【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (632レス)
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524: [saga] 2023/05/19(金)00:20 ID:FLz+kiNF0(1/3) AAS
騎士ミスティ「お前だったか・・コーラル。境界なき勇士団の中にピンク色の翅をした風の氏族の妖精がいると聞いてはいたが・・・」
騎士ミスティ「まさか人間の事を『下等生物』と呼ぶほどに人間を嫌っていたコーラルが、女王陛下に逆らう人間の味方をしていたとはなぁ?」
女王軍・騎士「ミスティ様、あの妖精とはお知り合いなのですか?」問いかけていく
騎士ミスティ「ああ。私がオーロラの部下だった頃、同期でオーロラの従者を希望した私の後輩の妖精だ。まあ、私と違って力の程は弱い方だがな?」
騎士ミスティ「聞いた話では3年前、ご主人であるはずのオーロラを見捨て、従者の職を辞めて自堕落な生活を送っていたと聞いてはいるのだが・・・」
コーラル「クゥゥッ・・・・」図星を突かれる
コーラル「ミスティ。あなた、あなたの持つ力に惹かれたウッドワスにスカウトされ、オーロラ様の命を受け、ウッドワスの傘下に加わったと聞いてはいましたが・・・」
コーラル「その姿はあなた・・・ウッドワスを経由して女王軍の女王騎士になっていたのですね!あなたの持つ混濁術の力があるのを良い事に・・・」
騎士ミスティ「そうだ。私はこの混濁術の力の使い方と戦術を極め、ウッドワス様の勧めの元、私はモルガン陛下の元で女王騎士となる程の出世をさせてもらったのだ。」
騎士ミスティ「フフフフッ・・・ほんと皮肉な物だな。オーロラは私がウッドワスの同行を探るための監視者となる命令でウッドワスの元へ送ったと思っていたのだが、実際はそうじゃない。」
騎士ミスティ「私は気づいていたのだ。あのオーロラのヤツは、私の力がオーロラ自身にとっていずれ自身の邪魔となる存在になるのだと。いずれにしても私の事を斥候すべき存在だと言う事を‥」
騎士ミスティ「だから私は私の混濁術がウッドワス様の役に立ち、この妖精國を守る礎になる妖精だとアピールをし、ウッドワス様に私の事をオーロラから引き抜いて貰えるような状況になるようにな?」
コーラル「引き抜いて貰えるようにって・・・まさか、あなたがオーロラの命でウッドワスの傘下に入ったのって・・・・」
騎士ミスティ「そうだ。私がウッドワスのスカウトを受け入れたのはオーロラの命令だけでなく、自分の意思でオーロラの元から離れたのさ。私がオーロラの自分勝手で消される前に・・・」
騎士ミスティ「おかげで私はこのように女王騎士の甲冑を纏い、こうして先んじてウッドワス軍に派遣され、ロンディニウムの人間たちの抹殺をおこなえるのだからなぁ!」
フフフフンッ、ガシンッ!ギュワワァァァ〜ン・・・(騎士ミスティのハルバードから怪しげなのオーラが放たれていく)
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ギュワワァァァ〜ン、フニャフニャフニャァァ〜〜・・・(コーラルたちの視線に騎士ミスティの姿がハッキリと見えなくなるぐらいに姿がおぼろげになっていく)
コーラル「――!?。私の眼の調子がおかしい・・・‥いえ、これはなんていうか・・・これは・・・・」
騎士ミスティ「フフフフッ、我が混濁術はあらゆる者たちの視覚・聴覚・感覚・記憶などを朧げに混濁させ、恰が今やっている事が解らなくなるほどに鈍感となり、」
騎士ミスティ「門前にいる異界からの戦士たちが、こちらに入ってくる軍兵の内の3分の1を見逃すというミスさえも見抜けぬ有様になっているからな?」
コーラル「!?。あれはあなたの仕業だったのですね!響さんたちやアドニス様たちが敵軍を1人逃がすようなミスを犯すほどに様子がおかしかったのは、あなたが彼らにその術を施したというのですね!」
コーラル「そしてあなたの指揮下の元、ロンディニウム内部の制圧の為に動いているという事を!なんて卑怯な事を!」
騎士ミスティ「フンッ、女王陛下に逆らったお前に言われたくなどない!ましてはオーロラの従者の職を捨て、反逆者側についたお前なんかにはな!」
騎士ミスティ「‥とはいえ、お前(コーラル)は女王騎士になった私(ミスティ)の前に現れ、わざわざ私に殺されに来たかのようにソレ(火縄銃)を持って来るとはなぁ?」
騎士ミスティ「これは私にとって好都合とも言える何かの縁だ。お前の命など、この私の手で葬り去ってやろうぞ!」ガシッ!(ハルバードを構える)
コーラル「クゥゥゥ・・・」フニャフニャァァ〜〜‥(視線が朧げでよく見えない)
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