j5tl2W+40 ノシッ、ムニュン♡ズズズゥゥ〜〜・・・♡(四つん這いになり、股を開くバーゲスト) バーゲスト「来て・・アルト♡私の中に、あなたのソレをジュボジュボといれていくれ・・♡♡」くぱぁぁ〜♡ アルト「ああ、イイとも・・・いつだっていれてあげるよ!」ムクムクムクッ、ビキン! コーラル「ハァ・・ハァ・・ハァ〜・・♡わたしだって・・メリュジーヌ様やバーゲスト様には負けませんですから・・♡」ビクビクビクッ、ノシィィ〜・・(感じつつも身体を動かしていく) アドニス「!。大丈夫?まださっきのでイッたばかりじゃ・・・」 コーラル「平気ですよアドニス様。これでもわたし・・純恋愛の宝石の影響もあって、まだまだイケます。それにアドニス様の欲求はこんなモノでは治まりませんですよね?」 コーラル「わたし・・メリュジーヌ様やバーゲスト様と違って亜鈴のような力も無く、このようにアドニス様の妻として『夫婦の営み』に慎む女ナノですが・・」 コーラル「それでもわたしはアドニス様の妻として支え、共に未来を歩むと誓い、こうしてアドニス様と愛しあっています。だから・・・♡」ノシィィ〜♡ ノシッ、ズズズゥゥ〜〜・・・♡(バーゲストと同じ四つん這いとなり、股を開くコーラル) コーラル「アドニス様・・♡どうか私の事はお構いなく・・わたしの子宮に・・アドニス様に溜まっている欲求を全て射精(だし)てください♡アドニス様♡」くぱぁぁ・・♡ くぱぁぁ・・♡ドロォォ〜・・♡(コーラルのオマンコから精液が垂れていく・・) アドニス「――――――!!!」ムクムクムクッ、ビキィィィーーン!!! ズプッ♡ジュブブブゥゥゥ〜〜♡ズプンッ♡♡ バーゲスト「アウゥゥッ♡アゥゥゥゥゥ〜〜ン♡♡」ジュブブブゥゥゥ〜〜♡♡ コーラル「アァァァッ♡アァァゥゥゥン♡♡」ジュブブブゥゥゥ〜〜♡♡ パチュン♡パチュン♡パチュン♡パチュン♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡ バーゲスト「アァァン♡オウゥゥン♡アァァァン♡ンンンッ♡アァァァ♡オンンンッ♡アァァァン♡」パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡ アルト「ハァッ、ハァッ、ハァッ!ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ!!」パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡ コーラル「アァァン♡ンンンッ♡ハァァァ♡アァァァン♡ハァ♡ハァ♡ハァ♡アァァ♡アァァァン♡」パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡ アドニス「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ!クゥゥゥ〜〜!!」パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡ コーラル「アァァン♡アァァン♡アァァン♡ンンンッ♡イイ♡イイのぉぉ〜♡アドニス様のがジュブジュブと・・♡イイ♡イイのぉぉ〜♡」パチュ♡パチュ♡パチュ♡パン♡パン♡パン♡パン♡ アドニス「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ!コーラルのオマンコ気持ちいい!もっとコーラルの中で射精したい!コーラルの子宮の中で射精したい!」パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡ コーラル「アァァァ♡アァァァ♡アァァ♡アァァァ♡アァァァァン♡アドニス様♡アドニス様ぁぁぁぁ〜〜♡♡」パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡ パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡ムニュ♡ムニュ♡ムニュ♡ムニュッ♡(コーラルのオマンコを突きながらおっぱいを揉んでいくアドニス) メリュジーヌ「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・♡(あの人間に厳しく、とても生真面目なコーラルがアドニスの大っきいおちんちんにマンコで喰らいついている・・)」 メリュジーヌ「(とっても気持ちいいんだねコーラル?君が心から愛するアドニスと結ばれて、アドニスとこうして2人で『夫婦の営み』をしているんだからね・・)」 メリュジーヌ「(フフフッ・・アドニスのあの大きい勃起チンポに限りない性欲・・・いったいアルトとバーゲストの何処に似ているんだか・・。)」ニコッ・・(笑っている) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/484
485: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/24(月) 23:59:13.99 ID:j5tl2W+40 パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡ バーゲスト「アァァ♡アァァ♡アァァ♡アァァ♡オォォォ♡オォォォン♡ンンンッ♡ンンッ♡アオォォォ〜♡」パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡ バーゲスト「アァァ♡アァァァァ♡アルトォォ〜♡もうわたし・・・♡もう・・・♡イィィ・・♡イィィクゥゥゥ♡♡」ブチュ♡ブチュ♡ブチュ♡ブチュ♡ブチュ♡ブチュ♡ アルト「ああ俺だ・・・バーゲスト、このまま一気に出すよ・・中にいっぱい出すよ!」ブチュ♡ブチュ♡ブチュ♡ブチュ♡ブチュ♡ブチュ♡ バーゲスト「ええ良いわぁ♡出して♡わたしの子宮(なか)に♡アルトのアツいのいっぱい出してぇぇぇ〜〜♡」ギュブギュブッ、チュブブゥゥ〜♡ アドニス「コーラル!コーラル!ぼく、もう・・・イクッ、イクゥゥ〜〜!!」パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡ブチュ♡ブチュ♡ブチュ♡ブチュ♡ コーラル「アァァァ♡アァァァン♡アウゥゥン♡アドニスさま♡アドニスさま♡アドニスさまぁぁぁ〜〜〜〜♡♡♡」パチュ♡パチュ♡パチュ♡パチュ♡ギュブブゥゥ〜♡♡ ドビュッ♡ドピュッ♡ドクドクドクッ♡ビュルビュルビュル♡ビュゥゥゥ〜〜〜♡ビュルルゥゥ〜〜♡♡ バーゲスト「ンンンッ♡アァァァン♡アァァァァァ〜〜〜〜♡♡♡」ドビュドビュドビュッ♡プシュゥゥゥ〜〜♡♡(絶頂しながら射乳する) コーラル「アァァァ〜♡イクッ♡イクゥゥゥゥ〜〜♡♡」ドビュ♡バビュ♡ビュルゥゥ♡(絶頂) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ズブッ♡バチュッ♡ジュブブブゥゥ〜〜、ジュプンッ!ピュッ、ピュッ!(引き抜いたアルトとアドニスのチンポから精液が余りの出されていく) バーゲスト「アァァ・・ハァァ・・ハァァァァ・・・・」ドロォォ〜・・・♡ピュッ、ピュッ♡ コーラル「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・」ゴポォォ〜・・・♡ピュッ、ピュッ♡ アドニス「ハァ・・ハァ・・ハァ・・コーラル・・・」ギュゥゥ〜♡(後ろから抱きしめる) コーラル「ハァ・・ハァ・・・・アドニス様ぁぁ〜・・・」ギュゥゥ〜♡(後ろから抱きしめられる) バーゲスト、アルト「・・・・・・・・♡♡」2人のラブラブな姿を見てて・・ 深夜のロンディニウム。見張りをしている円卓軍の兵士たち以外の者たちが寝静まっている中、なかなか寝付けないカルデアのマスターとアルトリアの2人は、 ストーム・ボーダー(現在、トジテンド占領)に向けての報告を済ませたダ・ヴィンチちゃんにアルトたちの事である気になる話をする為に問いかけていき・・ 一方、アルトリアたちが話している大広間の近くにあり、外に声などが漏れないように防音と透明化の強化付与された無人の倉庫の中にアルトとアドニスの夫婦2人組がおり、 そこでそれぞれの夫婦で夫婦の営みをしており・・。アルトとバーゲスト&メリュジーヌ、アドニスとコーラルの夫婦&親子水入らずで性行為をしており、 お互いの夫婦のタイミングが同時で、それぞれの妻(メリュジーヌ、バーゲスト、コーラル)の子宮に夫(アルト、アドニス)の精液が注がれ、お互いに満足げに射精と絶頂を繰り返しており・・ それらの行為が行なわれている倉庫の中の様子など、防音と透明化の対策もあって、外にいるアルトリアたちの耳には聞こえるはずもなかったであった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 話は戻り、ロンディニウム:深夜の大広間では・・・・ ポワァァァ〜〜ン・・・(アルトたちの事で妄想(確信)している) アルトリア「〜〜〜〜〜〜〜〜」カァァァ〜〜・・・(顔が真っ赤になっている) 【(まさかだと思うのだが・・・・)】 【(アルトたち・・どっかで夫婦水入らずにセックスを・・・)】← http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/485
