【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (632レス)
【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/
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150: 以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage] 2022/08/30(火) 03:02:29.75 ID:BDKi+3c60 VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/150
151: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/08/30(火) 22:34:17.73 ID:k2VqUPUh0 ノリッジ:金庫城の屋上 鐘撞き堂の前では・・・ ゴォォーーン!ゴォォーーン!ゴォォーーン!ゴォォーーン!ゴォォォォン・・・・・(巡礼の鐘が鳴り終わる) アルトリア「・・・・・・・・・・」黙って立ち尽くしている アルト「・・これが、エインセルの予言にあった『巡礼の鐘』の音色というものか・・。」鐘の音に関心を持つ バーゲスト「ええ。私もこのような鐘の音を聞いたのは初めてなのですが・・・これはなんというか・・・」 メリュジーヌ「バーゲストも感じたか・・。今の鐘の音・・・まるで・・・」 【ついに鐘が・・・・って、】 パァァァーーー!!(アルトリアの身体が光り輝く) 【アルトリア・・・・!?】 アルトリア「え?ええええ、なにこれ、わたし光ってる!?すっごく光ってるーーー!?」ピカピカァァーー!!(光っている自身に驚いている) オベロン「水だ、水を持ってくるんだ!これは熱い、間違いなく燃えているぞ!ダ・ヴィンチ、セツノちゃん、急速冷凍とかできないかな?」 ダ・ヴィンチちゃん「大人の私ならできるけど、今は無理〜!」パニクっている セツノ「ほーい!セツノ・・いつでも出来るよぉ〜?」カチコチィィ〜・・(両手に氷を纏わせていく) スズカ「オベロンさん、ダ・ヴィンチちゃん、セツノ!!そういう意味じゃないかぁ〜〜!?」アタフタ・・(3人のボケに困惑している) ゼンカイザー「アワワワァ〜!?大火事ゼンカイ!消火ゼンカーイ!!」慌ててる 立花響「フエェェェ〜!?アルトリアさん、どうなっちゃうのですかぁ!?」 スズカ「だからぁぁ〜〜〜!!」アタフタ・・(2人のボケに呆れている) パァァァ〜〜〜、シャキィィン!(アルトリアから発光する光がおちつく) アルトリア「・・・・・・・・」何があったかよくわからない アルトリアの前にいる全員「・・・・・・・」唖然としている 【おちついたけど・・】 【なんだったんだ、今の?】← オベロン「う、うん。すまない、僕も取り乱した。こんなの予言になかったからねぇ・・・。しかし・・・」驚いている 千子村正「ああ、分かるぜ・・・・こいつは・・・・」驚いている ダ・ヴィンチちゃん「うん。そうだね・・・・これは・・・・」驚いている アルト、メリュジーヌ、バーゲスト「・・・・・・・・・」驚いてて言葉に出来ない 立花響、ゼンカイザー、ボガード「・・・・・・」アルトリアに注目している ジョルニたち「・・・・・・・」ジィィ〜〜・・(アルトリアに注目している) 【妖精じゃないけど、俺にも分かる・・・・】 アルトリア「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」みんなに見られて恥ずかしがっている http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/151
152: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/08/30(火) 23:46:38.35 ID:k2VqUPUh0 アルトリア「・・・ねっ、ねぇ・・・そうみんなで私の事を見つめられると、途端に不安になってくるんですけどぉ・・・」カァァァ〜・・(恥ずかしがっている) アルトリア「・・・わたし、何かしちゃいました・・・・?」 一同「何かっていうより――――」 一同「アルトリア、めっちゃくちゃ強くなってない?」アルトリアに問いかける アルトリア「――――――?」なにもわかっていない タッタッタッタッ・・・(誰かが屋上に上がってくる) ???「成る程・・・。それが正真正銘の『予言の子』であるキミが『巡礼の鐘』を鳴らす意味って事だね、アルトリア・キャスター?」 アルトリア「!?。アナタは・・・」 ???→海東大樹「おめでとうアルトリア、そしてアルト・オルラント。キミたちの活躍によって、ノリッジはダルダンやモルガンの手から解放されたと言ってもいいね。」 【召喚銃の予言の子・・・】 【海東大樹・・・】← 海東大樹「ホォ・・既に僕の名前を覚えてくれているなんて、てっきり僕の事をまだ『召喚銃の予言の子』って言うかと思ってたところだよ。」 オベロン「おやおや?キミが伯爵が言ってた『召喚銃の予言の子』なのかい?ダルダンが今さっき負けたというのに随分と余裕を噛ましているそうだけど?」海東大樹の様子を見てて・・ 千子村正「チィ、何しに来たんだぁコソ泥野郎!あん時はお前さんが変な力で透明になって逃がしたが、今度ばかりはそうはいかねえ!」ヒュンッ、ジャキッ!(刀を構える) アルトリア「そ、そうだぞ!この杖は私の大事な大事な『選定の杖』ですので、アナタみたいな大泥棒の手には指一本も触れさせやさせないよーだ!!」ガシッ!(杖を構える) 海東大樹「待ちたまえ。キミたちが敵意を抱いたとしても、僕はもうキミたちとは戦う気は無い・・。ノリッジでの戦いはキミたちの勝ちと確定したからね。」 アルト「海東大樹。キミは一体なにしに俺たちに前に現れたんだ?キミと手を結んだダルダンは俺たちに敗北し、もう勝敗は決していると言うのに・・」 海東大樹「確かにそうさ。キミたちの活躍によってダルダンは倒され、僕はここでの目的を果たしたと言ってもいいが、それも含めて、君たちにお願いしたいことがある。」 アルト「???」 【頼みたいことって・・・?】 海東大樹「―――この僕を、キミたちの仲間に加えてくれないか?」手を差し伸べる 一同『!!?』驚愕する アルトリアは自身の持つ術で見事にノリッジの鐘撞き堂にて『巡礼の鐘』を鳴らしていき、 アルトリアはその直後に起きた不思議な現象を経験し、気が付いたときはアルトリア自身の力が大幅に強化されたことにアルトたちはカルデアのマスターたちは一層の興味を示すも、 突如アルトリアたちの前に現れた海東大樹に、自身をアルトリアたちの仲間に加えて欲しいというお願いを突きつけられ、辺りは驚愕と困惑に包まれていくのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/152
153: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/08/31(水) 09:50:30.64 ID:WBmEoXK30 ノリッジ:最南部の港湾地 ・・ガシッ、バシャァァァ〜ン・・・・(ダルダンが海から上がってくる) ダルダン「ウグゥゥ・・・ゥゥゥゥ〜・・・」ビチャビチャァァ〜・・・(海水でズブ濡れになっている) ダルダン「クッソォォ〜・・・。なぜだ!何故、おいらの宝石の身体が燃えた・・なぜおいらの無敵の宝石鎧の身体が破られたというのだぁ〜!?」スリスリ・・(パンチを受けた腹をさすりながら・・) ダルダン「おいらの無敵の身体が何故、あのバーゲストの剣から出た炎に傷ついたというのか!いったいアイツらはどうやって、おいらの絶対無敵の宝石の身体に傷を付けることが出来たというのだぁ!?」ガシンッ!(拳を地面に叩きつける) ギュゥゥゥーン、スタッ。(合わせ鏡の中から妖精騎士アグラヴェインが現れる) 妖精騎士アグラヴェイン「―――それは彼らが、あなたの異端の亜鈴の力の弱点をバーゲスト達に見破り、その弱点を徹底的に突いてきたと言う訳よ、ダルダン。」スタッ、スタッ!(ダルダンの前に立つ) ダルダン「!?。アグラヴェイン様・・・」 妖精騎士アグラヴェイン「ダルダン、アナタが彼らに負けた理由はただ一つ・・・アナタの異端の亜鈴の力を過信し、自身の異端の亜鈴の力の欠点を補うことを怠ったからよ。」 妖精騎士アグラヴェイン「アナタの持つ異端の亜鈴は決して無敵とは限らない・・必ずしもその力にはどこか欠点がある。その欠点をアナタの知恵と努力で補うことさえ出来れば、アナタの宝石鎧はもっと頑丈でいられたはず・・・」 妖精騎士アグラヴェイン「アナタはスプリガンから多くの知識を継承したと言うけど、アナタの力の過信と敗北から、アナタの知識というのは結局、“スプリガンの知識をただ、模倣しただけの継承”ってわけね。」呆れている ダルダン「!?。あっちゃ〜〜〜・・すまない・・本当にすいませんでしたぁ〜〜!!」土下座をする 妖精騎士アグラヴェイン「ふん・・・今さら土下座して許しを請おうとするとは、やはり貴方もまた、スプリガンの知識をただただ模倣してそれをやっているだけで、アナタとしてのオリジナリティーがないわ。」 妖精騎士アグラヴェイン「所詮、アナタは宝石をただ食すだけでなんも取り柄のないただ大きい身体で完成されただけの妖精なのだからね・・。」 ダルダン「ーーーーー!?」グググゥゥゥ〜〜!!(頭に血がのぼってくる) ズググゥゥ〜、ドシンッ、ドシンッ!!(土下座を止め、立ち上がるダルダン) ダルダン「イヤ・・まだだ!!まだおいらにはまだまだアイツらを打ち負かす策が沢山あるぞ!これはおいらが自分の頭で考えた事だからな!!」