【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (632レス)
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588: [saga] 2023/06/25(日)23:13 ID:PVrqpSuH0(1) AAS
ロンディニウム:作戦室では・・・・
オベロン「・・・・ウッドワスはガイルとの戦いで大火傷を負い、昏睡状態に陥った故に少々手当てを施しつつ、現状のところ、ウッドワスの身体を冷凍保管して捕縛したと・・」
オベロン「戦場にいた『牙の氏族』の2割は投降し、円卓軍の捕虜に。残りはオックスフォードに潰走していった。」
オベロン「本来、『牙の氏族』の氏族長補佐でもあるレオンゴンが戦場には不在、ウッドワスの身柄もこちらにある今、彼らに軍隊として機能しないだろう。」
オベロン「・・・・はぁ。まさかウッドワス軍にあんな変わりダネの戦力があるとは、ボクらも想定外の事態だったと言ってもいいよね?妖精兵器っと言ってたかな?」
オベロン「あの兵器の攻撃により、ランドン部隊はほとんど壊滅。他のロンディニウムに在留してた兵の数も減ってしまった…」
オベロン「・・・・だがそれでも今回の戦いに意味はあった。想定以上の犠牲は払ったけど、2つ目の大波は超えたかな。予定外のウッドワスの捕縛も付けてね?」
オベロン「これで南部における障害はほぼ取り除けた。君たちはどう思う、伯爵?パーシヴァル?」
パーシヴァル「え、えぇ・・・・確かにそうですね・・・。」頷きながら・・
ぺぺロン伯爵「そうね。キャメロットに向けて進軍する足場はできたんじゃない?アルトリアちゃんは鐘を二つ鳴らして、仲間たちと一緒にイレギュラーズを3人も撃破した。」
ぺぺロン伯爵「加えてガイルくんが『覚醒』し、ウッドワスを生け捕りにしちゃったからね?そしてなにより『牙の氏族』をあまり追い詰めていない。」
ぺぺロン伯爵「潰走する彼らを追撃せず、投降した者は捕虜として丁重に扱っている。これもパーちゃんが掲げているという円卓軍のスローガン・・・」
ぺぺロン伯爵「『目指しているのは妖精と人間の共存。糾すべきは女王の体制である』。それをここまで徹底しているんですもの。」
ぺぺロン伯爵「それに予定に無かった『牙の氏族』の長“だった”ウッドワスの捕縛、そしてボガードにも施したであろうアルトくんの『ヒール』の力によるウッドワスの改心・・」
ぺぺロン伯爵「これらもあって、『予言の子』と『境界なき勇士団』、『円卓軍』、『異界の戦士(ヒーロー)たち』の連合は女王と対等の正義となった。」
オベロン「うん。僕たちは妖精を滅ぼしたい訳じゃない。女王派だったウッドワスとは戦わざるを得なかったけど、『牙の氏族』はブリテンを護る為に必要だ。」
オベロン「『大厄災』がノリッジで終わりとは思えないしね。強力だといっても、しょせん先代も含めて妖精騎士は単騎。イレギュラーズもまた、強力なのだが数が少ない・・」
オベロン「大量に発生するかもしれないモースと戦うには、『牙の氏族』という戦士職は必要なんだ。それについてはパーシヴァルも知っているよね?」
オベロン「円卓軍にはランドンを中心に部隊を立て直し次第、オックスフォードを占領してもらおうとして・・・他に問題があるとすれば・・・」
ぺぺロン伯爵「その『牙の氏族』を誰がまとめるかよね?アルトの手で改心させたウッドワスか、ボガード、パーシヴァルとかアルトらが適任なのだけど・・・」
ぺぺロン伯爵「ウッドワスに至っては3日前に交わされ、ウッドワスが負けたことで契約が成立された妖精國版の『自己強制証明』(セルフギアス・スクロール)・・」
ぺぺロン伯爵「正式名:妖精賭博証明(フェリアル・スクロール)の呪術によって、氏族の長としての権限を全てイレギュラーズのメンバー・レオンゴンに取られてしまい、」
ぺぺロン伯爵「加えてウッドワス軍の『牙の氏族』の兵士たち全員がその契約の生き証人であるからに、今のところ、『牙の氏族』達は氏族の長となったレオンゴンに従う他はない・・」
ぺぺロン伯爵「おそらくレオンゴンが『牙の氏族』の氏族長である限り、女王派の『牙の氏族』は彼以外に従うことはないと思うわ。」
ぺぺロン伯爵「ハァ・・・まさか妖精國にもセルフギアス・スクロールがあったなんて聞いてなかったし、アレの呪術解除は私でも無理そうだからねぇ・・・・」困り顔
オベロン「そこは僕の方で何とかしてみるよ。いずれにしてもイレギュラーズのメンバーであるレオンゴンとは戦わないといけない理由がアルトたちやボクらにもあるからね?」
オベロン「それにアルトリアは名実ともに女王を倒す『予言の子』になった。ノリッジ、ソールズベリーからだけじゃなく、協力者は更に増えてくる」
オベロン「レオンゴンが倒されるか・・どっかで失脚した後で、『牙の氏族』の文化、習性に理解があって、指揮の才能もある逸材を見つけて、その者を候補として見繕おっておくよ。」
オベロン「それより、問題はこの後だ。後ろから刺される心配はなくなったけど・・・。これからの予定としては・・・・」
ぺぺロン伯爵「キャメロットに進軍するか、残りのイレギュラーズを倒しに行くか、残りの鐘を鳴らしに向かうかって事だよね?」
ぺぺロン伯爵「なまじ軍隊をもっちゃうと、気軽には動けなくなるのよねぇ〜・・。パーシヴァル、これらの件について、円卓軍の団長である貴方はどう考えるのかしら?」
パーシヴァル「・・・・・・・・・・」浮かない顔をしている
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