486: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/25(火) 21:04:05.31 ID:i/uuY8620 ダ・ヴィンチちゃん「ちょっと2人とも、アルトたちがこんな時間に何処へ行ったのかは知らないけど、アルトたちの事で君たちの顔が赤くなっていたよ?」 ダ・ヴィンチちゃん「あぁ〜、もしかしてアルトとアドニスがあんな美人の妖精の奥さんとずっと一緒にいるからって、アルトたちの事でエッチな事でも考えていたでしょ?」ニヤリッ!(怪しく微笑む) アルトリア、藤丸立香(男)「―――――!?」シュシュシュシュッ!(顔の前で手を横に振る) 【ちち、違うって〜!】 【なに言っちゃっているの、ダ・ヴィンチちゃん!?】← ダ・ヴィンチちゃん「わかるよそれは・・・アルトとバーゲストたちって、3年前から夫婦として過ごしているし、3年間も会えない機会があったからねぇ〜・・」 ダ・ヴィンチちゃん「アドニスくんだって、この間コーラルと相思相愛で結ばれ、新婚夫婦としてアルトたちの家族になり、2人も相当にラブラブカップルだしね。」 ダ・ヴィンチちゃん「アルトとアドニスがそれぞれの奥さんを連れ、人目を気にして出かけるなんて、それこそあのラブラブ夫婦の営みに行ったかと思うとねぇ〜?」 アルトリア「あぁ〜嫌々!いくらあのアルトさんだって、このような人の多い地域ではその『夫婦の営み』が出来ないからってそんなぁ〜・・――」カァァ〜!(顔が赤くなっている) アルトリア「――じゃなくて!ダ・ヴィンチちゃん、私と藤丸くんに話しておきたい事はそこじゃないですよね?アルトさんのことで。」キリッ!(真面目な顔に戻る) ダ・ヴィンチちゃん「あぁゴメンゴメン、つい話が脱線しちゃったね。私だって、アルト夫妻とアドニス夫妻のイチャラブ関係に興味があったからつい・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「それで話を戻すのだけど・・。アルトリア、あなたが昼寝をしている間に藤丸くんに話していた事はねぇ・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「アルトリアは他のブリテンの妖精たちとは特別な存在であり、アルトの妻となったバーゲストたち3人はそれとは更に違う形で前例がない。」 ダ・ヴィンチちゃん「バーゲスト、メリュジーヌ、ヴァージェ、ノクナレアという4翅の妖精は『純恋愛の宝石』の力により、何かしらの変化を遂げていき・・」 ダ・ヴィンチちゃん「アルトとバーゲストたち3人の間にジョルニたち、ノクナレアとオーマジオウの間に一人娘のリノアという『人間と異聞帯の妖精の間の子供』が産まれ、その子供が成長して、」 ダ・ヴィンチちゃん「他の妖精たちはと違う力を持ち、その力は鍛え上げる事が可能であり、『覚醒』という形でその子供たちは新たな力を得られるというの。」 ダ・ヴィンチちゃん「それにそれとは別にイレギュラーズの一人だったブルーナもまた、自身の力の『覚醒』で進化し、遠隔操作で『蒼毒の異端の亜鈴』が制御することが可能となり、」 ダ・ヴィンチちゃん「ブルーナとバーゲストたち3人とノクナレア。彼女たちは他の妖精國の妖精たちとは全く異なる形で能力値が大きく成長する事に、私の中で疑問視するようになったのさ。」 アルトリア「!。・・・・・・・」 【ダ・ヴィンチちゃんが疑問視する事って・・・】 【もしかしてアルトたちを疑っているというの?】← ダ・ヴィンチちゃん「いや、そうじゃない。今のところ、彼らはこちらの味方という事は確かに事実だと確信が付くのだけど・・なんというかその・・・・」ムムムム・・・(気むずかしい顔をする) アルトリア「アルトさんの事で気になる事があるのは他にもあります。以前、ユーミルさんにアルトさんのヒールの力をかけられた話を聞きましたところ・・・」 アルトリア「ユーミルさんたち。ロンディニウムに引っ越してくる際、道ばたでモース2匹が現れて、1度はユーミルさんたちに襲われかけたのですが・・・」 アルトリア「その襲いかかってきたモースはユーミルさんたちを襲わず、逆に後ろから追ってきたウッドワス軍の哨戒部隊の一部に襲いかかり、自分たちは助かったのかと思っていましたが・・」 アルトリア「同じくアルトのヒールをかけられたハベトロットさんに聞いてみたところ、アルトにヒールの力をかけられて以来、モースの目の前にハベトロットやボガードたちがいても・・」 アルトリア「そのモースはその2人の事が見えないかのように襲いかからず、そのまま無視して他の場所に去っていったと話してまして・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「!?」 【襲われなかったって・・・】 【モースにシカトされたのか!?】← アルトリア「ま、まぁ悪く言えばそんな感じかな〜・・。・・あと他にもコーラルさんに至っては3年前に『目的』を失い、“無意味化”してモースになるんじゃないかと思われた時期もあったのですが・・」 アルトリア「コーラルさん。3年間も酒に帯び、既に“無意味化”している状態だったにも関わらず、『存在税の徴収』も受けずにふてくされて生きていたと・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「!?」 【それって本当なの!?】← 【(つまりコーラルは3年間も働かずに生きてきたって事なのか・・?)】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/486
487: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/26(水) 00:07:35.15 ID:xZULyuSq0 アルトリア「えっ、えぇそういう事になるかなぁ〜・・。こんな話、私のような妖精にこんな話をするのかと思うとねぇ〜・・」 アルトリア「あっ、これらの事は決して話した本人に指摘しないようにお願いします。これでも彼女たちのプライバシーを考慮して話をしているのですからね。」 【うん・・・わかった・・。】 【・・・(やっぱり、アルトリアの眼には・・・)】← アルトリア「(まぁその話については、私の持つ妖精眼でボガードやコーラルさんの心の内を勝手に読み取って聞いたというかねぇ〜・・)」 アルトリア「(あ、でも私の妖精眼の事がバレなきゃ大丈夫だよね・・?それにアルトたちや藤丸たちは優しいし、バレたとしても一生懸命謝れば大丈夫のはず・・)」目を背けながら・・ ダ・ヴィンチちゃん「・・・・・・・・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「成る程ね・・話はよくわかった。