怒りを露わにしている 妖精騎士アグラヴェイン「・・・それはどんな策なことで?」 ダルダン「アイツらはまだノリッジにいるはずだ。アイツらが今の戦いで疲れ切っているその時をオイラはアイツらに奇襲をかける!!」 ダルダン「オイラの必殺技『金剛宝石糾弾(ジュエル・ダイヤブル)』でノリッジ全体をぶっ壊していき、そのままアイツらの誰か1人でもを挽き潰してくれる!」 ダルダン「次はあんなへまなどはしない!!オイラのこの宝石鎧の亜鈴の力で、三澤亮太やその仲間をぺしゃんこに挽き潰してやるからなぁ〜〜!!」グググゥゥゥ〜!!(腹部に力を込めていき) キィィン、ガキガキガキィィ〜ン!!(再びダルダンの身体が宝石となる) ダルダンは妖精騎士アグラヴェインに自身の知識が“スプリガンの知識を模倣してただ流用している事”であるとの発言にキレてしまい、 ダルダンは再び自身の異端の亜鈴で身体を宝石へと変え、アルトリアたちに落とされた金庫城へと向かおうとしていた。 妖精騎士アグラヴェイン「・・・そう。あなたがそう考えて、彼らと再び戦おうとすることは褒めてあげるわ。」タッタッタッタッ・・・(ダルダンに近づく) ダルダン「!。ありがとうございます、アグラヴェイン様。ならば今こそ、おいらと共にアイツらを叩きのめしにいきましょう!おいらとアグラヴェイン様とでなら、疲弊したアイツらをこうも簡単に・・・」 妖精騎士アグラヴェイン「―――勘違いしないでほしいわ。あなたのその思いつきのような考えでは、あなたはまたバーゲストにその身体を焼かれてしまうわ。」 妖精騎士アグラヴェイン「私はこれ以上・・あなたのようなバカな部下のせいで私の地位を危ぶませたくないからね?」タッタッ・・(ダルダンの目の前で立ち止まる) ダルダン「!!?」驚愕する ピトッ、キュッキュッ、キュッ!(ダルダンの宝石の身体に触れる妖精騎士アグラヴェイン) 妖精騎士アグラヴェイン「フフッ・・・・・・・ハァァァ――!!」ヒュッ、バココォォン!(ダルダンの腹部にパンチする) 妖精騎士アグラヴェイン「(ホール(穴あき)!)」ギュィィン!!(自身が触れたところが光りだし、) ダルダン「ーーーー!!!?」ガシュンッ!!! ガシュンッ、ドバァァァーーー―!!(ダルダンの身体に大きな穴があく) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/153
154: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/08/31(水) 21:48:30.61 ID:WBmEoXK30 ダルダン「ガハァァ!?ァァァ・・ァァァ・・・」グチャァァァ・・・(身体に穴を開けられる) 妖精騎士アグラヴェイン「ダルダン。あなたには異端の妖精たち(イレギュラーズ)の掟(ルール)に従い、あなたにはここで粛正されてもらう。異端の妖精たち(イレギュラーズ)の掟。それは・・・・」 妖精騎士アグラヴェイン「『戦いに敗北した者には、その命を持って、私の元へ返還する事』よ。」 ダルダン「ガハッ!?・・・・・・ァァァ・・・・」グラァァァ〜〜・・・(昇天し、後ろに倒れる) ズサッ、バシャァァァーーーン!!(背後の海へと再び落ちるダルダン) 妖精騎士アグラヴェイン「・・・スチール(奪取)!」グゥゥゥン!(妖精騎士アグラヴェインの手が黒く光る) グォォォォ〜〜ン!!(ダルダンの死体から黄色い砂などを回収していく) ダルダンの死体「」ゴボゴボゴボォォォ〜〜・・(海に沈んでいく) 妖精騎士アグラヴェインは、自身が持つ3つの力とは別の力(ホール(穴あき))の力を使い、ダルダンの宝石の身体を糸も簡単に穴を開け、 彼女に穴を開けられたダルダンはそのまま死んでしまい、その死体から彼女のスチール(奪取)の力で力などの全てを回収され、死体はそのまま海に沈んでいくのであった・・。 妖精騎士アグラヴェイン「(私が精鋭したイレギュラーズの1人を倒すとは、さすがと言っても良いわね・・“亮太君”。)」遠くの金庫城の上を見ながら 妖精騎士アグラヴェイン「(巡礼の鐘を鳴らさせ、私の部下を倒していくとは・・少々私の計画を再修正した方が良さそうね・・。)」シュルゥゥ・・(ノートを取り出していき・・) カキカキカキカキ・・・、ビリッ、バリバリバリィィ〜〜!ポイッ。(ノートに何かをメモし、1枚の紙を切り取ってグチャグチャにし、それを道に捨てる) タッタッタッタッ・・・ヒュンッ(合わせ鏡を取り出しながら歩く妖精騎士アグラヴェイン) ギュゥゥゥーン、ボォォン!(再びその合わせ鏡の中に入り、蒼い光と共に消える妖精騎士アグラヴェイン) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ダルダン(宝石鎧のダルダン):ウェスバニーの妖精の生き残りであり、異端の妖精たち(イレギュラーズ)の1人であった土の氏族の妖精 ノリッジでの戦いにて、金庫城の屋上で自身の異端の亜鈴の力である『自身の身体を宝石に変える』力を解放し、アルトたちとアルトリアたちとの戦いを繰り広げる 自身のダイヤモンド並みの硬度10の宝石の身体の前にアルトたちとアルトリアたちに善戦するも、ダ・ヴィンチちゃんにダイヤモンドは熱に弱いことを見破り、 その弱点を突くかのようにバーゲストの宝具『捕食する日輪の角(ブラックドッグ・ガラティーン)』を攻撃を受け、宝石の身体が蒸発したところをガイルと立花響の渾身の一撃を喰らい、ダルダンは敗北する。 その後、アルトたちにリベンジを果たそうするも、妖精騎士アグラヴェインによる異端の妖精たち(イレギュラーズ)の掟(ルール)により、彼女によって身体に風穴を開けられ、そのまま殺されてしまう。 ダルダンの死体は、のちにノリッジの住民たちによって海から引き上げられ、ノリッジの妖精たちの分断に利用されることになる事はまた別の話である。 土の氏族長もとい、宝石鎧のダルダン 死亡(風穴を開けられ、海に沈む) 残りの異端の妖精たち(イレギュラーズ)のメンバー:9翅→8翅 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/154
155: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/08/31(水) 23:58:15.72 ID:WBmEoXK30 第29節:トレジャーハンターの流儀 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ゴォォーーン!ゴォォーーン!ゴォォーーン!ゴォォーーン!ゴォォーーン!(どこかで鐘の音が鳴り響く) アルトリア・キャスター「・・・・ああ、鐘の音が聞こえる。・・・・・もう半日も経ったというのに。・・・・みんな笑顔で褒め称えてくれたのに。」 アルトリア・キャスター「・・・・目を閉じると、後ろから頭円卓軍を掴まれるように。・・・いつまでも、いつまでも、あの鐘の音が聞こえてくる。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー とある夢:■写真館 海東大樹「士。僕は行くよ、あの夢で聞いたという世界へとね?」問いかける 士と呼ばれる青年(門矢士)「ああそうか。お前が行くというのなら、俺は止めやしないさ。それがお前なんだろ?」 海東大樹「フッ、行ってくれるじゃないか士。君に言われなくても、僕はその世界にある『お宝』を手にしに行くからね。」 士と呼ばれる青年(門矢士)「・・・・・・・・」黙っている クウガの青年(小野寺ユウスケ)「・・でも海東さぁ・・。海東が夢で見たという“その世界の『星の終わり』がこの世界に多大な滅びを招く”って話は本当なのかい?」 クウガの青年(小野寺ユウスケ)「その夢の中で、海東がこう・・『召喚銃の予言の子』ってという役割を持って世界を救うって・・海東が世界を救うには見えないと思うんだけどねぇ〜?」疑っている 夏みかんと呼ばれる女性(光夏海)「・・でもどうも何かおかしい気がしますよ。どうしてその『召喚銃の予言の子』と呼ばれるのが海東さんなのですか?どうして海東さんが『予言の子』と呼ばれるというのですが・・」 夏みかんと呼ばれる女性(光夏海)「『仮面ライダー』だけなら、士君も同じ仮面ライダーとして海東さんが見た夢を士君も見ていたはず・・」 士と呼ばれる青年(門矢士)「それは・・この夢のメッセージを送った妖精が、この俺の事を『世界の破壊者』だとわかっているんじゃないかと俺は大体想定しているさ。」 士と呼ばれる青年(門矢士)「俺が『世界の破壊者』と呼ばれている以上、メッセージを送ったという妖精もまた、この俺のことをその世界に来させたくないのが現状かもなぁ・・。」 クウガの青年(小野寺ユウスケ)「士・・・。」心配そうにしている 海東大樹「――まぁとにかく、この僕が夢を通して、妖精たちが『お宝』を盗まれてくださいと招待されてる以上、僕はその世界へと向かい、その世界の『お宝』を頂いていく。」 海東大樹「故にキミたちには、僕の邪魔をしてくれないでくれたまえ。」タッタッタッタッ、ガチャンッ!(写真館の外へ向かう) 士と呼ばれる青年(門矢士)「お、おい待て海東!!・・・ッたく・・・・。」ふてくされる アルトリア・キャスター(ナレーション)「彼らは一体誰だろう・・?あの海東大樹という人間と話していたあのカメラを持った人間・・。なにかと危ない人間そうでそうは見えないというのに・・」 アルトリア・キャスター(ナレーション)「『世界の破壊者』と言われている理由なのかなぁ?なんだろう・・あの彼の持っているカメラに撮られたくないような気がするのだけど・・・。」 アルトリア・キャスターは、毎日のように夢の中で黒い砂嵐の中で聞こえてくる鐘の音を嫌らしく聞いていき、 その途中で海東大樹が士達と何かの話をしているところを、アルトリア・キャスターは夢の中でただ見ていくのであった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ノリッジの戦いから翌日の朝、妖精國ブリテン:南部平原(ノリッジ側) パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!!(カルデアのマスターたちを乗せた馬車が走っていく) アルトリア「・・・・・・・・・」目を覚ます アルトリア「・・・・朝。そっか、移動中に夜が明けたんだ・・・・。すっごい夢を見たなぁ。私の夢の中に海東大樹さんが出てくるなんてねぇ・・。」 アルトリア「・・・・・・・・・・ああ。―――昨日、あんな話をしたから私の夢に海東大樹さんが出てきたんだろうけど・・・あのカメラを持った人間は一体・・・。」疑問に思っている 南部平原の道を進む馬車の寝室にて・・、夢から覚めたアルトリアは、なぜ彼女の夢に海東大樹とカメラを持った人間の男が出てきたことに何かと疑問を抱いていくのであった・・。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/155
