【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ  (632レス)
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327: [saga] 2022/11/28(月)23:24 ID:oFXxQyNU0(2/2) AAS
それから数日後(時系列:オーロラの処刑執行日の2日前)・・・マンチェスター:とある実験室にて・・

ポチャンッ、トロォォォ〜〜・・・(蒼毒の解毒薬のデモンストレーションを行なっている)

サラマンダー「このように私が開発した蒼毒の解毒薬を持ってすれば、蒼毒の毒性を解毒する事が可能となります。」

サラマンダー「そしてこの解毒薬を更に改良すれば、汚染された地域の解毒も可能になると想定しておられます。」

妖精騎士アグラヴェイン「成る程。あなたの作った解毒薬なら、蒼毒による汚染を確実に治せると言っても良いわね。」フフッ・・(笑みを見せる)

サラマンダー「い、いえ〜それ程でも〜〜〜・・・」カァァ〜〜・・(惚れ惚れしている)

妖精騎士アグラヴェイン「さて・・・この蒼毒の解毒薬が完成した以上、あなたにはこれからある妖精の元で従者として働いて貰うわよ。」

サラマンダー「・・従者としての仕事ですか?その妖精とはいったい・・?」

妖精騎士アグラヴェイン「あなたが作った解毒薬の元となる『蒼毒』の提供者・・・私の部下の1人である『蒼毒のブルーナ』よ。それがあなたの仕事先の上司となる妖精よ。」

妖精騎士アグラヴェイン「彼女の元で働けば、あなたの『目的』をより確実に成就させる事が出来るし、あなたのその能力と才能を最大限に発揮させられるわよ。」

サラマンダー「!。より確実に『目的』を達成させる且つ、私の能力と才能を発揮させられるって・・・」

妖精騎士アグラヴェイン「ええ。」

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オーロラの処刑執行日の前日・・・・洋服屋 シアンズ・ブティッカー:フィッティングルーム

サラマンダー「―――――――――――」クシュクシュクシュ・・・(自身の髪をまとめ上げている)

妖精騎士アグラヴェイン「入ってきていいわよ、サラマンダー。」呼びかけている

サラマンダー「あっ、はい・・。」ビシッ!タッタッタッタッ・・・(ブルーナがいるフィッティングルームに入っていく)

ペラペラペラペラペラ・・・・(妖精騎士アグラヴェインとブルーナ、サラマンダーがそれぞれの事で話していく)

ブルーナ「わかったわ。私の蒼毒とこの解毒薬で私の氏族長としての名声が広がり、それによる富が得られるとならば、あなたを私の最初の部下として雇ってあげるわ。」

サラマンダー「ほ、本当ですかブルーナ様!?」驚く

ブルーナ「ええ。あなたのその解毒薬と私の蒼毒・・・この2つを駆使して、このブリテン全土に私たちの存在を知らしめましょう!」キリッ!

サラマンダー「はい、ブルーナ様!」ビシッ!

ガシッ、ガシッ!(お互いに握手をかわすサラマンダーとブルーナ)
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妖精騎士アグラヴェイン様の頼みごと通り・・蒼毒を解毒する解毒薬を開発し、私はアグラヴェイン様の紹介の元、蒼毒の提供者にして『異端の妖精たち(イレギュラーズ)』の幹部の1人であり、

のちにソールズベリーの領主と風の氏族長である『蒼毒のブルーナ』の従者として働くことになり、私の良きパートナーとなった。

以前に私は超高校級の薬剤師なんかどうでもよくなったと言っていたが、それは人間の薬剤師だった頃の私を否定する意味でもあり、薬剤師の『才能』は私の目的を果たすための『手段』となった。

私はその『手段』を駆使しながら多くの蒼毒の解毒薬を製造していき、その過程で多くの蒼毒兵器も製作し、それらを蒼毒の解毒薬と共に売買するようにもなった。

蒼毒兵器の製作は人間だった頃に思ってた“誰かを救いたい”という気持ちとは真逆な考えであり、“誰かが苦しむ顔が見たい”という妖精である自分の欲求とブルーナ様の考えている事の一致で思いつき、

ブルーナ様の提供してくれた蒼毒を改良し、それらの解毒薬と共に蒼毒兵器をより多く製作していき、それらをブリテンの妖精たちに売りつけていき、

それらで稼いだお金と女王軍やノリッジからの支援金で私とブルーナは裕福な生活を送るようになり、私もまた、人間だった頃では味わえなかった幸福感を思う存分に堪能していったのであった。
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