つまりアルトが持つ3つの力の1つであるヒールには、当の本人でもまだ気づいていない力の副作用が存在し・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「そのその副作用とは・・アルトのヒールの力をかけられた妖精はモース化せず、モルガン統治の世で妖精たちに刻まれている令呪が機能不全に陥り・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「1年に1回に徴収されるはずの『存在税』が徴収されず、ボガードとコーラルのような3年前からアルトのヒールの力に関わった妖精は『存在税』の徴収されずに生きてきた。」 ダ・ヴィンチちゃん「オマケに彼ら自身がモースに無視されるぐらいにモースの視線に入らなくなり、彼らが向かってモースに戦いを仕掛けてこない限り、彼らはモースに襲われなくなった。」 ダ・ヴィンチちゃん「藤丸くん、アルトリア。このアルトが持つヒールの力とその副作用を聞いて、何か思う事はあるかな?」 アルトリア「思う事ですか?思う事があるとすれば・・・・・・!?」何かに気づく 【――!(そういえばウェールズで聞いた覚えが・・・・)】 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 回想シーン:二日前・・・・ウェールズ:鎮火後の秋の森(ビスケス撃破後) 妖精騎士アグラヴェイン(回想)「その際の一つに、あなたが言う『誰かに力を付与させる力』を持つ者もいたから、その力も私のモノとした。」 妖精騎士アグラヴェイン(回想)「そして奪ってきた力を有効活用するために、女王軍の配下を分割・再編成の一環として、私の部下に試しに付与させようと思い、」 妖精騎士アグラヴェイン(回想)「私が与える『異端の亜鈴』を使える妖精たちを選出する為にモルガン陛下に國家試験の開催の動議を提出したのよ。」 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 【妖精騎士アグラヴェインが言ってた『誰かに力を付与させる力』!】 ダ・ヴィンチちゃん「そう。妖精騎士アグラヴェインが『歪みの岬』に流れてきた異世界からの者たちの力を彼女の持つスチール(奪取)の力で奪い、」 ダ・ヴィンチちゃん「奪った力を彼女の中で調合し、國家試験を通してブルーナやダルダンのような妖精國の妖精に『異端の亜鈴』として力を与え、その妖精たちを自身の配下にした。」 ダ・ヴィンチちゃん「本来はこの妖精國・・いや、このブリテン異聞世界や汎人類史にも存在しない・・・我々が知る並行世界の更に並行している世界にあると言われる『人ならざる者が持つ力』。」 ダ・ヴィンチちゃん「それらの力を妖精騎士アグラヴェインは、彼女の持つスチールの力で奪い、それらを調合・保有し、彼女が部下とする妖精たちに与え、その妖精たちを従わせ、」 ダ・ヴィンチちゃん「最終的に妖精騎士アグラヴェインの野望である『妖精國の支配』を成し遂げる駒として、彼女は妖精國に『異端の妖精たち(イレギュラーズ)』という特殊部隊を編成した。」 ダ・ヴィンチちゃん「『異端の妖精たち(イレギュラーズ)』として選抜された妖精たちは文字通り、この世界には存在しない力を『異端の亜鈴』として保有している故に・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「それらを持つ妖精たちは俗に言う『異端の妖精』として、妖精騎士アグラヴェインの命令に従いつつ、思う存分に妖精國で悪徳の限りを尽くしていた。」 ダ・ヴィンチちゃん「アルト君のヒールも同じ事だ。妖精騎士アグラヴェインのスチールや付与する力とは全然違うし、悪い事にも使っていない。ただ共通する事があるとすれば・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「彼は無知にもバーゲストとメリュジーヌ、ヴァージェとかの自身の妻やコーラルやハベトロットたちのような『境界なき勇士団』のメンバーやユーミルたちのような一般妖精さえも・・」 ダ・ヴィンチちゃん「アルトが持つヒールの力の副作用によって、本来、天敵であるはずのモースや『存在税』の徴収対象となる令呪に対する完全スルースキルを得てしまうも・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「彼女たちは彼女たちの意思を持ってアルトの仲間として行動し、バーゲストたち3人に至っては『純恋愛の宝石』を持って嫁入りし、彼の子供までも産んで、」 ダ・ヴィンチちゃん「アルトが願望に持つ“全ての妖精たちをモルガンの統治から解放する”『目的』を成し遂げる為に彼らは今も行動を共にしている・・」 ダ・ヴィンチちゃん「故に藤丸くん、アルトリア。私があの時、ロンディニウム近くの平原で言いかけたあの話をもう一度話すとして・・アルトと妖精騎士アグラヴェインに刻まれた因果関係・・」 ダ・ヴィンチちゃん「『光の氏族の降臨者:アルト・オルラント』と『闇の氏族の降臨者:妖精騎士アグラヴェイン(■■■■■■■)』に関わった、妖精國ブリテンの妖精たちはまるで――」 アルトリア「――――――!?」その事に驚愕している 【“妖精國の妖精”じゃ、無くなっていくって事だね・・・・?】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/487
488: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/26(水) 23:42:50.10 ID:xZULyuSq0 ダ・ヴィンチちゃん「そう。私が今のところ危険視しているところはそこなんだ。アルトと妖精騎士アグラヴェインの持つ力による干渉によって、妖精たちは変わっていく。」 ダ・ヴィンチちゃん「彼らの妖精に対する選定やそのやり方は異なるも、これらの干渉はこの異聞世界はおろか・・『汎人類史』にも存在しない神秘の干渉だ。」 ダ・ヴィンチちゃん「それはまるでどこかの島に生息する島の在来種の動物を、島の外から来た人間の手によってその動物をペットとして家畜化させたり、その動物を海外に売りつけるかのように・・」 ダ・ヴィンチちゃん「アルトと妖精騎士アグラヴェインは元々『現実世界』という我々とは次元も常識も何もかもが違う世界から、何かの力によって妖精國に召喚された『降臨者(フォーリナー)だ』。」 ダ・ヴィンチちゃん「彼らがいた世界には、響ちゃんたちやゼンカイジャーたちの活躍が、テレビとか漫画やゲームとかの架空の物語として表現され、彼はそこからソノ世界の人物の知識を得ている・・」 アルトリア「!?。それじゃあもしかして、アルトさんや妖精騎士アグラヴェインは私たちの事なんて最初から・・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「そう。おそらく彼らは、藤丸くんや私たち『カルデア』やアルトリアたちの事など、私たちが出てくる物語の作品を通して知られている・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「藤丸くんや彼が使うサーヴァント達の宝具やそれらの弱点、その他の何もかもが彼らにとっては彼らの世界で知る私たちの物語のキャラ設定に過ぎないんだ。」 【そんな・・・そんな事って・・・】← 【(つまりアルトや妖精騎士アグラヴェインにとって、俺たちはその物語のキャラクター・・・)】← ダ・ヴィンチちゃん「ああ。おそらくなんだが、アルトはそれらの事を知っている上でアルトはその事実を私たちに公表せず、私たちに協力関係を持ちかけた。」 ダ・ヴィンチちゃん「彼らがいた世界で私たちを模した物語を知ったところで、実際に存在している私たちの事を全て知ったって事にはならないからね。」 ダ・ヴィンチちゃん「今ここに実際に存在している『私たちの人生』とアルト達がいた世界に記載されている『私たちのキャラ設定』は紛れもなく完全に別モノと言ってもいい。」 ダ・ヴィンチちゃん「アルトがいた世界からして見れば、私たちの『人生』はその世界で描かれた物語だとしても、私たちは私たちの『人生』を生きているからね。」 アルトリア「・・私たちの『人生』を生きている・・ですかぁ・・・」 【・・・・・・・。】 【ダ・ヴィンチちゃんの話は、ちょっと難しいからね】← ダ・ヴィンチちゃん「そうとも!