156: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [] 2022/09/01(木) 00:44:29.01 ID:Wjuj3y8x0 スパイクタンパク単体で心臓やその他臓器に悪影響を及ぼすことがわかっています 何故一旦停止しないのですか 何故CDCが接種による若い人の心筋炎を認めているのに情報発信がないのですか 20代はたった1ヶ月で接種後死亡がコロナ死と同等になってます 因果関係の調査は? http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/156
157: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/01(木) 23:45:16.77 ID:ljChDe8j0 妖精國ブリテン:南部平原(ロンディニウム近く) パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!!(カルデアのマスターたちを乗せた馬車が走っていく) 【贅沢にも、馬車で揺られているうちに、】 ダ・ヴィンチちゃん「夜が明けて、あと少しでロンディニウムに到着だ!帰りは楽ができて良かったね!」ニッコリ! レッドラ・ビット「はい!それとノリッジにてユーミルたち殿に馬車を新しく改良して貰い、スズカさんの手術のおかげで何かつきものが取れたかのように走りも快調です!」 レッドラ・ビット「加えてぺぺロン伯爵からのお見舞いのニンジンとフルーツを食べ、今まで以上に元気100倍ですからね!ヒヒィィーーン!!」パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!!(絶好調に走っている) スズカ「ええ、よかったですね!レッドラ・ビットさんが元気そうに馬車を引いて下さってくれて・・・。」ニコッ! オベロン「そうか。昨日までレッドラ・ビットが手術後で療養してて、みんながノリッジへ行くときは夜通しで、目立たずに移動だったんだね。」 オベロン「そして帰りにはレッドラ・ビットの迎えと共に馬車でのお帰り。しかもユーミルのお店である『鋼鉄山』の改良付きでね。」 オベロン「動物を労働力として使うことは女王が禁じているものの、これといった罰則はない。流行ってヤツかな。今は氏族長しか持っていないけど、そのうちみんな使い出すかもだ。アドニスが作ったとされる自動車もね?」 オベロン「しかし、どうして女王は馬車を禁じたんだろう。馬がとっても好きなのかな?」 ハベトロット「それもあるけど、妖精への戒めだよ。馬車が当たり前になると妖精馬が生まれなくなる。」 ハベトロット「ボクたちブリテンの妖精は無邪気で残酷だからね。一度“そういうもの”として流行りだすと、それ以外のものは求めなくなる。」 ハベトロット「本格的に人間の文化を模倣を始めて、もう2017年なんだろ?レッドラ・ビットやパーシヴァルの愛馬(クンドリー)が元気なのは、モルガンの気遣いの表れだよ。」 ダ・ヴィンチちゃん「ああ、なるほど・・・・・そういう『神秘の維持』もあるのか。人間社会の模倣はいいけど、妖精達の生態系・・・いや、系統樹か。その枝葉を剪定しかねない『文化の模倣』は許していないんだね。」 千子村正「・・・しっかりしてるな。一年に一度、国民から命を取り立てるひでぇ女王というだけじゃないってコトか。」 アルト「・・だが女王モルガンは、俺とヴァージェたちとの家族の事を否定し、妖精騎士アグラヴェインやイレギュラーズに俺たちを殺害する依頼を出すし、ヴァージェを石にして俺と離ればなれにして事もあるからな。」 オベロン「うん。確かにアルトたちの事には僕も同情するよ。女王はアルトたちだけでなく、妖精の未来なんて憂慮してないからね。」 アルトリア「・・・・・・・・」黙っている レッドラ・ビット「――アルトさん、それと皆さま。お話を楽しんでいる途中ではありますが・・私、一つだけ気になることがありますが・・・」 レッドラ・ビット「アルトたち殿の他に、もう1人だけこの馬車に乗っておりますが、彼は一体・・・?」 アルトたち、オベロンたち「―――――!。」ジロッ、ジロッ・・・(とある人物に注目を向ける) 海東大樹「フッ。僕の事に興味を示してくれるとはね?以前は『召喚銃の予言の子』と言われていた僕の事をね?」 レッドラ・ビット「ほうほう。つまりあなた様が『召喚銃の予言の子』ですがぁ・・・って、ヒヒィィーーン!?」驚愕する ガシッ、キキィィィーーー!!ガタンッ!!(急ブレーキをかけるレッドラ・ビット) 【イッタタァァ〜〜・・・】 【ちょっと急に止まるなよ、レッドラ・ビット!】← レッドラ・ビット「これで止まらないわけがありませんですよ!なぜにダルダンの手先である『召喚銃の予言の子』殿が私の馬車に乗っているのですか!?」怒っている オベロン「ちょっ・・今さら彼がいることに不信感を感じるのか!?もう本当に面倒くさい妖精馬なんだからぁ〜〜・・」呆れている 海東大樹「ハァ・・まぁ良いさ。彼に話してやったらどうかな。ダルダンの手先だった僕が何故、本物の『予言の子』と一緒にいることをね?」 アルト「ああ。レッドラ・ビット・・・、実はなぁ・・・・」説明をしていく アルトたちとアルトリアたちは帰りの馬車でロンディニウムへと戻る最中、かつてダルダンの手先であり、『召喚銃の予言の子』と呼ばれた男:海東大樹がレッドラ・ビットが引く馬車に乗っていることに不信感を抱き、 アルトとカルデアのマスターたちは、なぜ海東大樹がアルトたちとアルトリアたちと共に行動しているのかを、レッドラ・ビットに詳しく説明をしていくのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/157
158: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/02(金) 23:54:41.88 ID:acot316D0 遡ること昨日の日中頃・・・ノリッジ:金庫城の屋上(巡礼の鐘を鳴らし終えた頃)にて・・・ 海東大樹「―――この僕を、キミたちの仲間に加えてくれないか?」手を差し伸べる 一同『!!?』驚愕している 海東大樹「正確には僕をキミたち『予言の子』一行と『境界なき勇士団』のメンバーとして雇ってくれないかと頼んでいるのだけどね?」 アルトリア「ちょっ!?あなた・・私の大事な杖を盗もうとした奴がいったい何を言ってるのよ!?」困惑している オベロン「確かにアルトリアの言う通りだね!『予言の子』の大事な『選定の杖』を盗もうとした奴が本物の『予言の子』になれるなんて大間違いさ!」怒っている アルト「まぁ落ち着くんだ2人とも!どっちにしても、彼もまた、この妖精國ブリテンの世界から抜け出せないのは分かっているし、俺たちがダルダンを倒したことで彼との勝敗は既に決している。」 アルト「彼がキミたちと戦う気が無いと言うのは気になるが・・・。海東、俺からも聞きたいことがあるのだが・・・」海東大樹に問いかける 海東大樹「フッ、別に良いさ。なぜこの僕がイレギュラーズのダルダンと手を組んでいたのか?彼と組んだはずの僕が今さら君たちに雇ってもらいたいという理由が知りたいのだね。」 海東大樹「今から数週間前・・僕が前にいた世界で見たFGOの世界での『星の終わり』が多くの世界を巻き込むという夢の噂を聞きつけ、その噂の元を辿ってこの世界へ来た。」 海東大樹「『妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ』。『フェイト/グランドオーダーの世界』の人類史の白紙化によって現界した異聞帯の一つであり、他の異聞帯と違う形で現存する異聞の歴史を辿った異界の歴史・・。」 海東大樹「僕はその世界にある・・この世界で1番の『お宝』を手に入れるために、僕は事前の準備をしつつ、この妖精國ブリテンの世界を徹底的に調べあげていき、」 海東大樹「このノリッジにある金庫城に、生前スプリガンが多くのブリテンのお宝を宝物庫に保管してあると耳にし、このノリッジに足を踏み入れた。」 海東大樹「ノリッジの『厄災』が過ぎ去り、金庫城の宝物庫に潜入する方法を探っていたころ、僕の事を『召喚銃の予言の子』として目を付けていたダルダンが近くにいたモノだから。」 海東大樹「金庫城の宝物庫に入るには、生前のスプリガンが戸締まりの際に使っていた特殊なカギを使う必要があり、そのカギには合い鍵がそんざいせず、彼が死んだあとはダルダンが手持ちに持っている事を知ってたからね。」 