【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (632レス)
【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/
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264: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/10/16(日) 21:24:37.02 ID:XWtsxpPB0 ・・・・・雨の音が嫌と言うほど聞こえてくる。 ・・・2011年。ソールズベリー大聖堂、養育院。前の仕事が雇用満了で終了した日。次の仕事を無理矢理任された日。 養育院で育ったパーシヴァルに『選定の槍』が与えられた記念すべき祝祭の日であり、私にとっては屈辱を与えられた忌まわしき思い出である。 その同じ日に『予言の子』の予言を残した『鏡の氏族』がブリテンから全て消え去ったとあとから聞いているが、今の私にとってはどうでもいい話。 大聖堂から離れるとき、何かに急いでいたパーシヴァルの奴と、雨に濡れている妖精騎士ランスロットを見かけたのだが、それも私にとってはどうでもいい話だ。 ・・・オーロラに10年の間に費やしてきた努力を無駄にされ、私が積み上げた功績と結果をオーロラの奴らに奪われた、おしまいの日。 ・・・そして私がオーロラに深い憎悪を持ち、どんな手を使ってでも私の『目的』を果たし、妖精たちを見下させてやると誓った、始まりの日。 私はあの異常なまでの自己愛を持つオーロラを絶対に許さない。私は私の『目的』を果たし、オーロラを氏族長から引きずり出すのであれば、私は手段を選ばないと誓った。 私はあの降りしきる雨の中、オーロラへの深い憎悪を募らせながら、私は大聖堂を後にしたのであった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 女王暦2013年・・・4年前のソールズベリー:養育院 バサッ、ヒラァァ〜〜・・(不正の人間出荷の証拠を出すコーラル) ブルーナ「・・・・・・・・・」気まずい感じになっている コーラル「ブルーナさん。これ以上・・・オックスフォードへの不正な人間の『出荷』をしていくのは止めていただけないでしょうか?」 コーラル「確かに最近は、オックスフォードでは下等生物である『人間』の受給をウッドワス様が要求しているとオーロラ様から聞いてます。」 コーラル「『牙の氏族』は長くブリテンを守ってきた栄誉ある氏族であり、オックスフォードはその栄誉ある氏族たちが住むに値する町でもあります。」 コーラル「ウッドワス殿やオックスフォードの『牙の氏族』たちに気に入られ、オックスフォードでの上級妖精の役職に就きたい気持ちは私もわからなくはないのですが・・」 コーラル「だからって・・このソールズベリーで、あの『下等生物』である人間を不正に生産し、それらをオックスフォードに『出荷』するなど、これは妖精國の法律に違反しています!」 コーラル「あなたはあなたの身勝手な行いで、あなただけでなく、このソールズベリー全体を危険にさらすことを分かった上でやっていたのですか!?」ドンッ!(机を叩く) ブルーナ「〜〜〜〜〜〜・・・・」言葉に出せない コーラル「・・本来ならば、貴方のような罪人はすぐにでも女王軍に引き渡すつもりなのですが・・・。貴方のことについて・・オーロラ様がこう仰ってました・・。」 コーラル「『これ以上の罪を重ねて、あなたの綺麗で青い翅に泥を塗るような事は見たくない。今なら私が許してあげるから、もうあなたの汚職行為をやめてください。』」 コーラル「っと。これ以上の人間の不正出荷による汚職行為を即刻停止をして頂ければ、この件をもみ消してやるとオーロラ様は仰っています。いかがなモノで?」 ブルーナ「!?。グゥゥゥゥ・・・・・」コクッ・・(頷く) コーラル「・・わかりました。ブルーナさん、これに懲りたのであれば、オーロラ様のありがたいご慈悲に感謝し、もう二度とこのような事をしないように誓えますね?」 ブルーナ「・・・・・・・・・・・」コクッ・・・(頷く) コーラル「・・・・・・・・・」タッタッタッタッ・・(その場から立ち去る) ギュォォォーー!ズダダダダァァァーーー!!(養育院の倉庫の方で何かを破壊していく妖精騎士ランスロット) ブルーナ「・・・・・・!?」窓の外を見てて・・ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/264