万能の天才が作った、完成された天才、それが私だからね!」キリッ! ダ・ヴィンチちゃん「・・・でもだからって、アルトや妖精騎士アグラヴェインがやっている事はこの妖精國の世界にとっても、汎人類史にとっても、これらの全ての干渉はこれらの世界にとって、正に『異端』なんだ。」 ダ・ヴィンチちゃん「彼らの力でブリテンの妖精たちの性質をいじくり、『歪みの岬』を通して異世界から色んな人物を連れて来てはその力を奪っていく・・。」 ダ・ヴィンチちゃん「これらの神秘の干渉や世界の干渉が行なわれることは、例え彼らが知らなかったとはいえ、それらの世界の均衡を崩しかねない事態を招いていると言っても変わりは無い・・。」 ダ・ヴィンチちゃん「そんな彼らを『現実世界』から召喚し、彼らに3つの力を授けてこの妖精國に解き放った要因があるとすれば・・・」 【それって、妖精騎士アグラヴェインがついた嘘として言ってた・・・】 【『星の終わり』による“崩落”で、他の並行世界が滅びるって事だね・・・!】← ダ・ヴィンチちゃん「そう。そこで見て欲しいのがこの写真だ。」ゴソゴソゴソ・・・シュル・・・(紙の巻物を取り出していく) クルクルクルクルクルゥゥ〜〜・・・(その巻物を広げていくダ・ヴィンチちゃん) アルトリア「これって・・・・アルトさんたちがウェスバニーで見つけたという、エインセルの予言のアナザーページ!どうしてこのようなモノが・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「飛電或人くんの秘書のイズに頼んで完璧に模写させて貰ったんだ。このような壁画と同じようなモノが他の所でも見つかって、それらと見比べられるようにね?」 ダ・ヴィンチちゃん「それで君たちに見せているのは、そのアナザーページの3つ目の壁画の所なのだが・・・」 ジィィィ〜〜・・・(3つ目の壁画の絵を見つめていくダ・ヴィンチたち) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/488
489: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/28(金) 08:26:14.21 ID:THgH2uvO0 エインセルの予言・アナザーページ:3つ目、半分白く、半分黒く染まっている妖精の身体が真っ二つに割れ、その横に2人ずつの人物が描かれているシーン ダ・ヴィンチちゃん「140年前に『影の厄災』が起こったウェスバニーにて、当時の鏡の氏族長・エインセルが、予言のアナザーページとして洞窟に封印したこの壁画。」 ダ・ヴィンチちゃん「基本的に妖精國に残されている伝承は『鏡の氏族』が残した予言なんだ。だからこの壁画も、起こりえる未来を語った『予言』の可能性が高い。」 ダ・ヴィンチちゃん「1つ目と2つ目の壁画で何かに取り憑かれ、半分が白で半分が黒に染まった・・6氏族とは異なる動きをしていた妖精が、この壁画の真ん中で真っ二つに割れてしまい、」 ダ・ヴィンチちゃん「その割れた2つに存在する2人の存在が描かれたこの壁画。そこから私の方で考察してわかることがあるとすれば・・」 ダ・ヴィンチちゃん「右側の黒い部分の妖精の片割れにいる2人が『闇の氏族』であり、左側の白い部分の妖精の片割れにいる2人が『光の氏族』。」 ダ・ヴィンチちゃん「これらの2つの存在はおそらく、2つに半分割れた妖精の身体を糧に生まれた存在であり、この2つの氏族の2人の内にいる1人こそ・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「・・“それぞれの氏族の降臨者(フォーリナー)”をこの妖精國に呼び込んだ、『光の氏族の召喚者』と『闇の氏族の召喚者』であると言う事をね。」 【光と闇の召喚者・・・・】 【(あの片割れから生まれた者の中に、アルトさんを召喚させた者が・・・)】← アルトリア「ええ。藤丸くん、あなたはさっき、妖精騎士アグラヴェインが嘘として言ってた『星の終わり』による“崩落”で、他の並行世界が滅びるって事を言っていたようなんですけど・・」 アルトリア「実際に思うに、アルトさんや妖精騎士アグラヴェインを『現実世界』から召喚し、その2人に3つの力を授けて妖精國に解き放った要因と言うのは・・・・」 アルトリア「この2つに割れた妖精の片割れから生まれた『光の氏族』と『闇の氏族』の2人の内の1人である、彼らを召喚した『召喚者』であり・・」 アルトリア「その『召喚者』の中の1人こそ、『星の終わり』による“崩落”で、他の並行世界が滅びる事を企んでいるって言う事ですよね?」 【!。言われてみればそうだった・・・】 ダ・ヴィンチちゃん「確かにアルトリアの言っている事は間違いないね・・。ごめん、こっちの解釈が間違っていたわね・・。」 ダ・ヴィンチちゃん「・・でもこれだけは1つ確信があるとすれば、この壁画に描かれている文字・・・確かハベトロットが多少は読めると言っていたのだけど・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「・・・あの時は周りにアルトたちなど、人が多く集まっていたから黙っていたのだけど・・・この壁画の文字とエインセルが書き残したというメッセージ・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「妖精語じゃないから、妖精國の妖精たちはわからないんだろうけど・・・・これは紛れもなく、汎人類史における現代のローマ字だと思うんだよね。」 アルトリア「ローマ字ですか・・・確かにこれ、ティンタジェルにいた時に見た本の文字によく似ていますが・・なんかこう・・複雑で読みづらいというか・・」 ダ・ヴィンチちゃん「そう。私もこの壁画の文字を最初に見た時、私の美意識が緊急パージし掛かるほどにローマ字を読む並びが下手すぎたのだけど・・」 ダ・ヴィンチちゃん「おそらくこれは――――これを残した者が、あえてアルトや妖精騎士アグラヴェインのような『現実世界』から来た者にしか、読めないように書いたモノだと推測しているわ。」 アルトリア「!」 【じゃあ、読めないわけじゃないんだね?】 ダ・ヴィンチちゃん「もちろん。文字の方はあとでゆっくり解読しないとわからない程の並びなんだけど、それともう一つ見て欲しいモノがあるんだ。」 シュルゥゥ〜〜、クルクルクルクルクルゥゥ〜〜・・・(広げていた巻物を片付けて、次の巻物を広げていくダ・ヴィンチちゃん) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/489
490: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/28(金) 23:59:08.74 ID:THgH2uvO0 エインセルの予言・アナザーページ:4つ目、7人の花嫁の姿とした者がハート型の物(純恋愛の宝石)を持ち、そのハート型のくぼみを持つ剣を上に掲げる1人の男のシーン ダ・ヴィンチちゃん「この壁画に描かれているハート型の物とそれを手にしている花嫁姿の女性とも言える存在。そしてそのハート型のくぼみを持つ剣を上に掲げる1人の男の姿。」 ダ・ヴィンチちゃん「さっきも言ったようにこれらの壁画が全て『鏡の氏族』によって描かれた、遙か未来に起こりえるエインセルのもう一つの『予言』だとすれば・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「これらに描かれた壁画は正に・・『光の氏族の降臨者』が辿るか、それを辿るべき未来の出来事である可能性が高い。」 ダ・ヴィンチちゃん「それを確証させるモノが7つ存在すると言われている『純恋愛の宝石』と、それらを身に付けている7人の花嫁の存在だ。」 アルトリア「!?。