【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ  (632レス)
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623: [saga] 2023/08/06(日)22:25 ID:LGEyh/lX0(2/2) AAS
その後、妖精曲芸会(フェアリジック)舞台裏:ステージ近くにて・・

ゾックスたち、ハルキ、飛電或人「・・・・・・・・・・」ズ〜ン・・・・・(落胆している)

立花響、月読調「・・・・・・・」落胆しているみんなを見てて・・・

千子村正「ったく、元気出せよ。たかが曲芸会の審査が通らなかったぐらいでそう暗く落ち込むなって。お前たちらしくもないぞ?」慰めている

ハルキ「お、押忍ッ・・。俺、得意の空手によるパフォーマンスを披露したのですが・・・どうも妖精たちには受けておらず、「そんなの自分でも出来るぞ!」って言われてしまいました・・・」

千子村正「まあそれな。妖精國の妖精は人間たちの模倣をしてここまで発展してきてるからな。動きさえ見てれば、妖精によってはすぐに真似できてしまうというからな・・」

飛電或人「はぁ〜・・・やっぱりあのニセモノの予言の通り、妖精國の妖精にとって俺の爆笑ギャグはただのつまらないギャグだって言いたいのかなぁ〜・・?」

立花響「そんなわけありませんよ!飛電さんのギャグはその・・・・なんというか・・・ウケがなんかズレていると言うか・・そのぉぉ〜・・・」

飛電或人「ハハハッ・・・無理に弁解しなくてもいいよ響ちゃん。ただ俺のギャグがグロスターにいる妖精には全然ウケなかったって事だとハッキリわかったからね・・・」

ゾックス「ツゥゥ〜・・・俺たちなんか渾身のダンスをつまらないとかでバカにしやがって・・・グロスターじゃなかったら、この俺が痛快にボコってやったというのに・・・」ムカムカ!

フリント「そうよ!こっちは一生懸命にパフォーマンスしたというのに、お兄ちゃんと私たちの魅力が全然わからないって事じゃないのかな〜!」ムカムカ!

カッタナー、リッキー「そーだそーだ!」ムカムカ!

千子村正「おいおい、それは普通にダメな奴だろ・・。まったく、たかが隠し芸大会の結果が不服だとはいえ、そこまで怒る必要があるわけ・・・」

タッタッタッタッタッ・・・・(村正たちの前に1人の妖精が現れる)

曲芸師の妖精「いやそうでもないと言えるよ、そこの人間のお方。お前さんら、妖精曲芸会(フェアリジック)に出るのは初めてだったかな?」

曲芸師の妖精「だったら普通に失格になるのは当たり前だよなぁ・・曲芸会の審査など、氏族長様の予定調和だというのに・・・」冷めた表情

月読調「!。予定調和って・・・あなたはこの曲芸会の事で何か知っているの?」

曲芸師の妖精「ああ知ってるとも。ワシなんか、この曲芸会に何度も参加してて、一度もあの翅の氏族長様から合格点を貰っていないのだからねぇ〜・・」

曲芸師の妖精「そもそも曲芸会で優勝する者はいつも、その年で氏族長様が選んだ“シード選手”が優勝しててね。それはもう他の芸をする妖精とは比べものにもならないほど凄くてな・・」

曲芸師の妖精「しかもシード選手が優勝すれば、『願いを叶える』という景品もなかった事にされてね。言ってみれば、シード選手は翅の氏族長様の奴隷でしかない。」

曲芸師の妖精「妖精曲芸会(フェアリジック)の主催者である翅の氏族長・・・今は二代目妖精騎士トリスタン様は、先代氏族長であったムリアン様と同じく、ワシら妖精にこうも簡単に願いを叶えるつもりなんかなくてのぉ。」

曲芸師の妖精「自身の都合の良く・とても芸の出来る奴隷であるシード選手の妖精を使って、恰も主催者である自分自身が曲芸会に優勝しちゃっている感じになってるんだよ。」

村正たち、ゾックスたち「―――!?」驚愕している

千子村正「マジかよ。いくら自分の領地で主催する隠し芸大会だからって、あまりにも八百長が過ぎるぜ!アイツ、そうまでして妖精たちに景品を渡す気がないというのかよ、あの野郎。」

曲芸師の妖精「全くだ・・・奴隷となっているシード選手も気の毒なものだ。自分の願いも叶えられず、ただ氏族長様の都合の良いようにその力、その養成領域を利用されているんだからのぉ。」

曲芸師の妖精「こうなると妖精曲芸会(フェアリジック)は氏族長様の奴隷のパフォーマンスショーであって、他の選手はそこにいる観客らの悪口の的に過ぎぬ。そうなるとお前さんらなんて・・・」

ガチャンッ、プツンッ!(ステージが急に暗転する)

曲芸師の妖精「!。そろそろお見えになる頃じゃな?今年2回目の氏族長様の奴隷・・・妖精曲芸会(フェアリジック)のシード選手がな。」

村正たち「!」ジロッ!(ステージの方に注目する)
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