【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (632レス)
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466: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/04/12(水) 08:00:24.98 ID:yMBo8aqC0 かくかくしかじか・・・・(異聞帯の事で軽くゼットたちに説明するぺぺロン伯爵) ぺぺロン伯爵「つまりね、私や藤丸くんたちのような“今を生きる人類”が暮らしていた世界である汎人類史ではない世界・・・」 ぺぺロン伯爵「過った選択、過った繁栄によって“不要なもの”として中断され、並行世界論にすら“行き止まり”として認識されなかった、人類史の断片・・・」 ぺぺロン伯爵「私たちはそれらのような“異聞の帯”の事を『異聞帯』と言って、カルデアのみんなは今までいくつのも異聞帯をめぐり、自分たちの世界を救う冒険を繰り広げているのよ?」 ゼット「成る程・・・その世界の地球人類の選択判断によっては、並行世界にすら認識されず、存在すら認められない世界というのが、この『異聞帯』と呼ばれる別世界と言うのですか・・・」 ハルキ「・・・なんか、他とは違う別の世界だというのに、それらを並行世界にすら呼ばれる事が許されない世界が実在していたなんて・・なんというかそのぉぉ〜〜・・・」困り顔 ぺぺロン伯爵「いいえ、異聞帯という世界というのはあくまで私たちの個別判断で呼んでいる世界の事を指し示しているだけで、ハルキ君が細かく考える必要なんか関係ないわ。」 ハルキ「そ、そうなんですか・・・えぇ〜とそのぉぉ〜〜・・・」ポリポリポリ・・・(指でもみあげをかきながら) アルト(小声)「(ペペロンチーノ、ハルキやウルトラマンZに『異聞帯』の話をするのはちょっとマズいんじゃないのか?たしか異聞帯はカルデアにとって・・・)」コソコソ・・ ぺぺロン伯爵(小声)「(わかっている。彼ら(ハルキとゼット)には後からこっちで記憶の一部に忘却術をかけておくから、心配しなくてもいいわよ?)」コソコソ・・ ぺぺロン伯爵(小声)「(と言っても、そうでもしないと彼らのようなヒーローたちは、彼らの感情次第では何が何でも、その世界もすべて守ろうとしちゃうからね?ほんと彼ら(ヒーロー)という者はねぇ・・)」コソコソ・・ アルト(小声)「(ああ。海東大樹を除いて、ここにいるヒーローたちはみんな、人助けをする事こそが彼らの心の本質だからね・・。)」コソコソ・・・ ぺぺロン伯爵「っと、話を戻すけどね。この妖精國ブリテンはね、さっき私が言ってた『異聞帯』と呼ばれる世界とは違う・・・空想樹が無くなってもこの世界は無くなることはない。」 ぺぺロン伯爵「あなたたちが言うように、この世界は正真正銘の並行世界・・・私や藤丸くんたちが言う汎人類史とは大きく異なる世界・・・」 ぺぺロン伯爵「汎人類史の世界において空想の産物と呼ばれていた妖精が霊長の存在として君臨している世界なのよ。」 ぺぺロン伯爵「そんな妖精たちの世界を恐怖と圧政で支配しているのが、この妖精國の女王である『モルガン』であり、あなたたちに『星の終わり』の夢を見せ、」 ぺぺロン伯爵「あなたたちのような並行世界にいるヒーローたちを使って、『予言の子』であるアルトリアちゃんの巡礼の旅を邪魔させようとしたのが、『妖精騎士アグラヴェイン』という人なの。」 ぺぺロン伯爵「妖精騎士アグラヴェインはこの妖精國に存在する妖精騎士と名乗っているけど、本当はアルト君と同じ『現実世界』の人間であり、いったいこの世界で何を企んでいるかは知らないのだけど・・・」 ぺぺロン伯爵「この妖精國を支配する妖精妃モルガンとその妖精妃を守っている妖精騎士アグラヴェイン・彼女たちを倒さない限りは、ハルキ達のような別世界の人たちは元の世界には戻れない・・・」 ぺぺロン伯爵「それらのことについては既に海東大樹やアルトたちを通して伝わっているのだけど、私が話したいことはそこじゃないわよ。」 ぺぺロン伯爵「アルト君。あなたはシェフィールドでの戦いの後、ボガードから領主の役割を引き継ぎ、場所がロンディニウムに変わっても、立派に領主として妖精たちを導いていることはよく聞いているわ。」 ぺぺロン伯爵「彼ら(元・シェフィールドの住民たち)の為にわざわざロンディニウムへ行けと話し、自身は彼らが望むノリッジ奪還を成功させる為に旅だった。」 ぺぺロン伯爵「そしてあなたはノリッジで『予言の子』であるアルトリアとカルデアと共にノリッジの『厄災』、円卓軍と共にイレギュラーズの1人であるダルダンを倒し、」 ぺぺロン伯爵「さらには女王軍・軍隊長であった2代目妖精騎士ガウェイン、ソールズベリーを我が物顔で支配していたブルーナちゃんを倒した。」 ぺぺロン伯爵「あなたとあなたが結成させた『境界なき勇士団』の活躍は、もはや『予言の子』と同じぐらいに妖精たちの心に染み渡り、あなたたちへの賞賛の声はもううなぎ登りなのよねぇ〜。」 ボガード「ああ。前の領主である私でさえもなし得なかったことをアルト、お前は立派にやり遂げた事に私は誇りに思えるぞ。」 アルト「ああ。だがこのようなことができたのは俺の力だけじゃない・・・俺と俺の妻のバーゲストとメリュジーヌ、俺の子供たち、ボガードにロブたちにカイニスにハベトロットたち・・・」 アルト「それにアルトリアやカルデア、円卓軍、そして俺たちに協力しているハルキや介人たち、響たちのような並行世界からの戦士(ヒーロー)の協力があって、俺たちは今ここにいるんだ。」 ハルキ、ゼット、パーシヴァル、バーゲスト「――――」頷く ぺぺロン伯爵、ボガード「・・・・・・・」微笑みを見せる http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/466
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