海東大樹「ダルダンは妖精騎士アグラヴェインの部下のこともあり、ブリテンの妖精たちから『召喚銃の予言の子』と呼ばれていた僕は、『召喚銃の予言の子』の肩書きを利用し、ダルダンと手を組むにしたのさ。」 海東大樹「まあ実際のところ、僕にとっても『召喚銃の予言の子』と言われることは、お宝を手に入れるには邪魔な肩書きであることは変わりなかったし、僕がブリテンにとっての『予言の子』であることには興味は無かったからね。」 【興味は無かったって・・・・】 【だからって、『予言の子』の肩書きを利用してあんな事をするなんて・・】← 海東大樹「アルトリアには悪い事をしたことは僕も自覚はあるさ。けどこの世界の『お宝』を手に入れるためでなら、例え偽者であろうとも『予言の子』の肩書きを僕は利用させてもらうさ。」 千子村正「成る程・・、その金庫城の宝物庫のカギを手に入れるためにアンタは一時的にダルダンの手先となり、奴の指示に従い、儂らと戦う事となったんだな?」 千子村正「そんでアンタはその戦いの中で自身を透明化させ、あの場から逃げ仰せ、その後どういうわけか、儂らの元へ再びその姿を現した・・。それはなぜなんだ?」 海東大樹「それについての事だが。あの後に僕はノリッジの金庫城に戻り、ダルダンの部屋をくまなく探し、そして金庫城の宝物庫のカギをあの場所から手に入れた。」 海東大樹「ダルダンにとって、金庫城の宝物庫はダルダンの宝石を溜めるための手段であり、宝石はダルダンにとっての食料の保管庫でしか見ていなかったものだから。案外そう簡単に見つける事が出来たのさ。」 アルト「・・・そうか。それで、実際に宝物庫に入った感想は?」 海東大樹「ああ。確かに宝物庫にはスプリガンが生きていた頃に集めた美術品の数々が多く保管されていた。流石に100年もかけて報酬改築したと言ってもいいよね。」 海東大樹「だがその宝物庫の中に僕にとって、この世界の『お宝』たり得るモノはなかった。」 海東大樹「あったのはただスプリガン好みの美術品だけであり、その美術品の価値など、この僕でさえもその価値がわからなかったのさ。」ヒュッ、ガタン!(1つの絵画を床に投げ落とす) 海東大樹が床に落としたモノは、生前にスプリガンが宝物庫に保管したであろう何かの花の絵画であり、その絵画の額縁にはスプリガンの名が記されたサインの紙が残してあった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/158
159: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/03(土) 11:29:59.90 ID:1HxebtPP0 アルト「・・確かに他の仮面ライダーの世界を渡り歩くアナタにとって、このような美術品程度などでは君の心にはそれが魅了されないと言っても過言はないのは確かだね?」 アルト「だがその事とは別にどうしてアナタは、敵であった俺たちの前に再び姿を現したというのか?なんの目的があって、俺たちと手を組もうとしているんだ?」 海東大樹「いい質問だアルト・オルラント。それについて話すとすれば、今の僕がキミたちと手を組むに値する事の共通点は2つある。」 海東大樹「1つはこの世界の『お宝』を手にした後にこのブリテンの世界から抜け出すこと。これについてはそこにいる別世界の戦士達と同様さ。」 海東大樹「女王モルガンによって最果ての塔とカーティス検問砦の結界と警備を強化され、僕が持つ移動手段もまた、このブリテンの地の外には行けなくなってしまったと言ってもいい。」 海東大樹「アルトたち『境界なき勇士団』は他の世界から迷い込んだ戦士(ヒーロー)たちを保護しつつ、合意の元で彼らと共に行動している以上、僕もそうしようかと思ってたところさ。」 海東大樹「それにアルトもまた、いずれにしても僕の事をこれ以上『召喚銃の予言の子』として行動させたくない意味とすればいい話だと思うけどね?」 海東大樹「もう一つはこの妖精國ブリテンの中枢であるモルガンの拠点である罪都キャメロットに、この世界の『お宝』が眠っているという可能性があると言う事。」 海東大樹「しかしキャメロットの警備は、3年前のアルトと数日前の村正の襲撃の影響によって、アリ一匹も入れない程に厳重となっており、迂闊に忍び込むことも出来ない。」 海東大樹「それに僕もまた『召喚銃の予言の子』として妖精たちに勝手にそう呼ばれている以上、僕も女王軍や残りのイレギュラーズに追われる身であるのは確かなことだ。」 海東大樹「そこで僕がキミたちと手を組むことで『予言の子』の戦力の増強を促し、共に女王軍との戦いに参戦する。」 海東大樹「そしてキャメロットへ乗り込む際に、僕はその勢いに乗ってキャメロットの王城に入り、この世界の『お宝』を探し当てる。キャメロットでの戦いのどさくさに紛れてね?」 海東大樹「僕はこれでも隠密行動が得意であり、偵察や情報収集にうってつけの人材と言ってもいい。キミたちにとっても良い話だと思うけど?」 アルトリアたち、アルトたち「・・・・・・・・・」黙っている パーシヴァル「(・・どうしますか?彼とは今さっきまで敵対していた身である以上、迂闊に信用するには怪しいかと・・。)」コソコソ・・(小声で話す) アルト「(いや、彼をこのままにして置くは出来ないし、なりよりも彼自身が協力関係になると言っている以上、彼の要求を受け入れた方が俺たちの利得になり得るかもしれないからな。)」コソコソ・・(小声で話す) アルト「(それに彼の能力さえあれば、俺たちの戦力の大幅な増強にもなり得る他、これから始まる戦争を有利に出来るかも知れないからね。)」コソコソ・・(小声で話す) メリュジーヌ「(ええ。だけど、あの海東大樹って言う並行世界から人間・・・妖精たちと違って、本当に信用たり得る奴なのかなぁ〜?)」コソコソ・・(小声で話す) アルト「(まあそれについては少しややこしくなると思うが、彼はこのブリテンの妖精たちよりは信用できるライダーだと思うよ。)」コソコソ・・(小声で話す) アルトリア「・・・・・・・・」黙っている タッタッタッタッ・・・(海東大樹に近づくアルト) アルト「わかった。海東大樹、アナタの事はこの俺がしばらく共に行動する者として君の事を雇ってやる。立場のこともそのままにしつつ、アナタのその技量を俺たちやアルトリア、カルデアの皆の役に立たせて欲しい。」 アルト「ただアナタが俺たちと行動する条件がある。アナタは今後、これ以上自身のことを『予言の子』と名乗らず、俺達と『予言の子』アルトリアのサポートに専念し、アルトリア以上に目立った行動はしないと言うこと。」 アルト「そしてアルトリアが持つ『選定の杖』を、例えこの世界の『お宝』であっても盗むようなことはもうしないと俺やアルトリアたちに誓ってくれるか?」 海東大樹「・・もちろんさ。僕がキミたちと以上、アルトリアが持つ『選定の杖』にはもう手出しはしないさ。」 アルトリア「!!。フゥゥ〜〜・・」安堵の息を吐く 海東大樹「まあ、だからといって・・アルトリアが持つその『選定の杖』が、その杖1本であるとは限らないからね。」 アルトリア「???」少し疑問に思っている アルトは海東大樹が自身の事を雇って欲しいという要望を受け入れ、彼にアルトリアが持つ『選定の杖』を二度と盗まないなどの約束を交わしつつ、アルトと海東大樹は協力関係を結ぶこととなった。 その際に海東大樹はアルトリアに『選定の杖』の事で意味深なことを言い、アルトリアはその言葉に少々疑問を抱いていくのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/159
160: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/03(土) 23:34:45.88 ID:1HxebtPP0 そして現在・・・ロンディニウム周辺の平原にて・・・ レッドラ・ビット「成る程・・・。つまりアルト殿たちはその・・ヘイコウセカイから来た偽者の『予言の子』と呼ばれた者たちを保護していき、」 レッドラ・ビット「本物の『予言の子』であるアルトリア殿の邪魔にならないように配慮しながらサポートをしていく形を取っていると。そしてその新たに保護した者が、こちらの海東大樹殿と。」 海東大樹「まぁ正確にはアルトに雇ってもらった戦士かつトレジャーハンターと言ってくれるかな?まぁ今の僕には言えた立場ではないけどね。」 アルトリア「ハァ・・。なにがトレジャーハンターですか・・私と敵対してた頃は私の杖を盗もうとしたくせに・・・。まあ、今の私たちと彼とは協力関係ですけど・・。」 アルトリア「アルトさんは前にいた世界にいた頃から海東さんの事を知っている故に彼の事を信用しているのはわかるけど、しょうじき村正まで海東さんの事を信用するなんて・・・」浮かない顔をする 千子村正「・・・・・・・・・」アルトリアの表情を見てて・・ 【・・・・・(アルトリア、元気ないなぁ・・)】 【(もしかしてアルトリアは大樹さんの事を・・・・・)】← ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 同じ頃、パーシヴァルと一緒に行動しているメリュジーヌたちは・・・ 円卓軍の兵士「・・・カルワス隊長からの伝達は以上です。北側は既に敵陣が展開していますが、南側からであれば入城は容易いかと。」 パーシヴァル「承知した。予定通り、我々は『予言の子』とアルトたちと共にロンディニウムに戻る。カルワスには現状維持を伝えてくれ。まだ総力戦は早い、とね。」 円卓軍の兵士「は!」タッタッタッタァァーー!(別の軍勢の列に向かう) バーゲスト「やはり敵軍の指揮はウッドワスが握っていると?」 パーシヴァル「ええ。女王軍の兵士の中にオックスフォードから来た牙の氏族が多く存在している事から、間違いはないかと。」 