それってまさか・・その『純恋愛の宝石』を持った7人の花嫁というのはバゲ・・・バーゲストとメリュジーヌ、ヴァージェとコーラルさんにノクナレア・・・」 アルトリア「そしてハート型のくぼみを持つ剣を掲げた一人の男こそが・・・・」 【・・・アルト・オルラント】← 【現実世界から来た、光の氏族の降臨者・・・】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ところ変わり、ロンディニウム:誰もいない倉庫(透明化&防音対策あり)では・・・ トロォォ〜〜♡(それぞれの妻のオマンコから精液がたれ出ている) メリュジーヌ、バーゲスト「スゥ・・スゥ・・・スゥ・・スゥ・・・」アルトの隣同士、裸で寄り添って寝ている コーラル「スゥ・・スゥ・・・スゥ・・スゥ・・・」アドニスの隣、裸で寄り添って寝ている アルト「フゥゥ・・・・・」隣で寝ているバーゲストとメリュジーヌを見てて・・ アドニス「フフフッ・・・・・」隣で寝ているコーラルを見てて・・・・ ダヴィンチちゃん(ナレーション)「壁画に描かれているハート型の物が『純恋愛の宝石』であり、剣を持った男がアルトくんだとすれば、壁画に描かれている花嫁というのは・・・・」 ダヴィンチちゃん(ナレーション)「現状のところ判明している人物として・・バーゲスト、メリュジーヌ、ヴァージェ、ノクナレア、コーラルの5人であり、残り二人は未だに候補者は見つかっていない。」 ダ・ヴィンチちゃん(ナレーション)「それにノクナレアとコーラルの2人にはそれぞれアルトとは違う別の旦那さんと結婚していて、これらの事を推測するとすれば・・」 ダ・ヴィンチちゃん(ナレーション)「『純恋愛の宝石』を持つ花嫁とセットで付いている金の腕輪を持つ旦那さんと結婚する際に行なう儀式を行なう事で・・・」 ダ・ヴィンチちゃん(ナレーション)「アルトたちさえも知らない『純恋愛の宝石』の隠された力が解放されていき、それらの力が、あのハート型のくぼみの剣に関係する何かを集めているんじゃないかと・・・。」 【何かを集めているって・・・?】← 【(『純恋愛の宝石』にそんな力があるのか・・・?)】 ダ・ヴィンチちゃん(ナレーション)「ええ。その何かをというのは現時点では不明だ。単に花嫁や夫から魔力をため込んでいるのか、或いは別の何かなのか・・・。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ところ変わり、ロンディニウム:深夜の大広間では・・・・ ダ・ヴィンチちゃん「とにかく、アルト君と妖精騎士アグラヴェインが持つ3つの力も含めて、彼らの存在はこの異聞世界や『汎人類史』にとっても、世界の神秘的にはあってはならない存在と言ってもいい。」 ダ・ヴィンチちゃん「アルト君に対しては今のところ、このまま警戒するにあたってはひとまず保留にしておくとして、妖精騎士アグラヴェインは必ずしも倒す必要があるのは確実と言ってもいい。」 ダ・ヴィンチちゃん「それにむしろ、この話をするのにアルトたちが居なかったのが幸いだ。もしこのような話をアルトたちが聞いていれば、必ず何処かで戦線での信頼関係に支障が起きる可能性が高いからね・・。」 ダ・ヴィンチちゃん「この話の真相がハッキリするまでは、この話の事は私と藤丸くん、そしてアルトリアだけの秘密にして貰えるかな?」 【う、うん・・・わかった・・。】 【(今の状況を考えたら、そうするしかないね・・)】← アルトリア「・・・・・・・・・・・」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/490
491: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/29(土) 22:58:55.43 ID:2olsYNRt0 アルトリア「・・・・!。ダ・ヴィンチちゃん、そのエインセルの予言のアナザーページの壁画は全部で4つ、アルトたちの手でウェスバニーで発見され、それをゾックス達の手で持ってきたんですよね?」 アルトリア「壁画にはそれぞれ1つずつのストーリーが描かれてあって、壁画に掘られた文字も含めて、これらが『現実世界』から召喚されたアルトさんと妖精騎士アグラヴェインに伝える為のモノであり・・」 アルトリア「もしこれらの壁画が当時の妖精暦の鏡の氏族の手によって描かれた壁画だとすれば、この壁画の絵の風景からして・・・」 アルトリア「1つ、『6つの氏族とは異なる・・7人目の妖精が存在している』事。2つ、『その妖精が何かに取り憑かれて、その妖精の心に光と闇が生まれた』事。」 アルトリア「3つ、『その妖精が何らかの形で身体が真っ二つに割れてしまい、そこから『光の氏族』と『闇の氏族』の妖精が2翅ずつ誕生した。』事。」 アルトリア「そして4つ、『『光の氏族の降臨者』である現実世界から召喚されたアルトさんが辿ると思われる未来』と思しき事が描かれており、これら全てが同じウェスバニーの洞窟で発見されたのですが・・」 アルトリア「この4つの壁画の内容からして、私にはどうも物足りないモノがあるとしか思えなくて・・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「――――!?」何かに気づく 【『闇の氏族』の方の予言が・・・・】 【妖精騎士アグラヴェインが辿る未来が無い!】← ダ・ヴィンチちゃん「言われてみれば確かにそうだ。もしこれらが妖精暦の鏡の氏族が描いた予言であり、現実世界から召喚されたそれぞれの氏族の降臨者のために書かれたモノだとしても・・」 ダ・ヴィンチちゃん「その予言がアルト達の為だけに描かれたモノにしては話のバランスが悪いと言ってもいい。『光の氏族の降臨者』として呼び出されたアルトくんの為の壁画だとしたとしても・・」 ダ・ヴィンチちゃん「その彼と敵対関係となる『闇の氏族の降臨者』・・妖精騎士アグラヴェインが辿るかもしれない未来が描かれた壁画があってもおかしくはないはずだ。」 アルトリア「はい。最初にアルトさんがウェスバニーで見つけ、アドニスさんとゾックスさんが移送して持ってきた時、アナザーページの壁画の数は全部で4つあったと聞いていましたが・・」 アルトリア「もし仮にウェスバニーの洞窟の壁に描かれた壁画がその『闇の氏族の降臨者』の未来を描いた壁画も合わせて“5つ”あったとして、アルトさんたちが見つけた壁画が4つしか見つからなかったとしたら・・」 ダ・ヴィンチちゃん「ああ。今のところ、その事で考えられるとすれば、5つ目のエインセルの予言のアナザーページ・・・“『闇の氏族の降臨者』・妖精騎士アグラヴェインの為の壁画”の存在は・・」 ダ・ヴィンチちゃん「アルトたちがウェスバニーで倒した妖精亡主・シモンがまだ健在のウェスバニーで誰かがどのような方法で、妖精亡主に見つからずに壁画の前に向かっていき・・」 ダ・ヴィンチちゃん「その壁画をどのような方法で破壊したか、或いは・・・その壁画を何処かへ持ち去った可能性があると見て、間違いないと見受けられるわね。」 アルトリア「はい・・・。」 【それで間違いないと思う・・・】 【(もしこのような事が出来る者が妖精國にいるとすれば・・・)】← アルトリア「・・・・・・・」黙ってカルデアのマスターの事を見ている ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― アルト夫妻とアドニス夫妻が無人の倉庫内で誰も知られずに性行為をしている裏で、ダ・ヴィンチちゃんとアルトリア、カルデアのマスターの3人は大広間にて・・・ ダ・ヴィンチちゃんはアルトが持つ『ヒール』の力の副作用と、妖精騎士アグラヴェインが持つスチール(奪取)の力と『誰かに力を付与させる力』の2つの力により、 ブリテン異聞世界である妖精國ブリテンと『汎人類史』の神秘と世界が、その2人の力による干渉によってそれぞれの世界の近郊が崩れかねない事態を招くことを忌諱しており、 その他、ウェスバニーで見つかったエインセルの予言のアナザーページの意味とその中で消えたと思える5つ目とも言える『闇の氏族の降臨者』の未来を描いた壁画の存在を話していき、 ダ・ヴィンチちゃんは、ブリテン異聞世界と汎人類史の両方の神秘と世界の均衡を崩しかねないと思えるアルトと妖精騎士アグラヴェインの存在を忌諱しつつも、 このような上記の話は一旦、ダ・ヴィンチちゃんとアルトリアとカルデアのマスターの3人による秘密として黙秘する事を3人の中で話の内容はこれにて締結するのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/491
