【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ  (632レス)
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256: [saga] 2022/10/11(火)20:50 ID:0eaLiQG20(2/3) AAS
パーシヴァル「――ですが、アルトさんやレッドラ・ビット、それにコーラルさんの話を聞いて、我ら円卓軍もここで黙っている訳にはございません。」

パーシヴァル「正直に言いますと、3年前にブルーナが風の氏族長になられ、ソールズベリーで毒物製造を始めた頃から、円卓軍は彼女の非道な悪行に目を付けておりました。」

パーシヴァル「ウェールズの妖精たちに関しては、いったんは私の方で預かり、そのまま私たちは彼らとロンディニウムへそのまま戻ります。」

パーシヴァル「クンドリーもまだ走れる、と言ってくれていますし、大きなバケットを担ぐぐらいなら大丈夫かと思います。」

パーシヴァル「アルトさんの案には私も賛同する意はあります。できれば私の方もアルト殿と行動するか援軍を送りたい気持ちはあるのですが、」

パーシヴァル「現在、ウッドワス軍と交戦している円卓軍の兵を減らすわけにもいかないし、ソールズベリーには私よりも『予言の子』であるアルトリアが言った方が宜しいかと思っております。」

パーシヴァル「『予言の子』は一部の妖精たちから歓迎されるでしょうが、円卓軍の団長である私はよく思われないでしょう。」

ゾックス「? 妙なコトを言ったか、パーシヴァル。ソールズベリーにも少しぐらいは反抗勢力がいると聞いているが、彼らと協力し合うことはできないってコトか?」

介人「そうだよパーシヴァル!ノリッジでもやったように、ソールズベリーのみんなと一緒に戦えば、ブルーナの兵隊たちを抑えられるんじゃないかと思うんじゃないのかな?」

立花響「そうですよ!アルトリアちゃんがソールズベリーのみんなと話し合えば、蒼毒のブルーナを打倒に力を貸してくれるかと・・」

アルトリア「いいえ。私が言うに、『円卓軍』と反抗勢力である『ソールズベリーの反乱軍』及び『オーロラ派』は別の組織です。ちょっと運動内容が違うというか・・」

アルトリア「そもそもブルーナはまだ、女王側の氏族長でイレギュラーズの1人なのは確かです。円卓軍と協力する素振りを見せたら、真っ先にモルガン陛下の指先で潰されてしまいますよ。」

メリュジーヌ「!?。アルトリア、君は今なんて言ったんだ?ブルーナがまだ、女王側の氏族長だって聞いたのだが・・・」

オベロン「ああ、それについては僕から説明しておくよ。ブルーナとは先週・・正確にはアルトたちがソールズベリーで最初の騒ぎを起こした2日後に、僕らは彼女と謁見しているんだ。」

オベロン「確かにブルーナはオーロラを処刑の如く殺し、自身の持つ氏族長の権力で好き放題やっている、風の氏族の妖精の中でも真っ当の悪人さ。」

オベロン「ウェスバニーでブルーナとコーラルたちの関係性のことは承知の上さ。なんたって、メリュジーヌとコーラルの敵であるブルーナとなんで謁見しているんだってね?」

メリュジーヌ、コーラル「・・・・・・・・」オベロンの事を睨んでいる

【黙っててごめんね、2人とも・・。】←
【これには深い理由があって・・・・】

オベロン「ああ。でもそのブルーナが持つ氏族長の権力が仇となって、彼女の事を追い詰める事も出来ることを想定し、僕らはブルーナと接触を図ったんだ。」

オベロン「アグラヴェインから異端の亜鈴を手にし、モルガンから氏族長の座を貰ったブルーナにとって大切なモノ・・、それはブルーナ自身の“権力と富”である事を、僕は既に知っている。」

オベロン「そのブルーナの大事にしている富と権力さえ失えば、ブルーナはたちまち自身の立場的に追い詰められるというモノさ。」

オベロン「ブルーナの権力を失わせるに至っては、彼女との謁見の際に、僕たちとブルーナで交わしたある『約束』が一番の要と思っているからね。」

アルト「ある『約束』・・・まさかそれって・・、前にノリッジでダルダンを精神的に追い詰めようとした、あの・・・」

オベロン「ああそうとも!ブルーナとは“ノリッジの『厄災』を祓えれば、ソールズベリーの『鐘』を明け渡す”という条件付きの『約束』を既に交わしているのさ!」

オベロン「そしてその『約束』の条件は既に満たしている。なら、次はブルーナが約束を守る番って事さ!」

メリュジーヌ「なんだって!?君たちは私たちの知らない間に、ブルーナとそんな約束をしていたのか!?」イライライラ・・(少々イラついている)

ダ・ヴィンチちゃん「ま、まぁそういうことだね。ブルーナの事については常に警戒していた上での約束であるからね。いずれにしてもアルトたちには話すつもりだったのだが・・」

オベロン「まぁそうだね。でもアルトが打倒ブルーナの意を見せている以上、ブルーナとの隠し事はいずれにしても話さなきゃならなかったからね。良い機会だと思うよ。」

オベロン「それに約束を果たした以上・・ノリッジを救った報酬を渡さなければ、僕の方からブルーナを秘密を暴露し、無理矢理でも氏族長の座から降ろそうとするのが、僕らの作戦でね。」

オベロン「要はノリッジの時と同じようにブルーナに、“巡礼の鐘を鳴らさせろ。さもなくはソールズベリーの住民たちと一緒におまえを蹴落とすぞ”って脅しをかけるような・・・・」

ヒュゥゥゥ〜〜ン・・・(忽然と強めのそよ風が吹いてくる)
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