メリュジーヌ「けどなんとしてでも、アルトリアたちとアルトと一緒にロンディニウムに戻らないとね。」 パーシヴァル「ええ。ロンディニウムで待つシェフィールドの住民たちやロブたちを安心させるためにも、この戦いは避けられないかと。」 バーゲスト、メリュジーヌ「ああ(ええ)。」頷く タッタッタッタァァー・・(アルトたちの元へ向かうパーシヴァルたち) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【パーシヴァルさん、今のは?】 パーシヴァル「はい。予想通りであるのですが・・・・女王軍がロンディニウムに進軍を開始しました。オックスフォードに駐在していた軍隊・・・・『牙の氏族』の長、ウッドワスの軍です。」 アルト「!。ついに来たか・・・ボガードからウッドワスの事についてを話してくれたからな。彼の行動の政略については俺にも教えてくれたのだが・・」 千子村正「にしても早いな。軍隊ってのはそんなに早く動かせるもんじゃねぇんだが・・・・。」 千子村正「ダルダンの奴が敗北し、ノリッジの鐘の音が鳴ってまだ一日。女王に尻を叩かれて、必死の進軍ってワケか。」 アルトリア「・・・。ウッドワスの軍隊は『牙の氏族』だけで構成されています。彼らは本来、武器を持たずに身体だけで戦う妖精。そのため、戦の支度も早いんです。」 アルトリア「ボガードさんの『牙の氏族』の兵士たち同様、野戦では敵なしの氏族ですが、街の制圧や攻城戦は不得手であるはずです。」 アルト「ふむふむ。成る程・・・」理解していく http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/160
161: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/04(日) 23:52:29.83 ID:3sqw8lwl0 アルトリア「そのような軍隊がロンディニウムを攻め落としに来たのなら脅威はありません。ロンディニウムの守りはパーシヴァルさんや先に来ていたアルトさんもわかっているはずです。」 アルトリア「籠城戦で相手の戦力を削り、しびれを切らしてウッドワスが戦場に出てきたところを仕留めればいいのでは?」 アルトリア「外側からならバーゲスト、内側からならアルトさんのヒール(改悪)の力でウッドワスの事を素早く仕留められるかと思うのですが・・」 バーゲスト「成る程。私とアルトとでなら、牙の氏族の長であるウッドワスを倒すことが出来るかと・・。」 立花響、介人「・・・・・・・・。」 アルトリア「? なに、響ちゃん?介人さん?」問いかける 立花響「い、いやぁぁ〜・・・なんかそのぉぉ〜・・なんというか・・・今のアルトリアちゃん、いつもと雰囲気が違っていたような・・・」少し困惑している アルトリア「え・・・・・そ、そうかな?普段通りのわたしだけどな・・・・はは・・・・ちょっと強気になっちゃってた?」少し目をそらしながら オベロン「いや。それくらい自信を持っていこう。なにしろ『巡礼の鐘』を鳴らしたんだ。これからは各地からどんどん『予言の子』や『境界なき勇士団』の下に、反女王軍の勢力が集まってくる。」 オベロン「シェフィールドの領主をしているアルトと同じように、アルトリアはもっと胸を張っていいのさ。実際、なんか強くなったしね?」 セツノ「うん・・・。でもアルトリア・・・セツノから見て・・・アルトリアの胸・・張ってるほど大きくないよ・・。」ジィ〜・・(アルトリアの胸に注目する) アルトリア「そ、その胸の事じゃないから!!このおっぱい妖精がぁーー!?」カァァァ〜〜!!(顔を赤くする) 立花響「〜〜〜〜〜〜〜〜」カァァ〜〜!(同じく顔を赤くする) ハベトロット「まぁまぁセツノの言ってることは置いといて・・・。魔力の量のだけで言えば、モルガンの指一本ぐらいにはなったんじゃないかな?」 ハベトロット「『巡礼の鐘』にあんな力があったなんてさすがの僕でも知らなかったからね。そりゃあ、氏族の長たちも簡単には許可をださないってもんだ。」 ジュラン「そうだな。その鐘があと5つとなれば、それを鳴らすのを妨害しようとするイレギュラーズの奴もいるもんだな?だがよぉ・・・」 ジュラン「風の氏族(ソールズベリー)にはブルーナ、翅の氏族(グロスター)には二代目妖精騎士トリスタン、土の氏族(ノリッジ)にはダルダンがいたし、牙の氏族(オックスフォード)にはレオンゴン・・・・・あっ。」 ルージュ「そう言えば、私たちが知ってる各地の鐘は4つしかないわ!『鏡の氏族』と『王の氏族』の鐘はどこにあるのよ?」 セフィー「確かにこのブリテン南部で鐘がある各氏族の街があるのは4つ。だとすれば残りの2つの鐘はブリテンの北部にあると推測が出来るな?」 オベロン「その通りだよセフィーくん。『鏡の氏族』の鐘はまだ不明だけど、五つ目の鐘の場所はこのブリテンの北部の先にあるのさ。」 オベロン「五つ目の鐘の場所はブリテン北部の端にあり、あの焼け落ちた世界樹の根元にある。今はもう滅び去り、禁域となった最果ての街。亡国オークニーさ。」 ハベトロット「・・・・・・・・・・。」黙っている メリュジーヌ「・・・・・・・・・・。」黙っている ダ・ヴィンチちゃん「待った待った。鐘の話も大事だけど、今はロンディニウムだ。」 ダ・ヴィンチちゃん「もうウッドワスの軍隊が展開しているんだろ?このまま戻っていいのかい、パーシヴァル?」パーシヴァルに問いかける パーシヴァル「はい、戻りましょう。アルトリアの言う通り、牙の氏族は攻城戦には向いていません。ロンディニウムの防衛だけであれば、現在の戦力でも10日は保たせられるでしょう。」 アルト「それにロンディニウムには残りのシェフィールドの領民もいるし、ゾックスたちやコーラルたちもいる。このまま見捨てるわけにはいかないのは君も同じだろ、藤丸。」 【確かにそうだ。】 【彼らは俺たちの帰りを待っているからね!】 パーシヴァル「ええ。ゾックスたちもいることもありますし、我らがロンディニウムに戻りさえ出来れば、彼らの知恵を借りつつ、ウッドワスの軍隊の対策を練ることが出来ますからね。」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/161
162: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/05(月) 23:22:32.49 ID:InmfotHC0 パーシヴァル「ウッドワスの軍隊はロンディニウムの北側、2メートルほど離れた平原に野営しています。ウッドワスの軍隊だけではロンディニウムを包囲することが出来ません。」 パーシヴァル「ウッドワスとしては正門を抜いて街内部に攻め込み、我々を制圧するしかない。ですので・・・」 【このままにらみ合いをしながら・・・】 【別働隊で削っていく?】← パーシヴァル「はい。我々が勝っている点は、いつでも逃げ込める拠点がある、という事です。」険しい表情を見せる パーシヴァル「我々はこのままロンディニウムに戻りますが、ノリッジ解放のために出兵したこの部隊は、二手に分かれてロンディニウムの東西に移動させます。」 パーシヴァル「ウッドワスがロンディニウムに総攻撃をするのなら、その背後を討つ・・・・・という牽制役ですが、機会があり次第、孤立しているウッドワス小隊と交戦、戦力を減らします。」 パーシヴァル「ゾックスさんたちのような並行世界の戦士たちとアルトさんたち『境界なき勇士団』を除けば、我々円卓軍の今の戦力では勝ち目はありませんが、防衛戦であれば五分五分(イーブン)です。」 パーシヴァル「本来は介人さんや響さんたちのような別世界から来た者を巻き込むつもりはありませんでしたが、共に戦局を変えていきたいのも私の気持ちです。」 パーシヴァル「それに伯爵(ノリッジ)や、彼と街を守る為に残ったボガード殿の助けもあります。物資の補充も問題なさそうですしね。」 アルト「ああ。俺たちを信じて戦ってくれたシェフィールドの兵士達の為にも、次はウッドワスの軍隊を倒して、セフィールドの住民たちが安心してノリッジに帰れる道を作らないとな。」 立花響、介人「ああ(はい)!」頷く 千子村正「だがロンディニウムへ戻るっていっても、それなりに包囲はされているんだろ?城への抜け道とか、地下道とかあるのかい?それなら納得だが。」 パーシヴァル「いえ、それが・・・・ロンディニウムにそういったものはなく・・・我々が発見できていないだけなのですが・・・・・」恥ずかしがる カイニス「ハァ!?テメェ・・万が一の事の為の逃げ道を用意してないって、それでよくロンディニウムを円卓軍の拠点にしたもんだなぁ〜、あぁ!?」キレ気味で言う カイニス「外側だけが守りが固いから内側は疎かって・・それだから妖精暦のロンディニウムは中から滅んだんじゃないのか?!えぇっ!?」キレ気味で言う 【ちょ、ちょっと落ち着いてカイニス!】← 【あまりにもこれは言い過ぎだよ・・。】 パーシヴァル「ウゥゥ・・・面目ありません。別世界とはいえ、同じ戦士であるカイニス殿にここまでダメ出しされるとは・・・私もまだまだですね・・。」反省している メリュジーヌ「ええ・・・カイニスの言っている事も正論なのだけど・・・、いまロンディニウムへ戻る私たちが今する事があるとすれば・・・」 オベロン「そう、ウッドワスの軍が手薄なところを正面突破ってことだね!こいつはいいぞぅ!新しいアルトリアのデビュー戦にはもってこいだ!」ニッコリ! アルトリア「〜〜〜〜〜〜〜。」カァァ〜〜・・(顔を赤くしている) パーシヴァル「ええ。確かに、今のアルトリアさんの力は前とは違い、魔力量の意味で強くなっている事は間違いないでしょう。」 パーシヴァル「ですがそれとは別に・・私にはとても気がかりな事が今この場で1つあると思われますが・・・」ジィィ〜・・(険しい顔で海東大樹を見る) 海東大樹「・・・・・・・・・・・」黙っている パーシヴァル「大樹さん・・・。アナタはアルトさんの合意の元で我々と共に行動しているのですが、私は正直・・アナタのことを未だに信用することが出来ません。」 パーシヴァル「アナタはノリッジ解放以前までは、自身のことを『召喚銃の予言の子』として『予言の子』の名を語り、その名に汚名を着せる行為をし、アルトリアの『選定の杖』を奪おうとしました。」 パーシヴァル「そんなお方をどのような目的や理由があるとしても、アナタをこのままロンディニウムへ入れるなど、私は円卓軍の団長としては許すことは出来ないと思っているのです。」 海東大樹「・・・・・・・・・・。」黙って聞いている パーシヴァル「なので、海東さんにはロンディニウムに入るに至って、私から1つのテストを受けてもらいますよ。」 【テストって・・・?】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/162