265: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/10/16(日) 23:12:47.22 ID:XWtsxpPB0 窓の外の妖精騎士トリスタン「――wwwwwww!!」タタタタタタァァーーー・・・(笑いながら即座に立ち去る) ブルーナ「!!?。ふざけるなっ!!」ガタンッ、ガシンッ!(イスを床に叩き落とす) ――――――――――――――――――――――――――――――― 管理職の仕事を始めて1年過ぎた頃、私の元にモルガン陛下の娘である妖精騎士トリスタンが来て、私にある副業の話を進めてくれた。 『“すぐに出世したいなら、オックスフォードにいるウッドワス公が喜ぶ方法をやれば良い。私がそのやり方を教えてやるから?”』っと妖精騎士トリスタンはそういった。 管理職での安い給料に困っており、すぐにでも上級妖精の役職に入りたかった私は、妖精騎士トリスタンが進める副業の話に乗り、それを実行しようとしていた。 西の『人間牧場』でやっている人間の『生産』を私の手でやり、それらを人間牧場から『出荷』したと偽装し、オックスフォードの妖精に献上するという、とても簡単にやれる副業だったのだが・・ いざやろうとしている最中に、コーラルに私の副業が『汚職』であると告発され、副業の話を進めてくれた妖精騎士トリスタンにも裏切られた。 妖精騎士トリスタンにとって、副業の話など、彼女の遊び半分の冗談であって、私は出世できる事に気を取られ、妖精騎士トリスタンの嘘に騙されてしまったのだ。 しかもこの私がしでかした汚職を、よりにもあの憎たらしいオーロラにもみ消され、私に情けをかけるという・・あまりにも耐えがたい屈辱を受けることになってしまった。 不覚にもオーロラの気まぐれとも言う汚職のもみ消しで私は助かったのだが、これにより他の風の氏族の妖精からさらに冷たい目線を受けることになり、 私のソールズベリーでの立場は狭まり、偏見と肩身が狭い日々をただ過ごしていく毎日が続いていくかと思われていた・・。 ――――――――――――――――――――――――――――― 女王暦2014年・・・3年前のコーンウォール近くの境界線の急斜面にて・・ パタパタパタァァ〜〜・・・(コーンウォールの近くへ来るブルーナ) ブルーナ「ハァ・・・・管理職の仕事とはいえ、なんで私がこの忌々しい森へと戻ってこなきゃならないのかしら・・。」ブツブツブツ・・(不満そうにしている) ブルーナ「・・オーロラの奴め、なにが・・「あの森で何が牧場から逃げ出した人間がいそうな気がする・・。」なのかしら!アンタの考えなしのうわごとなんて聞きも・・・・」 ガサガサガサ・・・バサァァッ!(茂みから何かが出てくる) モース「グウォォォォ〜〜〜〜!!」ブルーナに近づいてくる ブルーナ「1?。ワァァァァァ〜〜〜!?」ガクガクガクッ〜!(モースの存在に怯える) ズズッ・・ガコンッ!グギッ!(急斜面の坂の足場が崩れ、ブルーナの足がひねる) ブルーナ「えちょっ・・・キャァァ!?」ズドドォォ〜〜・・(崖から落ちる) ドサッ、ゴロゴロォォ〜〜・・・ガサガサァァ〜〜!(坂の下に落ちるブルーナ) ――――――――――――――――――――――――――――― コーンウォール:坂の下、名なしの森ギリギリの手前 ゴロゴロォォ〜〜・・ドサッ!(転げ落ちるブルーナ) ブルーナ「イッ、タァァ〜〜・・・足をひねったわぁ・・。よりによって、こんな場所に転げ落ちて、足もひねってしまうなんて・・・」ひねった足を抑えている ガサガサガサァァァ〜〜・・・(森の奥から誰かが出てくる) ブルーナ「!?。だ、誰!?そこにいるのは誰なの!?」 ガサガサァァ〜・・、タッタッタッタッタッ・・・(その誰かが姿を現す) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/265
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