【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ  (632レス)
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576: [saga] 2023/06/16(金)23:11 ID:87xNpjHW0(3/3) AAS
少し前――ロンディニウム:大広間にて・・・(イズによる情報供給の最中)

ガチャガチャガチャガチャッ、ガチャンッ!(ゼロツードライバーを強引に取り外すガイル)

ガイル「うわぁぁぁぁ〜〜〜!!あのヤロォォォォ〜〜〜〜!!」ガシンッ、ズドドドォォーーー!!(そのまま外へ向かう)

イズ「――!?。お待ちください!?ガイル様、今は冷静に――――」

立花響「げふっ、がはっ・・・・・!あ、ああ、あああ・・・・・・!」ゲホゲホ!(咳き込んでいる)

オベロン、月読調、アドニス「――――!?」今の状況に驚愕する

ユーミル「おいガイル!」

ズドドドドォォォーーーー!!(アルトたちの救援に向かうように走り去っていくガイル)
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あの時、イズが早急に見せたVR映像のような生々しいシュミレーション映像。ヒューマギアであるイズがAIで分析し、おそらくあり得るかもしれないと思われる未来の映像。

その映像で俺と立花響は、あの映像の中で父さんたちがウッドワスに殺されるところを見た。VRとはいえ、目の前で俺の大事な家族がウッドワスに引き裂かれて死んだ。

信じられなかった。俺の愛する家族が・・・ウッドワスとか言う狼のようなヤツに殺されるなんて、父さんと母さんはあんなヤツに負ける筈がない・・・あんなヤツなんかに殺されるはずがないんだ!

そんな事の事実を知り、それによって俺の中で我慢して溜まっていた感情が、同じく溜まっていた不快感と共に爆発した。この爆発した気持ちはもう俺にも止める事が出来なかった。

俺の家族と仲間を守らなければ・・・この“正義のサイ”である俺が皆を守らなければ、ウッドワスにみんな殺されてしまう!

俺の頭の中はその爆発した感情と不快感、そして仲間や家族をウッドワスから守る事でいっぱいとなり・・・俺は俺の持てる全ての力を発揮し、ウッドワスの奴に挑んだのだが・・・

その結果・・・俺はウッドワスの持つ亜鈴の力を見くびり、ウッドワスの力と俺を倒すかのような戦法によって返り討ちにされた・・・

身体の感覚が無い・・・中身はおそらくさっきの感電と銃弾によってズタボロになっているだろう・・・・。俺が自称した“正義のサイ”が聞いて呆れる・・・

許してくれ母さん・・・父さん・・・セツノ・・・みんな・・・・・・こんな・・・愚かしく負け、ずさんな姿で死ぬ俺を許してくれ――――
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ギュゥゥゥ〜ン!パチィィ〜・・・(視線がおぼろげに見えている(ガイルの目線))

おぼろげのアルト「起きてくれガイル!俺の息子であるアンタがこんな所で死ぬような男じゃないだろ!」慟哭を言う

おぼろげのセフィー「起きるんだガイル!ガイルがいなきゃ、いったい誰が我ら家族の力持ちを務めるというのだ!?」慟哭を言う

おぼろげのルージュ「ガイル兄ちゃあぁぁぁ〜〜ん!!いやぁぁぁぁ〜〜・・・」泣きじゃくっている

ガイル「・・・・・・・・・」虚ろに見えている

ギュォォォーーン!ジャキジャキジャキッ!ジュボォォーー!バリバリィィーー!(ウッドワスへの攻撃を止めようとしないバーゲスト、セツノ、メリュジーヌ)
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・・・・あの大広間の時のようなおぼろげな景色が見える・・・。そして聞こえてくるのは父さんやルージュたちが俺を呼んでいるかのように嘆いている・・

俺は生きているのか・・・?俺の身体が、スズカの『ヒーリング』と父さんの『ヒール』の力を受けている感覚がわかる・・・・

そして目の前には母さんとメリュジーヌ母さんとセツノが必死にウッドワスと戦っている姿が見える・・・・・・。まさか・・ウッドワスに返り討ちにされた俺のために・・・

あのまま戦っても母さんたちはウッドワスに勝てない・・・俺が見たVRの映像と同じ光景となってしまう・・・頼む・・・もう戦わないでくれ・・・

俺でも勝てないあんな妖精に勝てるわけがない・・・そう俺は確信を持っていたのだが・・・・・・
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ビュゥゥー――ン!(何者かがウッドワスにめがけて殴ろうとしている)

ガイル「・・・・・!?」その何者の姿を見て・・・

アルトたち「・・・・!?」その何者の姿を見て・・・
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