492: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/30(日) 22:05:06.78 ID:GYQKD+9J0 同じ頃、マンチェスター:アグラヴェイン邸では・・・ カキカキカキカキ、スラスラスラスラ・・・・(何かを描いていく妖精騎士アグラヴェイン) ベリル「・・・・そうかい。お前さんの古参の部下であったブルーナが死に、モルガンはアルトからの挑発の答えとして、女王軍の援軍の数を2倍の数に増やし・・・」 ベリル「お前さんたち『イレギュラーズ』は女王軍の兵の指揮権をしばらく禁じられ、ウッドワス公からもロンディニウムでの戦いへの参加を断固拒否された。」 ベリル「レオンゴンはウッドワス軍の戦力から外され、お前さんはモルガンから妖精騎士モードレッドと共にウッドワス公軍への介入はするなと言われてしまい・・」 ベリル「んでっ、何もやることがなくなったお前さんは失態続きの責任と反省により、事実上の謹慎ついでにお前さんが領主としているこのマンチェスターで暇を持て余しているって事なんだな?」 妖精騎士アグラヴェイン「ええそうよ。それであなたはそんな状況の中でどう動くのかしら?妖精騎士モードレッドが護衛にいるとはいえ、ロンディニウムの戦いにモードレッドは参加させられないわよ?」 ベリル「ああ、わかっているさ。オレからはモルガンに何も言われていないが、これらの状況に関して、オレはオレなりに動いていくさ。」 ベリル「オレにとって、今回の主菜(メイン)は藤丸立香であり、ウッドワスと円卓軍、境界なき勇士団との戦いに興味は―――――」 妖精騎士アグラヴェイン「―――ロンディニウムにぺぺロン伯爵と名乗る人物やボガードがいたとしても?」 ベリル「――!」それに反応する ベリル「おいおいマジかよ!ロンディニウムにぺぺロンチーノが来てるって言うのか!危なかった・・・危うく、忍び込んで地雷踏むところだった。」 ベリル「恩に着るぜ、アグラヴェイン卿。おかげでオレはペペロンチーノに返り討ちにあって殺されるところだった。今のところはロンディニウムに近寄ることは辞めにしておこう。」 ベリル「なに。この先チャンスはいくらでもあるさ。お前さんが事実上の謹慎中の中で暇を持て余し、その漫画本などの創作活動していくようにな。」 妖精騎士アグラヴェイン「そう・・・それなら良いわよ・・。」カキカキカキカキ・・・(漫画の絵を描いていく) コンッ、ノシィィ・・・(ビールの杯を置き、イスから立ち上がるベリル) ベリル「さてと・・・お前さんの事実上謹慎とブルーナの死への献杯の為に来たが、お前さんのその様子じゃ、お前さんはさっきの事にはどうも気にしていないらしいな。」 ベリル「まぁ、こっちでメシぐらいはご馳走になったんだ。メシの礼として、次会うときはオレの方から奢ってやるからよぉ。」 妖精騎士アグラヴェイン「野営地へ帰るのね。いま私が送ってあげるから、ちょっとそこを動かないでくれないかしら?」カタッ・・(ペンを机に置きながら・・) ベリル「送るって・・・お前さんがいつもやっているテレポーテーションの力でか?ならありがたくさせてもらうよ。」 ベリル「しかしお前さんが使う『転移』と『転送』の力、オレがいた汎人類史じゃあお目にかかれないシロモノだよなぁ〜。」 ベリル「他に使える者がいたとすれば、それは時代に置いて行かれた『魔女』ぐらいだ。この妖精國ブリテンを支配する妖精妃モルガンのように敬愛に値するように。」 ベリル「妖精どもはモルガンの恐ろしさの本質が分かっていない。心の中じゃ『妖精のクセに魔術を使わないと秘蹟をなせない成り上がり者』と笑っているがな。」 ベリル「オレに言わせりゃ全く逆だ。『妖精の上に魔術まで使う反則級の怪物』だよ。親基の鏡といくつもの子鏡を繋いで行なう、次元接続そのものと言える転移(シフト)。」 ベリル「キャメロットの正門に備え付けられた12門の“最果ての槍”。ブリテン島と『歪みの岬』を覆い、並行世界から来た戦士(ヒーロー)たちを逃がさない『塔』。」 ベリル「マーリンを封じた『庭』。3年前のアルトとレディ・スピンネルを石に変えたという『蛇の眼の飾り(ストーン・オブ・アイズ)』。」 ベリル「おまけに、カルデアでも為しえていない、「棺」なしでのレイシフト!まさかあれで『厄災』を大昔にスッ飛ばして、負債を“過去”に押しつけていたとはなぁ!」 ベリル「いや、これもうアイツ一人で充分でしょ!お前さんや異端の亜鈴を持ったイレギュラーズの妖精たちまでいたら過剰戦力ってもんだ!」 妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・・・・・」黙って聞いている http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/492
493: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/01(月) 22:51:44.43 ID:IfAUcaW90 ベリル「だが、お前さんの場合はモルガンが使う魔術とは全く持って次元が違うモノだと言ってもいい。お前さんが使うテレポーテーションや夢の砂の力のようにな。」 ベリル「お前さんが使う『転移』はモルガンの魔術とは違い、お前さんが念じて言葉に出すだけで『合わせ鏡』も使わずに行きたい場所に自由自在に行けちゃうし、」 ベリル「夢の砂で相手を眠らせて、その相手を操って思うように行動させたり・・・念力で色んな物を自由自在に浮かせて猛威を振るわせたりしちゃっているからなぁ。」 ベリル「しかもアレだ。お前さんが『歪みの岬』に行き来してくる度にお前さんの力の種類はドンドン増えていき、その力はどれもオレが知る魔術を遙かに超えるモノ揃いだと言ってもいい。」 ベリル「それにお前さんが『歪みの岬』から帰ってくる度に、新たに生まれた『夢の氏族』の妖精をマンチェスターに連れてきているんじゃ、もはやここマンチェスターは――」 ベリル「――この妖精國で単一国家を成しているエディンバラやグロスターと同じような『国』を作っているように思えるかもなぁ〜?」笑っている 妖精騎士アグラヴェイン「そう・・・あなたがそう評価するのならそれで良いわ。私が作るこの街は完璧といって他ならないわ。」 ベリル「しかしなんだろうな・・・お前さんが持つ数多くの力は、この妖精國でも汎人類史にもまるで存在しないと言っても良いぐらいに凄いんだけど・・・」 ベリル「その力さえあれば、お前さんは妖精妃モルガンを倒し、モルガンに変わって妖精國を支配できるというのに・・なぜお前さんはそうせずに、妖精騎士の業務をいつまで全うするつもりなんだい?」 ベリル「お前さんなら、妖精國全体の妖精たちをまとめ上げ、このブリテンをお前の手で統治が出来る機会が手に入るというのに・・何故お前さんはそれをしないというのかい?」 妖精騎士アグラヴェイン「・・・まだその時ではないのよ。あなたが言う『妖精の上に魔術まで使う反則級の怪物』と称す・・妖精妃モルガンを倒す為には、私の力はまだ足りないのよ。」 妖精騎士アグラヴェイン「私が思うに・・・この妖精國を2000年もその手で統治し、令呪で妖精たちの魔力を『存在税』として取り上げていると言うのであれば、彼女が持つ魔力量の多さは尋常じゃないと私は思うわ・・。」 ベリル「はぁ?確かにお前さんが言った通り、キャメロットには数多くの妖精から『存在税』として徴収してきた魔力が大海みたいな感じで溜まっていると聞いているのだが・・」 ベリル「3年間の間、休暇がくる度に毎度毎度『歪みの岬』を行き来し、妖精國にも汎人類史にも存在しない色んな力を手にし、色んな『夢の氏族』の妖精たちを連れてきて、 ベリル「それらを自身の領地の住民や兵士にしてしまうというのに、これでもモルガンを倒すにはまだ足りないと言うのかい?ホント、その几帳面な性格をしていて、なんかとても欲張りみたいだよなぁ〜?」 ベリル「いやそれともなんだ・・・お前さんがモルガンを倒すには力も魔力も足りないと言うには、なにかお前さんの中で考える理由があると言うのかい?」 ベリル「お前さんが思うに・・・お前さんの中でモルガンを倒す為の力を手にするには、ある程度の“条件”を満たさなきゃならないというのかい?