【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ  (632レス)
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298: [saga] 2022/11/10(木)23:34 ID:bPkr1GD00(1) AAS
ポンッ!(小さくなるオベロン)

オベロン「わかった。君のその命を賭ける覚悟に免じて、君に藤丸君とアルトリアの事を改めて預けることにするよ。」

アルト「ああ!必ずブルーナを倒し、アルトリアたちを無事にソールズベリーの鐘の元へ連れて行くことを約束するよ。」

オベロン「ああ。じゃあ僕はこのままトリスタンたちの援護に向かう。君も無事に生きてソールズベリーの解放を成し遂げようじゃないか!」

アルト「ああ、気をつけてな!」

オベロン「―――――――!」頷く

スタッ、パタパタァァ〜〜!(そのまま・製毒工場の方へ飛んでいくオベロン)

オベロンはアルトに処刑会場の内部構造の地図を見せて会場内の仕掛けを説明すると共に、アルトの人質を助ける覚悟を再確認し、

オベロンはアルトにアルトリアたちの事を任せ、自身は別行動を取っているトリスタンたちの援護に向かうように身体を小さくしつつ、ブランカに乗って製毒工場の方へ飛んでいくのであった。
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コロシアム型の処刑会場:最上階の観客席にて・・・

タッタッタッタッ・・・・(観客席の入り口に立つアルト)

フード姿のアルト「(さて・・・ここまで来たら、この俺も少々緊張してきたよなぁ・・。)」

フード姿のアルト「(ブルーナだけを倒すだけなら俺やメリュジーヌだけでも十分なのだが、人質になっている者たちや月読調を救出するとなると、作戦の難易度が一気に跳ね上がるからな・・。)」

フード姿のアルト「・・・・・・・・・」ジィィィ〜〜・・(処刑会場の中央を見ていく・・)
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処刑会場:中央の処刑台

ワーーワーーワーーワーー!!(中央の処刑台に向けて罵声を浴びせていく妖精たち)

観客席にいる妖精たち「殺せ〜殺せ〜〜!!ジャキョウトたちに魅入られた妖精たちの悲鳴と血をさらけだせ〜〜!」ワーーワーーワーー!!(罵声を浴びせていく)

処刑台に縛られている妖精たちと人間たち「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」縄に縛られている

処刑台を守る衛兵たち「――――――――」ガシン、ガシンッ!(槍を持って待機している)

遠くから見ているアルト「(人質の数はざっと50名・・・・1つ目の鐘を鳴らした事で『予言の子』を支持するようになった住民たちが多少はいたと確証は取れるモノだな。)」

遠くから見ているアルト「(にしても、ここにいる観客席の妖精たちのみんながブルーナを支持している住民たちだと思うと、正直俺も気が引くよな・・。)」

遠くから見ているアルト「(シェフィールドでもそうだったよな。自分たちの立場が危うくなったと途端にボガードからスプリガンたちに鞍替えする位だからな、ブリテンの妖精というのは・・)

遠くから見ているアルト「(あんたの言う通りだったよブルーナ。ブリテンの妖精たちのほとんどは、ただ単に自分たちの『目的』を遂げる事と、刹那的に自身らが楽しい思いをするのが大好きだって言う事を・・。)」

遠くから見ているアルト「(妖精たちを解放すると言っているけど、正直にこのブリテンの妖精たちをこのまま自由にしたまま解放して良いのか・・・)・・・・・!?」何かを見つける

黒髪のツインテールの女の子(月読調)「ウゥゥ・・・・・」縄で両手を縛られている

マイク「ウゥゥゥ・・・・」縄で両手を縛られている

処刑台の中央では50名ほどの人質の妖精と人間たちが、両腕に縄を縛られて張りつけにされていて、観客席にいる妖精たちは彼らを『邪教徒』扱いとして蔑むように罵声を浴びせており、

処刑台の中央には黒髪でツインテールをした女の子・・『戦姫絶唱シンフォギア』に登場するシュルシャガナのシンフォギア装者である『月読調』と、

その隣にはかつて宿屋で少しの間、世話になった亭主の妖精であるマイクが、他の人質の妖精たちと同じく両手を縄で縛られて貼り付けになっており、

月読調にあたっては・・衣服と共に身体全体がボロボロになっており、彼女の両足に粗悪に包帯が巻かれた状態で張りつけにされていたのであった。
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