163: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/06(火) 22:19:01.20 ID:6cPhsjdc0 パーシヴァル「海東さん。あなたには私と共にアルトリアとアルト殿をロンディニウム入城までの護衛・・及び殿(しんがり)をしてもらいます。」 パーシヴァル「あなたが持つ“戦士を召喚して使役する”という藤丸殿と同じ力を持ってして、彼らがロンディニウムへの入城をサポートし、迫り来るウッドワスの小隊を倒す・・」 パーシヴァル「それが円卓軍の団長である私が、かつて真っ向から敵対していた貴方が我々の信用たり得る者であるかを見定めるものであり、あなたがロンディニウムへ入城する為の条件でもあります。」ビシッ!(真剣な表情を見せる) メリュジーヌ「!。パーシヴァル・・・貴方・・・・」パーシヴァルの真剣な顔を見てて・・ 海東大樹「・・・・・・・・・・」黙っている 【パーシヴァル・・・】← 【(確かに俺たちにとっても、大樹さんはまだ信用するにはまだ疑いがあるというか・・・。)】 海東大樹「・・成る程。どうやら君が出すそのテストに合格しなければ、僕はロンディニウムへ入ることさえも出来ないって事だね?さすがは、円卓軍を統べる者であるのは間違いないと言えるね。」 海東大樹「良いとも。キミたちと共に行動する以上・・・僕とキミたちとの信頼関係を築く必要があると見受けられるし、何よりも・・・」 海東大樹「僕はトレジャーハンターであり、世界をまたぐ泥棒であると同時に、僕は・・・通りすがりの『仮面ライダー』でもあるからね!」シュッ!(ネオディエンドライバーを取り出す) クルクルクル、ガシッ!(ネオディエンドライバーを構え、カードを手に構える) 介人「ああ。なら途中までは一緒に戦おう、海東。」ガシャッ!(ギアトリンガーを構える) ジュラン「ハァ〜・・仕方がねぇなぁ?行くぞガオーン!」ガシャッ!(ギアトリンガーを構える) ガオーン「オウ!」ガシャッ!(ギアトリンガーを構える) 海東大樹は未だに彼の事を信用しようとしないパーシヴァルの信頼を得るために、海東大樹はディエンドに変身するためにネオディエンドライバーを構え、 介人たちもまた、アルトたちとアルトリアたちを無事にロンディニウムへと入城する為と途中までのディエンドのサポートをするためにそれぞれのギアトリンガーを構えるのであった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ガチャッ、チャリン・・ガシャン!!(ギアトリンガーに45番・16番・25番のセンタイギアをセットする) 介人、ジュラン、ガオーン「『チェンジ全開』!」クルクルクルクル、シャキンッ!(ギアトリンガーのハンドルを回す) 音声『45バーン!』『16バーン!』『25バーン!』 『KAMENRIDE』! ♪♪♪(ゼンカイジャー変身待機音) (『バンバン!』)(バンバン!) 介人、ジュラン、ガオーン「ーーーーハァァッ!!」クルンッ、クルンッ、クルンッ!、バァーン!!(リズムに合わせて身体を回転し、上にオーラを放つ) 『ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!』ガシャン、グルグルゥゥーー! 『ゼーンカイザー!』『ゼンカイジュゥラン!』『ゼンカイガオーン!』ジャキン、ジャキジャキィィーン!!(それぞれに戦隊スーツを纏っていく介人達) ガギューン、カチャッ!(ディエンドのライダーカードを挿入し、リロードする) キュゥ〜ンキュゥ〜ンキュゥ〜ンキュゥ〜ン(変身待機音が鳴り響く) 海東大樹「変身!」 (右腕を上に掲げながら) バァァーン!(銃口から何かのエネルギーが発射される) 『DIEND!』 ギュィィィーーン!シュ、シュン、シュシュシュシュ、シュゥゥーーン、バギュゥゥーーン!!(仮面ライダーディエンドへと変身する海東大樹) シャキィィーーン!!(変身完了するディエンドとゼンカイジャー3人) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/163
164: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/06(火) 23:54:36.77 ID:6cPhsjdc0 スタッ、ノシッ!(馬車の操縦席に乗り込むディエンド) 海東大樹→仮面ライダーディエンド「では行こうじゃないか?君達の仲間が待つロンディニウムへ直行だ!」手綱を持つ アルト「ああ。」ノシッ・・(馬車に乗り込んでいく) 【頼むよ、海東さん!】 ディエンド「ああ。」 バシンッ、ヒヒィィーーン!!パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!!(ロンディニウムへと馬車を進める) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ロンディニウム:東門城壁 オォォォーーーー!ヒュン、ヒュン、ヒュン、ヒュンッ!(ロンディニウムの城壁から矢を放たれていく) 円卓軍の兵長「撃て撃てぇぇ〜〜!絶対にロンディニウムに女王の軍勢を中へ入れるんじゃねぇーぞぉぉ!」号令を出していく 円卓軍の兵士たち「オォォォーーーー―!!」雄叫びを上げていく ワグ「アワワワァ〜・・・大変な事になっちゃったよコレ・・・。」オドオドしている ロブ「お、落ち着けよワグ・・。いくら巡礼の鐘がなったことで女王軍と戦争することになるのはわかっていたのだが、こんなにも早く女王軍の兵が来るなんてみんなも知らなかったし・・」 ロブ「それに相手はオックスフォードのウッドワスの軍勢だと言うし、まだ城壁攻め程度でどうにかここに残っている円卓軍の兵士たちが守っているのだけど・・・」 コーラル「ええ。このまま長引けば、状況は悪化するのは間違いないでしょう。・・巡礼の鐘が鳴った翌日に、ウッドワスの軍勢がロンディニウムへと攻めに来るとは・・・」 ゾックス「だが、あの素早いレッドラ・ビットが馬車を引いて昨日のうちにノリッジへ向かったんだ。あいつがノリッジにいるアルトたちとアルトリアたちさえ戻ってくれば・・・」 パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!!(レッドラ・ビットが引く馬車が遠くの東の向こう側から走ってくる) フリント「見て!レッドラ・ビットが帰ってきた!!」ジィィ〜〜・・(遠くのレッドラ・ビットの姿を望遠鏡で見てて・・) ゾックス「!。そら見ろ!俺の言う通りになったなぁ?レッドラ・ビットが帰って来たとなれば、あの馬車の中にはアルトたちがいる。」 ハルキ「はい!・・・ですが・・あの馬車を引いている人・・、何か変な青い甲冑を着たのがレッドラ・ビットさんの手綱を引いているような・・・」ジィィ〜〜・・(遠くのレッドラ・ビットの姿を望遠鏡で見てて・・) ゾックス「なに・・・青い甲冑だと?」タッタッタッタッ、ガシッ!(ハルキに近づき、望遠鏡を取り上げる) ハルキ「アッ、ハァ・・・」望遠鏡を取り上げられる ジィィィ〜〜・・・・(望遠鏡を覗いていくゾックス) 一方のロンディニウムは既にロンディニウムの城壁前にはウッドワスの軍勢が展開し、円卓軍の兵士たちは弓矢を使って、その軍勢を追い払おうと必死に抵抗していた。 城壁の上にて戦況を見ていたゾックスたちは、望遠鏡などで状況を把握していき、アルトリアたちを乗せた馬車を引いているレッドラ・ビットが帰ってきた事に歓びを見せるも、 同時にその馬車に乗っている青い甲冑の者(仮面ライダーディエンド)の存在に、ゾックス達はどういう存在なのかもわからぬまま、彼の事を望遠鏡でじっと覗いていくのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/164