例えば、あの絵の光景のような・・」 妖精騎士アグラヴェイン「!。―――――」クイッ・・(後ろを振り返る) ズラァァ〜・・・・(とある壁画が飾られている) 妖精騎士アグラヴェイン「・・・・“アレ”は私が3年も昔に描いた壁岩の落書きよ。私がモルガンを倒す力が足りない事とは関係ないわ。」 ベリル「そうかい?オレにとっては、そこの絵とお前さんには何か関係ありそうな気がすると思っているんだけどなぁ〜・・?」 ベリル「聞いたところじゃ、この壁画の絵はロンディニウムにも同じような感じの壁画があるって噂で聞いているのだが、その壁画がなんというか・・・」 ベリル「『光の氏族』と『闇の氏族』の妖精だかなんかと、『純恋愛の宝石』とか何かが描かれた壁画が、あの『影の厄災』で滅びたウェスバニーから持ってきたらしくねぇ・・」 ベリル「しかもその壁画がなんと!あの鏡の氏族長だったエインセルのアナザーページであり、それらを証明する鏡の氏族の紋章とサイン入りだから、それらは事実と言ってもおかしくないんだよなぁ?」 妖精騎士アグラヴェイン「――!。なんですって・・・?」 ベリル「なぁアグラヴェイン卿?ここらで言うのもなんだが、お前さんはアルト・オルラント・・・三澤亮太とはどんな関係なんだい?あいつとはシェフィールドで殺し合ったと聞いているのだけど・・」 ベリル「オレにはお前さんとアルトの関係はただ敵対するだけの関係とはどうも思えねぇんだよなぁ〜・・。お前さんとアルトの奴が活動を開始した時期と比べてみてもなぁ?」 ベリル「それに噂の聞きようじゃ、アルトの奴が元いた世界では並行世界のヒーローたちが架空の物語として語り継がれていて、お前さんもまた、それらの架空の物語を題材にこのような漫画を描いているってなぁ?」 ベリル「ハハハッ、いくらお前さんが他の妖精たちとは偏差値が違いすぎるとはいえ、こんな模倣とは思えないほどの独自の文化をマンチェスターやネオ・ニュー・ダーリントンで発展していちゃあ・・」 ベリル「お前さんがまるで、アルト・オルラントと同じ『別世界から来た降臨者(フォーリナー)』なんじゃないかと思うんだよねぇ〜〜?」ニヤニヤww(怪しく笑う) 妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・・」キリキリキリィィ〜〜・・(身体が武者震いしていく) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/493
494: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/02(火) 23:42:23.04 ID:9N9w8rDv0 ベリル「なぁ教えてくれよぉアグラヴェイン卿?お前さんは一体、アルト・オルラントとは戦地で殺し合った事とは別に、お前さんとアルトの中でどんな関係だったのかぁ〜?」 ベリル「彼とは家族か?友達か?同じ会社の同僚か?商売敵か?恋人か?・・・・はたまた同じベットの上でアルトの妻と同じような・・妖精と人間との性的な肉体関係なのか・・?」 ベリル「オレに言わせれば、お前さんとアルトの中は後者の関係であって・・・お前さんとアルトの二人、あの妖精妻の3人と同じような形でお互いの生殖器を何度も何度も入れていって―――」 妖精騎士アグラヴェイン「――!?。うるさい!!そんなわけないわ!!さっさと帰れ、ベリル・ガット!!」ギィィィン!(怒鳴り散らしながら) バシュゥゥ〜ン!パァァァ!!(ベリルの周りに灰色の砂が纏わり付き、真下には魔法陣が展開される) ベリル「お、おい!?」ザラザラァァ〜〜!!(身体に灰色の砂が纏わり付きながら・・) キィィン、ギュゥゥゥーーン!!(魔法陣と共にその場からワープして消え去るベリル・ガット) 妖精騎士アグラヴェイン「ハァ・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・・」ハァ・・ハァ・・ハァ・・(息を整えていく) 妖精騎士アグラヴェイン「・・全く、彼(ベリル・ガット)をここへ連れて来るんじゃなかったわ。あいつ、あと少しで私が彼(アルト)と同じ“『現実世界』から来た人間”だと気づき始めていた・・・」 妖精騎士アグラヴェイン「彼は殺しが好きなだけの殺人者と思っていたが・・彼もまた、FGOの2部ストーリーの役目を担う『クリプタ―』の一人なのは間違いない・・」 妖精騎士アグラヴェイン「彼のその知恵でギリシャ異聞帯を担当していたキリシュタリアを騙して致命傷を負わせ、オリュンポスの空想樹も破壊しているのだから、それに関しては侮れないわ・・。」 妖精騎士アグラヴェイン「本当ならば今ここで殺しておきたかったのだけど・・彼はあれでもモルガンのマスター・・・いま殺してしまえば、返ってモルガンに怪しまれることになる・・」 妖精騎士アグラヴェイン「とりあえず彼には野営地への転移と同時に『忘却』の力を施し、さっきまでの話を忘れさせて送り返したのだが、うまくいっていれば良いのだが・・・」心配そうにしている 妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・・」ジィィ〜・・(壁画の絵を見ていく) 妖精騎士アグラヴェイン「(私に纏わり付いていた■■■■■■をウェスバニーで始末した際に見つけた・・“エインセルの予言のアナザーページ”・・)」 妖精騎士アグラヴェイン「(これに描かれているこの風景・・・間違いなくこれは私のあの『力』を発動している風景に似ているわ。特に壁画の中央に描かれている人物が・・・)」ジィィ〜・・(絵のある部分を見てて・・) 妖精騎士アグラヴェイン「(いったい・・・妖精騎士モードレッドが生まれたというウェスバニーにあったこの絵はいったい何だというのかしら?私とどう関係しているのかしら?)」 妖精騎士アグラヴェイン「(そしていったい誰が・・何処の妖精が描いた壁画だというのかしら?いったい何処の『鏡の氏族』の妖精が・・この私が『闇の氏族の降臨者』だと気づいて描いたのかしら・・?)」 妖精騎士アグラヴェイン「・・まぁ良いわ。どのみちこれらがエインセルの予言のアナザーページと言うのなれば、私と亮太くんがこの妖精國に召喚される事を鏡の氏族の妖精たちは知っていたと言う事になるわね?」 妖精騎士アグラヴェイン「妖精騎士モードレッドは『鏡の氏族』には関わるなと言っていたが、このような予言を残すと言うのであれば、『鏡の氏族』の妖精たちはそれ程の有能な能力を持っていたと言う事になるわね。」 妖精騎士アグラヴェイン「6年前・・・オーロラがメリュジーヌを使って氏族たちを丸ごと抹殺させた理由が付くわね?“未来を見通す力”さえあれば、他の誰よりも先のことを出来るのだからね。」 妖精騎士アグラヴェイン「まぁどっちにしても、これらの壁画の絵の風景が『闇の氏族』と『光の氏族』の行く末を描いているとしたら、それらが成される未来は2つに1つ・・・」 スルゥゥ〜〜・・・(壁画にそっと手を触れていく妖精騎士アグラヴェイン) 妖精騎士アグラヴェイン「私が成す『闇の氏族』の未来か、亮太くんが成す『光の氏族』の未来か・・・・・」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ダ・ヴィンチちゃんたちがロンディニウムで光と闇の氏族に関する壁画とアルトと妖精騎士アグラヴェインの2人の力に対する危機感を話し合っている頃・・・ 妖精騎士アグラヴェインが統治するマンチェスターでは、妖精騎士アグラヴェインとベリル・ガットがとある事情のことでブルーナへの献杯ついでに会話しており、 ベリルが妖精騎士アグラヴェインに対してからかっている事に彼女は嫌気がさし、ベリルの記憶を妖精騎士アグラヴェインの持つ力で消しつつ、テレポーテーションの力で強制帰還させていき・・ 妖精騎士アグラヴェインがいるある部屋に飾られた・・『光の氏族』と『闇の氏族』に関係していると言われる壁画に描かれた風景を観察しつつ、 妖精騎士アグラヴェインはその壁画の内容に興味を持ちつつ、壁画に描かれている未来の行く末への期待を寄せていたのであった・・。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/494
