【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ  (632レス)
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290: [saga] 2022/11/05(土)08:48 ID:nN/HCYTk0(1) AAS
バサッ・・バサッ・・バサッ・・!(青い翅を羽ばたかせていくブルーナ)

ブルーナ「『・・・あ〜あ〜あぁ〜・・聞こえているか?この声が聞こえるか『予言の子』。一度しか言わないから、耳をかっぽじって聞きなさい。』」

ブルーナ「『私は『風の氏族』の長、ブルーナよ。『予言の子』アルトリア、『境界なき勇士団』と一緒にこの近くを通っている事はわかっているわよ!』」

ブルーナ「『『予言の子』アルトリア・キャスター!『異邦の魔術師』藤丸立香!『境界なき勇士団』のリーダーにして3年前の大罪人であるアルト・オルラント・・もとい三澤亮太!並びにその妻であるバーゲストとメリュジーヌ!』」

ブルーナ「『貴方たちは我がイレギュラーズの同志である土の氏族長:ダルダンと二代目妖精騎士ガウェインを殺し、数日前には私のソールズベリーを荒した重罪・・いや、大罪者である!』」

ブルーナ「『その大罪を犯した者である貴方たちに、この風の氏族長ブルーナとモルガン陛下の名において、さっさとおとなしく投降しなさい!』」

ブルーナ「『さもなくは、このソールズベリーにて邪教徒に堕ちたソールズベリーの民をこの場で処刑することになるわよ!』」

ブルーナ「『これは貴方たちのせいでもあるのよ?あなたたちが『巡礼の旅』とかいう行いであなたたちが説く邪教の教えをブリテン中にばらまいていくなんてね?』」

ブルーナ「『私の同志でもある氏族長ダルダンと二代目妖精騎士ガウェインを殺し、今度は私を邪教の教えで貶めようとするのなら・・私は貴方たちを許しはしないわ!』」

ブルーナ「『貴方たちは“イレギュラーズのメンバー2翅の殺害”および“邪教によるブリテン国民の集団洗脳”の罪により・・私はあなたたちに死刑を宣告し、ソールズベリーにいる貴方たちのシンパを全員すべて捕らえて言うわ。』」

ブルーナ「『妖精たちを助けたいならここまで来てみなさい!貴方たちがブリテンにいる妖精たちを救う『予言の子』の一味であるならば、放っておくワケには行かないよね?『予言の子』何だから・・?』」

ブルーナ「『『予言の子』、『異邦の魔術師』、そしてアルト・オルラント。今から昼頃の14時まで待ってやるから、貴方たちはこのまま投降するかしないを選ぶといいわ。』」

ブルーナ「『もしこのまま逃げるというのであれば、さっきも言ったように、このソールズベリーにいる貴方たちの邪教に魅入られた者たち全員・・私の手で処刑することになるわよ?』」

ブルーナ「『もちろん、ノリッジで女王軍相手に無双した『絶唱の予言の子』の仲間とも言える“ピンク色の『絶唱の予言の子』”を含めて処刑するから、よく考えて行動しなさいよ。』」

シュッ!(花火打ち上げの合図を送るブルーナ)

合図を受け取った兵士「―――!総員、花火発射!!」命令する

ドォーン、ドォーン、ドォォォーーー!!(花火の弾が打ち上がる)

パンパァ〜ン!キラァァ〜〜ン・・・・(ソールズベリー上空に蒼い光の天使の花火が打ち上げられていく)
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これが私のソールズベリーでの大規模な『予言の子』を支持する者たちを一斉に処刑する告知を行なった理由である。

今、ノリッジは土の氏族長であったダルダンを殺され、一体誰を信じていいか疑心暗鬼となり、それらの支援を受けている円卓軍もさぞ困惑しているのだろう。

それらの打開策のために『予言の子』はソールズベリーの鐘を鳴らし、『予言の子』の存在が実在であると証明させようとしている事は私も感づいたわ。

ならば私もまた、その『予言の子』が実行しようとしている事を私が先に実行しようとこの大規模な処刑計画を実行に移したのだ。

刹那主義で移ろいやすい妖精たちを使役させるに至っては、“自分自身が生きている事”自体が奴らにとっての絶対勝利条件であり、私は他の誰よりも一番妖精の奴らの習性を知っている。

つまりはこの大規模処刑による計画で『予言の子』たちが来れば、私が練った作戦によって彼女たちは倒れ、私は『予言の子』を倒した名声を得ることが出来る。

逆に『予言の子』たちが来ずにロンディニウムへ逃げ出せば、『予言の子』は妖精たちを見捨てた邪教信者として蔑まされ、私への名声は今以上に回復する。

どちらに転んでも私の権力に傷1つも付かずに勝利し得るが、問題は亮太君たち『境界なき勇士団』が逃げずにこちらに来るのは確実であることだ。

あちらにはオーロラを殺されて復讐に燃えるメリュジーヌもいるし、『絶唱の予言の子』の仲間とも言える“ピンク色の『絶唱の予言の子』”の事もある。

そしてアルト・オルラントこと三澤亮太とは、あの時、霧の海岸で石化した彼を捨てた因縁がある。亮太君とはいずれにしても決着を付けるのは確実であろう。

私は何としてでもこの大規模な処刑計画を成功させ、私の地位名誉・名声と権力を守り、彼らとの因縁に決着を付ける事こそが・・・

この風の氏族長にして、イレギュラーズのメンバーの1人として、そして■■の妖精たる■■■■■■・・ブルーナの最大にして最善の『目的』であることに変わりはないのだから・・。
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