165: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/07(水) 09:39:03.81 ID:EPSCGHtW0 パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!!(レッドラ・ビットと彼が引く馬車が走ってくる) レッドラ・ビット「ドケドケドケェェェ〜〜〜!!」パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!!(兵士の軍列に向けて突っ込む) ディエンド「フンッ!!」ババババァァーーン!!(銃弾を放つ) ウッドワス軍・兵士たち1「ぐわぁぁぁ〜〜〜!?」ババァァーン!!(撃たれる) ウッドワス軍・兵士たち2「うわぁぁぁ〜!?」ダダダッ!(後ろに下がる) パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!!(その隙に馬車を引いて開いた軍列の横を通過するレッドラ・ビット) ウッドワス軍・兵士1「な、なんだぁ!?後ろから来たと思ったら、射撃礼装を持った敵が我らに奇襲だと!?」 ウッドワス軍・兵士2「しかもあの方角はノリッジに向かう道・・・まさかあの馬車には『予言の子』が!?」驚いている ウッドワス軍・兵士1「ツゥゥ・・だがそれはそれでちょうどイイ。このまま『予言の子』と共に攻め立て、ウッドワス様にその血肉を献上させてやろうぞ!」 ウッドワス軍・兵士たち「オォォォォーーーー―!!」ドドドドォォーー!!(馬車に向かって突撃する) パカラッ、パカラッ、キキィィー―!!(馬車が東門の前に止まる) 城壁の上の円卓軍の兵士「パーシヴァル様!パーシヴァル様が戻られたぞー!」伝令を言う ロブ「パーシヴァルの旦那!やっと戻ってくれたんだな!」城壁の上から顔を出す パーシヴァル「ロブ殿か!『予言の子』とアルトが戻って来たんだ。ロンディニウムの中へ入城させたいから、すぐに東門を開けてくれ!」 ロブ「わかった!――みんな、東門の開門を手伝ってくれ!」近くにいる者達に呼びかける タタタタタァァーー!(開門装置のところへ急ぐ兵士たち) ドドドドォォーー!!(東門へ突撃してくるウッドワス軍の兵士たち) パーシヴァル「(あの勢いでは足りないか・・)大樹殿!」 ディエンド「ああ。牙の氏族にはこれらが1番お似合いさ。」カチャ、シュッ!(腰のバックルからカードを2枚取り出す) ガギューン、カチャッ!(ネオディエンドライバーにカードを挿入し、リロードする) 『SERVANTRIDE(サーヴァントライド)・ヘシアン・ロボ!』 シュッ!ガギューン、カチャッ!(ネオディエンドライバーにカードを挿入し、リロードする) 『SERVANTRIDE(サーヴァントライド)・アタランテ!』 ディエンド「―――ハァッ!!」バキュゥゥーン!!(召喚のエネルギーを銃口から放つ) ギュゥゥーン、ギュイギュイギュィィィーー!ギュィィィーーン!!(立体状にサーヴァントが2体、現れる) アヴェンジャー:へシアン・ロボ「ウォォォ〜〜〜ン!!」雄叫びを上げる アーチャー:アタランテ「・・・フッ。」ギギィィ!(弓矢を構える) 【アレはへシアン・ロボに、アタランテ!】 【(なんでこの組み合わせで出したんだ?)】 ダ・ヴィンチちゃん「成る程・・・牙の氏族は獣人のような姿をしている妖精のことから、動物のサーヴァントのへシアン・ロボと狩人特性があるアタランテを選んだか。」 トリスタン「ええ。獣を狩るという点では、一部を除いて相性は抜群と言ってもいいでしょうね。」 アルト「ああ。」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/165
166: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/07(水) 18:58:57.12 ID:EPSCGHtW0 ダダダダァァ〜〜・・(突撃を中断するウッドワス軍・兵士たち) ウッドワス軍・兵士1「な、なんだ!?あいつらどっから出てきたんだ!?」困惑している ウッドワス軍・兵士2「しかもあの青い甲冑・・・・もしかしてアイツがノリッジで噂になってた『召喚銃の予言の子』だというのか!?」困惑している ウッドワス軍・兵士3「色んなともだち呼び出して、お宝いただく『召喚銃の予言の子』。だがアイツは『予言の子』と一緒に行動している!あの『選定の杖』を持った『予言の子』と一緒にいる!」 ウッドワス軍・兵士1「くそぉぉ〜・・アイツを『予言の子』と一緒に倒せ!ダルダンを裏切った『召喚銃の予言の子』を倒せぇーー!」号令をあげる ウッドワス軍・兵士たち「オォォォォーーーー!!」ダダダダァァ〜〜!!(突撃を再開する) ディエンド「やはり来るか。ならば行かせてもらうよ!」タタタァァーー!(前に出る) へシアン・ロボ、アタランテ「ーーーーーーー!!」ダダダァァァーー―!!(前に出る) パーシヴァル「ーーー!!」タタタタタァァーー!(前に出る) アルトリア「海東、パーシヴァル!」ガシッ、ギュィィーン!(援護魔術を展開する) ガキン、ガキン、ガキンッ!ヒュンヒュンヒュンッ!(乱戦状態となる戦場) へシアン・ロボ「ーーーーーー!!」ジャキンッ、ジャキンッ!(首なし騎士の斬りつけ攻撃) ウッドワス軍・兵士たちA「ぐわぁぁぁ〜〜!?」ジャクンッ!(斬りつけられる) へシアン・ロボ「ーーーーーー!!」ガブガブガブッ!!(噛みつき攻撃) ウッドワス軍・兵士B「ギャアァァァ〜〜!?」ジャクジャクン!!(噛みつかれる) アタランテ「ーーーーーーー!!」バシッ、バシッ!(蹴りつける) ウッドワス軍・兵士2翅「ガハッ、ゴフッ!?」バシバシッ!(蹴られる) アタランテ「ーーーーーーー!!」ヒュヒュヒュヒュゥゥーン!!(矢を放っていく) ウッドワス軍・兵士たち「グハッ!?ゴハァッ!?」ガシュガシュン!(矢が急所に当たっていく) ガギューン、カチャッ!(ディエンドライバーにカードを挿入し、リロードする) 『ATTACKRIDE:BLAST!』 ディエンド「フンッ!!」ババババァァーーン!!(銃口から連射したホーミング弾が飛びかう) ヒュンヒュンヒュゥゥ〜ン!!(ホーミング弾がウッドワス軍・兵士たちに襲いかかる) ウッドワス軍・兵士たち「ワァァ〜ワァァァァ〜〜!?」バシュバシュゥゥン!!(撃たれていく) パーシヴァル「ハァァァ!!」ジャキン、ジャキィィン!!(槍攻撃) ウッドワス軍・兵士たち「ぐわぁぁぁ〜〜!?」ガシュガシュンッ!(追撃の攻撃をされる) ガラガラガラガラァァ〜〜!!(東門の装置を動かしていく兵士たち) ワグ「急げ急げ!!早くしないと『予言の子』たちが牙の氏族たちに取り囲まれちゃうよ〜!!」応援している 装置を動かしていく円卓軍の兵士たち「エッホッ、エッホッ、エッホッ、エッホッ!!」ガラガラガラァァ〜〜!!(装置を動かしていく) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/166
167: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/07(水) 20:40:26.37 ID:EPSCGHtW0 ウッドワス軍・兵士1「ぐぅ・・・・!ダメだ、我々だけでは仕留められん・・・!パーシヴァルだけではない、突然現れた奴や上にいる人間の兵士どもまで妙に動きがいい・・・!」 ウッドワス軍・兵士1「あれが『予言の子』の加護だというのか!?まるでモルガン陛下のようではないか・・・・!」 ゼンカイザー「ヤァァァ!!」バババァァーン!!(銃弾を放つ) ウッドワス軍・兵士1「ぐわぁぁぁ〜!?」ガシュガシュゥゥン!(撃たれる) ガラガラァァ〜〜!!(東門が開いていく) パーシヴァル「よし、東門が開いた!総員、戦場から離脱しつつ、そのままロンディニウムへ走れ!殿は私と大樹殿だ!一兵たりとも通しはしない!」 ディエンド「アルト、それに藤丸!僕らが抑えている間に『予言の子』と一緒に行きたまえ。それがキミたちの役割さ!」 アルト「ああ!あとで城壁で援護しに行くから待ってろ、ディエンド!」頷く 【はい!】 【先に行ってます!】← ディエンド「フッ。良い面構えじゃないか。あとでロンディニウムで待っているとも!」キリッ! パカラッ、パカラッ、パカラッ!!タタタタタァァーー!(ロンディニウムへ入城していくアルトたちとアルトリアたち) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ロンディニウム:内部 城壁の上に向かう階段の前 タタタタタァァーー!(内部を走っていくアルトたちとアルトリアたち) レッドラ・ビット「よし!どうにかロンディニウムへ帰還しましたね、皆さま。」ニコッ! ハベトロット「ああ。これもパーシヴァルと海東大樹のおかげだね!前は敵だったのだけど、味方になるととても頼りがいがあるね!」ニコッ! アルト「ああ。だがまだだ、パーシヴァルたちがここに入ってくるまで安心できない。俺は城壁の上に行く。みんなは大広間でしばらく休息を取ってくれ!」タタタタァァー!(階段をのぼっていく) アルトリア「わ、私も行きます!!」タタタタァァーー!(階段をのぼっていく) 千子村正「お、おいアルトリア!?」タタタタァァーー!(階段をのぼっていく) 【アルトリア、村正!】タタタタァァーー!(階段をのぼっていく) ハベトロット、スズカ、メリュジーヌたち「ーーーーー」タタタタァァーー!(階段をのぼっていく) パーシヴァルとディエンドの殿(しんがり)もあり、アルトリアたちとアルトたちは無事にロンディニウムの中へと帰還していき、 アルトはまだ戦場に残っているパーシヴァルとディエンドの様子を伺うために城壁の上へと急ぎ、アルトリアと村正などの他の皆もまた、アルトのあとをついていくのであった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ロンディニウム:東門の城壁前 オォォォォーーーー!!(未だにパーシヴァルたちを攻め立てているウッドワス軍の兵士たち) タタタタタァァーー!(城壁の上に到着するアルトたち) ハベトロット「うわぁ〜これはマジヤバで攻め入っているよなぁ・・。これはウッドワスの軍勢を怒らせたというのか?」下の戦場を見てて・・ 千子村正「違いねぇなぁ?東だけじゃなく、南や北の門を攻めていた軍隊が東門一カ所に集まっていやがる・・・。なんかヤバいんじゃないのか?」下の状況を見てて・・ アルト「ああ。だがそれを打開するためにも、俺たちがここで彼らのサポートをしていかないとな。」 スズカ「はい!」ピィィ〜〜パパパッ!(下のウッドワスの軍勢を調べていく) アルトリア「・・・・・・・・・」黙っている http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/167