495: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/03(水) 07:54:09.87 ID:UX4AwbzQ0 第42節:ロンディニウム爆裂防衛大作戦! ―――――――――――――――――――――――― 夜明け前・・・・ロンディニウム:東門付近にて・・・・ パーシヴァル「――それでは行ってまいります。アルトさん、イズさん、それに皆さま方・・・どうか健闘を祈ります。」 アルト「ああ、パーシヴァルたちもな。次に会うときは共に戦場でウッドワスを倒す為にな?」 メリュジーヌ「ええ。必ず追いついてくるから、この戦い・・・みんな生きて勝利しようね!」 アルト「ああ!」頷く ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ・・・・・(パーシヴァルと強襲部隊がロンディニウムから出立していく) ズゴォォ〜〜・・ビュゥゥ〜〜ン!(クロコダイオーが飛電或人たちを乗せて出立していく) アルト、イズ、武蔵、ハルキ「――――――――――」手を振ってお見送りをしていく イズ「―――さて、アルトさん。この兵器を作った事にあたり、急いでこれらを夜明け前に設置する必要があります。手伝って貰いませんでしょうか?」 イズ「事は一刻を称します。あなた様がこれらを作りたいと望んだ以上、これらの配置のあなたの手で行なうのは必然事項かと・・・」 アルト「ああそのつもりだ。すぐにでも事を進める必要があるからな。牙の氏族は戦の支度が早いと言われている以上はな。」 ハルキ「はい。・・・でも、本当にこれらの兵器でウッドワスの軍勢を倒す事が出来るのでしょうか?万が一、これらが味方にも当たるようなことがあったらと思うと・・」 イズ「その事態が起こらぬよう、こうして昨日から多忙の中で準備を進めてきたのですので。では、皆さま方もお願いします。」ジャキンッ。(スコップを用意する) 海東大樹「そうだね。それじゃあ、さっさとやることはやっていきますか。」カチャ、シュッ!(腰のバックルからカードを2枚取り出す) アルト「ああ。―――ヒール(身体強化)!」キィィン!(自身の身体を強化する) タッ、タッ、タッ、タッ、サッ、サッ、サッ、サッ、サッ、サッ。(何かの兵器を地面に植えていくアルトたち) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウムの出来事から一夜明け、まだ夜空が少し輝く、ウッドワス軍との決戦の日となる夜明けの前・・・ パーシヴァルたち率いる『円卓軍』強襲部隊は予定通りにロンディニウムから出立し、強襲部隊に加わったヒーローたちもまた、ゾックスが操るクロコダイオーに乗って出立した。 そしてそれらの部隊が出立するのを見届けたアルトたちは、イズに渡されたスコップを片手に作業を開始していき、 ロンディニウムの周辺近くの平原に数多くの“とある兵器”を地面に埋め、ウッドワス軍との決戦に備えて事を進めていくのであった・・ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 翌朝・・・ロンディニウム:大広間にて・・・ ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ・・・・・・(多くの兵士たちが広場で食事をしている) ハベトロット「へえ。兵士たちが揃って広場で食事とは、いかにも合戦前って感じじゃんか。藤丸たちも揃っているし。出番、まだ先じゃなかったっけ?」 月読調「うん。そうなんだけど、わたしたちだけ来賓室で休んでいるのもどうかなと思って。」 月読調「夜明け前、アルトさんたちがパーシヴァルたちを見送った後に何か穴掘りの作業をしていましたので、その人たちを優先して休ませようかなって。」 立花響「そうそう。あっ、ハベニャンもこのジャムパン食べる?このジャムパン、なかなか甘くて美味しいよ?」 ハベトロット「んー、何か胸焼けがするからいいや。セツノ、そのジャムパン貰ってきたら?もっと食べて合戦に備えて体力を付けないとね?」 セツノ「うん。ありがとうハベニャン。」タッタッタッ・・・(ジャムパンを取りに行く) 【元気そうだね。セツノたちも、ハベニャンも・・】 【そういえば・・・・オベロンは?】← http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/495
496: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/03(水) 09:19:30.27 ID:UX4AwbzQ0 ハベトロット「あっ、なんか1人足りないと思ったらオベロンか。ちょっとそこのめちゃくちゃ眠そな顔をしている村正。オベロンはどうしたんだ?」 千子村正「ん?・・・・・ああ、オベロンか。そういや見えねえな?昨夜から慣れねえ野暮用で工房にいたからな・・・・」 千子村正「でもまあ、オベロンが飛び回ってるのはいつもの事だ。ロンディニウムにゃあ女っ気がねぇからなぁ。」 千子村正「あいつの事だ。こっそり他の街にでも出向いて、あいつが抱えている借金を肩代わりできる鴨を探し回っているんじゃないのか?」 アルトリア「・・・・うーん。だらしのない村正じゃあるまいし、そんなコトはない、と言えないのが辛いところだね・・・・」困り顔 オベロン「うーん。確かに僕が抱えている借金の事も気にしているけどそうじゃない。僕が気にしているのは未だに行方が分からない響たちの仲間の事なんだが・・・」 ハベトロット「なんだ、オベロンいるじゃん。ちゃーす!」あいさつをする セツノ「おはよう、オベロン。」 オベロン「はい、みんなおはよう。ハベトロットとセツノは純粋でたいへん結構。そこのふたりみたいに、ことあるごとに他人の借金事情を話題にするオトナにならないようにね。」 千子村正「そりゃ悪かったな。お前さんも普段の行いには気をつけてな。」 オベロン「僕はいいのさ、もともと演劇で有名になった妖精だからね。老若男女、物語を愛する人々に夢を売るのが仕事なんだ。そうだろ、藤丸立香?」 【まあ、そうかも】 【物語を愛する人々って、たとえば?】 【それよりも響たちの仲間の事って?】← オベロン「あっ、そっちの話ね・・。僕もブランカや知人の妖精たちに話を聞いて細かいところまで探しているのだけど・・・」 オベロン「イレギュラーズの誰かに囚われているマシュやヴァージェはともかく、介人たち『ゼンカイジャー』の仲間である『マジーヌ』と『ブルーン』。響ちゃんたちの仲間である『風鳴翼』。」 オベロン「彼らもまた、『秘密の予言の子』や『絶唱の予言の子』と呼ばれているのだけど、彼女たちがこの妖精國の何処かに迷い込んでいる情報が未だに見つからないんだ・・・」 オベロン「それに今は女王軍との戦争中であって、探したくても他の事で手一杯になる事が多いからね・・本当に残念なことなんだけどね・・・」 立花響「・・・・・・・・・・」心配している オベロン「あっ、でも気にしないでくれ!ウッドワス軍との決着が付けば、僕の方も視野を広げて翼たちの事を探してあげるからさ。」 オベロン「響ちゃんたちや介人くんたちが、翼やマジーヌたちと再会する展開は必ず訪れる。それこそ君たちの物語だからね?」 立花響「・・・うん、どうかよろしくお願いいたします。オベロンさん。」 アルトリア「・・・響ちゃん・・・」 【(心配する気持ちはこっちも分かるよ・・)】 【(マシュ、いったい何処に囚われているんだ・・・)】← ―――――――――――――――――――――――――――――― 藤丸立香(男)が心配している人物(マシュ) https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/must-ard/20210722/20210722153001.jpg http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/496
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