【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ  (632レス)
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160: [saga] 2022/09/03(土)23:34 ID:1HxebtPP0(2/2) AAS
そして現在・・・ロンディニウム周辺の平原にて・・・

レッドラ・ビット「成る程・・・。つまりアルト殿たちはその・・ヘイコウセカイから来た偽者の『予言の子』と呼ばれた者たちを保護していき、」

レッドラ・ビット「本物の『予言の子』であるアルトリア殿の邪魔にならないように配慮しながらサポートをしていく形を取っていると。そしてその新たに保護した者が、こちらの海東大樹殿と。」

海東大樹「まぁ正確にはアルトに雇ってもらった戦士かつトレジャーハンターと言ってくれるかな?まぁ今の僕には言えた立場ではないけどね。」

アルトリア「ハァ・・。なにがトレジャーハンターですか・・私と敵対してた頃は私の杖を盗もうとしたくせに・・・。まあ、今の私たちと彼とは協力関係ですけど・・。」

アルトリア「アルトさんは前にいた世界にいた頃から海東さんの事を知っている故に彼の事を信用しているのはわかるけど、しょうじき村正まで海東さんの事を信用するなんて・・・」浮かない顔をする

千子村正「・・・・・・・・・」アルトリアの表情を見てて・・

【・・・・・(アルトリア、元気ないなぁ・・)】
【(もしかしてアルトリアは大樹さんの事を・・・・・)】←

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同じ頃、パーシヴァルと一緒に行動しているメリュジーヌたちは・・・

円卓軍の兵士「・・・カルワス隊長からの伝達は以上です。北側は既に敵陣が展開していますが、南側からであれば入城は容易いかと。」

パーシヴァル「承知した。予定通り、我々は『予言の子』とアルトたちと共にロンディニウムに戻る。カルワスには現状維持を伝えてくれ。まだ総力戦は早い、とね。」

円卓軍の兵士「は!」タッタッタッタァァーー!(別の軍勢の列に向かう)

バーゲスト「やはり敵軍の指揮はウッドワスが握っていると?」

パーシヴァル「ええ。女王軍の兵士の中にオックスフォードから来た牙の氏族が多く存在している事から、間違いはないかと。」

メリュジーヌ「けどなんとしてでも、アルトリアたちとアルトと一緒にロンディニウムに戻らないとね。」

パーシヴァル「ええ。ロンディニウムで待つシェフィールドの住民たちやロブたちを安心させるためにも、この戦いは避けられないかと。」

バーゲスト、メリュジーヌ「ああ(ええ)。」頷く

タッタッタッタァァー・・(アルトたちの元へ向かうパーシヴァルたち)
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【パーシヴァルさん、今のは?】

パーシヴァル「はい。予想通りであるのですが・・・・女王軍がロンディニウムに進軍を開始しました。オックスフォードに駐在していた軍隊・・・・『牙の氏族』の長、ウッドワスの軍です。」

アルト「!。ついに来たか・・・ボガードからウッドワスの事についてを話してくれたからな。彼の行動の政略については俺にも教えてくれたのだが・・」

千子村正「にしても早いな。軍隊ってのはそんなに早く動かせるもんじゃねぇんだが・・・・。」

千子村正「ダルダンの奴が敗北し、ノリッジの鐘の音が鳴ってまだ一日。女王に尻を叩かれて、必死の進軍ってワケか。」

アルトリア「・・・。ウッドワスの軍隊は『牙の氏族』だけで構成されています。彼らは本来、武器を持たずに身体だけで戦う妖精。そのため、戦の支度も早いんです。」

アルトリア「ボガードさんの『牙の氏族』の兵士たち同様、野戦では敵なしの氏族ですが、街の制圧や攻城戦は不得手であるはずです。」

アルト「ふむふむ。成る程・・・」理解していく
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