168: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/08(木) 00:05:07.98 ID:D3+QVOwD0 千子村正「・・・気になるのか、あの海東大樹っていう奴のことを・・なぜ儂があのコソ泥の事を信じることが出来るようになったと言うことをなぁ?」 千子村正「確かにアイツはノリッジでの戦いで儂の気持ち的に斬りづらい奴を出して戦わせたものだから、儂はアイツの事を嫌な奴だと思っているのさ。」 千子村正「だがその嫌なところもひっくるめてまでアイツを信じるのは、アイツの持つ『正義』に興味を示したって事と言えるなぁ・・。」 アルトリア「・・正義ですか?あの海東さんに正義があると?」 アルト「ああ。確かに海東大樹の目的はこの世界の1番のお宝を手にする事であり、それを手にするなら手段も選ばずに手にしようとする一面もあるにある。」 アルト「でもそれ以上に、彼には人の思いや思い出を大切にする心情もあって、気まぐれではあるがそれを守る為に自身の『正義』を持って行動することもあるんだ。」 千子村正「俺はその事をアルトリアが寝ているときにアルトに聞かされてな。海東の奴は盗人じみた事柄が目立つが、その内には素直に言えない情に厚い所があると俺は認知してなぁ・・」 千子村正「それを知ったうえで改めてアイツのことを見ていたら、アイツのことをどうも憎めないような人情家な性格を持ってる奴だと思うようになったほかに、」 千子村正「アイツにはもう既に・・アイツの中で1番の『お宝』を見つけていると、アイツの眼をよく見て感じたんだよ。」 アルトリア「・・『お宝』ですか・・。(まぁ〜私にはもう既にその『お宝』の事を知っちゃっているんですけどね・・・。)」 アルトリア「でもどうしてでしょう・・。海東さんはその1番のお宝の在処を知っているようなのですが、なぜそれを取りに行かずに他のお宝に手の伸ばすようなことをするのですか?」 アルトリア「なぜ彼の1番手にしたいお宝には目もくれず、他の世界のお宝ばかりを手に取ろうとするのでしょうか・・?」 千子村正「まぁ人に寄るが・・その『お宝』自体がアイツの手に届きそうで届かない所にある・・・というよりか、その『お宝』こそ、アイツの・・“誰かを守りたいという心”じゃないかと儂は思っている。」 千子村正「『お宝』というのは必ずしも実際に目に見える物とは限らねぇ・・。人への『思いやり』、『友情』・『信念』・『希望』。それに『愛』とか・・・。」 千子村正「それらのような“思い”でさえも、人によっては大事な『宝』となり得ると言っても良いし、その『宝』を誰かに奪われたくない故に、人間はそのために戦う事を厭わない時もある。」 千子村正「現にアルトは『ヴァージェ』という自分がもっとも愛する妻の『愛』を取返そうとする為に俺たちと共に戦っているし、海東大樹の奴はその自身がいちばん手にしたい『お宝』のために躍起になってると思ってもいいよなぁ。」 千子村正「それを手にするのであれば、アイツは正義の味方として儂らに味方をしてくれるとも見受けられるし、アイツの義理人情の故に儂らを守るぐらいはしてくれると思っている。」 千子村正「だからって心からとはいかないが・・儂はアイツのことを“並行世界からの戦士(ヒーロー)”として信用している。アイツの目にその『お宝』が見えている限りな?」 アルトリア「・・・・人の思いさえも『お宝』ですかぁ〜・・。」意味深に感じている 【つまり海東大樹はしばらくは味方って事だね。】 アルトリア「!。藤丸君?」 【そうじゃなかったら、俺たちを守って殿(しんがり)を受けていないと思うよ。】 アルトリア「そ、そうですよね。じゃなかったら海東さんは私の大事な杖を知らないうちに盗んでトンヅラしてたかもしれないしね・・。」カァァ〜・・(顔を赤くする) アルトリア「・・なんとなくわかりました。海東さんもまた、その彼自身の1番の『お宝』を手にするために私たちに味方をしたと言うことを。」 アルトリア「でしたら私もまた、海東さんに対して少しぐらい『予言の子』として敬意を払った方が良さそうと思いますね。」 アルト「ああそうだな!」タタタタッ、ヒュッ!(城壁から飛び出す) メリュジーヌ「ええ。アルトがそう言うのなら私も!!」ビュゥゥ〜ン!(城壁から飛んでいく) アルトリア「「それはいつかくる兆しの星、希望の地、楽園の跡。誰に呼ばれるまでもなく、貴方は星をかざすでしょう。運命は誰のために――」キュィィーーン!(杖が青く光り出し、) アルトリア「『きみをいだく希望の星(アラウンド・カリバーン)』!!」ギィィーン、ピカァァーン!!(『きみをいだく希望の星(アラウンド・カリバーン)』を発動させる) アルトリアは海東大樹に少々不信感を抱いていたが、村正が言う“誰かを守る心さえも『お宝』となり得る”という話を聞き、 その話を意味深に感じ取ったアルトリアは、カルデアのマスターの後押しもあり、アルトリアは海東大樹(仮面ライダーディエンド)に敬意を払うように、 自身の宝具である『きみをいだく希望の星(アラウンド・カリバーン)』を海東たちやアルトたちに対して発動させるのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/168
169: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/09/08(木) 23:03:35.51 ID:D3+QVOwD0 ロンディニウム:東門の前(城壁の下)では・・ オォォォォーーーー!!(北や南から続々とウッドワスの兵士たちが押し寄せてくる) 北からのウッドワス軍・兵士「オォォ〜なんだか凄い気持ちが高ぶって来たぁ〜〜!このまま円卓軍のパーシヴァルと『予言の子』の1人を八つ裂きにしちゃうんだぁ〜〜!!」ドドドドォォ〜〜!!(突撃してくる) 南からのウッドワス軍・兵士「殺せ―殺せ―!!円卓軍のパーシヴァルさえ殺せば、円卓軍の士気は一気に崩壊するからなぁーー!!」ドドドドォォ〜〜!!(突撃してくる) パーシヴァル「ハァ・・ハァ・・・・。狙いは私!?にしてもここまで東門に兵が集中してくるなんて・・・。」 ディエンド「ああ・・・さすがにこれは様子がおかしい。何者かが兵士の感情を高ぶらせているみたいだ・・。このままでは・・・」 オォォォォーーーー!!ドドドドォォ〜〜!!(ウッドワス軍・兵士たちが一点に押し寄せてくる) へシアン・ロボ、アタランテ「〜〜〜〜!?」ガシュガシュガシュ〜〜!(軍勢の波に呑まれていく) ガシャシャァァ〜・・シュゥゥ〜ン・・・(そのまま召喚された2騎が消滅する) ディエンド「クッ・・・・」ガシッ!(ネオディエンドライバーを構える) パーシヴァル「ヌゥゥゥ・・・」ガシンッ!(槍を構える) ドドドドォォ〜〜!!(ウッドワス軍・兵士たちが押し寄せてくる) ギィィーン、ピカァァーン!!(アルトリアの『きみをいだく希望の星(アラウンド・カリバーン)』が発動する) ディエンド「!?。力が・・・もしやこれ・・・」ギュィィーン!(対粛正防御が付与される) パーシヴァル「これはアルトリアさんの魔術!?」ギュィィーン!(対粛正防御が付与される) メリュジーヌ「ハイアングルトランスファー!」ギュィィーーン!ドゴォォーーン!!(ウッドワス軍・兵士たちに拳の一撃をかます) 多くのウッドワス軍・兵士たち「ぐわぁぁぁぁ〜〜!?」ドゴォォーーン!!(吹き飛ばされる) アルト「ヒール(回復)!」シュタッ、キィィン!(着地しながらパーシヴァルたちを回復させる) パーシヴァル「アルトさん!?どうして貴方がここに戻って・・・それにコレは・・・」 アルト「援護しに行くって言っただろ?まぁどうも非常事態になってたモノだから、直接降りて援護しに行くことになったけどね。」 アルト「海東。アナタにかけられたその魔術はアルトリアがアナタへの敬意の証しとして受けたものだ。故にアナタにもそれに応える義理があるんじゃないのか?」 ディエンド「!。・・・・フッ、そうみたいだね。どういう理由だか知らないけど、僕はアルトリアに少しは信用されたって事かもね。」クスッ・・(笑みを浮かべる) アルト「・・・誤解しない方が良いよ海東大樹。俺は『門矢士』と違い、俺は俺たちを裏切ろうとするアナタを、1ミリも容赦なく制裁を加えるつもりだからな?」 ディエンド「・・・確かにそうらしいね。君からの忠告・・確かに僕の心に刻み込んでおくとしよう。」 ディエンド「しかし今はこの状況を打開して、早く僕らもロンディニウムへ入城した方が良さそうと思っているからね?」 アルト「それについては問題なさそうだ。なにせ、あのウッドワス軍の兵の異常行動の正体が、いま目の前にいるからな!」前の方を見てて・・ ディエンド「???」前の方を見てて・・ 東門城壁の下では、北と南側を攻めていたウッドワス軍の兵の一部が東門へと集まりだし、荒ぶる兵士たちの前にディエンドが召喚したサーヴァントが倒され、 パーシヴァルとディエンドがその軍勢に窮地に立たされたときにアルトたちが城壁から降りて援護していき、 アルトはディエンドにアルトリアがディエンド(海東大樹)に敬意を払ったと伝えつつ、彼が裏切ったら容赦なく制裁を加えるという忠告を伝えていき、 アルトたちはウッドワス軍・兵士たちの様子がおかしくなった原因が目の前にいるのを察知し、その原因の正体を見ていくのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/169
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